４人組ガールズバンド SILENT SIREN、通称“サイサイ”の新連載が始動！　いつもと違う角度から4人を捉え、知られざる魅力を深堀りしていきます。

ファッションリーダーとしても人気の彼女たちは、一見、可憐で愛らしい女の子。しかし、いざライブが始まると、エネルギーに満ちたパフォーマンスで魅せてくれる。そんなギャップがSILENT SIRENの武器、というのはファンも周知の事実。ならばこの連載では、普段なかなか知ることのできない、サイサイのプライベートであるB面をお届けしていきたいと思います。

0回目の今回は、連載のテーマ決めをする打ち合わせ風景をレポート！

ひなんちゅ：1回目は、全員でどこか取材に行くのはどう？　リフレッシュできそう

すぅ：うん。計画を立てて、メンバーでどこかに行くって、お互いのバースデーを祝うときくらいだもんね

ひなんちゅ：うちら、分かりやすい女子会ってなかなかしないからな〜。みんなでドレスコード決めて、インスタ映えする写真を撮る、みたいな。だから、この連載ではあえて、行く場所にマッチするファッションを、お揃いコーデでしてみるっていうのも良いのかも？

あいにゃん：そうだね、それで、今東京でホットな場所を探して、サイサイ目線で紹介するとか

ゆかるん：海外の人たちも見てくれているだろうから、日本っぽい企画でも良いのかな。みんなで、築地で朝ごはんを食べたいって話してたことあったよね

あいにゃん：それなら和装もしたいな。4人で着物を着る機会もあまりなかったし。華やかな写真が撮れそう！

ひなんちゅ：そうだね。あとは、レトロなファッションで純喫茶に行く！

ゆかるん：レトロなファッション？　全員でシャツワンピ着て、メガネを掛けてみるなんて、新しいかも

すぅ：そのくらい、いつもと違う雰囲気のサイサイを打ち出す、分かりやすいテーマもいいね。アクティブなことをするなら、私、卓球やりたいな

あいにゃん：レトロな卓球場、あったよね？　行きますか、あずき色のジャージでも着て（笑）

ひなんちゅ：あとは、スポッチャとか？　番組で、変わったヨガを体験したこともあったよね

ゆかるん：そう！　エアリアルヨガだ。空中からブランコみたいに垂らした布を使って、全身を動かすヨガね。あれ楽しかったな

すぅ：アイススケートも気になるな。冬だけじゃなくて、年中滑れるリンクもあるもんね、エコな樹脂製のリンクで滑るとか

あいにゃん：みんな、運動好きだよね。ボルダリングもやったことあるの覚えてる？

すぅ：めちゃめちゃ筋肉痛になったけど、良かった！

あいにゃん：ゆかるん、なんとなくボルダリング上手そう

ゆかるん：え！　私全然ダメだったよ（笑）

あいにゃん：そうだっけ？　動いてめいっぱいはしゃぐ運動の回があってもいいかもね。それか、何かを手作りするとか。タイの絞り染めを体験したこともあったね。鮮やかな色彩で、キレイに染められたのが印象に残ってる

すぅ：うん、あれはすごく良かった！

あいにゃん：陶芸もやってみたい。作ったものを実際自分で使うこともできるし。あとは生け花。さっき話に出た、着物を着るっていうのと、生け花を掛け合わせても良くない？　日本っぽいし、海外の方にも興味を持ってもらえそう！　ところで、タイトルはどうしようか？　どんなのがうちらっぽいかな？

ひなんちゅ：サイサイさんぽ？　いや、浮かんじゃった。…サイサイじゃらんじゃらん！

すぅ：じゃらんの意味は？

ひなんちゅ：インドネシア語で、散歩って意味だよ。この連載では、メンバー全員でだったり、ひとりひとりで色んなところに行くでしょ？　響きもいいし。インドネシアの人には意味は伝わる（笑）

ゆかるん：じゃ、インドネシアっぽい服を着て、インドネシア料理を食べに行くって企画もやろうよ！

すぅ：そうだね、記念すべき１回目は、美味しいもの食べてハッピーになりたい！あ、バソ食べたい！

ひなんちゅ：私たちがインドネシアに行ったら必ず食べに行ってる、大好物のインドネシア料理だもんね！　あの肉団子が本当に美味しい！日本でバソが食べられるお店ってないのかな？

あいにゃん：日本でも、そろそろブームが来るんじゃないかなーって思ってるけど。それか、手で料理を食べるお店に行く！　そういうお店があったんだよね

すぅ：知ってる！　日本でそんな料理文化の体験ができたら面白いよね

ひなんちゅ：この連載、まだまだ先は長いということで！

ゆかるん：これからどんな企画を実行していくのか楽しみだね

あいにゃん：次回をお楽しみに！

SILENT SIRENの、昨年メジャーデビュー5周年を迎えリリースしたアルバム「GIRLS POWER」を引っ提げた全国ライブハウスワンマンツアー「天下一品presents SILENT SIREN LIVE TOUR 2018 〜”Girls will be Bears”TOUR〜」が3月18日（日）横浜ベイホールを皮切りにスタートした。

SOLD OUTとなった会場は、最初からヒートアップ!!アルバム「GIRLS POWER」収録曲を中心としたセットリストでライブは展開し、「フジヤマディスコ」、「ジャストミート」では盛り上がりがピークとなった。そしてアンコールではすぅ（Vo.& Gt.）がMCで「新曲を持ってきました！本日初披露したいと思います！」と、昨年末からTV-CMにも登場し話題となっている「天下一品のテーマ」を初披露した。

キュートな４人の女の子にとって異色のコラボかもしれないが、実はDrumsひなんちゅは学生時代に天下一品で３年間アルバイトをしていた経歴の持ち主。2016年にTV番組で「天下一品」への愛を熱く語ったことがきっかけとなって、その年の年末にはTV-CMにひなんちゅが出演。さらに翌2017年末〜現在の最新バージョンにはなんとメンバー全員で出演している。またその際に楽曲提供したのが今作「天下一品のテーマ」。ツアーに合わせて配信限定として今回リリースすることとなった。

さらにMCでは７月２８日（土）沖縄・桜坂セントラルでの追加公演も発表。自身最多となる33公演のツアーがいよいよスタートした。

多岐にわたる活動を展開するSILENT SIRENから今後も目が離せない！

4月4日に発売される「美少女戦士セーラームーンTHE 25TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE」のジャケット写真・店舗別の特典が公開された。

今回は2014年に発売された20周年ver. に続く第2弾。ジャケット写真はセーラー10戦士が一同に集結した華麗なデザインだ。

参加アーティストは女子中高生を中心に爆発的人気のガールズバンドSILENT SIREN、パワフルなパフォーマンスが国内外から人気を集めるLiSA、「美少女戦士セーラームーンCrystal」主題歌も手がけたやくしまるえつこなど豪華な顔ぶれ。

さらに、原作者・武内直子のイラストを使用した店舗別の特典も公開。対象店舗でそれぞれ違ったイラストのステッカーがゲットできる。

セーラームーンの名曲と個性的なアーティストたちのコラボレーションは必聴！

2017年、メジャーデビュー5周年を迎え、オリジナルアルバム「GIRLS POWER」をリリースした4人組ガールズバンドSILENT SIREN。

メジャーデビュー5周年を記念して、「5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR 2017 『新世界』」と銘打ち、自身最大規模19ヶ所26公演を開催。そのツアーファイナル日本武道館公演がライブ映像作品として3月7日リリースされるが、そのファンクラブ限定盤のティザームービーが公開された。

サイサイの2017年の集大成であり、メジャーデビュー5周年目のまさにその当日に開催された日本武道館公演の映像作品は、当日の演奏楽曲を全て収録、また特典映像としてリハーサルの様子や終演直後のインタビューを混えたメイキング映像を収録した盛りだくさんの内容となっている。
さらに、初回限定盤には特典としてパスレプリカステッカーを封入。

また、この映像作品はBlu-ray初回限定盤とDVD初回限定盤のほか、公式ファンクラブ「サイサイファミリー」会員限定のファンクラブ限定盤もリリースされる。
ファンクラブ限定盤は、日本武道館公演の振り返りインタビュー、リハーサルや本番の写真を多数収録した豪華68Pスペシャルブック付き、三方背ケース仕様という、とても豪華だ。

ファンクラブ限定盤は会員サイトにて予約を受付中、締め切りは2月4日（日）23:59。サイサイの5周年を祝おう！

12月27日にニューアルバム「GIRLS POWER」をリリースするSILENT SIREN。同アルバム「GIRLS POWER」収録の新曲「さくら咲く青い春」が、アニメ『リルリルフェアリル〜魔法の鏡〜』のオープニングテーマに決定した。

同番組は、子どもたちに大人気を博したキャラクター『ジュエルペット』に続く、サンリオとセガトイズによる共同開発のプロジェクト第二弾。フェアリル＝妖精たちがキャラクターとして登場するアニメとして、小学生女子を中心に人気を集めている。

「さくら咲く青い春」は、ベースのあいにゃんが作詞作曲を手がけた桜の季節にぴったりの青春ソング。キュートなルックスとエモーショナルでロックかつポップなサウンドで、女子小中学生の憧れの存在であるSILENT SIRENには、まさにぴったりのタイアップとなった。

楽曲は2018年1月5日（金）OA分から、オープニングテーマとして使用される予定。アルバムに収録される新曲をいち早くチェックしよう！

MOSHI MOSHI NIPPON
もしもしインタビュー
Silent Siren
MOSHI MOSHI NIPPONプロジェクトには、日本のカルチャーを代表するさまざまな人気アーティストが参加しています。このコーナーでは、MOSHI MOSHIと特に関わりの深いアーティストたちを毎回、インタビュー形式でご紹介。

今回は“サイサイ”の愛称で人気のガールズバンド・Silent Sirenのメンバー4人、あいにゃん《山内あいな Ba.》、すぅ《吉田菫 Vo.&Gt.》、ひなんちゅ《梅村妃奈子 Dr.》、ゆかるん《黒坂優香子 Key.》に、最新アルバムのこと、ライブのこと、そして海外に対する思いを聞いてきました。

――今年の3月にアルバム「S」が発売されましたが、どういったコンセプトを持って制作に取りかかりましたか？

ひなんちゅ：自分たちのやりたい曲を詰め込みました。だから「S」は、等身大の私たちの感情や音が出ていて、音楽面で成長できたし、歌詞も今までになかったような正直なものが多いんです。聴いている方が、例え中学生でも、お母さん世代でも、おじいちゃん世代でも、絶対1曲は好きな歌があるはずです。

――すぅさんは歌詞を多く手がけていますが、楽曲についての思い入れを教えてください。

すぅ：リアルな歌詞もあれば、聴いてくれた方の解釈で複数の意味を感じ取れるような歌詞もあり、芯が見えやすいものと見えにくいものを曲ごとに変えていきましたね。

――歌詞は書こうと思って書くタイプですか？

すぅ：半々ですね。ハッキリしたものがあるときは書こうと決めて書くし、曲を聴いてみてフレーズが浮かんでそれに合わせて書くときもあるし、これという決まりごとはないです。

――他のみなさんも作詞をされますが、どのように制作していますか？

あいにゃん：ここをこうしたらお客さんが盛り上がってくれそうって想像しながら、書いています。あとは物語っぽく作りがちなので、1曲に対してPVができるようなイメージで作っています。

ひなんちゅ：みんなで盛り上がる曲を書くか、誰か1人でも共感してくれる方がいたら良いなって考えて本心を書くか……両極端ですね。本当に自分が思っていることを歌詞にしているので、それが良いと言ってくれる方もいるのですが、自分ではリアルすぎて恥ずかしいというか、さらけ出している感じがします。

ゆかるん：私はシリアスな歌詞を書くことができないので、とにかくポジティブでハッピーな歌詞を書きました。内容がないわけではないですけど（笑）、ただ落ち込んでいてもこの曲を歌ったら、どうでもよくなっちゃうくらい、楽しくハッピーになれる曲にしたくて、ポジティブさを詰め込みました。

――そんな皆さんの思いが詰まった「S」を引っさげて、現在全国ツアー中ですが、会場によって印象は違いますか？

あいにゃん：楽しみ方が違いますね。すごい声を出す会場もあれば、おとなしいけど、実は楽しんでもらっているみたいな会場もあります（笑）。色々なスタイルがあるので面白いなぁって感じます。

ゆかるん：初めて見に来ますっていう女子中高生が多くて嬉しいですね。

――全国ツアーが終わると、いよいよアメリカ・サンフランシスコで開催される「J-POP SUMMIT 2016（7月22～24日）」に参加しますね。

あいにゃん：アメリカでのライブは初めてなので、ワクワクします！

すぅ：他の出演されるアーティストさんに負けないように頑張らないと！

ひなんちゅ：Silent Sirenを結成した当時からみんな海外志向が強いというか……。まず、音楽をどこでやるのかを決めること事態がおかしいって思っていて、東京だけではなくて日本全国に行きたいし、日本だけではなくて、世界でも通用する音楽をやらないと意味がないと思っていたので、すごく楽しみです。曲を作るときはライブを考えて作っていて、それぞれわかりやすい振り付けや煽り方があるので、とても汗をかくと思います。痩せるライブなので是非見に来てほしいです（笑）！

ゆかるん：私たちのライブは、ただ聴いてもらうだけではなくて、目で見ても楽しめる参加型のライブです。そこは他のバンドにはない、Silent Sirenの良さだと思いますね。エンターテイメント性を重視して作っているので、海外の方でも楽しめるはずです。

――海外との繋がりでいえば、昨年、一昨年と2年連続で「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 」（もしフェス）にご出演いただきましたが、感想を聞かせてください。

ひなんちゅ：海外のお客さまが多くいた印象があって、アイドルが好きな方や、読者モデルが好きな方などそれぞれ目当てはいらっしゃるんだろうけど、様々な音楽やショーをみんなが楽しんでいる感じがして、日本の新しいカルチャーを知る機会ができる良いイベントだなって感じました。

――1回目と2回目では何か違いがありましたか？

ひなんちゅ：持ち歌に「What Show is it ?」（わっしょい）という曲があるのですが、1回目に参加したときにやればよかったねって反省があって、2回目も結局……。

あいにゃん：やらなかったよね（笑）。前回もこの話したよね？って（笑）。ステージのセットがお祭りっぽくてね。

ひなんちゅ：そうそう。「What Show is it ?」は日本らしい曲なので、ピッタリ合うし、やればよかったねって2年連続で話をしました（笑）。

あいにゃん：次呼ばれたら絶対やろう！ ってね（笑）。

――最後に日本と海外のファンに向けてメッセージをお願いします。

あいにゃん：今年はツアーの他にも、夏フェスや学祭もあるし、精力的にライブをしていきたいです。まだ日本で行っていない場所があるし、これからどんどん海外にも行きたいです。私たちは自分たちの曲が大好きなので、これからも好きって気持ちをどんどん広めていけたらなと思います。とにかく一度ライブに来てほしいですね！

ひなんちゅ：Silent Sirenのライブは歌詞がわからなくても楽しめるし、アジアツアーを行った時もとても盛り上がったので、「J-POP SUMMIT 2016」で初めて私たちに会う方も、絶対好きになってもらえるはずなので頑張ります！アメリカだけでも広いし、ヨーロッパや他の国もあるし、今回を機会に海外にどんどん行けたらいいなって思います。

すぅ：「J-POP SUMMIT 2016」は、日本代表として行く気持ちがあります。アメリカの方に、日本の音楽めっちゃアツいじゃん、日本超いいじゃん！ って言ってもらえるように頑張ります。これからも日本の良さやSilent Sirenの良さを日本国内、海外問わず発信できるように、ライブをどんどん行います！

ゆかるん：私たちのライブは一回見に来たら、次も行きたいって感じてもらえるはず。是非一度ライブに遊びに来て、Silent Sirenの生の音楽を聴いてほしいです。

文＝浜瀬将樹、撮影＝山田敦士（SHUTTER）

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