【MMNインタビュー】RAM RIDER @ MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO

29.December.2015 | FEATURES / MUSIC

90年代中頃よりDJ、リミキサー、アレンジャーとして活躍し、現在は自身の活動と並行し数多くのアーティストのプロデュースや、TV、映画への楽曲提供など幅を広げているRAM RIDER。今回の「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO」(以下「もしフェス」)では最終日3日目のメインステージに登場し、会場を興奮の坩堝に巻き込みました。

当日、会場で行われたスペシャルインタビューをお届けします。

 

 

――RAM RIDERさんは、これまでにも「もしフェス」に出演されたことがあるんですか?

 

RAM RIDER:いえ、今回が初めてなんです。

 

 

――初出演にあたり、「もしフェス in Tokyo」の独自のよさ、他のフェスとの違いはどのようなところだと感じましたか?

 

RAM RIDER:普段は海外の方に直接見ていただける機会は国内ではほとんどありませんけど、今回の「もしフェス」では海外の方々の優先エリアがあったりして、すぐ近くで見ていただけるからいいですよね。それぞれの国に持ち帰っていただいて、話題にしていただければいいなという期待があります。

 

 

――海外の方と一緒にお仕事をされることもあると思うのですが、日本のアーティストと仕事をするときとは何か違いがありますか?

 

RAM RIDER:それほど違うことをやっているという感覚はないんですね。でも国内のアーティストとのやり取りは、意外と実際には会わずに終わっちゃうことがあるんです。海外のアーティストだと来日のタイミングに合わせて、直接お会いしてお話することが多いですね。そのときにご本人からダイレクトに感想をいただくんですけど、ストレートにエモーショナルな喜びを伝えていただけることが多いので、すごく嬉しいです。

 

 

――やっと会えたね!みたいな感じなんですね。

 

RAM RIDER:ええ。さらに嬉しいのは、僕のリミックスバージョンを、実際にライブでも使ってくれてるんですよ。

 

 

――先ほど、相手が国内のアーティストと海外のアーティストかで、それほど違うことはやっていないというお話でしたが。

 

RAM RIDER:どちらの場合であっても、基本的には「原曲からの距離」で考えるんです。原曲はこういう考え方だけど、僕はそれとは違う考え方でやってみようと。そういう部分は全く変わらないですね。

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――日本のDJは、一部では早い時期から評価されてきましたが、2000年代以降、それが一般に浸透してきていますよね。その過程で、意識の変化みたいなものはあったのでしょうか?

 

RAM RIDER:そうですね、DMCの歴史を見ても、日本や韓国など、アジアのDJたちが早くから結果を残しています。僕自身はそれほどトリッキーなプレイをする方ではないので、自分の楽曲自体がより強い力を持つように、普段の制作から心がけています。それはセールスや露出に関しても同じで、おなじみのあの曲、みたいなものを増やしていきたいですね。

 

 

――DJのみなさんたちは、他のジャンルのアーティストと比べてもいち早く国境を越えるような活動をされてきたと思うんですけど、その中で「日本らしさ」のようなものを意識することってありましたか?

 

RAM RIDER:日本らしさって、まず基本は日本語だってことだと思うんですよ。2000年代以降に、曲のタイトルもバンド名もアーティスト名も、全部日本語っていう人たちが一挙に増えたじゃないですか。日本語を使って、それがその日本語のまま海外へ広まっていくようになったのは、とてもいいことだと思うんですよね。

今は世界中、使ってる機材も楽器も同じものだし、情報が伝わる速さだって一緒です。では結局どこに違いが出るのかっていったら、それは日本の風景を切り取ることであったり、あとはやはり日本語っていうことになりますよね。

僕もTEMPURA KIDZとか、「和」っぽいアレンジはいっぱいやってきましたけど、例えば三味線を使うとか、そういうアイコン的なことをしなくたって、日本らしさは十分表現できると最近わかってきました。

 

 

――アイコン的でない日本らしさとは、例えばどういうことですか?

 

RAM RIDER:それこそ「カワイイ」という言葉の持つ意味の多様性や、ファッションとかでもそうですけど、海外のものを取り入れたとき、それをそのままっていうのではなく、ちょっとアレンジを加えたりするところが日本的なところなのかなって、最近は思っています。

 

 

――RAM RIDERさんにとって、J‐POP CULTUREってどんなものなんでしょう?

 

RAM RIDER:一言では難しいですけど、ある種の軽さとか、なんでも取り込んでいこうという貪欲さが魅力と言えるのではないでしょうか。アイドル文化はそれともまた違って、歌が上手いとか踊りが上手いとかっていう座標とは違うものをそれぞれのグループが持っていて、そこに人々の注目が集まっているというところが面白いです。

 

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ーー海外の活動で、何か印象に残っていることはありますか?

 

RAM RIDER:ロサンゼルスのアニメ・エキスポには、自分の名前がどこまで浸透しているのかわからない状態で行ったんですけど、そこでは僕の過去のキャリアである、J-POPとか「エウレカセブン」などのアニメの音楽をかけたときの反応が信じられないほどすごかったんです。もちろん浮かれないで冷静に見なきゃいけない部分もありますけど、日本のアニメやJ‐POP CULTUREを好きな人って一定数はいるんだなと実感しました。

 

 

――海外の方々が、J-POPやアニメを入り口としてRAM RIDERさんの音楽に入ってくることもありますよね。そういうことについてはどうですか?

 

RAM RIDER:海外を席巻していると浮かれるのではなく、一定数のファンは確かにいるので、その人たちをずっと楽しませ続けたり、そういう人を一人ずつ増やしていく努力をしないといけないですよね。

日本にいて、日本の文化がこんなに海外で盛り上がっているというニュースを鵜呑みにするんじゃなくて、海外に実際に行ってみて、その反応に触れることが大事だと思うんです。

 

 

――今後行ってみたい国や街はありますか?

 

RAM RIDER:アジアだとタイやベトナム、シンガポールなどには特に行きたいですが、行きたくない国を挙げるほうが難しいですね。フランスも行ったことがないので、ぜひ行ってみたいです。

 

 

――ご活躍を楽しみにしています。

 

RAM RIDER:ありがとうございます。

 

 

インタビュー:山田敦士

写真:向山裕太、文:タナカトシノリ(SHUTTER)

TALENT PROFILE

RAM RIDER

「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

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    1stアルバム「超」のテーマは「多様性」

     

    「多様性には「お互いの要素を認め合おう」という意味がありますが、今回は特に(今までのルールや約束に縛られずに)「こういうことしてもいいよね」という意味合いも込めてテーマづけしました」

     

    「メジャー初アルバムということで、やっぱりある程度の「約束事」ってあると思うんです。でも今回は、いったんそういうものを無視して作ってみました。聞いていただけると、すごくカラフルな楽曲たちだなと思ってもらえるんじゃないかな。作詞作曲にも幅広い方々に参加してもらいました。例えば、インゲルという曲ではバーグハンバーグバーグの品田遊さんに作詞していただいたり、ボカロPのすりぃさんや、ピノキオピーさんとのコラボ曲も収録しています。携わっていただいた方の「多様性」にもぜひ注目して欲しいです」

     

    「インゲル」Music Video

     

    初ワンマン「入学説明会」に向けて

     

    −ライブタイトルとしては独特なネーミングですが、どのような思いが?

     

    「メジャーとしてもワンマンとしても初めてのライブになるので、ある意味“自己紹介”というような意味を込めて『入学説明会』というタイトルを付けました。ライブとしてはなかなか珍しいタイトルですよね(笑)。「超学生」とはこういうものです、というのを感じていただけるライブにできたらと思います。でも、詳しい中身はまだ秘密です!」

     

    ファンのコメントから生まれたボーカルスタイル

     

    −超学生さんといえば、特徴的な“ガナリヴォイス”が人気です。そのボーカルスタイルが生まれたきっかけは?

     

    「ファンの人からもらったコメントを反映していったら今のスタイルにたどり着きました。ダーリンという曲あたりから、より積極的にYouTubeを投稿するようになったのですが、コメントでファンの方が感想をくれるんです。例えば何分何秒のここの歌い方が好き!というように。そうか、ここの歌い方が好きな人が多いのか、と感想やリクエストを反映させていった結果、今のスタイルにたどり着きました。ある意味、ファンの方が作ってくれたボーカルスタイルでもありますね」

     

    −海外ファンからのコメントも多いですが、人気の秘訣はどこにあると思いますか?

     

    「それは僕も知りたいです!(笑)ぜひ教えて欲しい!自分で感じるのは、僕のちょっとざらっとした低い声の男性っぽい歌い方なのかなと思ってます。あとは、僕が楽曲によって衣装やメイクを考えるのが好きなので、そういった世界観が好きと言ってくれるコメントも多いですね。

     

    「世界のいろいろなスタイルに挑戦してみたい」

    今後は世界のいろいろなスタイルにも挑戦してみたいです。チャイニーズスタイルやアラビックなテイストとか。色々な国や文化の世界観にも挑戦したい!コメントをくれる海外の皆さんのアイデアも取り入れていけたらなと思ってます。なので、逆にぜひ本場を教えて欲しいです!何語でもいいので、遠慮なくコメントでリクエストを送ってくれると嬉しいです」

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    そんな、ASA Wuの待望の新曲「Uncolor」が2022年4月8日(金)にリリースされ、オリジナルアニメーションを軸に ファッション・アート・ミュージックの各分野で才能を発揮するアーティストが集結するクリエイティブプロジェクト『Artiswitch(アーティスウィッチ)』の 一環として制作されるミュージックビデオシリーズにも採用され話題を呼んでいる。

     

    今回は、未だベールに包まれたASA Wuの魅力を紐解くべくMOSHI MOSHI NIPPONがインタビューを行い、彼女の素顔に迫る。

     

    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」

     

    ―ASA WU

     

     

    ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。

     

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」

     

    ―ASA WU

     

     

    彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。

     

    「Uncolor」MV

     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。

     

    ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。

     

    ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。

     

    彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?

     

     

     

    TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)

     

     

     

    ASA Wu

    Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/

    YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw

  • RAM RIDER、「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」DJプレイのアーカイブを公開

    30.September.2020 | MUSIC

    世界中が注目するコンピューターエンターテインメントの総合展示会である“東京ゲームショウ”。2019年は幕張メッセで開催し延べ26万人以上の来場者が訪れ、様々なニュースが発信されてきたが、2020年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴いオンラインでの開催となった。

    オンライン開催になったことにより、今年は世界中のゲームファンの参加が実現。オンラインならではのコンテンツも豊富に用意された。

    RAM RIDERは、ファイナルファンタジーシリーズやドラゴンクエストシリーズなど、世界的な大ヒットタイトルを制作しているスクウェア・エニックスの公式プログラム「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」にGUEST DJ出演。これまで世界中で開催されたゲーム・アニメ・コスプレ・ジャパンカルチャーフェスに参加し、各地で賞賛を得てきたが、今回は自身初となるオンラインでのDJ出演となった。

    スクウェア・エニックスの公式プログラムと言うことで、スクウェア・エニックスのゲームに関する音源を用いた、“スクエニ縛り”のDJパフォーマンスを披露。世界中のファンがリアルタイムで同時に視聴し、SNS上で大いに盛り上がった。
    DJプレイの様子がアーカイブで公開されているので、リアルタイムで視聴できなかった人はぜひ動画をチェックしてみてほしい。

     

    SQUARE ENIX MUSIC DJ MIX SHOW Feat. RAM RIDER

     

    RAM RIDERコメント

    今回は初のTGS参加となり、ゲームと共に育った自分としても大変貴重な経験となりました。今年はコロナの影響もあり、なかなかDJとしての姿をお見せする機会も限られていましたので、これを機にまた世界中のいろいろな都市でパフォーマンスが出来るよう腕を磨き続けたいと思います。

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • RAM RIDER、東京ゲームショウ 公式プログラム「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」に出演決定

    24.September.2020 | ANIME&GAME / MUSIC

    国内外で活躍するアーティスト/DJ/プロデューサーのRAM RIDERが、「東京ゲームショウ2020 オンライン」内のスクウェア・エニックス公式放送プログラム「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」に出演、DJパフォーマンスを行う。

     

    今年の「東京ゲームショウ」はオンラインで開催しており、スクウェア・エニックスでは、2020年9月24日から27日の4日間、スクウェア・エニックスの最新情報を放送するプログラム「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」を配信中。

     

    『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ)』『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』などの期待の新作、東京ゲームショウ恒例となる『ドラゴンクエストX オンライン』『ファイナルファンタジーXIV』などがラインアップされているほか、音楽にスポットを当てた4つの特別番組を配信する。音楽番組はいずれも「TGS 2020 ONLINE」のための特別編として個性豊かな内容となっており、YouTube・Twitch・ニコニコ動画の3つのチャンネルにて無料で視聴可能だ。

     

    RAM RIDERが出演するプログラム「SQUARE ENIX MUSIC DJ MIX SHOW Feat. RAM RIDER」は9月27日19:30~配信予定。スクウェア・エニックスのゲーム音楽を中心にDJパフォーマンスを届ける。

     

    ゲーム音楽によるクラブさながらの圧巻のDJパフォーマンスをお見逃し無く。

    TALENT PROFILE

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    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』主題歌 「マイルーム マイライフ (feat. RAM RIDER)」のMV公開

    24.August.2020 | MUSIC

    正体不明の謎多きシンガー「U Yuma」が2020年7月16日にリリースしたシングル、「マイルーム マイライフ (feat. RAM RIDER)」のMVが公開された。
    「マイルーム マイライフ (feat. RAM RIDER)」は、現在放送中のテレビ東京連続ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』の主題歌。ドラマは、人気Web漫画『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』(著:かっぴー)の実写化作品。「おしゃれな家に住む男性としか付き合えない」という“おしゃ家ソムリエ”おしゃ子が男性の家を訪問し、その物件と生活ぶりに強烈なツッコミを入れながら理想の男性を探し求めるラブコメディ。
    8月24日に公開されたMVにはドラマの主演を務める矢作穂香が出演。アソビシステムのクリエイティブスタジオ「yenter」と、アニメーションやキャラクターデザインなど幅広く活動する「ODDJOB」による強力タッグのもと、ドラマのストーリーと同様“マイルーム”をテーマに、主人公のおしゃ子が初めて一人暮らしを始めたときの気持ちをイメージした、心弾むポップな仕上がりとなっている。また、手の振りが特徴的な振り付けは、TEMPURA KIDZのKARINが担当。時計ポーズ、引き出しを開けるポーズなど、思わず家具も踊ってしまう“家具ダンス”は、コミカルで覚えやすい振り付けとなっている。

     

    そして今回、正体不明の謎多きシンガー「U Yuma」の正体がようやく明らかになった。
    この声の主は誰なのか。とリリース当時から話題となっており、この度、女優で歌手の上地由真ということが発覚。その歌声に再び注目が集まりそうだ。
    ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』も最終話まで残りわずか。日本で最も旬なダンス「#家具ダンス」を一緒に踊って楽しもう。

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    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • RAM RIDER、“ラジオ愛”をテーマにした人気曲「RADIO BOY」を配信リリース

    27.March.2020 | MUSIC

    国内外で活躍するアーティスト/DJ/プロデューサーのRAM RIDERが、自由に作品やアイデアを発表する場として2019年末にスタートさせたレーベル“401(よんまるいち)”より、「東京論」「おやすみ。」「SET ME FREE」に続く自身の最新曲「RADIO BOY」が2020年3月27日(金)に配信リリースされた。
    本作は2013年リリースの作品「ラジオボーイ」を大胆に1から再構築した“新録版”。リミックス等とは異なり、演奏やアレンジはもちろん、ボーカルもあらためてレコーディングされ、新曲として生まれ変わった。こうした取り組みは「サブスクリプションの時代に合わせ、過去の作品にもあらためてスポットを当てたい」という本人の希望によるもの。
    オリジナルバージョンは、RAM RIDERの深夜ラジオへの深い愛情と思春期特有の複雑な感情をテーマに2013年にiTunes Store限定でリリースされ、ダンスチャートで1位を獲得したファンにも人気の高い楽曲。制作のきっかけとなったラジオ番組でのオンエアや、放送局のキャンペーンソングに起用されるなど話題となった。「RADIO BOY」と「ラジオボーイ」の2曲は歌詞こそ全く同じだが、聴き比べることでみえてくる世界観の違いを是非楽しんでいただきたい。
    また、ミュージックビデオも制作が進行中。RAM RIDERの前々作「おやすみ。」のミュージックビデオを手がけた韓国出身・アメリカ在住で日本の音楽カルチャーにも精通する22歳の若きアーティストYUNI(ユニ)が担当。完成次第、RAM RIDERのofficial YouTubeチャンネルにて公開予定。前作「SET ME FREE」のミュージックビデオもまもなく完成、公開予定だ。

    RAM RIDER コメント

    ラジオボーイは非常に思い入れも強く大切な曲です。歌詞やメロディはかわりませんが新しい解釈とサウンドでまったく別の曲に生まれ変わりました。これを期に「RAIDO BOY」「ラジオボーイ」が沢山のラジオリスナーの方に届き、共に愛していただけると嬉しいです。

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • RAM RIDERが自主レーベル第3弾となる アッパーチューン「SET ME FREE」をリリース

    28.February.2020 | MUSIC

    国内外で活躍するアーティスト・DJ・プロデューサーRAM RIDERが、自由な作品やプロダクトアイデアそのものを発表する場として2019年末にスタートさせた新レーベル『401(よんまるいち)』より、「東京論」・「おやすみ。」に続く第3弾楽曲「SET ME FREE」の配信をスタート。
    「SET ME FREE」はRAM RIDERが自身のDJでヘビープレイしているオリジナル曲で、今回の音源化にあたり大幅なアレンジが施された。「東京論」「おやすみ。」とミドルテンポのポップな楽曲が続いた401だが、本作はオールドスクールなヒップホップを思わせるホーンセクションに始まり、トラップやジューク、高速ハードコアテクノなどの様々な要素が詰め込まれたレーベル初のアッパーチューン。本人のボイスサンプリングによるラップパートもありRAM RIDERの新しい一面が伺える1曲となっている。
    また、今回発表されたドット絵によるジャケットを含め、キービジュアルはGIFアニメ作家として数多くの受賞歴を誇るピクセルアーティスト・服部グラフィクスが担当。現在「世界最低解像度」を目指してMVを製作しており、こちらも完成次第RAM RIDERのofficial YouTubeチャンネルにて公開予定だ。

    RAM RIDER コメント

    かねてより服部グラフィクスさんのGIFアニメには世界に通用する強い魅力を感じており、今回ご一緒できることを大変うれしく思います。401では初となる同世代の方とのコラボレーションなので、非常に楽しみです。

    服部グラフィクス コメント

    僕はふだん音のない短尺動画を作っている者なのですが、RAMさんから運命的なお申し出を受け今回MVを担当させて頂くことになりました。
    この曲を初めて聞かせて頂いた瞬間僕の普段の作品が次々と脳内でオーバーラップする感覚に襲われて、以来「これはなんとしても僕の手でMVにしなければ仏罰が下るのではないか」という使命感のようなものを強く感じております。
    MVとしてはかなり珍しい作風の仕上がりになると思いますが、広く皆様に楽しんで頂き「こういうの、あるんだ!」などと新鮮に思って頂けるようなものにするべく鋭意制作を進めております。

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • RAM RIDER、新曲「おやすみ。」デジタルリリース!イメージイラストは人気漫画家・ふせでぃが担当

    31.January.2020 | MUSIC

    国内外で活躍するアーティスト/DJ/プロデューサーRAM RIDER(ラムライダー)が、自由な作品やプロダクト・アイデアそのものを発表する場として2019年末にスタートさせた新レーベル“401(よんまるいち)”より、「東京論」に続く第2弾リリースとなる楽曲「おやすみ。」の配信がスタート。

    イメージイラスト及びミュージックビデオも公開された。

    楽曲はInstagramで発表した作品をきっかけに人気漫画家となったふせでぃのイラストをモチーフに、男女の恋愛模様が描かれた、少し悲しげな「入眠」ソング。バイノーラル録音による生々しい雨音を散りばめた幻想的なトラックに、限りなく生声に近いRAM RIDERのボーカルがミックスされている。

     

    RAM RIDER – おやすみ。(Oyasumi.) Official Music Video

    楽曲と同時に公開されたミュージックビデオでは、RAM RIDERとふせでぃの共同作業により紡ぎ出された、恋愛の「はじまり」から「おわりかけ」までのストーリーを、韓国出身・アメリカ在住であり日本の音楽カルチャーにも精通する22歳の若きアーティストYUNI(ユニ)が映像化。こちらもチェックしよう。

    また、401とふせでぃのコラボレーションアイテムとして、彼女が手がけた本作のジャケットやイラストを使用したオリジナルウェアや二人の直筆サイン入りの複製画、グッズ等の販売も開始。販売は受注生産となっており、詳細は401のオフィシャルサイトやTwitterで確認できる。

    RAM RIDER コメント

    個人的にファンだったふせでぃさんとひとつの作品を共有することができて光栄です。この曲にはスマートフォンや小さなスピーカーでは聴き取れないような微妙な音像や小さな声も入ってます。是非初回はヘッドホンやお気に入りのイヤフォンで聴いてほしいです。

     

    ふせでぃ コメント

    RAMさんの歌の世界観にあわせてバックストーリーや設定を細かく話し合い、3枚のイラストを描かせて頂きました!お洒落なMVにして頂き、とても嬉しいです!是非見てみて下さい!

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • 品切続出!サンリオの「アイドル応援グッズ」はなぜ売れた?プランナーに聞く”共感を生むアイディア術”

    20.January.2020 | FASHION / FEATURES

    あなたはサンリオから発売されている「エンジョイアイドルシリーズ」なるアイドル応援グッズを知っていますか?

    うちわケース 全10種類 880円(税込)大切なうちわをかわいく保護できる上に壁に貼ったりできるケース!

    銀テホルダー 全10種類 各550円(税込)飛んできた銀テープを持ち運びできる!

    誰もが一度は目にしたことのある、アイドルの写真が付いたうちわ。あのうちわをサンリオキャラでデコるグッズや、ライブ中に飛んできた銀テープを飾るケースなど、アイドルファンならほしいかもしれないけど、そうじゃない人にはほぼ使いみちがないかもしれない・・・、そんなグッズがサンリオから「エンジョイアイドルシリーズ」として発売されています。

    記録ノート 全5種類 各550円(税込)アイドル応援活動の記録をわかりやすくまとめられるノート!

    このグッズ達、どれくらいアイドルファンに受け入れられているんだろう?と思い、アイドルヲタ歴10数年の友人にリサーチしたところ、ファンの間ではかなり人気アイテムだそう!オフィシャルサイトをチェックすると、品切れしているアイテムもチラホラあるようです。

     

    ニッチだけど、ある一定の層には大人気のアイテム、どんな人がどんな時に思いついて生まれたアイディアなのか、とっても気になる・・・・!ということで、今回は「エンジョイアイドルシリーズ」を考案したプランナーさんにインタビューさせていただきました。

     

    Q1:はじめまして。サンリオグッズはどれもかわいくて、MOSHI MOSHI NIPPONではよくニュースにさせてもらっています。数あるグッズの中でも「エンジョイアイドルシリーズ」の商品ラインアップは、ニッチな層に向けたアイテムだと思うのですが、どういった時にこのシリーズのアイディアが思い浮かんだのですか?

     

    プランナー:エンジョイアイドルシリーズは2人の企画担当者で開発した企画なのですが2人ともアイドルのファンです。コンサート会場でサンリオの商品を使ってくださっている方やSNSのアイコンや写真のスタンプがサンリオキャラの方をよく目にしており、アイドルファンとサンリオキャラの親和性を以前から感じていました。

    また、アイドルファン向けの商品は少しずつ増えてきてはいるものの可愛いものがほとんどないということで今回の企画に至りました。

    私達(企画担当者2人)は、普段から一緒にコンサートに行ったりDVDを見たりしていたので、そういった時にもアイディアが浮かんできて楽しみながら企画を詰めることができました。

    推しとサンリオキャラが合わさったら絶対に可愛すぎるものができる!という気持ちで開発しました。

     

    Q2:なるほど、お2人がアイドルファンなのですね。このアイディアが浮かんだ時に、このグッズはアイドルファンに受け入れられる、という自信はありましたか?

     

     プランナー:エンジョイアイドルシリーズで推しをさらに可愛くしたい!というワクワク感はアイドルファンの方に必ず伝わると思っていました。

    予想以上の反響をいただき、普段あまりサンリオショップに足を運ばない方もサンリオキャラクターに興味を持ってくれるきっかけになったことがとてもうれしかったです。

     

    Q3:グッズが品切続出している様子をみると、「推しを可愛くしたい」という2人のコンセプトはファンの方にすっと受け入れられたようですね!アイドルファンの方が自分の作ったグッズを使っているのを見ると、どんな気持ちになりますか?

     

    プランナー:大好きなアイドルや、大切なコンサートにエンジョイアイドルシリーズを使ってくださることは本当にありがたいことだなと感じています。

    また、みなさんそれぞれこのアイドルは○○だからこのサンリオキャラクター!という風にアイドルとキャラを紐付けてグッズを選んでくださるので、”なるほどこんな理由があって選んでくださったんだ”という発見があり、こちらも楽しく拝見しています!

    銀テコレクションケース 全7種 各660円(税込) 飛んできた銀テープを保存できる便利なBOX!

     

    Q4:アイドルファンの友人数名にリサーチしたところ色々なグッズを購入しているようで、次回作に期待している!とのことでした。まだ発売に至っていない、温めているアイディアはありますか?

     

    プランナー :まだ詳しくはお話できませんが、次の商品を企画中です。サンリオ商品らしい可愛さはもちろんのこと、企画担当者自身がアイドルのファンだからこそ機能面にもこだわり続けて行きたいと思います。

     

    Q5:新グッズの企画があること、きっと多くの人が喜びの悲鳴をあげているかと思います!それでは最後に、グッズを利用しているアイドルファン&サンリオファンの方へぜひコメントをお願いします。

     

    プランナー:ご愛用いただきありがとうございます!エンジョイアイドルシリーズによって皆様のファン活動がより楽しく、充実したものになれば嬉しいです!

     

     

    大好きなものがあると人生はとても充実します。アイドルファンの友人に話をきいて、みんなが新しいグッズの発売を心待ちにしているのを感じ、このグッズはアイドルファンたちにとって、その充実をさらにプラスオンしてくれるものなんだなと思いました。

    スケジュールシール 全7種類 各275円(税込)アイドルファン以外はなかなか使用機会のない言葉が並ぶステッカー!

     

    そして、ステッカーの「参戦服Get」「フラゲ」などの言葉を見て、ファンの方の推しに対する深い愛情を知り、心が熱くなりました・・・!

     

    「推し」への愛を軸にプランナー2名の”ファンならではの目線”で考えたアイディアのひとつひとつが、同じアイドルファンの共感に繋がり商品が支持されるー。今回のインタビューでは、ニッチなアイテムの裏側にある“共感を生むアイディア術”を追体験させていただきました。

     

    現に私はアイドルファンではないのですが、今回お話を伺い、それぞれのグッズをとても愛おしく感じています。次はどんなアイテムが発売されるのか、ファンの方と同じ気持ちで楽しみに待ちたいと思います。

     

    ⓒ’76, ’88, ’89, ’96, ’01, ’05, ’19 SANRIO. 著作(株)サンリオ

  • RAM RIDERが新レーベル「401」を設立!第一弾として「東京論」をデジタルリリース

    13.December.2019 | MUSIC

    国内外で活躍するアーティスト/DJ/プロデューサー RAM RIDER (ラムライダー)が、自由な作品やプロダクト・アイデアそのものを発表する場として、新レーベル“401(よんまるいち)”を設立。12月13日より第一弾配信として、『「東京生まれ、東京育ち」から観た東京』という切り口で、ミドルテンポで鮮やかに彩ったポップチューン「東京論」を配信リリースした。

    本楽曲は、プロデューサーとして数多くの楽曲を手掛けてきたRAM RIDER自身が歌う「ラジオボーイ」以来、約6年ぶりのボーカルトラック。TOKYO FMにて放送中の『高橋みなみの「これから、何する?」』のテーマ曲として3年半に渡り連日オンエアされている。

    RAM RIDER – 東京論 (MV Trailer)

    https://youtu.be/anok9xGbHD4

     

    また、12月下旬に公開予定のミュージックビデオは、若干16歳の高校生クリエイター・マルルーン氏にRAM RIDERがSNSで直接依頼し、監督として制作を担当。今回レーベル立ち上げに合わせ、本編に先駆けてティザー動画を公開した。ミュージックビデオ内の映像及び配信楽曲のジャケットはRAM RIDER本人が撮影したもの。

    レーベルのサポーターに提案するグッズは、オリジナルのウェアはもちろんのこと、最新のガジェットや小物に詳しいRAM RIDERらしく、自身が「日常で使いたいもの」「持ち歩きたいと思うもの」をテーマに制作し、販売を予定している。

    「401」では、楽曲のリリースやグッズの販売にとどまらず、RAM RIDERが想像する「こんな事があったら楽しいかも」を具現化する場所ということで、今後も様々な試みがスタートする予定。是非注目してほしい。

     

    また、12月28日(土)には銀座のPLUSTOKYOにてRAM RIDERによる本レーベルの立ち上げと忘年会を兼ねたイベント「401 Year-end Party」の開催が決定。RAM RIDERと親交の深いアーティストが出演予定となっているので是非足を運んでみよう。

     

    RAM RIDER コメント

    “401”は音楽を中心にアーティストのアウトプットを様々な形にしてお届けするレーベルです。レーベル名の由来はWeb上で「認証されていないエラー」を示す“401 Unauthorized”とプライベートスタジオのルームナンバー「#401」から。誰かの認証や確認を通さずに自由な作品やアイデアを発表し、ダイレクトに発信する場所を築きます。

    今のところ所属アーティストはレーベルヘッドでもあるRAM RIDERひとりですが、ソロ作品にとどまらず、様々なゲストとのコラボレーション作品なども発表していきます。

    まずは久々の新曲となる「東京論」をよろしくおねがいします。

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • EVERYDAYS「17 Live」の視聴者とリアルタイムで制作した新曲「トゥナイダナイ!」をリリース

    06.December.2019 | MUSIC

    日本No.1ライブ配信アプリ「17 Live(イチナナライブ)」を運営する株式会社17 Media Japanと、アソビシステム株式会社がプロデュースを手がける“毎日会える”アイドルグループ“EVERYDAYS”が「17 Live」のライブ配信を通して、オーディエンス(視聴者)と一緒に制作した4thデジタルシングル「トゥナイダナイ!」を、本日2019年12月6日(金)リリースした。

     

    新曲の制作は、「17 Live」でライバー(ライブ配信者)として活動している“EVERYDAYS”メンバーの特色を生かし、メンバーとオーディエンス、そして楽曲プロデュースを手掛けているアーティスト・DJ・プロデューサーの“RAM RIDER”が、新曲制作の為に「17 Live」でライブ配信を実施。楽曲のコンセプトや、歌詞などはメンバーとオーディエンスでアイデアを出し合いながら意見交換を交わし、それらを元に“RAM RIDER”が新曲を作り上げた。

    また今作は、“同窓会”という楽曲のテーマと“アップテンポでハッピー”なトラック、そして、“久しぶりに会う友達へのワクワクした感情と、元恋人や片思いだった過去の人への甘酸っぱい思い出”を表現した歌詞で構成され、“RAM RIDER”が“EVERYDAYS”をプロデュースする上で掲げている1990年代の渋谷系を絶妙に織り交ぜたキャッチーな楽曲となっている。

    メンバーからの「LIVEでタオルを回せる振付にしたい!」という希望から生まれた、“TEMPURA KIDZ”のAOによる振付にも注目。この振付については、12月14日(土)に開催するEVERYDAYS定期公演で初披露の予定。

     

    今回このような、メンバー・オーディエンス・プロデューサーがライブ配信アプリを通して意見を出し合い制作した楽曲のリリースはアソビシステムとして初の試みとなる。

    TALENT PROFILE

    RAM RIDER

    「音と映像」をテーマに2003年本格活動開始。「PORTABLE DISCO」をサウンドコンセプトに掲げ、2004年にリリースしたシングル「MUSIC」がオリコンインディーズチャート7位を記録。各地のFMでもオンエアの度に問い合わせが殺到し話題となる。翌年6月に「ユメデアエルヨ」でメジャーデビュー。 その後11月にはSPACE COWBOYやRYUKYUDISKO等も参加した1st アルバム『PORTABLE DISCO』がダンスミュージックの枠を大きく超えるスマッシュヒットを記録。その後も、いち早くチップチューンを取り入れた「PORTABLE DISCO 8bit edition」、STUDIO 4℃が打ち出す映像と音楽の究極のコラボ企画「Amazing Nuts!」、フランフランのロングセラーコンピCD『space program 「STAR」 Compiled by RAM RIDER』の選曲・監修や新プロジェクト「PRIVATE PLANET」としてのフルアルバムのリリースなどRAM RIDER本体以外での活動も活発に行う。またプロデューサーやリミキサー、作曲家としての顔も持ち、V6や浜崎あゆみ、鈴木亜美、HALCALI 、SEAMO、SAWA、m-flo、SPEED等多くのアーティストの作品に参加し、2010年にはバカリズムのライブ音楽を手がけるなど活動の場を広げている。 2010年よりビジュアルシンク型非インタラクティブラジオ「オーディオギャラクシー」を開始し、それに連動したパーティーを東京でスタート。同名のコンセプトライブを引っ提げROCK IN JAPAN FESなど大型フェスティバルへでも数多く上演。現在も精力的に活動中。

  • 日米ポップアイコン・きゃりーぱみゅぱみゅ × サブリナ・カーペンター対談 2人が感じる ”ポップミュージックの魅力” とは?

    09.May.2019 | FEATURES / MUSIC

    きゃりーぱみゅぱみゅが最新シングル「きみがいいねくれたら」をリリースする。この楽曲はTVドラマ「向かいのバズる家族」(読売テレビ・日本テレビ系)の主題歌。SNSを通して「いいね」をもらう瞬間の気持ちをポップなサウンドに乗せて、現代の「SNS迷子」たちの背中を押すような前向きなメッセージソングを完成させている。そんな彼女と同じく、現代のポップ・アイコンのひとりとして人気を集めるのが、ディズニー・チャンネルの「ガール・ミーツ・ワールド」のマヤ・ハート役などで知られ、自身も楽曲制作に積極的にかかわるアーティストとしても人気を集めるサブリナ・カーペンター。彼女が2018年のアルバム「Singular Act1」を引っ提げて来日した4月のタイミングで、日米のポップ・アイコンによる対談が実現した。

     


     

    ――サブリナさんはもともと、きゃりーさんのことが好きだったんですよね。

     

    サブリナ・カーペンター:そう、きゃりーさんのファンなの! 今日のネイルも可愛い!

     

    きゃりーぱみゅぱみゅ:わぁ、ありがとう!

     

     

    ――サブリナさんがきゃりーさんを知ったきっかけはどんなものだったんですか?

     

    サブリナ:もともとは、姉のボーイフレンドがきゃりーさんの大ファンで、3人で車に乗っていたときに「PONPONPON」がかかったの。それで「すごくいい曲!」と思ったのが最初だった。そのあと、自分で「PONPONPON」を歌った動画を、姉の彼氏に送ったりもして(笑)。それからどんどん、きゃりーさんの世界にのめり込んでいったんだ。

     

    ――以前、Instagramのストーリーズでもお気に入りの曲として「PONPONPON」を挙げていましたよね。

     

    サブリナ:そう。それが前回の来日のとき、1年ぐらい前の話かな。

     

    きゃりー:へえ、嬉しいなぁ。

     

     

    ――今回はそんな2人に「日米ポップ・アイコン対談」というテーマで話を聞かせてください。お互いに世界を舞台に活動していますが、海外のライブで印象的だった体験というと?

     

    サブリナ:たとえば、海外でパフォーマンスをする際には言葉の壁があるけれど、そこで逆に「音楽の力」を感じることが多いと思う。歌っているときに客席のみんなを観ると、中には泣いてくれている人もいたりして、「言葉を越えて音楽から伝わるフィーリングを感じてくれているんだな」って思えるのが、すごく嬉しい。今回の日本でのライブにも、前回より多くの人が来てくれて、出たばかりのアルバムの曲も歌ってくれたり、旗やポスターのような小道具を持ってきてくれたりして……。すごく嬉しい体験だった。日本のお客さんは、MCの時間はまるでピンが落ちる音も聞こえるんじゃないか、って思うくらい静かになるよね。最初に来たときはそれに少し驚いたけど、今回はずっと盛り上がってくれていてとっても楽しかった!

     

    きゃりー:私もこれまでアメリカや中国など色々な国を回らせてもらいましたけど、みんな日本語が喋れないはずなのに、日本語で歌詞を覚えてきてくれるんですよ。もちろん、いつも話している言葉ではないので微妙に違っている部分もあるんですけど、そこに愛おしさを感じてすごく感動しました。

     

    サブリナ:それきっと私のことだ! 私もきゃりーさんの歌を歌っているときは、上手く発音できていないと思うから(笑)。

     

     

    ――国や言語を越えて音楽で繋がったからこそのお話ですね。お互いに、自分の表現に向かうときに一番大切にしているのはどんなことですか?

     

    きゃりー:やっぱり、「自分のやってみたいことにチャレンジすること」は大切にしています。ソロなので、本当にたくさんのスタッフさんの力を借りて実現することですけど、曲ごとにコンセプトを考えて表現していくことはいつも大事にしていて。そのためにも、普段から映画を観たりして気になったところをメモしたり、色んなものを観に行ったりしますね。

     

    サブリナ:私も似てると思う。いつも大事にしているのは「2度と同じことはしない」ということ。やっぱり、曲ごとに成長していきたいし、曲を聴いてくれるファンの人たちにも、一緒に新しいことを体験してほしくて。みんなが私のやっていることに共感してくれたり、ロールモデルにしてくれているのなら、自分がリスクを背負って新しいことに挑戦する姿を見せることで、みんなにも色んなことにチャレンジしてもらいたいって思っているんだ。

     

     

    ――最近だと、それぞれどんなものに刺激を受けているんでしょう?

     

    きゃりー:最近だと、たとえば……私はティム・バートン監督の「ダンボ」。

     

    サブリナ:「ダンボ」! 私もすごく好き!!

     

    きゃりー:もともとオリジナル版も観ていたんですけど、ティム・バートン監督の作品は、その魅力を彼だけのフィルターを通して描いていて、それが本当に素晴らしいと思うんです。CGの表情も絶妙で、魅力的なファンタジーだと思いました。感動して泣いちゃった。

     

    サブリナ:可愛い(笑)。私の場合は、過去に旅行してきた場所かな。その土地ごとの色んな文化や風土にインスパイアされるし、そこで目にしたアートや写真にも刺激を受けてるよ。

     

     

    ――日本から刺激を受けることもあるんですか?

     

    サブリナ:もちろん! たとえば、原宿もそう。実はおととい、初めて原宿に行ったの。ずっと行きたかったんだけど、これまでは日本ではオフの時間がなかなか取れなくて。それで、今回初めて探検してみてすごく楽しかった。

     

    きゃりー:原宿のどのあたりに行ったの?

     

    サブリナ:裏原宿のヴィンテージショップ。あとは、原宿ではないけど、「teamLab」の展示も観に行ったよ。

     

    きゃりー:「teamLab」の展示、すごくいいよね。私も行った!

     

    サブリナ:とても楽しい展示だったね!

     

     

    ――今話に出てきた原宿は、そもそもきゃりーさんがかなり詳しい場所ですよね。サブリナさんに色んなオススメの場所を教えてあげられるかもしれません。

     

    きゃりー:サブリナさんはどんなファッションも似合いそうだから、たとえばロリータファッションにもチャレンジしてほしい(笑)。きっと可愛いと思います。

     

    サブリナ:うん、ぜひやってみたい! 実は「kawaii」系の服も色々と探してたんだ。

     

    きゃりー:ラフォーレ原宿の地下に、ロリータファッションやパンクファッションのようなものが揃っていてオススメだよ。そこに行くといいかもね。

     

    サブリナ:ぜひ一回、きゃりーさんにスタイリングしてもらいたいなぁ……!

     

     

    ――日々の中で刺激を受けたり、新しいものに出会ったりする場所と言うと、SNSの存在も大きいんじゃないでしょうか? ファンの人とも親密にコミュニケーションが取れますし。

     

    サブリナ:確かに、SNSを通じて、日常の中で「ファンのみんなが楽しみにしていること」に気づけた部分があると思う。昔は自分の目で見たものを通して、自分本位で生きていた部分もあったけど、今はSNSを通して、ファンのみんなと一緒に日常を過ごしているような感覚もちょっとあるというか。だからこそ「自分の日常をみんなにも見せたい」って思うかな。

     

     

    ――ある意味ではファンのみなさんと一緒に活動しているような感覚でしょうか?

     

    サブリナ:その通りだと思う。そもそも、たとえばライブをするにしても、来てくれるみんながいないと、私だけではライブができないから。

     

     

    ――きゃりーさんはどうでしょう?

     

    きゃりー:たとえば海外の公演でも、ライブが終わった後にSNSでタグを辿ると、海外の方も色んな感想を書いてくれていて。そういうものをダイレクトに見られるというのは、すごくいいツールだなぁと思います。自分のことを書いてくれたり、メッセージをもらったりして元気をもらうことは多いので、それがエネルギーになって頑張れる部分もありますね。

     

    サブリナ:もちろん、使い方次第ではいいことばかりが起こるわけじゃないかもしれないけど、世界にはお互いのよさや魅力をまだまだ知らない人同士の方が多いじゃない?だからこそ、お互いを尊重し合って、ポジティブなメッセージを伝えていきたいなって思う。

     

     

    ――きゃりーさんの新曲「きみがいいねくれたら」もSNSをテーマにした楽曲になっていますね。この曲を中田ヤスタカさんからもらったとき、どんなことを感じましたか。

     

    きゃりー:今回の「きみがいいねくれたら」はTVドラマ『向かいのバズる家族』の主題歌なので、その内容に寄り添った楽曲になっていますけど、やっぱり、最初に聴いたときに「今っぽい内容の曲だな」と思いました。今って本当に日常にSNSが入り込んでいる時代ですし、そういう意味でも2019年っぽい感じがしましたね。

     

    ――楽曲に「いいね」を押す動作を連想させる音が入っているのも、とても面白かったです。

     

    きゃりー:そうなんです。「ピュッ!」みたいな音が入っているんですよ。

     

    サブリナ:それ、すごく面白い!

     

     

    ――レコーディングの際に工夫したのはどんなことですか?

     

    きゃりー:歌う時に工夫したのは、Aメロの部分の歌い方ですね。この曲はAメロの音程が低いんですけど、私はもともと声が高いので、その部分はちょっと苦戦しました。

     

    サブリナ:そうなのね。私は逆に男みたいな声だから……。

     

     

    ――いえいえ、そんなことないですよ(笑)。

     

    サブリナ:きゃりーさんとは逆に、高音のパートでいつも苦戦してる(笑)。

     

     

    ――2人が日々の活動の中で、いつも心掛けているのはどんなことですか?

     

    サブリナ:自分の居心地のいい場所を抜け出して、普段ならやらないことをあえてやってみることだと思う。新しいインスピレーションを得るためには、私自身が色んなことを知る必要があって、その結果、ライブのアイディアもビジュアル面も含めて、自分の個性を出していくことを大切にしてる。私のライブにお金を払って来てくれるんだから、その人たちに思いきり楽しんでもらいたい。だからこそ、新しいことに挑戦してたいんだ。

     

    きゃりー:私は「女の子たちが夢見ているものを、現実世界で表現したい」ということをずっとコンセプトにしていて、テーマを考えたりするときに、ときには「今回はなかなかいいアイディアが思いつかないな……」と煮詰まってしまう瞬間もあるんです。でも、ひとりではなくて、周りのたくさんの人がいるからこそ、最終的にまとまるんだと思いますね。

     

     

    ――直近だと、出雲大社での野外ワンマンライブ『音ノ国ライブツアー2019 「まぼろしのユートピア 〜出雲大社の夜〜」』も、きゃりーさんらしいアイディアに溢れたものでした。

     

    きゃりー:ライブでは、夢のような世界を表現しつつ、同時に「もう終わりたくないな」という気持ちも大切したいと思っています。たとえば、遊園地に行って「まだ帰りたくないな」って感じるような、あの雰囲気を感じてもらえるようなものにしたい、と思うんです。

     

    サブリナ:うんうん。ポップ・ミュージックを表現することって、きっと誰もができる経験ではないと思うから、やるからには思いっきり楽しむことが大事よね。

     

     

    ――では、2人が「ポップ・ミュージック」に感じている魅力はどんなものだと?

     

    サブリナ:これはあくまで私個人が感じていることだけど、「ポップ・ミュージック」って色んな価値観を持った、大勢の人たちが同時に楽しめる音楽で、ひとりの人やひとりのスタイルに向けて作っているわけではない音楽で。だからこそ、世の中で一番難しい音楽なのかなって思う。そういうことを達成したときに、大きな充実感を感じるんだ。何か特定のジャンルの音楽ではないからこそ、言葉の壁を越えて多くの人と繋がれるものなのかなって。

     

     

    ――確かに、ポップ・ミュージックは「こういうもの」という答えが決まっている音楽ではないですよね。逆に言えば、「どんなものにもなれる音楽」と言いますか。

     

    サブリナ:そうそう。8万個ぐらいの色んなジャンルが集まったものなんじゃないかな(笑)。

     

    きゃりー:(笑)。私の場合、今こそポップ・ミュージックと言ってもらえていますけど、最初はむしろサブカルチャー的で、万人に好きになってもらえる音楽ではなかったと思うんですよ。でも、「つけまつける」の頃あたりからだんだんみんなに知ってもらえるようになって、そこから色んな人に楽曲が広がっていくのを経験させてもらったので、「ポップ・ミュージックってルールがないものなんだな」ということは私もすごく感じます。

     

    サブリナ:色んなことができる音楽だし、もし日々の中で落ち込む瞬間があったとしても、それを聴いているときは、なぜか気持ちがあがったりする――。ポップ・ミュージックって、そんな音楽なんじゃないかな。きゃりーさんのライブも、ぜひ観てみたい!

     

    きゃりー:ぜひぜひ! 今はアメリカのどこに住んでいるの?

     

    サブリナ:もともとはペンシルベニア出身で、今はLAに住んでるよ。

     

    きゃりー:あ!7月にイベント(「OTAQUEST LIVE」)でLAに行くよ!

     

    サブリナ:わぁ、7月はちょうどLAにいるから、きゃりーさんにLAのクールな場所をたくさん案内したい。予定が合えば、ロデオドライブに一緒に買い物に行こう!

     

     

    Interview & Text: Jin Sugiyama

    Photographer:MURA

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

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