ASIAN KUNG-FU GENERATION、全国ツアー ”Tour 2019「ホームタウン」”開催決定

04.December.2018 | MUSIC

2018 年12月5日に3年6ヶ月ぶりとなる待望のニューアルバム「ホームタウン」が発売となるASIAN KUNG-FU GENERATION。今回、そのアルバムを携えた全国ツアーの開催が発表となった。

 

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2019年3月〜7月にかけて、前半はライブハウス、後半は会場をホールに移し、日本を約2周する大規模ツアーとなる。ライブハウスツアーには各1組のフロントアクトも出演予定 (後日発表)。

 

12月4日(火)12:00より、オフィシャルHPにて1次チケット先行受付がスタートしているほか、12月5日発売のアルバムにはCD購入者限定特別チケット抽選予約特典もついてくる。今後のチケット先行等最新情報は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONオフィシャルサイトにて随時発表されるのでお見逃しなく。

 

同ツアーながらライブハウス、ホールとそれぞれの魅力が飛び出しそうな今回の全国ツアー。アルバムと共にぜひ楽しんでほしい。

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    ――ここまで話を聞いていて感じたんですが、この3年半って4人にとってすごくいい時間だったんですね。音楽面だけではなくて、メンタル面においても。 後藤:いろんな体験をしたので。南米、ヨーロッパ、アメリカまでツアーしに行ったりもしたし、僕らは全然休んでるつもりはなかったので。   ――確かに3年半ぶりのアルバムっていう印象が全くないですよね。しかも、初回盤には5曲入り作品「Can’t Sleep EP」まで付いています。なぜこういった試みを? 後藤:2枚別々に買ってもらって二重集金みたいになるのも嫌だし、この時代にアルバムを買ってくれるのは自分たちのことを本当に好きでいてくれる人たちだと思うから、そういう人たちにとってアドバンテージがあるといいなと思って。Spotifyで聴く人もいるだろうから「別々に出す必要あるのかな」って思うところもあったんですけど、一つのアルバムを1時間も聴くっていうのも時代とちょっと合わない感じもして。だから、作品としては10曲と5曲に分けて、それぞれに何らかの意味を持たせたほうが聴きやすいんじゃないかなっていうことでこういう形になりました。   ――山田さんは、「Can’t Sleep EP」収録の「イエロー」で作曲と初のメインボーカルを担当しています。 山田:メインボーカルと言っていいのかわからないような処理をされてますけど(笑)。この曲はゴッチ以外の3人で作っていた曲で、アルバムのテイストとはちょっと違うかなと思いつつ、最終的には収録されたのでよかったです。それだけでも十分だったんですけど、まさか自分で歌うことになると思いませんでした(笑)。   後編へつづく
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    ASIAN KUNG-FU GENERATIONの3年半ぶり9枚目となるオリジナルフルアルバム「ホームタウン」が素晴らしい。彼らが影響を受けてきた90年代のパワーポップやオルタナティブロックの要素を散りばめる一方、最近のトレンドもしっかり意識。そして、WEEZERのリヴァース・クオモをはじめ多くの作家陣を迎えながらも、どこをどう切ってもアジカンらしさしかない傑作に仕上がった。その理由を解き明かす鍵は制作環境の変化にあった――。今回は、「すごく楽しかった」と語る「ホームタウン」制作の裏側に迫りつつ、様々な国を飛び回る4人に“アジカンと世界”について語ってもらった。 文/阿刀 “DA” 大志   前編はこちら:【MMNインタビュー:前編】「4人で楽しく朗らかにアレンジしていくとどうしようもなくアジカンになる。これはもう逃れようのない、アジカンという病」   ――今作は、南米ツアーの模様を収録したDVDが初回盤に付きます。アジカンは南米をよく回っているイメージがありますね。 喜多:それでも、2015年と去年の2回ですね。   ――南米でツアーをするようになったきっかけは? 後藤:最初はチリのジャパン・エキスポみたいなイベントに呼ばれて、「じゃあ、その流れでツアーをしよう」ってことになって、アルゼンチン、ブラジル、メキシコに行ったんですけど、「南米にこんなにファンがいるんだ!」ってびっくりしたし、楽しかったし、本当に素晴らしい体験でしたね。もっと他の国にも行ってみたいです。   ――アジアツアーはどうですか?後藤:行きたいですよ、もちろん。最近、アジアのポップミュージックがすごく盛り上がっているイメージがあって、特に僕らより若い世代がボーダーレスに交流を持って活動してますよね。例えば、最近だと宇多田ヒカルの作品にアジアのラッパーが参加していたり。僕も12月にタイのPhum Viphuritっていうソングライターと一緒にライブをやるんですけど、アジアはバンドが気軽に行ったり来たりできる地域だし、今後もっと面白いことになっていくと思うから、そういうところに俺らもオジサンなりに参加できたらいいなと思いますね。   ――南米のファンはどうでしたか? 僕もメキシコシティで他のアーティストのライブを観たことがあるんですけど、お客さんの熱狂っぷりが強烈な印象として残っています。 後藤:本当にすごいですよ、素晴らしい。サッカーのお客さんみたいにチャントを歌ったり、あとはリフも全部歌ってくれたよね。 喜多:しかも、ライブ前から盛り上がってますからね。   ――「今からそのテンションで大丈夫か?」ってぐらいの勢いで。 後藤:そうそう。開演前にお客さんが俺らの持ち歌を2時間ぐらい歌ったあとに、俺らがまた2時間ライブをやるっていう(笑)。ああいう感情の表し方って日本人はなかなかしないから真似したいですね。世界中を旅して思ったんですけど、日本人が一番おとなしくてそれがショックでしたから。どこの国に行っても本当にみんな元気なんだけど、その後に日本のフェスに出ると「俺ら、ヘッドライナーなのに人気ないのかな?」って思うぐらいおとなしい。日本人はシャイすぎるから、そこは変わっていかないといけないですね。   ――ウケる曲は国によって違うんですか?   後藤:違いますね。ヨーロッパに行くと、マイナー調で重層的にアレンジしてある「サイレン」だったり、UKロック寄りの曲が盛り上がるんだけど、裏打ちの曲はあんまりウケるイメージがなくて。南米はそういう曲でも盛り上がるんだけど。  ――海外での活動で印象に残っているエピソードはありますか? 後藤:初めて韓国に行った時は緊張したし感動しましたね。アジアの歴史って複雑だから、最初はちょっと緊張してて。日本人のことを嫌いな韓国人なんてたくさんいると思ってた。でも、ステージに出ていったら全然そんなことなくて、むしろめちゃくちゃ盛り上がってくれたんですよ。ライブが終わってからも、バックステージに韓国のバンドがワ~っと来てくれてCDを交換したりできたし、そのときの交流に感動して「ああ、自分たちにできることっていっぱいあるな。こうやってみんなと繋がって仲良くなっていけばいいんだな」って。当時知り合ったバンドとは今でも友達だし、向こうに行ったらどんなに仕事が忙しくも遊んでくれるんですよ。あれは今でもすごく鮮烈な思い出として残ってますね。   ――バンド結成当初から世界での活動は視野に入れていたんですか? 後藤:そういう意識は意外と早い時期からありました。例えば、ASIAN KUNG-FU GENERATIONっていうバンド名をつけたのも、アジアのバンドだと思ってもらったほうが世界に出た時に目立つかなっていう気持ちがあったからだし。あと、デビューしたときに、「遥か彼方」っていう曲をアニメ「NARUTO -ナルト-」のオープニングテーマに使ってもらったんですけど、当時は「ロックバンドがアニメの曲をやるのはどうなの?」っていう空気がまだ強かった時代で。でも、「NARUTO -ナルト-」みたいな作品と一緒にやることによって、自分たちの曲も海を渡って世界中でシェアされるんじゃないかってメンバーとも話してたんですよね。だから、当時からアジアっぽい旋律をわざと入れてたし、それは今も意識してますね。実際、そういうメロディを世界中の人たちが面白がってくれるんですよ。   ――今の話にもありましたけど、ロックバンドがアニメの曲をやることに対して批判的な空気が強かった時代に、素直にそういう考え方ができたのはすごいですね。  後藤:バンドを組んだときから海外でやってみたかったんで、それが実現してることはものすごく嬉しいです。でもまさか地球の裏側まで届くと思ってもなかったからびっくりしてますけど(笑)。ペルーでライブしたことも未だに信じられないし、チリも「これがあの細長いチリなんだ!」ってすごく感動しましたね。   ――それにしても、そうやって20年以上活動してきた末に、今、青春時代から憧れていたミュージシャンと一緒に曲が作れているというのは夢がある話ですね。 後藤:本当にそれは不思議ですね。この状態に慣れてきてる自分が怖いです。でも、欧米のミュージシャンも俺らと同じ人間なんですよね。だから、変に構えずにフラットな姿勢でこれからも世界のバンドと繋がっていけたら嬉しいです。   ASIAN KUNG-FU GENERATION 「廃墟の記憶」 MV
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