【MOSHI MOSHI pick up artists!】 心ふるわせる歌姫、May’nの快進撃

10.March.2016 | FEATURES / MUSIC

歌姫と称されるアーティストは数多くあれど、彼女ほど「歌姫」という形容にふさわしい存在はいないのではないのでしょうか。

2015年にデビュー10周年を迎え、絶対的な存在として観客を魅了するロックボーカリスト、May’n。

心を鷲掴みにするようなエモーショナルな歌唱が特徴の彼女ですが、いったい彼女はどのようにして支持されてきたのでしょうか。本記事とともに、その軌跡を辿っていきましょう。

 

 

マクロスFの「歌唱担当」という役割

2003年に行なわれたオーディションをきっかけに芸能界入りをした彼女。

2005年には本名の「中林芽依」名義でメジャーデビューを果たすなど、音楽活動を順調にこなしています。

2008年の初めに現在の「May′n」という名前に改名したのですが、同年春に大きな転機が訪れます。

その転機というのは、ロングヒットシリーズである「マクロスシリーズ」の新作、「マクロスF」で主要キャラクターの歌唱担当に起用されたことです。

作品のメインヒロインの一人でもあり、17歳にしてトップスターの座に君臨し「銀河の妖精」と称される「シェリル・ノーム」というキャラクター。

高いカリスマ性が必要とされる役柄に選ばれたとあって、当然アニメシリーズのファンからの期待も大きなものでしたが、芯が強くソウルフルな歌声は、堂々としたステージジングで魅せるシェリルにピッタリとマッチ。

本編の人気とも相まって、シェリル・ノームという存在は一躍スターダムを駆け上がります。

 

シェリル=May’nの快進撃

2008年「シェリル・ノーム Starring May’n」名義でリリースしたシングル「ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don’t be late」は、オリコンシングル週間ランキング3位を記録。以降「ライオン」「ユニバーサル・バニー」などの人気楽曲の音源化を含む、シングル5枚・アルバム6枚に同名義で参加。いずれも全てオリコンシングル週間ランキングTOP10入りを果たしています。

その後の、シェリル・ノームとしてのオフィシャルブログの開設・コラボ商品の発売といった、数々のタイアップが実現するなど、シェリルが大きな存在になり得たのは、May’nの歌声が持つ説得力があったからに違いありません。

 

2008年10月には同作品のもう一人のヒロイン、ランカー・リー役の中島愛とともに「マクロスFギャラクシーツアーFINAL」を敢行。日本武道館を含む3会場で行なわれたこの公演のチケットは即日ソールドアウト。大盛況のまま幕を閉じました。

同年11月にシンガポールで行なわれた「Anime Festival Asia 2008」にも出演。この海外公演がきっかけとなり、以降自身単独でのアジアツアーを2010年と2011年、2012年に敢行。海外ファンからの人気も確実に獲得していきました。

 

 

ディーバは、現実世界に舞い降りる

マクロスFでの活動と並行しつつ、May’n名義でのメジャーデビューシングル「キミシニタモウコトナカレ」を2009年5月にリリース。この楽曲はテレビアニメ「シャングリ・ラ」のオープニングテーマに起用され、マクロスFのファン以外の間でも徐々にMay’nという存在が広まっていきました。

そして2010年1月、念願の日本武道館での単独コンサートが開催されました。

即日完売となったチケットを手に集まった一万人もの観客を、たった一人で熱狂の渦へ巻き込んでいく姿は、「May’n」という歌姫そのもので、カリスマ性に溢れていました。

その後もツアーで全国、さらには世界各地を回るかたわら、「Scarlet Ballet」(2011年/アニメ「緋弾のアリア」OP) 、「Chase the world」(2012年/アニメ「アクセル・ワールド」OP)、「ヤマイダレdarlin’」(2015年/アニメ「アクエリオンロゴス」OP)などといったシングルをリリース。 また2010年に発表された「シンジテミル」は 映画「インシテミル」の主題歌に、2013年発表の「Run Real Run」は テレビドラマ「リアル鬼ごっこ THE ORIGIN」の主題歌にそれぞれ起用されるなど、さらに活躍の場を広げました。

 

 

10周年のその先へ!

アニバーサリーイヤーであった2015年でしたが、2016年もその勢いは衰えません。

5月15日からコンサートツアー「May’n Hall Tour 2016 “SPRING OUT!!”」をスタートすることが早速発表されました。

10周年を迎えてなお「まだまだこれから」と歌手としてさらなる高みを目指す姿勢からも、彼女がいかに「歌う」ことができる場所を大切に思っているのかがよくわかります。

会場全体が震えるような彼女の歌のパワー、ぜひ一度生で体感してみてください。

 

文:囲(SHUTTER)

May’n オフィシャルWEBサイト http://mayn.jp/

 

 

 

 

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    SKY-HI

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    会場:台湾 ATT SHOW BOX

    2017年10月22日(日)

    会場:香港 E-Max Music Zone

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    会場:ニューヨーク SOB’s

    2017年11月18日(土)

    会場:パリ Glazart

    2017年11月19日(日)

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    国内のライブ情報はこちら: http://avex.jp/skyhi/

     

     

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    “Burn! Burn!BAND-MAID Moe Moe Cune”

    10月22日(日)台湾 / Jack Studio

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    11月4日(土)フランス・パリ / La Boule Noire

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    11月9日(木)ドイツ・ミュンヘン / Backstage

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    ・BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017

    “燃えたの?萌えたの?どっちだったの?”~燃 vs 萌~ ※追加公演

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    詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/63023

    ■Information

    May’n 5th ALBUM「PEACE of SMILE」

    発売日:2017年10月18日

    全13曲収録予定

    ・初回限定盤-A盤-(CD+マキシシングル) VTZL-134/¥3,700+税

    ・初回限定盤-B盤-(CD+マキシシングル) VTZL-135/¥3,700+税

    ・初回限定盤-C盤-(CD+マキシシングル) VTZL-136/¥3,700+税

    ・通常盤(CD) VTCL-60458/¥3,000+税

    オフィシャルサイト:http://mayn.jp/

     

     

    TEMPURA KIDZ

    ダンス&ボーカルパフォーマンス原宿系ユニットのTEMPURA KIDZ。メンバー全員が10代にも関わらず、舞台経験が豊富な実力派のパフォーマーだ。カラフルな衣装に身を包みキレキレのダンスを見せつける彼らには、目がくぎ付けになる人も多いはず。「CIDER CIDER」のカラフルな衣装で踊るMVは海外からも人気を集めている。タイやフィリピン、ミャンマー、台湾などでの海外公演も数多くこなす。

    詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/20844

    ■Information

    オフィシャルサイト:http://tempurakidz.asobisystem.com

     

     

    いかがでしたか?海外で活躍する日本人アーティストがこれからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待しよう。

    TALENT PROFILE

    TEMPURA KIDZ

    強烈な個性を武器に世界を飛び回る新世代ダンスボーカルユニット。 オリジナリティ溢れる自作のキレキレダンスパフォーマンスと、元気満タンな弾けるダンスサウンドに、若さと勢いが溢れ出る迫力のステージパフォーマンスを融合!目も耳も奪う超絶パフォーマンスを世界に発信中! 海外での活動も積極的に行い、これまでに訪れた国は、タイ、フィリピン、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、シンガポール、マレーシア、台湾、中国、フランス、スイス、ドイツ、スペインの13カ国17都市。 明るい歌と弾けるようなダンスで人々を元気にし、観る者を一瞬して虜にするTEMPURA KIDZは、いまや世界を熱狂させている。

  • 【MMNインタビュー】 May’n MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO

    23.December.2015 | MUSIC

    圧倒的な歌唱力と伸びのあるハイトーンヴォイスで人々を魅了する、注目のアーティスト、May’n。今回の「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO」(以下「もしフェス」)では、初日の11月6日「MOSHI ANI」のメインステージに登場し、会場を大いに盛り上げました。当日、出演時刻を間近に控えた彼女を直撃!ホットなインタビューをお届けします。

    ―― 「もしフェス」には、これまでにも参加してきているのですよね?

    May’n:海外の「もしフェス」はまだ未経験なんですけど、東京開催のものには毎年出させていただいています。今回で2回目ですね。

    ―― 国内のほかのフェスやイベントに出るのと、「もしフェス」に出演するのとでは、May’nさんにとってなにか違いがありますか?

    May’n:ほかのライブやイベントは、ほとんどが音楽なら音楽、アニメならアニメ、ゲームならゲームに特化されていて、特定のジャンルのファンが楽しむためのものですよね。「もしフェス」は、様々な日本のカルチャー全てを網羅していて、しかも外国人の方に向けて発信していく目的を持っているところが、他のイベントとは大きく違います。ですから「もしフェス」に出演できることはとても光栄です。

    ―― 海外公演の機会は多いのですよね?

    May’n:普段からワールドツアーなども行わせていただいていて、たくさんの海外の方々が日本のカルチャーを応援してくださっているのだということを常々感じています。でも、日本国内で外国の方を意識してコンサートをする機会はなかなかないですから、「もしフェス in Tokyo」は私たちアーティストにとっても、大きな意味のあるイベントだと思います。

    ―― そもそも日本のカルチャー、あるいはMay’nさんの音楽が、海外でこれほど受け入れられているのは、どういう理由があると思いますか?

    May’n:日本の特徴的なカルチャーでいうと、私はアニメやゲームの音楽を担当させていただくことが多いので、作品とともに受け入れられていると思います。

    目も耳も一緒に楽しめるというか、音楽を聴いただけで、本来は入っていけない二次元の世界に浸れるって素晴らしいと思うんです。だから私の歌を聴いたときに、好きなアニメのシーンやキャラクターが思い浮かぶ瞬間があるのだとしたら、私にとっても最高に嬉しいです。なんといってもアニメは日本の誇るカルチャーの一つですし、作品の世界観を伝えることは、大切にしていきたいですね。

    ―― 海外で受け入れられているという実感は、相当強いのですね。

    May’n:そうですね。FacebookなどのSNSでも外国の方からコメントをいただくことは多いですし、今までに2回行なったワールドツアーでも確かな手応えを感じました。

    新曲のリリース発表をすれば、同時に世界中の方々が知っていてくださったりとか、物理的な距離があるのに全く時差を感じないのはすごいですよね。インターネットの恩恵が大きいと思います。

    ―― 国内と海外で、ウケる曲が違ったりすることはありますか?

    May’n:いえ、それは特に感じないです。「マクロスF」の曲や、「Chase the world」や、今日も歌う「ViViD」など、私のコンサートで欠かせない存在となっている楽曲は、日本でも海外でもたくさんの声援をいただきます。でも、同じ曲でも国によって反応に違いを感じますね。海外ではバラードでも、全員で一緒に大合唱してくれるんですよ。しかも日本語で。日本だとバラードのときは静かに聴いてくださる感じです。あと、ヨーロッパではダンスミュージック的な捉え方が強いせいか、体を揺らしながら聞いている方が多いです。これも日本やアジアではあまり見られない光景なので新鮮でした。

    ―― 特に印象に残っている国やライブについて、教えてください。

    May’n:アメリカで私の代表曲である「ダイヤモンド・クレバス」を歌ったときのことなのですが、歌い終わったあとのアウトロは、普通は拍手をいただけたり、静かに歌の余韻を楽しんでくださることが多い部分なんです。アウトロのところで「あなたのことが大好きだ」「今日のあなたの歌は最高だ」などと、泣きながら延々と叫ばれていた方がいらっしゃったんですよ。とてもびっくりしましたけど、ありがたいことですよね。

    ―― 歌がよかったんでしょうね。ちゃんと伝わったんですよ。

    May’n:だとしたら本当に嬉しいです。そういうふうに、その場でストレートな想いを伝えてくださるのも、海外ならではだと感じます。

    ―― これから行ってみたい国や街はありますか?

    May’n:南米でも今、日本の文化がすごくアツいって聞くので、ぜひ行ってみたいですね。情熱的なイメージがある国や街で歌ってみたいという気持ちは、強いです。

    ―― 今日は本番前のお忙しいところ、ありがとうございました。今からのライブ、楽しみにしています。

    May’n:ありがとうございました!がんばります!