水曜日のカンパネラ、ポーランドの音楽フェス「OFF FESTIVAL 2018」大盛況!

08.August.2018 | MUSIC

水曜日のカンパネラが4日(土)、ポーランドの野外フェス「OFF FESTIVAL」(オフ フェスティバル)に出演した。「OFF FESTIVAL」はポーランドのカトヴィツェという都市で2006年から開催されており、2017年にはイギリスの新聞「The Guardian」でヨーロッパのベスト音楽フェスティバル10に選ばれた注目のフェスである。

4日(土)夜、小降りの雨のなか深夜に向けて盛り上がりはじめた「Experimental Stage」に登場した水曜日のカンパネラ。「Wednesday! Wednesday!」という掛け声の中、「贏政」のイントロがはじまりコムアイが裸足でステージに躍り出ると、会場の外にも溢れ出るほどの超満員のオーディエンスが拍手と歓声で迎え入れる。「桃太郎(Remix)」、「ウランちゃん」で、ステージ前の柵にまたがり歌うコムアイに、会場の熱気はさらに高まった。

「マチルダ」でふと姿が見えなくなったかと思えば、客席中央のどこからか用意された脚立の上に再び姿を現す。客席の中央でみんなに囲まれ「ゴッホ」を歌いきり、ステージに戻った。

「南方熊楠」「見ざる聞かざる言わざる」と新作からの曲が続き、「かぐや姫」では後光のような眩しい光の中、コムアイのシルエットが妖艶なうごきを魅せる。曲が終わると歓声と拍手が鳴り止まないまま、地響きに変わった。会場の床をオーディエンスが踏み鳴らしているのだった。「こんな素敵なオーディエンスはいない!ありがとう!」とコムアイ。音楽を全力で楽しむポーランドのオーディエンスたちと、水カンの音楽が自然にマッチしたのかもしれない。

アジア・アメリカ・ヨーロッパと、各地でライブを行ってきた水曜日のカンパネラはヨーロッパでも少しずつ手応えを感じはじめたのではないだろうか。今後の展開が楽しみだ。

 

■Information

 

ガラパゴスツアー

11/7(水)18:30/19:30 東京・新木場STUDIO COAST

11/10(土)17:00/18:00 札幌・ファクトリーホール

11/30(金)18:00/19:00 大阪・味園ユニバース

12/8(土)17:00/18:00 沖縄・ナムラホール

 

チケット代:スタンディング・4500円(税込:ドリング代別)

オフィシャル先行受付URL:http://w.pia.jp/t/wed-galapagos/

受付期間:7/2(月)21:00 ~7/15(日) 23:59

 

水曜日のカンパネラオフィシャルサイト: http://www.wed-camp.com/

 

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      今回の楽曲は、今年5月にリリースしたデジタルEP「ネオン」から、「バッキンガム」をパフォーマンス。畳み掛けるようなラップはカンパネラの魅力の一つ。「バッキンガム宮殿」とあの世田谷区にある地名「給田(きゅうでん)」をかけて、作詞・作曲を手掛けるケンモチヒデフミの遊び心満載の、これぞ水曜日のカンパネラ!という楽曲だ。詩羽の目まぐるしく変わる表情、拘ったヘアスタイルや衣装にも注目しよう。  ■YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」チャンネルトップページhttps://www.youtube.com/channel/UC9zY_E8mcAo_Oq772LEZq8Q 

     水曜日のカンパネラ 詩羽コメント 

    この楽曲は東京の世田谷区にある「給田」という、給食の「給」に田園の「田」って書いて「給田」という場所があるんですけど、水曜日のカンパネラの作詞作曲を手掛けているケンモチヒデフミが 「こんな場所あるのか!」っていうその驚きから始まった、本当に「給田」という場所に視点を当てて、「給田」と「宮殿」を掛け合わせた楽曲になっているんですけど(笑)、結構、言葉数が多くて、口をすごい回したり・・・。でも時々キュートになったり、、時々クールになったりとか、切り替えが多い楽曲だったので、表情ひとつひとつに拘って今回は歌わせてもらいました!!
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    エピソード1は、コムアイの原点に迫る内容で、ターニングポイントになった時期や幼少期からこれまでを濃縮したドキュメンタリーになっている。そして屋久島と向き合う。これまで、そしてこれからの活動のターニングポイントとなった屋久島でのストーリーが全7エピソードで綴られている。最終のエピソード7では「屋久の日月節」のミュージックビデオを見ることができる。エピソード2までは無料で公開されている。 【コムアイコメント】 死んでから生まれるまでに、果たしてどんな音がするだろう。 情景も浮かばなくなった時にどんな匂いを覚えているだろう   鎌谷聡次郎とオオルタイチという、二人の宇宙人に見守られる中、屋久島と相撲をとりました。タイトルはシンプルに「YAKUSHIMA」にしたいと思っていたところ、ちょうど制作中にオオルタイチさんのお子さんが生まれ、漢字が違うけど、タカラと読むので素敵だなあと思って「TREASURE」をつけました。生まれてきてくれてありがとう、祝いたい気持ちで歌わせてくれてありがとう、生と死を感じさせてくれてありがとう、という気持ちです。   【オオルタイチ・コメント】 屋久島の大自然の中で声を出し、川や海、風、雨たくさんの音を録音し、島で出会った人々の話をヒントに制作を進めていきました。 芽吹き、朽ちていく留まることのない島の天然に身を任せるように、時に迷いながらも、コムアイの歌と感応力に助けられ想像を紡いでいきました。 人・自然・音楽の新しい関係性を感じてもらえたら嬉しいです。   【鎌谷聡次郎・コメント】 あんた、ええ宝見つけて帰りましたな〜!