イタリアでローカライズ版「IDOL × WARRIOR MIRACLE TUNES!」放送決定

13.October.2018 | ANIME&GAME

女児向け特撮テレビシリーズ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」 (2017年4月~2018年3月末までテレビ東京系で放送)は、本格的な歌やダンス、憧れのヒロインが子どもたちの心を掴み、全国で開催したイベントでは延べ10万人を動員するなど、大人気コンテンツとなった。

 

「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」 とは 、ライブスタート!悪いハートをチューニング!!」を合言葉にアイドルが得意なダンスや歌のチカラで悪を倒し、世界の平和を守るライブ型特撮ヒロインストーリー。同作品に出演した少女たちは、番組を飛び出し次世代ガールズグループ「miracle2(ミラクルミラクル)」としても活動し人気を集めた。日本での監督および総監督は三池崇史氏。

 

その人気は日本だけにとどまらず、中国、タイ、韓国での放送(吹替え版)や、タイで開催された「JAPAN EXPO IN THAILAND 2017」への出演などアジアで大きな盛り上がりを見せている。

そしてその勢いは止まらず、2018年10月中旬から、イタリアで現地キャスト・スタッフによるローカライズ版「IDOL×WARRIOR MIRACLE TUNES!」の放送が決定。主役キャストは日本同様オーディションで選ばれたローティーンのシンデレラガールズだ。

ストーリーは日本とほぼ同様だが、「演歌ジュエルを使ってチューンアップ!」する“演歌モード”が、イタリア版では“フラメンコモード”になるなどオリジナル要素が加わる。また、現地の視聴者に受け入れられやすいようにキャストや役名が変更、テーマソングは現地制作のオリジナル曲となり、日本版と違った楽しみが。また、ストーリーに付随したイタリア版玩具の発売も予定されている。

 

放送のきっかけは、イタリアのコンテンツ制作会社Sholab srl社から、イタリアやその他各国で放送できるコンテンツとしてリメイクしたいとのオファーを受け制作がスタート。監督は多数のイタリアTVシリーズを手掛けているロベルト・チェンチ(Roberto Cenci)氏が担当する。

ロベルト・チェンチ監督 コメント

監督を務めると決まった時は大変光栄で、この作品を見てすぐに、「これは欧州でも大成功する可能性を秘めている!」と感じました。音楽を通して愛を伝える所が特に好きなのですが、この作品を観る子ども達に重要なメッセージをきっと伝えてくれると思っています。欧州で放送するにあたり、こちらで成功するには重要なポイントともなる、歌とダンスには特に力を入れました。ミラクルちゅーんず!達はとても苦労して頑張ってくれていますが、彼女たち自身、楽しんで撮影に臨んでいます。この作品に参加できて幸運だったと思います。

 

Sholab Srl社 

プロダクト・マネージャー/グイード・ベルテ氏 コメント

実写とCGIアニメを融合させるというアイディアが私達にはとても新鮮に映り、イタリアでも成功できると感じオファーをさせていただきました。

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