DEAN FUJIOKAアジアツアースタート&ドラマ主題歌「Maybe Tomorrow」初披露

20.February.2019 | MUSIC

2019年1月30日に約3年ぶりとなるニューアルバム「History In The Making」をリリースした DEAN FUJIOKA(ディーン フジオカ)。このアルバムを引っ提げた自身初のアジアツアー「DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019 “Born To Make History”」の初日を2月16日に宮城、仙台の東京エレクトロンホール宮城大ホールで開催した。

先月リリースされたばかりのアルバム「History In The Making」の収録楽曲を中心に、フジテレビ系木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」主題歌でスマッシュヒットを記録した「Echo」や、前作「Cycle」の楽曲も織り交ぜたセットリストで約2時間に及ぶライブとなった。英語、中国語、日本語と3ヶ国語を織り交ぜながら、先鋭的なエレクトロミュージックからヒップホップ、R&B、パンク、ジャズまで、あらゆるジャンルを縦横無尽に行き来し、終始オーディエンスを魅了。今年4月まで国内8都市10公演と上海、香港、台湾を含む全13公演の初日を最高のパフォーマンスでスタートさせた。

アジアを彷彿させるサウンドを織り交ぜた重厚なオープニングSEと、会場のエネルギーをブラックホールのように一気に吸収し爆発させるような照明とステージの演出でDEANが登場。「行くぞ!仙台!」と一気に会場のボルテージを上げてライブをスタート。シンセサイザーを巧みに操りながらエフェクティブでデジタルなアレンジで楽曲を披露していく。一転エレクトリックギターを手に緩急織り交ぜながらライブ展開していくなど、冒頭からDEAN FUJIOKAの世界に一気に引き込む展開で、会場は一瞬にして熱気に包まれていた。

そして、「みんなついて来いよ!」とオーディエンスを盛り立てると「まさか、ファーストアルバムを作っていた頃に、こうやって日本でライブをしたり、アルバムを作る日が来るなんて思っていなかった。そんな、人生の面白い、本当に何が起こるか分からない、意外性や可能性を描いた曲を聞いてください」と、現在放送中のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」主題歌「Maybe Tomorrow」を初披露。アカペラが印象的な「Accidental Poet」など、ニューアルバムの世界観を存分に示す内容になっていた。中盤では、これまでの楽曲をパンクにアレンジして披露して見せた。「新しい季節を迎える曲を作りました。新生活応援ソング!」と言って披露した「Sakura」では、会場を桜色に染めながら揺らすとオーディエンスと大合唱。ニューアルバムの中から新曲を中心にオーディエンスとの一体感を演出していた。

そして、TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」OPテーマとしても世界に知られたアンセムナンバー「History Maker」や「Everybody put your hands up!」という掛け声とともに「History In The Making」を披露。ライブが一気にクライマックスへ突入すると、会場のボルテージは最高潮に達し、満員のオーディエンスを最後まで魅了していた。

最高のスタートを切ったDEAN FUJIOKAは、3月30日の東京、NHKホールの国内最終公演まで駆け抜けたあと、上海、香港、台湾と海外公演へ突入していく。最新アルバムに収録された楽曲はもちろん、アレンジを加えて新たな表情を見せた前作「Cycle」の楽曲も、ツアーを通じてどんどん変化していくだろう。

今回の最新アルバムに収録された全15曲について、日本で制作した順に収録し、自身の音楽的な変化や成長を「音のドキュメンタリーのように聴いて感じて欲しい」と語ったDEAN。DEANのこれまで歩んできた来た人生を反映するかのようなステージは、全公演が唯一無二のライブになるだろう。要チェックだ!

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    DEAN FUJIOKA 主題歌コメント

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    Photo by Kayo Sekiguchi

    Photo by Kayo Sekiguchi

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    Photo by Yukitaka Amemiya

    Photo by Yukitaka Amemiya

        「DEAN FUJIOKA "Musical Transmute" Tour 2021」は、DEANにとって、2019年に行われた『Born To Make History』以来のライブツアーとなるだけでなく、18都市20公演が行われる自身最大の規模の日本ツアーだ。また、昨年予定されていたアジアツアーの開催断念も経て行われるため、ファンにとっても待望の全国ツアーとなる。   新たな表現が試みられた今回の公演では、「Shelly」、「Searching For The Ghost」など過去曲や最新曲「Runaway」に加えて、「Sayonara」、「Sukima」、「Missing Piece」、「Spin The Planet」の4曲の未発表新曲など、約1時間45分に渡って披露された。しかし、その方向性を示す上で最も重要な役割を果たしたのは「Neo Dimension」だ。   同曲は、かつて「自身の自己紹介、意思表明的な楽曲」として発表された「My Dimension」を生まれ変わらせた曲だが、その際には新たに常に進化し続け、新しいステージを歩み続けるDEANのこれまでの時間と想いを凝縮した未来に導く「コンパス」という意味が加えられている。   ライブ中にDEANがステージで見せた舞台表現には彼のキャリアにおける初期衝動を感じさせるものもあれば、葛藤や飛躍を感じさせるものまで様々な表現が見られたが、これらの表現はDEANのこれまでのキャリアと深く結びついたものであることが予想できる。そのことからライブ構成にあわせて、過去の彼の姿をステージ上でトレースすることで、可視化したものであるように感じた。   DEANはツアー開始に先駆け、今年12月に『History In The Making』以来、約3年ぶりのアルバムとなる3rdアルバム『Transmute』をリリースすることを発表している。今回のライブで披露された新曲4曲も収録される同作の"Transmute"というタイトルには、「現代の混沌とした世の中で、予測不能な将来を生き抜くために“変異”していくことが大切である」というメッセージが込められている。それだけに今回のツアーは、ファンがその意味を紐解き、理解する上でも重要な役割を果たすことになりそうだ。   Text by Jun Fukunaga