【東京ごはん】東京でおいし焼きそばが食べられるお店4選

16.September.2016 | FEATURES / FOOD

「焼きそば」。蒸した麺を炒めて、主にソースで味付けするジャパニーズフードの主力商品のひとつです。お祭りの屋台などでもよく見かけますが、今回は東京で食べられるおいしい焼きそばのお店を紹介しましょう。

 専門店として、人気実力共にナンバー1といわれているのが神保町にある「みかさ」です。常に行列が出来ていて、麺が無くなり次第終了となるので、早めの来訪をおすすめします。メニューはソースか塩、小・並・大、いか・えびをトッピングするかを選びます。特徴は自家製の生麺。太くモチモチで存在感がたっぷりです。卓上にはトッピング用に「からしマヨネーズ」「辛口ソース」「紅ショウガ」「いか天かす」などが並んでします。食べ進めて、後から試してみましょう。個人的にはからしマヨネーズ、一押しです。

■焼きそばみかさ

住所:東京都千代田区神保町2−24−3

ちなみにこちらの創業者が今年、高田馬場に「真打みかさ」という店をオープンしました。麺はもちろんソースに徹底的にこだわり、熟成用の甕が壁に並んでいる光景は壮観です。

■焼きそば 真打ちみかさ

住所:東京都新宿区高田馬場4-4-10 1F

 

 

 同じく専門店では、千葉の人気店が本郷三丁目に出した「まるしょう」もおすすめ。楽しめるメニューが多く、酒や肴も充実。居酒屋としても使えます。

焼きそばのまるしょう

 渋谷の人気大衆中華「後楽」の焼きそばも人気です。カウンターに座り、目の前で調理を眺めると、その大迫力に興奮するでしょう。そこはまさにシェフズテーブル! 新宿では老舗中華居酒屋「石の家」のオリジナル焼きそばをぜひ試してみてはいかがでしょう。まるで焼うどんのごとき軟らかさですが、これがクセになる人気メニューです。お酢をかけるとまた違った美味しさを味わえます。

■ラーメン王後楽本舗

住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目7−4

■石の家

東京都新宿区 新宿3丁目35−4 ユーコービル B1F

 

今年はブームが来るといわれる焼きそば、ぜひこの機会に楽しんでみてください。

 

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    ■InfotmarionARK HILLS SOUTH TOWER ROOFTOP LOUNGE Address:東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー屋上庭園スカイパーク Tel:03-5549-1550 Hours:[平日]17:00~23:00[土日祝]5~6月 12:00~23:00 / 7~9月 16:00~23:00 Holiday:不定休 ※~9月30日まで(天候によって中止する場合もあり) URL:http://arkhills.beergardens.jp/
     
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    一度好きになったらもう抜け出せない魅惑の街、高円寺。

    ここ最近、そんな高円寺で飲むと、必ずと言っていいほど話題になるお店があった。「あそこ、行った?」「これから行こうと思ってる!」

    酒の席でこう何度も名前が挙がるお店もそうそうない。

    時を同じくして、倫子ちゃんからカレーの取材でここに行きたい!と連絡が入った。

    “妄想インドカレー”こと「ネグラ」!

    高円寺駅南口から徒歩2分。エトアール商店街にあるこちらのお店。

    誰もが気になるであろうこのネーミング。

    そう、ここはインドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトなのだ。聞くだけで楽しいこのコンセプトが、店名よりも先に街に定着したという。正式な店名「ネグラ」は、お店は切り盛りする二人の学生時代の溜まり場(店主の実家の離れ)の愛称をそのままお店に付けたのだとか。ワクワクしながらお店を開けると、さらに胸が高鳴った!

    まさに溜まり場を彷彿させるような、所狭しと並ぶ面白い小物や本。

    壁一面に描かれたカラフルでダイナミックな絵。

    アートディレクションは苦虫ツヨシさん。ロックフェスなどのイベントのデザインも手がけるアーティストだ。

    言われなければインドに行っていないとは到底思えない店主の大澤さん(お写真がないのが残念すぎるほど!)は、物腰が柔らかく、とても優しい人。

    「店主がすごくインドっぽい雰囲気なので、何も言っていないのにインドで修行をしたと思われがちなので、もう店名から妄想って言っておいた方がいいかもと思って・・・」

    その傍らで笑いながら話す可愛い女性、近藤さん。

    一体どんなカレーが来るのだろう!

    メニューは、季節の素材や同じく旬な妄想を元に日替わりで作られる。今日の妄想メニューは、葉玉葱とトマト、菜の花とアサリのサグの合いがけ(1000円)。トッピングは、金柑と胡椒のチャツネ(200円)。しびれるチャイ(500円)もオーダー!

    1皿でこの存在感!2種のカレー、トマトにさやえんどう、人参など色とりどりの野菜もかなり贅沢!どこから食べようか迷ってしまう。

    ガツン!と気持ちいほどスパイシーなチャイも他では味わえません。

    「お、おいしい!」と声を上げる倫子ちゃん。続けて、「優しい!」と言うその言葉通り、軽やかにスプーンが進む味。

    スパイスと食材の見事なバランス融合!辛過ぎないから素材の味もしっかり、だけど、スパイスの後味はじっくり引く。

    味わいはもちろん、このバランスも初体験!“妄想だからこそ”のインドをしっかり感じました。無限の可能性を秘めたインドと、私たち人間の最大の強み、想像力(妄想力)!そのタッグは最強。

    お店の遊び心に溢れた店名や内装、2人の柔らかい人柄を見て、ほっこりゆるい雰囲気を感じる人もいるかもしれない。

    でも、それだけじゃない。

    イマジネーションと自由を以って何かに挑戦するというのは、とても覚悟がいることなのだ。

    そして、答えのないその味で多くの人を喜ばせるなんて、本当にすごいことなのだ。

    思い出の溜まり場を店名に、前代未聞の挑戦に乗り出した2人が築いた、「妄想インド」という王国。

    ちなみに、高円寺は度々「日本のインド」などと揶揄される。

    妄想は、最強で最速の旅。

    ここでしか味わえないカレーと空気を堪能しに、“インドの中のインド”に一度来てみてほしい。

    model:Rinko Murata @rinco1023 Source:She magazine  

    ■Information

    ネグラ(妄想インドカレー)

    住所:杉並区高円寺南3-48-3

    営業時間:13:00~21:00

    定休日:月・火曜

    ※ 出店などで営業が不規則になる時もあるため、詳しくは公式FBページを

    https://www.facebook.com/negura.curry/

  • 【東京ごはん】個性際立つ“ネオ酒場”が人気上昇。ラム肉がおいしい上野御徒町の酒場「羊香味坊」

    03.May.2017 | FEATURES / FOOD

    パブやバールなど、世界にはさまざまな酒場があるが、日本の大衆酒場はまた独特な空気感がある。浅草や上野界隈には昼間から営業している店も多く、最近は外国人観光客の姿もちらほら。予約必須のレストランとは違い、気軽に立ち寄れて気楽に飲めるのも酒場の魅力だ。昔ながらの昭和レトロな雰囲気を楽しみながら飲むのもいいが、最近は個性際立つ“ネオ酒場”の人気が上昇中。キャラは立っていてもディープすぎず、ほどよくラフな雰囲気が、若い世代にも受けているのだという。

    酒場の聖地、上野御徒町に昨年オープンした「羊香味坊」も肩肘張らずに昼呑みを楽しめる店のひとつ。

    オーナーの故郷である中国東北地方の料理とナチュラルワインを提供する神田「味坊」の姉妹店とあって、メニューには「味坊」名物の羊料理やワインに合う一品料理、麺類などが並ぶ。

    この店でまずオーダーすべきは、さまざまなラムの部位を使った羊串焼き。ラムショルダーやラムネックなど串焼きは5種用意しており、ワインのおともにぴったり。近くの酒場を2軒、3軒とはしごするのも楽しいが、料理も酒も美味しく、居心地がいいとくれば長居は必至!?

     

    ■羊香味坊

    住所:東京都台東区上野3丁目12−6

    Tel:03-6803-0168

    Holiday:無休

    Hours:月~金曜日 7:30~9:30・11:30~23:00(L.O)

    土・日・祝 13:00~22:00(L.O)

    https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13200566/

     

    小寺慶子(フードライター)

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