岐阜県・飛騨高山にある旅館「本陣平野屋 花兆庵」4タイプの新客室をオープン

12.May.2018 | SPOT

飛騨高山の旅館「本陣平野屋 花兆庵」は『華やぎ』『眺』『麻葉』『碧』4タイプの新客室をオープン。急増するインバウンド観光客を見越し日本の伝統建築を活かしつつ、心地よさも実現した新客室にするため日本の伝統建築と岐阜県ならではの「木」を活用し総工費1億8千万円をかけリニューアルした。

飛騨高山の旅館「本陣平野屋 花兆庵」 華やぎ華やぎ リビングルーム華やぎ ベッドルーム

最上階 貴賓室『華やぎ』

最上階の部屋の眼下に位置する名所「高山陣屋」のながめを独り占めする圧巻の90平米。

宿泊料金:1名様47,520円~(税込・2名様1室利用時)

人数:2~5名

URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/kihin.html

ジュニアスイートルーム 眺ジュニアスイートルーム 眺3ジュニアスイートルーム 眺 2

ジュニアスイートルーム『眺』

最上階から見渡す飛騨高山の町の景色が広がる。60平米の和洋室は、飛騨高山の家具「柏木工」のカウチソファで部屋の名のとおり「眺(ながめ)」を楽しめる。

宿泊料金:1名様42,120円~(税込・2名様1室利用時)

人数:2~5名

URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_nagame.html

麻葉 和室麻葉 ベッドルーム麻葉 バスルーム

ジュニアスイートルーム『麻葉-あさのは-』

3階一番奥にあるまるで隠し部屋のような和洋室「麻葉」。岐阜県特産のモザイクタイルをふんだんに使ったお風呂はジャグジー付きで、しかも24時間入浴可能という贅沢さがうれしい。

宿泊料金:1名様42,120円~(税込・2名様1室利用時)

人数:2~5名

URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_asanoha.html

碧 和室碧 ベッドルーム碧 バスルーム

ジュニアスイートルーム『碧』

「碧(あお)」という部屋の名前のイメージの和洋室。浴室にはステンドガラスがあしらわれており、バスタイムを楽しめる。

宿泊料金:1名様39,960円~(税込・2名様1室利用時)

人数:2~5名

URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_ao.html

 

 

自然あふれる高山の街中に位置する花兆庵で贅沢な時間を過ごそう。

 

■Information

本陣平野屋 花兆庵

住所:岐阜県高山市本町

TEL:0577-34-1234

URL:https://ssl.honjinhiranoya.com

 

RELATED ENTRIES

  • 月の名所である京都・嵐山にて、「観月の夜奏会」開催

    18.August.2022 | SPOT

    京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年10月1日(土)~10月31日(月)の期間中に、月の名所・嵐山で雅楽の音色に包まれ、秋の月を愛でる「観月の夜奏会」を開催する。空に光り輝く月の下、雅楽の演奏に耳を傾けながら月見酒を味わうアクティビティとなっている。

     

    嵐山は平安貴族が別荘を構えて自然を愛でた風光明媚(ふうこうめいび)な場所。かつて平安貴族は美しい秋の月を眺めながら酒を酌み交わし、管弦楽に興じながら秋の夜長を楽しんでいた。

     

     

    古くから嵐山は月の名所とされ、嵐山の名所「渡月橋(とげつきょう)」は、鎌倉時代に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る(「曇りのない夜空に、満月が橋を渡っていくようだ」の意味)」と述べたことが名前の由来。星のや京都が位置する奥嵐山は街の光が届かない場所にあるため、昔から変わらない月明かりを眺めることができる。

     

    「観月の夜奏会」では、月を眺めながら雅楽の生演奏を楽しむことができる。雅楽は平安時代に確立し、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本の伝統文化で、古くから宮中の儀式などで演奏されてきた。本アクティビティで奏でられる龍笛(りゅうてき)は、軽やかで透き通るような音色を持つ横笛だ。平安貴族がかつて月を愛でながら管弦楽に興じていた風情そのままに、奥嵐山の静かな渓谷にこだまする龍笛の音色に耳を傾けてみよう。

     

    月見酒は「月賞(げっしょう)」という日本酒で、京都市嵯峨地域で栽培された酒米「祝(いわい)」でつくられた純米大吟醸酒。月賞という名前は、平安貴族が嵐山の地で月を鑑賞しながら酒を酌み交わしていたことに由来している。静かな奥嵐山の月明りの下、月見酒を味わうことで、平安貴族さながらに優雅な時間を過ごしてみてはいかが?

     

  • 「現代アートの中に泊まれる」 客室が京都の温泉郷「湯の花温泉」に誕生

    13.May.2022 | FASHION / SPOT

    京都府亀岡市・湯の花温泉の宿「すみや亀峰菴」は、世界的に活躍する現代美術家・柳 幸典(やなぎ・ゆきのり)氏の構想に基づき大規模なリノベーションを行い「現代アートの中に泊まれる」客室を2022年4月28日(木)にオープンした。アートルームプロジェクトとして新たに誕生した客室の名称は「呼風(こふう)」。

     

    天と地をつなぐイカロスの回廊

    夕暮れとともに虹があらわれる天の風呂

    久住氏の左官技と石井氏の織部釉の陶板による地の風呂

    柳氏によるアートルームプロジェクトのコンセプトドローイング


    アートルーム「呼風」は、現代美術家・柳幸典氏の作品世界を一晩滞在しながら体験できる、露天風呂付きスイートルーム。昨年4月にリニューアルオープンしたロビー兼ギャラリーと共通する鉄製の扉を入ると、柳作品の象徴とも言える回廊が出迎え、その先にはベッドルームやダイニングルーム、そして2つの独創的な露天風呂が広がる。陶芸家・石井直人氏、帯匠十代目・山口源兵衛氏、左官職人・久住章氏、和紙職人・ハタノワタル氏ら、京都・丹波を拠点に伝統の技を振るう作家・職人たちと、柳氏との協働によってつくりあげられた現代アート作品としての空間では、料理長・細井久仁彦による料理とともに、唯一無二の宿泊体験を愉しむことができる。

     

    アートと一体化できる「呼風」で至福のひと時を過ごしてみてはいかが?

  • 温泉旅館「界 鬼怒川」にて「200年の歴史を継ぐの若手職人による工房ツアー」開催

    24.January.2022 | FASHION

    栃木県鬼怒川温泉にある温泉旅館「界 鬼怒川」は、2022年1月10日(月)から3月28日(月)までの期間限定で「200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー」を開催する。栃木県伝統工芸品「黒羽藍染」の技を今に伝える若手職人・小沼 雄大(おぬま ゆうた)氏の案内のもと、工房を見学。デザインから型紙制作、染め上げまでの全工程を担う、小沼氏の技や使い込まれた道具、200年引き継がれてきた藍甕(染料の藍汁をためておくかめ)を見ることができる。また、老舗紺屋(江戸時代に染物屋を指した言葉、またはその主人のこと)ならではの伝統的な模様から、小沼氏が生み出したオリジナルのものなど、約6000種もある模様の中から生まれた作品や、その元となる型紙を見学できるのも魅力だ。

     

    黒羽藍染職人・小沼 雄大氏と藍甕

     

    黒羽藍染とは栃木県伝統工芸品に指定されている藍染め。初代、紺屋新兵衛が舟運が盛んだった野州黒羽の地(現在の大田原市黒羽地区)に藍甕を埋め込み、材木商の印半纏(背・えりなどに家号・氏名などを染め抜いた、はんてん)を染めていたのがその始まり。豆汁に松の根を燃やして作る良質なすす(松煙墨(しょうえんずみ))を混ぜて、下染めする技法を用いており、藍の色合いが濃く、色褪せにくくなるのが特徴的となっている。

    型紙を彫る様子

     

    工房では、小沼氏から黒羽藍染の特徴や歴史の説明を受けた後、実際に小沼氏が使っている型紙や道具、藍甕を見学しながら、「型染め」と呼ばれる伝統技法のプロセスを教わることができる。デザイン考案から、染めるための型紙づくり、糊付け、染色、洗い、乾燥など、多くの工程が職人一人の手で行われていることを知ることができ、一見、深い茶色に見える藍甕の液を通した布がなぜ、鮮やかな藍色になるのか、どのように濃淡をつけるか、その秘密を代々引き継がれてきた藍場(藍甕が並ぶ場所)を見ながら解説する。

     

    多彩な模様が特徴の小沼氏の作品

     

    工房に併設されているギャラリーには、小沼氏が手がけた作品が並ぶ。市松模様や麻の葉模様など、老舗紺屋ならではの古典模様から、小沼氏自らがあみ出したオリジナルのものまで、約6000種類の模様を駆使して多彩な作品が生み出されている。作品を見るだけでも楽しめるが、模様に込められた縁起担ぎの意味合いや当時の文化を作り手から教わることで、より黒羽藍染の奥深さを知ることができる。また、型紙を使わない、小沼氏オリジナルのモダンな模様や、マスクやスニーカーなど現代の生活にも取り入れやすい作品も見どころだ。

     

    黒羽藍染をしつらえた客室 「ご当地部屋 とちぎ民藝の間」

    黒羽藍染の灯籠

    オリジナルのバック

     

    界 鬼怒川のいたる所で黒羽藍染に触れることができる。客室には小沼氏が手がけたベッドライナーや障子、クッションなどを設えている。中庭を囲む通路には麻の葉模様が施された藍染めの灯籠が並び、夕暮れ時になると暖かい光が足元を照らす。また、ツアー参加者の特典として、小沼氏が今回のために制作したオリジナルのバックをプレゼント。型染めで染め上げられた菊の柄と小沼氏オリジナルの模様の2種から選べぶことができ、館内を移動する際の小物入れにもぴったり。

     

    黒羽藍染の団扇が並ぶ湯上がり処

     

    黒羽藍染の200年の歴史に触れることができる工房ツアーに参加してみては?

  • かまくらの中で信州ならではの冬の過ごし方が体験できるプランが期間限定発売

    16.November.2021 | SPOT

    北アルプスの麓にたたずむ温泉旅館「界 アルプス」は、2022年2月1日(火)に、竹あかりに包まれる「信州かまくら体験」を販売開始する。「界 アルプス」が位置する大町市は、信州の中でも雪が多く降る地域で、厳しい冬と共に暮らす知恵が根付いている。

     

    長野県は「宇宙県」と呼ばれるほど星を綺麗に観ることができる。かまくらの中に、信州の星空をイメージしたデザインの竹灯籠を設え、かまくらのまわりには安曇野市の穂高神社で開催されている安曇野神竹灯を模した竹灯籠が並ぶ。真っ白な雪景色の中に、竹の中で揺れるあたたかい光が広がり、優しい灯りに包まれることができる。

    このアクティビティでは、かまくらの中でゆっくりと過ごせるように、こたつと信州ならではの装いである「猫半纏」が用意されている。猫半纏とは、南木曾ねこの愛称で知られ、現在も日常的に使用されている防寒具。「猫」と呼ばれるようになったのは、「ねんねこ半纏から」「作業をしている姿が猫背だから」「猫のように温かい」など諸説ある。また、大町市の酒蔵「北安酒蔵」で作られている甘酒と信州名物の野沢菜漬けのおやきが提供される。猫半纏を身に付け、温まりながらゆっくりとかまくらで甘酒とおやきを堪能してみては?

     

    信州ならでは冬の過ごし方を体験できるアクティビティをお見逃しなく!

  • 何度でも訪れたい異彩を放つ個性的カフェ3選

    05.October.2021 | FOOD / SPOT

    家で過ごす時間が増えて、外出することが減ってしまった今日この頃。しかし、時には外出して気分転換したい時もあるはず。そこで、安全にゆったり充実した一日を楽しめる個性的なカフェをご紹介しよう。

     

     

    【埼玉県】おふろcafe bivouac

    おふろ上がりの快適さを追及したカフェ。充実のおふろ・サウナ、採れたて野菜たっぷりのヘルシーな料理を楽しむことができる。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/497169

     

     

     

    【岐阜県】体験カフェ高山善光寺

    岐阜県高山市の街中にある宿坊「Temple Hotel善光寺」がオープンした、文化、仏教体験ができるお寺カフェ。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/484250

     

     

     

    【東京都】HANARIDA

    毎週日曜日はスマホ・PCの使用はNGの、デジタルデトックスカフェ。店内に飾られた花や木々に癒される空間が広がる大人の秘密基地では、ドライフルーツティーを始めとするスペシャルドリンクがラインアップする。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/493590

     

    TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)

  • 全6室だけのラグジュアリー旅館 「ICHIJO」が兵庫県香美町にグランドオープン

    30.September.2021 | SPOT

    宿泊施設やレストランなどを手掛けるSaikaが、広々とした館内に全6室という贅沢なスモールラグジュアリーをうたった高級旅館「ICHIJO」を2021年9月22日(水)にグランドオープンした。

     

    食事処 物見遊山

    ICHIJO 地獄蒸し

    ICHIJO「地獄蒸し 松葉蟹」

    客室「雅」

    客室「楚々」

    貸切風呂「山景」

    貸切風呂「海」

    オープンラウンジ「漁火 ISARIBI」

    瞑想室「無 MU」

    スムージー&スープショップ「mellow」

     

    食事は漁師町であり、仲買人でもあるSaikaの強みを生かして、自らが目利きした鮮度抜群の旬の魚介類や、但馬牛、八鹿豚、地元の野菜をふんだんに使用した豪華な料理をビュッフェ形式で好きなだけ味わうことができる。さらに、秋や冬には地元のブランドガニである香住ガニや松葉ガニも登場する。季節ごとの出汁がしみ出た「炊き込み漁師飯」、新鮮なお刺身、自家製干物の炭火焼きが楽しめる他、ゲストが自ら選んだ食材を大型の蒸し器で目の前で蒸しあげて提供する「ICHIJO 地獄蒸し」では、大量の蒸気が立ち上がる非日常の演出も魅了の一つ。食事時間以外では、ラウンジ、ワークスペース、ブックスペースとしても活用することができる。また、館内はオールインクルーシブで、追加料金は一切かからず地酒や生ビール、ソフトドリンク、おつまみ等を好きなだけ楽しめるのも嬉しい。

     

    2室ある天然香住温泉を源泉とした貸切風呂も充実しており、「海 KAI」には遠赤外線サウナ、「山景 SANKEI」にはミストサウナが設置され、温泉と共にサウナを楽しみつつリラックスすることができる。また、隣接する姉妹宿の「さだ助」の大浴場(露天風呂付き)も利用可能という嬉しいサービスも。さらに、癒しを体だけでなく心からもという想いから、瞑想室での瞑想も体験可能となっている。

     

    ICHIJOの店内に、スムージー&スープショップ「mellow(メロー)」も同時オープン。ICHIJO宿泊のゲストは店内から、宿泊しない一般のゲストもテイクアウト窓口から購入可能。農業も営むSaikaが育てた果物や野菜、山陰地方で育てられた美味しい素材を使ったこだわりのスムージーやスープは絶品なのでこちらもお楽しみに。

     

    贅沢な時間をICHIJOで堪能し、心も体もリラックスしてみては?

     

  • 星のや京都、源氏物語の紅葉の宴を優雅に楽しむ特別イベント開催

    30.August.2021 | SPOT

    京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」が、2021年11月29日(月)と11月30日(火)の2日間限定で、「星のや紅葉賀」を開催。樹齢約400年のオオモミジの木が広がる奥の庭で、源氏物語の紅葉の舞を鑑賞する内容となっている。嵐山は平安貴族が愛した自然が今なお残っており、秋には深紅に染まる紅葉が美しく彩る。紅葉賀とは紅葉のころに催される会で、源氏物語では光源が紅葉の下でという舞を舞う優美な場面が描かれている。

     

     

    特徴1

    源氏物語の紅葉賀では、紅葉が散りかう中での光源氏の舞が描かれている。嵐山は古くから紅葉の名所として知られ、「大井川 ふるき流れを たづねきて 嵐の山の もみぢをぞ見る」(白河上皇)など、歌枕にも多く詠まれている場所であり、その嵐山に位置する星のや京都の奥の庭には、樹齢約400年のオオモミジの木が枝を広げ、対岸の小倉山を彩る紅葉と共に、景色を錦の絹織物のように染め上げる。奥の庭から眺める景色と、光源氏が優美な舞を披露した場面が重なり、源氏物語に描かれる風流な一幕へと誘われる。

     

     

    特徴2

    源氏物語に描かれる光源氏の雅な舞「青海波」は、見る人が涙したと表現され、物語の中で繰り返し回想の形で登場するほど優美で印象的なもの。その一幕が、奥の庭に響く雅楽器の幽玄の音色と、その音に合わせて華やかな装束がゆれる優美な舞によって目の前で表現される。波とともに96羽もの千鳥がすべて異なる姿で隅々まで刺繍されている装束をまとい、ゆるやかに袖を打ち返す所作で、寄せては返す波を表現し、青海波の舞でのみ用いられる美しい萌黄色の装束が深紅の紅葉の下でゆれ、舞手の姿を一層優美に演出する。雅楽は平安時代のころに確立し、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統文化だ。

     

     

    源氏物語でも登場する印象的な紅葉賀を体験してみては?

  • 岐阜県・高山善光寺で仏教体験もできるお寺カフェがオープン

    15.August.2021 | SPOT

    岐阜県高山市の街中にある、宿坊「Temple Hotel善光寺」が、無料の休憩スペースと様々な文化、仏教体験ができる場として、「体験カフェ高山善光寺(Activity Cafe Zenko-ji)」を2021年8月10日(火)にグランドオープンした。

     

    風通しよく換気の良いお寺 コーヒーやお茶などドリンクはすべて無料

     

    高山善光寺ラウンジエリア Wi-Fi、電源、トイレも自由にご利用ください

     

    本堂でリモートワークや会議「お寺ワーク」。いつもと違う空間でアイデアも広がります

     

    コロナウイルス収束と心身のストレス軽減を願い、期間限定で〝厄除けカフェ善光寺”として2021年4月よりお寺を開放し、地元の方や観光客より好評を得て、継続が決定。

     

    コロナ禍において、心身のバランスを崩す人が増えている中、地域の人のために、また徐々に戻りつつある旅行者のために「こういう時期こそ、お寺が心の平穏に繋がり、人々の拠り所になりたい。そして自分を取り戻し、元気になれる憩いの場を高山につくりたい。観光で賑わう高山が戻ってくることを願い、地域の人と観光客の人が自然に交流でき、ほっと一息できる空間を提供したい」と願う、Temple Hotel善光寺でマネージャーを勤める僧侶の山本海史が体験カフェ高山善光寺を立ち上げ、運営が始まった。

     


    アメリカの大学を卒業し、英語教師の経験を経て出家し、僧侶になった異色のキャリアの山本は瞑想指導者資格を持ち、英語での瞑想指導や仏教プログラムの提供を得意とする。カフェ利用の希望者はお寺ならではの、暗闇のトンネルを歩く修行体験ができる戒壇巡りや、心と体を調える写経や写仏などが提供される。

     

    心身を癒す空間が広がる体験カフェ高山善光寺へ足を運んでみては?

  • 世界的コンテストでTOP5に選ばれた京都の宿泊施設「Maana kamo」運営再開

    09.August.2021 | SPOT

    町家をリノベーションした高級旅館・高級一棟貸し宿を運営するNazuna が、京都でホテルブランドを展開するMAANA JAPANと提携し、世界的デザインコンテストであるDezeen Awards 2020の世界トップ5にも選ばれた京都の町家リノベーション型宿泊施設「Maana kamo」およびその姉妹施設である「Maana kyoto」の運営を2021年8月1日(日)より開始した。

     

    Nazunaは、これまでに一棟貸しの高級町家旅館「季楽 京都 本町」や、町家のならぶ路地一体をリノベーションしたラグジュアリー旅館「Nazuna 京都 椿通」など、ミシュランガイドに掲載される高級旅館を数多く手がけてきた。そのノウハウを活かし、京都の町家リノベーション型宿泊施設「Maana kamo」「Maana kyoto」をさらにグレードアップさせていく。

     

     

     

    Maana kamoは、京都市街地に近い鴨川沿いに位置する町家リノベーション型宿泊施設。
    かつて町家として使われていた美しい家屋をリノベーションし、日本家屋ならではの暗さを活かした落ち着きのある空間を演出している。当施設自慢のお風呂は、室内にいながらにして露天風呂のような解放感を味わえる作りとなっており、ここでしか味わえない至福のバスタイムが楽しめる。部屋にはオーブンやコンロを含むフルキッチンが完備されており、地元の食材を使った料理を自身で味わい、畳を用いた伝統的な和室と、クイーンサイズのベッドを備えた寝室でくつろぐことができる。近隣には、京都ならではの料理を楽しめるお店も豊富で、祇園・四条などの市街地へのアクセスもよく、四季折々に変化する鴨川の景色を楽しみながら、徒歩で市街地へお出かけも可能となっている。

     

     

    Maana kyotoは、京都・丹波口に佇む、隠れ家のような宿泊施設。町家をリノベーションした室内は、まるで我が家にいるかのような気持ちになれるくつろぎの空間が広がる。観光客でにぎわうエリアから少し離れた場所にある当施設は、喧騒をはなれてゆったりと京都を楽しみたい人にぴったり。また、庭園に植えられた楓の木を見ながら楽しめる豪華なお風呂も自慢のひとつ。職人が手作りした信楽焼の浴槽で、ぜひ京都の四季を楽しんでみてはいかが?Maana kamoと同じく、フルキッチンが完備されており、畳を用いた伝統的な和室と、クイーンサイズのベッドを備えた寝室で至福のひと時を過ごすことができる。近隣には、京都ならではの料理を楽しめるお店も豊富で、JR丹波口から徒歩5分とアクセスもよく、嵐山・祇園・伏見といった観光地を訪れるのに大変便利な立地となっており、京都での時間をより一層充実したものにしてくれること間違いなし。

     

    ここでしか味わえない特別な宿泊体験を、自分へのご褒美に贈ってみては?

     

  • 古民家をリノベーションした1日1組限定宿が新潟県南魚沼市にオープン

    15.July.2021 | SPOT

    デザイン事務所「自遊人」が、1日1組限定、貸し切りタイプの宿「里山十帖 THE HOUSE」を2021年7月に開業する。新潟・魚沼地域に残る貴重な古民家をフルリノベーション。豊かな森と美味しいお米が育つ棚田に囲まれ、眼前には百名山・巻機山の絶景が広がる。誰にも邪魔されることなく、プライベートな空間で、雪国の暮らしを堪能することができる。第一弾として開業するのは、南魚沼市の泉盛寺という棚田が広がる集落に佇む「IZUMI」。

    絶景を望む露天風呂

    リビングルーム

     

    築150年の古民家をフルリノベーション。豪雪に耐えてきた立派な梁や柱。「おえ」と呼ばれる囲炉裏の間を囲む、柱や差し鴨居は総欅という、この地域でも貴重な建物だ。今では保存樹木や保存樹林になっている欅の巨木を切り出して、何十年も寝かせて乾燥させた上、製材して建てられた古民家となっている。そして囲炉裏の間に大家族が集う昔の生活に、想いを馳せて欲しいとの思いが込められている。

     

    南魚沼のなかでも特に美味しいお米ができると言われているのが西山地域。なかでも「IZUMI」の建つ場所は、西山でも特別な樺ノ沢地区を眼下に望むことができる。そして、昼夜の寒暖差、豊かな水、地形、土、その全てを「IZUMI」から確認することが可能となっている。特に重要なのが昼夜の寒暖差だが、この寒暖差と盆地地形が「雲海」を産み出す。

     

    「IZUMI」は棚田が連なる田園集落の丘に建ち、まさに雲海ハントに絶好のロケーションに位置する。壮大な景色を独り占めできる露天風呂が作られた。ちなみに、南魚沼の雲海出現率は日本有数で、秋と春には70%以上の確率で雲海が現れる。

     

    貴重な古民家が解体されるいちばんの理由は「寒さ」と「暗さ」。「古民家を守ろう」と声高に叫んでも、実際に住んでいる人々は「現代住宅に住みたい」と思っている。そこで古民家の典型的な間取りをほぼそのままに、現代でも暮らしやすい住宅としてリノベーションした。里山十帖同様、今後100年以上使えるように、躯体はもちろん、土台から根本的に修繕した。特に古民家の弱点「寒さ」については、現代の断熱技術を取り入れて完璧に克服し、しんしんと降る雪を眺めながら、真冬でも快適に過ごすことができる。雪国らしい古民家の風情はそのままに、洗練された北欧家具を設え、モダンな空間へと生まれ変わった。

     

    夕食の選択肢は3つ。1つ目は「ミシュランガイド新潟2020」で一つ星を獲得した里山十帖内の「早苗饗」での夕食。2つ目は周辺に点在する「ミシュランガイド新潟2020」でビブグルマン、ミシュランプレートを獲得した店へ。3つ目は自分で調理する。すぐ近くに道の駅があるので、地元の食材で料理を楽しむこともできる。

     

    日本百名山の巻機山、霊峰八海山など、標高2,000メートル前後の上越国境の山々を望む絶景露天風呂が用意されている。コンパクトながら小窓から壮大な景色を望む内湯も登場。夜には満天の星空を眺めながら温泉に浸かることができる。塩分を感じる温泉は、すぐ近くに湧出する「越後ゆきぐに温泉」と言う源泉で、宿泊施設として入浴できるのは「里山十帖 THE HOUSE」だけという貴重な温泉でもある。また、夕食を里山十帖で食べる人は、里山十帖の「湯処 天の川」にも入浴いすることができる。2つの異なる温泉で日々の疲れを癒してみては?

  • 忍者のまち伊賀の歴史的な邸宅などを改修したホテルに新宿泊棟が登場

    12.May.2021 | SPOT

    バリューマネジメントが運営するVMG HOTELS & UNIQUE VENUESは、歴史的な邸宅や町家を改修した分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」に「旧福森邸」を使用した全4室ある新たな宿泊棟「MITAKE」を2021年5月1日(土)にオープンした。

     

    コロナウイルス感染症における当館の対策

     

     

    三重県伊賀市の中心市街地、伊賀上野城の旧城下町エリアには、江戸時代につくられた町割りに江戸、明治、大正、昭和の 様々な時代の歴史的建築物が多数残り、その希少性から「伊賀上野城下町の文化的景観」はICOMOSによる「日本の20世紀 遺産20選 」に選定された。しかし近年では人口減少による空き家の増加、中心市街地の空洞化が急速に進み、城下町 を形成する古民家などの歴史的建築物の多くが活用されず遊休化している。 そのような背景を受け、バリューマネジメントが取り組んで誕生したのが城下町に分散する歴史的建造物や古民家を改修し、 まち全体がホテルという構想で展開する分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」だ。

     

    外観は、鍔型の虫籠窓がある2階建て。明治初期に建てられ、当時木材屋を営み、平成に入り伊賀上 野城下町の歴史的建築物の保存継承を目的とした町家未来センターを民間が設立し、市が空き家対策に取り組み、歴史的建築物の保存と利活用を開始したことで、町家未来センターを廃止、今回株式会社 NOTE 伊賀上野が空き家対策総合支援事業を受け整備し、バリューマネジメントが運営する。

     

    各部屋は外観・梁など歴史ある佇まいはそのままに、水回りやベッドなど宿泊に必要な機能を整備し、昔ながらの趣とモダンかつ高品質な空間を融合した上質な施設となっている。また、今の時代に適したニューノーマルな旅において、ソーシャルディスタンス、三密回避の旅を楽しめるよう、小規模分散型ホテルとして安心安全の滞在を提案する。当ホテルのグループブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」は”まだ⾒ぬ時と出会う場所”をコンセプトに、地域に息づく歴史や⽂化に触れる体験と、究極の個別化されたおもてなしの提供により、⼼の豊かさに気づける機会の提供を⽬指す。

     

    昔ながらの空間が広がるMITAKEで癒しのひとときを堪能してみては?

  • 美濃和紙が生まれた岐阜県美濃市に宿泊可能な現代美術ギャラリー誕生

    10.May.2021 | FASHION / SPOT

    岐阜県のNIPPONIA 美濃 商家町に、現代美術ギャラリー「GALLERY COLLAGE(ギャラリーコラージュ)」がオープンした。豪商の別邸を改修した古民家宿泊施設内の質の高い展示空間を舞台に、“現代アートとローカルの新しい関係”をつくる。

     

     

     

    1、羅針盤なき時代の「ローカルの価値」を、現代アートが照らす。


     高度経済成長・グローバル化によって捨て去られてきた、ローカルの世界。その土地の自然・歴史文化に根ざした暮らしとその風景は、今また、人々にとって大きな意味を持つようになった。この時代だからこそ、地方の暗い夜の虫の音の奥に感じる様々な気配が、人々の進むべき方向を示してくれるはず。この場所で表現する作品は、ここに住む人がよく知る景色を、新しい姿で照らしてくれるだろう。「NIPPONIA 美濃 商家町」は、まちづくり事業として、現代アートと和紙を高いレベルで接続することで、地域の伝統産業と原風景の価値を、広く発信していく。

     

    2、シーズン・ラオ「美濃・余白」個展開催中。

     

    オープニングエキシビジョンはシーズン・ラオ (劉善恆/Season Lao )による「美濃・余白」展。レジデンス・プログラムで美濃の風景を取材し、ユネスコ無形文化遺産である「本美濃紙」にアプローチした、完成度の高い新作を発表した。2021年5月22日(土)には、オープニングイベントで行われた写真ワークショップ「美濃 心の風景を写そう」への参加者による、作品展示およびオンライン講評会が開催される。地元の高校の写真部を含む、地域の人々が撮った「心の風景」を、作家が講評する。

     

    3、「Season Lao 宿泊プラン」スタート


    作品と泊まれる「Season Lao 宿泊プラン」がスタート。期間限定で客室「満月」内に、シーズン・ラオのインスタレーション「氷蓮図」を含む複数の作品を展示。制作前のレジデンス・プログラムは、NIPPONIA 美濃 商家町の全面的なサポートのもと、客室への宿泊滞在と、和紙の手漉き職人や機械漉き工場などへの現地ツアーが実施された。また、併設の和紙専門店「Washi-nary(ワシナリー)」からの素材提供で新作を制作するなど、後援体制を充実させている。作品販売だけでなく、宿泊など複数の要素を組み合わせて、事業として継続運営が可能な仕組みが構築されている。まちづくりとアートのどちらの視点からも新しい試みだ。

     

     

    1300年の歴史を持つ日本三大和紙・美濃和紙の世界観が広がるギャラリーコラージュへ足を運んでみては?

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