国内外で活躍中のAvec AvecとSeihoによる「Sugar’s Campaign」の新作に迫る!

18.October.2016 | FEATURES / MUSIC

10年代前半を契機に続々とポップ・シーンに名乗りを上げている日本の若手トラックメイカーたちの中でも、神戸のtofubeatsらとともに関西代表としてソロ名義でも高い人気を集める大阪出身のAvec Avec とSeihoの2人によるポップ・ユニット、Sugar’s Campaign。

 

お互いのソロでは海外の気鋭レーベルからのリリースや国外アーティストのリミックスを経験し、同時にJ-POPの人気アーティストのプロデュースも担当するなど国内外で活躍する2人が生み出すのは、様々な音楽を飲み込んだ普遍的なポップ・ミュージック。8月にリリースした2作目『ママゴト』では、「家族」をテーマに90年代J-POPにも通じる華やかさを獲得。akioやmomo、IZUMIといったお馴染みのヴォーカル陣に井上苑子らニュー・フェイスも加えることで、「好きな女の子にポテトサラダをつくる男の子」や「父親と娘の食卓」といった日本の日常をファンタジーに変える、ポップの王道を突き進んでいる。

 

 

――お互い音楽好きの場合、好きな音楽を交換して仲良くなったりすることも多いですが、2人が出会った大学時代の思い出で、印象に残っていることがあれば教えてください。

 

Avec Avec: Seihoに借してもらったCDを、僕が借りパクしたんですよ。

 

Seiho:あれマジで返せって(笑)。僕がたまたまCDを買ってから大学に向かったんです。そしたらTakuma(Avec Avec)に「貸して」って言われたんですけど……。

 

Avec Avec:まだ返してないんです(笑)。

 

Seiho:結局、僕は一回も聴いてないんですよ。

 

――(笑)。そもそも、2人はどんな風に仲良くなったんですか?

 

Avec Avec:僕はもともとウエストコースト・ロックが好きで、Seihoはジャズが好きで、その中間としてスティーリー・ダンやスタッフ(アメリカのフュージョン・バンド)のようなものが共通していたと思いますね。

 

Seiho:でも、「音楽を教え合う」みたいなことはあまりなかったよな?

 

Avec Avec:うんうん。

 

――もしかしたら、もともと詳しい人同士が出会っていたからなのかもしれないですね。

 

Seiho:ああ、そういう部分はあったのかもしれないですね。

 

――今回「家族」をテーマにした最新アルバム『ママゴト』が完成しました。Sugar’s Campaignはコンセプトを先に考えるタイプの人たちではありますが、今思うと新作に影響を与えたかもしれないアーティストや曲はあると思いますか?

 

Avec Avec:家族をテーマにした歌は沢山聴いたし、映画やアニメも色々観ました。麻枝准さん(『CLANNAD』の脚本など)が書く話とか、手塚治虫の『火の鳥』とか、連鎖する運命を描いたものに影響を受けたんです。音楽的に言うと、自分は“ママゴト”のメロディーにはアラン・パーソンズ・プロジェクトやトレイシー・ウルマンっぽさを感じるし、“いたみどめ”にはオブ・モントリオールみたいな雰囲気があるかな、とも思いますね。“ポテサラ”でブラジル音楽の要素を見つめ直したのはバカラックの影響が大きいと思います。もちろん、他にも自分のメロディーに影響を与え続けているものは沢山ありますけどね。

 

Seiho:あとは、結婚式の定番ソングにもなっているaikoさんの“瞳”。あの曲って、生まれてくる子供のことを歌っていますけど、女性って生まれた段階で、自分が子供を産むことや、産んだ子供がいつかお母さんになることを知っていると思うんです。だからこの曲は、結婚をしてない女の子が聴いても娘の視点で泣けるし、お母さんが聴いても泣ける。『ママゴト』は家族がテーマなんで、この感覚はどうにかして抽出したいと思っていました。

 

――9曲目のタイトル“1987”は2人の生まれた年ですよね?

 

Avec Avec:そうです。これは(これまでもSugar’s作品にヴォーカルや作詞で参加してきた)momoちゃんが考えてくれたんですよ。今回はmomoちゃんが歌詞を書いてくれた曲が増えていますよね。“SWEET HOME”の歌詞は(現在も作詞をサポートする、Sugar’s Campaignの結成メンバーのひとり)小川リョウスケくんが実際に帰り道に思っていたことをそのまま書いてくれたものです。あとは、(“ポテサラ”や“ママゴト”“レストラン –熱帯猿-”といった曲名にも顕著な)「料理」も今回僕らが意識したことでした。

 

――アルバム制作前の合宿でも、色んな可能性を試すことのひとつとして、Seihoさんが料理を作ってその写真をSNSにポストしていましたね。

 

Seiho:僕は料理って面白いと思うんですよ。どんな食べ方でもお腹に入ってしまえば結局同じなのに、僕たちは味付けをして、きっちり盛り付けて箸で食べる。食材をいかに美味しく食べるかを考える時に、味ではなくて見え方を気にするのって面白くないですか?

 

――ああ、確かに。

 

Avec Avec:それが「文化」だと思うんです。たとえば僕は、納豆を食べる時も急いでないのにパックのまま食べるのは好きじゃなくて、ちゃんと一回皿に出してから混ぜたい。「その方がおいしく感じる」みたいなことってあると思うんですよ。

 

Seiho:なぜそうなるかというと、料理が基本的に「他人にふるまうもの」だからだと思うんですよね。だからこそ色んなマナーが生まれるわけで、「コンビニで買ったものを公園で飲む」とか「マクドナルドでは肘をつく」とかも僕はマナーのひとつだと思う。ストリートナレッジもアカデミックなナレッジもそれぞれ状況に合った知識が必要で、マクドナルドでお行儀よく食べると逆にマナーに反してしまう。それで今回、せっかくなんで少し高いフレンチに行ってみたんですよ。そうしたらものすごく大きなお皿にちょこん……って料理が乗ってて、「これはヤバい。食べるという概念を超えてる」みたいになって(笑)。それでシェフの人たちと話したら「(料理を)超えていく」みたいなことを言っていたんです。

 

――この『ママゴト』も、人に聴いてもらうからこそ色んな偶然やバグを大切にして、前作で表現していた「あるあるを超えた」ポップ・ミュージックを作ろうとしていますね。

 

Seiho:そもそも僕自身、「こういう音がやりたいからこのバンドで集まろう」とか、「こういう年代の音楽がやりたいからそういう曲を作ろう」とか、そういうものが嫌になった時期でもあったんですよね。「偶然集まった4人が鳴らした音楽がこうでした」「それが後でどう処理されていくのか」という形じゃないと、音楽って成立しないと思うんですよ。

 

Avec Avec:これはソロの場合もそうで、まず音を出してみて、それがどういう意味かは後で見えてくる、みたいな。僕らにとっては音って崇高なもので、自分自身でもコントロールしきれない部分がある。今回の『ママゴト』では、そこを大事にしようと思ったんです。

 

豊富な知識や音楽への情熱を手に国内外の音楽シーンで活躍する2人の音楽は、圧倒的にボーダーレス。Sugar’s Campaignはもちろん、それぞれのソロ作品も楽しむことで、国内外の音楽を並列にして楽しめる現代ならではの魅力が、あなたにもきっと伝わるはずです。

■Sugar’s Campaign Website:http://sugarscampaign.com/

 

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■関連記事:渋谷をホームに活動する、10代のラップシンガーDAOKOにインタビュー!

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  • 【インタビュー】大注目のヴォーカリスト「超学生」、待望のメジャー1stアルバム「超」リリース

    27.February.2023 | MUSIC

    ベネチアンマスクをつけたミステリアスな雰囲気と特徴的な“ガナリヴォイス”のギャップにハマると注目のヴォーカリスト、超学生。今年1月の配信シングルリリースに続き、2月15日(水)には待望の1stアルバム「超」をリリース。3月には自身初となるワンマンライブを日本青年館ホールで実施予定と勢いにのる彼に、今の心境を伺った。

       

    1stアルバム「超」のテーマは「多様性」

     

    「多様性には「お互いの要素を認め合おう」という意味がありますが、今回は特に(今までのルールや約束に縛られずに)「こういうことしてもいいよね」という意味合いも込めてテーマづけしました」

     

    「メジャー初アルバムということで、やっぱりある程度の「約束事」ってあると思うんです。でも今回は、いったんそういうものを無視して作ってみました。聞いていただけると、すごくカラフルな楽曲たちだなと思ってもらえるんじゃないかな。作詞作曲にも幅広い方々に参加してもらいました。例えば、インゲルという曲ではバーグハンバーグバーグの品田遊さんに作詞していただいたり、ボカロPのすりぃさんや、ピノキオピーさんとのコラボ曲も収録しています。携わっていただいた方の「多様性」にもぜひ注目して欲しいです」

     

    「インゲル」Music Video

     

    初ワンマン「入学説明会」に向けて

     

    −ライブタイトルとしては独特なネーミングですが、どのような思いが?

     

    「メジャーとしてもワンマンとしても初めてのライブになるので、ある意味“自己紹介”というような意味を込めて『入学説明会』というタイトルを付けました。ライブとしてはなかなか珍しいタイトルですよね(笑)。「超学生」とはこういうものです、というのを感じていただけるライブにできたらと思います。でも、詳しい中身はまだ秘密です!」

     

    ファンのコメントから生まれたボーカルスタイル

     

    −超学生さんといえば、特徴的な“ガナリヴォイス”が人気です。そのボーカルスタイルが生まれたきっかけは?

     

    「ファンの人からもらったコメントを反映していったら今のスタイルにたどり着きました。ダーリンという曲あたりから、より積極的にYouTubeを投稿するようになったのですが、コメントでファンの方が感想をくれるんです。例えば何分何秒のここの歌い方が好き!というように。そうか、ここの歌い方が好きな人が多いのか、と感想やリクエストを反映させていった結果、今のスタイルにたどり着きました。ある意味、ファンの方が作ってくれたボーカルスタイルでもありますね」

     

    −海外ファンからのコメントも多いですが、人気の秘訣はどこにあると思いますか?

     

    「それは僕も知りたいです!(笑)ぜひ教えて欲しい!自分で感じるのは、僕のちょっとざらっとした低い声の男性っぽい歌い方なのかなと思ってます。あとは、僕が楽曲によって衣装やメイクを考えるのが好きなので、そういった世界観が好きと言ってくれるコメントも多いですね。

     

    「世界のいろいろなスタイルに挑戦してみたい」

    今後は世界のいろいろなスタイルにも挑戦してみたいです。チャイニーズスタイルやアラビックなテイストとか。色々な国や文化の世界観にも挑戦したい!コメントをくれる海外の皆さんのアイデアも取り入れていけたらなと思ってます。なので、逆にぜひ本場を教えて欲しいです!何語でもいいので、遠慮なくコメントでリクエストを送ってくれると嬉しいです」

  • 音楽で人の心に寄り添うZ世代の新星シンガーASA Wuの魅力に迫る

    12.April.2022 | FEATURES / MUSIC

    新星のごとく現れた台湾と日本にルーツを持つZ世代トリリンガルシンガー ASA Wu。キュートなベビーフェイスからは想像もつかないほど力強くパワフルな歌声は人々の心を魅了し、音楽業界のみならず様々な分野のクリエイターからの注目を集めている。2021年4月にデビュー曲「Bloomer」を発表以降、1st EP『omen』やその中の収録曲の1つであるセクシーなエレクトロニック・ダンス・ボム「MO-MO」のミュージックビデオをリリースするなどその勢いはとどまることを知らない。 そんな、ASA Wuの待望の新曲「Uncolor」が2022年4月8日(金)にリリースされ、オリジナルアニメーションを軸に ファッション・アート・ミュージックの各分野で才能を発揮するアーティストが集結するクリエイティブプロジェクト『Artiswitch(アーティスウィッチ)』の 一環として制作されるミュージックビデオシリーズにも採用され話題を呼んでいる。   今回は、未だベールに包まれたASA Wuの魅力を紐解くべくMOSHI MOSHI NIPPONがインタビューを行い、彼女の素顔に迫る。  

    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」   ―ASA WU     ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。  

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」   ―ASA WU     彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。   「Uncolor」MV
     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。   ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。   ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。   彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?       TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)       ASA Wu Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw
  • 「NiziU」誕生までの軌跡を追うメンバーインタビュー Hulu独占配信

    28.July.2020 | MUSIC

    ソニーミュージックとJYPエンターテインメントの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」から生まれた9人組グローバル・ガールズグループ 「NiziU(ニジュー)」。国内音楽配信サイトで86冠、全世界の音楽配信サイトでは109冠、NiziU初のMusic Videoが、公開開始後16日間で驚愕の5,000万回再生突破など数々の快挙を達成。そして、「Make you happy」のMusic Videoで披露した “縄跳びダンス” がいよいよ社会現象になっている。 この話題沸騰の「NiziU」が誕生するまでの軌跡を本人のロングインタビューで振り返る「NiziU 9 Nizi Stories」を2020年7月30日(木)からHuluで独占配信。地域オーディション、東京合宿、韓国合宿の様子など、一人ずつがそれぞれ感じた想いを語りながら「Nizi Project」を振り返る。ガールズグループを目指すきっかけとは?何に歓び、何に苦労したのか?今の心境は?他のメンバーから見てのイメージは? J.Y. Park氏はどんな印象?これからどんなアーティストになりたいか?各話主役9人のデビューメンバーと一緒に、「Nizi Project」の1年を振り返ろう!   ©Sony Music Entertainment (Japan) Inc./JYP Entertainment.
  • 台湾で初ライブを実施したsora tob sakanaに台湾モデルの紀ト心(Kimi)がインタビュー!

    06.September.2017 | FEATURES / MUSIC

    8月10日〜14日まで台北市で開催されていたイベント「台湾漫画博覧会」。ステージでは日本のアーティストがステージを盛り上げており、今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、初めて台湾でライブをしたというsora tob sakanaにインタビューを実施しました。

    レポーターを務めたのは台湾の人気モデル紀ト心(Kimi)ちゃん。

    紀ト心(Kimi)ちゃんが気になっているあんなこと、こんなことをsora tob sakanaのメンバーに質問します!

     

     

    紀ト心:はじめまして、私は台湾でモデル・タレントをしている紀ト心です。今回はみなさんと音楽やファッションについてお話しできることを楽しみにしています。私のことはキミちゃんって呼んで下さい。それではまずみなさんの自己紹介をお願いします。

    神﨑:神崎風花、15歳です。

    山崎:山崎愛(まな)、13歳です

    寺口:寺口夏花、16歳です

    風間:風間玲マライカ、16歳です。

     

    紀ト心:ありがとうございます、みなさんとっても若いですね!それではよろしくおねがいします。

     

    紀ト心:sora tob sakanaのみなさんは、台湾に来るのは初めてですか?

    全員:はい!

     

    紀ト心:台湾のライブはどうでしたか?日本と何か違うところはありましたか?

    寺口:日本とはすごく違った環境だったのですが、みなさん楽しんでくださっているのが伝わってきました。

    紀ト心:衣装はとてもかわいいですね。何かテーマがありますか?

    山崎:なんだっけ?

    神﨑:んーテーマ・・・?

    風間:この髪飾りにテーマがあったような・・・

    寺口:あ!この髪飾りがアワビです。

     

    紀ト心:髪飾りだけでなく、フリルのような飾りも海っぽい気がします。

    山崎:たしかに!いつも白をベースにしている衣装が多いんです。

    風間:透明感のある感じです

     

    紀ト心:そうなんですね。ちなみに、普段はどんなファッションが好きですか?

     

    寺口:原宿っぽい服も着ますし、風花とかは大人っぽい服を着ていることが多いです

    レイは、柄のある洋服をよく着ていて、まなちゃんはパーカーとショートパンツ。

    紀ト心:みなさんそれぞれ色々なファッションをしているんですね。台湾で買い物はしましたか?

    山崎:買い物には行ってないのですが、九份に昨日行ってきました!

    紀ト心:では買い物はまだ行ってないんですね!みなさんに台湾を楽しんでほしいので私のおすすめのスポットを紹介させてください。

    全員:うれしー!!

    紀ト心:台湾の西門町は渋谷っぽい雰囲気で、おすすめです。安くてカワイイ洋服がたくさん売ってるんです!ぜひ行ってみてください。東区にはオシャレなカフェもあるので、そっちもオススメです。また台湾に遊びに来た時は行ってみてください。

    全員:絶対来たい!

     

    >>次のページ Kimiちゃんオススメの台湾観光スポットを紹介!

    紀ト心:台湾で挑戦したいことはありますか?
    神﨑:昨日小籠包をたくさん食べたのですごく満足です!

    全員:笑

    紀ト心:小籠包おいしいですよね。台湾のグルメは士林の夜市もいいですよ!地元の人が行くお店がたくさんあります。今後台湾に来ることがあったらぜひ案内させてください。

    寺口:一緒に行きたい!

    紀ト心:最後に今回の台湾遠征の感想をお願いします!

    神﨑:今回、海外遠征が初めてだったのですが、すごく楽しくてすごく充実した2日間になったので、また台湾に来たいと思います。

     

    山崎:台湾、とても楽しかったです。色んな人に来てもらいたい、ステキな場所だと思いました。またみんなでライブしたいです。

     

    寺口:初めて海外に来たんですけど、すごい楽しくて、おすすめのお店をキミちゃんに教えてもらったので、また絶対に来たいです。みなさんも台湾に来てみてください!

     

    風間:初めての海外のライブはすごく楽しかったです。キミちゃんに会えて、すごくかわいくて、それも嬉しかったです♡

     

    紀ト心:台湾を楽しんで帰ってくださいね。

     

    全員:ありがとうございました!

     

     

    初めての海外遠征とは思えないほど、ステージでは歌って踊って、観客を盛り上げていたsora tob sakana。今後の活躍からも目が離せません!

     

    台湾のライブでも盛り上がっていた楽曲、ぜひチェックしてみてください。

     

    ▶魔法の言葉

     

    ▶夏の扉

     

    ▶ribbon

     

    ■Information

    sora tob sakana

    恵比寿CreAtoにて定期公演開催中!

    詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

    Official site:http://zizoo.jp/soratobsakana/

    Twitter:@soratobsakana

     

    インタビュアー紀ト心 Instagram @eatzz7

  • 世界から注目を集める新世代の歌姫。Young Juvenile Youth・ゆう姫が語る「ポップミュージック」の新境地

    21.December.2016 | MUSIC

    カセットと配信のみというフォーマットで新作“Youth / A Way Out”をリリースしたYoung Juvenile Youth。“A Way Out”は、近未来の東京を舞台にした映像作品『blind』で世界から注目を集めた、ショウダユキヒロ監督作のアートフィルム『KAMUY』に使用され大きな話題となった。

     

    Young Juvenile Youthは、シンガーのゆう姫と電子音楽家のJEMAPURによるエレクトロニックミュージックデュオ。2015年には、iTunesが世界中のニューカマーの中から厳選する 「NEW ARTIST スポットライト」にも選出され、国内外から広く評価を集める存在となった。今回、2016 春夏シーズンにローンチされた<アディダス オリジナルス“Future”キャンペーン>のグローバル・インフルエンサーに日本人で唯一抜擢されるなど、音楽だけにとどまらない活躍を見せるゆう姫にインタビューを行った。

     

    新作“Youth / A Way Out”についてはもちろん、JEMAPURとの出会いや、自身も出演し村上虹郎とも共演を果たした『KAMUY』についてなど幅広い話題について語ってもらった。

     

     

    ――まずはゆう姫さんのこれまでのキャリアを紐解かせていただきたいんですが、Young Juvenile Youthを始める以前、バンドをやっていたこともあるそうですね。

     

    そうですね。やっていたって言うほど、長く活動していたわけではないんですけど、カナダに留学していた高校生の頃からちらほらやっていました。

     

    ――高校でカナダ、その後、アートを勉強するためにアメリカの大学に留学していたそうですが、留学以前以降で変わったこととは?

     

    当たり前ですけど、一番大きかったのは言語の違い。そして、カナダ、アメリカ……その間、日本に帰ってきた時期もあるんですけど、自然と邦楽を聴かなくなりましたね。そして、ジャケ買いをしたり、アコースティックやフォークな音楽を聴くようになったり、洋楽にどんどんのめり込んでいったし、歌うだけじゃなく、ギターを弾きながら曲を作るようにもなりました。

     

    ――では、大学で学んだアートはいまの音楽活動にも影響していると思いますか?

     

    当時、学んだことで今の音楽に直接影響していることは……特にないかな。ただ、アートを目指す人たちと一緒にいたことは大きいです。通っていた学校では日本人が私一人だけだったので、友達はアメリカ人だけでしたね。それで年や専攻分野も違う人たちが集まって Tシャツの会社を始めたんです。その皆でクリエイティヴな話をするのが楽しくて、学校そっちのけだった時期もありました(笑)。ただ、留学してもアート専門の大学に行っても、やりたいことが漠然としていて、どうしようっていう焦りがずっとありました。でも自分が好きなものを辿っていくと、やっぱり、音楽だったんですよね。だから音楽と関わりのある仕事が出来ないかと模索していて、そんな中とある女性アーティストをプロデュースしたいと思って、トラックメーカーを探し始めたんです。そしたら、JEMAPURの曲が使われている映像がYouTubeでバズっていて、知り合いから「この映像すごいよ」って教えてもらったんですけど、「映像もすごいけど、音楽がヤバい。誰だろう?」って調べてみたら、“静岡在住のアーティスト:JEMAPUR”ってことが分かって。東京在住だったら、すでに誰かにピックアップされていたんだろうけど、ホント失礼な話で、静岡在住っていうアングラ感にも惹かれたんですよね(笑)。

     

    ――彼には静岡時代にSkypeでインタビューしたことがあるんですけど、つまりは地方にいながらにしてネットを活用して音楽活動を行っていた新世代の電子音楽家ですよね。

     

    そう、それで彼にコンタクトをとって、プロデュースの話をしたら、「何でも自由自在に出来るし、ちょうどヴォーカルものに興味があった。」と。その後、プロデュースのプロジェクトは消滅してしまったんですけど、彼とはSkypeで時々やりとりするようになったんです。

     

    ――かつてバンドをやっていたゆう姫さんは、後にJEMAPURとYoung Juvenile Youthで作ることになるエレクトロニックミュージックのどういう部分がお好きですか。

     

    元々生ドラムが激しく入ったような音楽はあまり好きじゃなくて。アメリカ留学時代の影響もあってテクノやハウスも好きだけど、静かな音楽や、サイケデリックなサウンドだったり、丸くて硬いビートが大好きです。 まぁ、そういう好みも時と共に徐々に変わりつつあるんですけどね。

     

    ――サイケデリック・フォークというと、例えば、アニマル・コレクティヴはエレクトロニックミュージックの要素もありますよね。

     

    まさに。アメリカでは、アニマル・コレクティヴしか聴いてなかった時期もあるくらい大好きですね。音楽的な影響を受けたというよりは、例えば2007年の“Fireworks”を初めて聴いた時のようなワクワクするというか高揚感を感じられる音楽を自分も作りたいと思う、だからそういういう意味では影響されたかもしれないですね。

     

    ――そして、ゆう姫さんがプロデューサーからJEMAPURと組んで再び表立って音楽活動を始めた経緯というのは?

     

    彼とSkypeでやりとりしていく中で、自分で作った曲を聴いてもらったりしていて、 ある時、JEMAPURから「良い声をしているから一緒に作ってみようよ」って言われて。そして、実際に東京で会って、会ったその日に曲が出来て、「これは面白くなりそうだね」ってなって。その後も東京と静岡で曲のデータをやりとりするようになったんです。彼がトラックを送ってくると、電車に乗っていようが、バスに乗っていようが、アイデアが浮かんだらすぐスマートフォンでメロディーや浮かんだ歌詞をメモ録音しました。バスが走るガーッっていうノイズもそのまま入ってしまっていたりしてましたけど。そうすると JEMAPURからまた音が返ってくるっていう。そのやり方があまりにスムーズで、本当に衝撃的でした。バンドをやっていた頃は、自分のアイデアが全く想像してない形で返ってくることがなかったので、やっていても意味ないなって思って止めてしまったんですけど、JEMAPURとのやり取りには求めていたマジックがあったんですよ。

     

    ――そして、2013年にはYoung Juvenile Youth初めての作品“Anti Everything”と“More For Me, More For You”が2枚のヴァイナルでリリースされましたが、現在の作風よりもダンストラックに寄った内容ですよね。

     

    そうですね。初期衝動だったり、今と比べて、2人が遠慮がちだったり、離れた距離感で探り合っている感じが曲に表れているような気がするし、トライアルとしてはちゃんと歌が乗っているヴォーカルテクノが作りたかったんですよね。そんなこともあって、自分たちもその2作は、Young Juvenile Youthのファースト・ジェネレーションと呼んだりしてます。

     

    ――そして、それから1年半後にリリースされたミニアルバム『Animation』は、iTunesの「NEW ARTIST スポットライト」に選出され、大きな話題になりましたが、この作品はポップでいて、ミニマルでディープな作風にまとまりましたよね。

     

    そうですね。まだまだ発展途上ですけど、JEMAPURと曲のやり取りを延々と続けたことで、Young Juvenile Youthの色が徐々に統一されはじめた、そんな手応えを感じた作品でしたね。私としては、基本的にダンスミュージックを作りたいわけではなく、ポップミュージックを作りたいんです。そういう曲を作るのか、それとも世間にそう評価してもらうのかは分かりませんけど、自分のなかではポップミュージックであることを常に念頭に置いていますね。

     

     

     

    ――JEMAPURのトラックそれ自体は非常にエッジーなものだと思うんですけど、ゆう姫さんがそこに加えようとしているポップ感覚とはどういうものなんでしょうね?

     

    分かりやすさっていうことかな。私は抽象画を見る時に、試されるような気分になるというか、自分とかけ離れ過ぎた感じがなんか苦手なんですけど、シュルレアリスムは現実と繋がっている部分が垣間見られて、想像が膨らみやすい気がします。そういう分かりやすさが好きなんですよ。一方で分かりやすくても、想像が掻き立てられるものでなければそれは芸術じゃないと思うので、私としてはその絶妙なところを追求したいと思っているんです。

     

    ――5月に配信のみでリリースした「Hive / In Blue –EP」の“Hive”は非常にポップ度の高い1曲でしたよね。

     

    そうかもしれない。あのEPを作った頃は『Animation』をリリースした後、ライブの機会が増えて、もっとお客さんとつながりたいっていう思いが強くなっていた時期だったんですよね。だから、ライブで盛り上がるというか、もっと話しかけるように歌える曲を作りたいと、2人で話ながら作ったものです。

     

     

     

    ――そして、今回、カセットと配信で新作“Youth / A Way Out”のリリースと体験型アートフィルム『KAMUY』の公開が同時に行われましたが、どちらの制作が最初に始まったんですか?

     

    『KAMUY』です。去年9月にショウダユキヒロ監督と偶然バーで知り合ったんです。私はもともと彼の作品のファンで、彼と知り合いだったJEMAPURに紹介してもらい、 「何か一緒にやりたいです!」って伝えたんです。私、普段はそういうことを言えない性分なんですけど、ここは言うしかないと思い立って、熱い想いを伝えました。それから一緒に遊ぶようになって仲良くなったらその延長線上で「じゃあ、何か撮っちゃおうか。でも、どうせ撮るなら、ミュージック・ビデオを撮っても面白くないから、アート作品を作ろうぜ」ってことになって。念願だったのでその言葉はすごく嬉しかったです。ショウダ監督のテーマをベースに、参加スタッフがみんなでアイデアを出し合って作り上げた作品ですね。

     

    ――ゆう姫さんと村上虹郎くんが出演することになったのはどのタイミングで決まったんですか?

     

    どういうものを作るか決まる前にショウダ監督から「作品には出たい? めっちゃ出たい? それとも音楽だけ?」って訊かれて、 「テーマにもよりますよね」なんて言っていたんですけど、よくよく考えたら、「出たいに決まってる!」って思って、「すいません。出たいです!」ってメールを送ったら、ショウダ監督から「だよね」って返ってきたんです(笑)。虹郎くんに関しては、映画のプロットが決まって、生き残った兵士の役は誰がいいかという話になり、虹郎の名前が挙がったので、私がInstagramですぐに連絡を取りました。「Young Juvenile Youthの曲が好きだから、なんでもやるよ!」って言ってくれて、出演の運びになったんです。

     

    ――映像の斬新な手法や効果であったり、虹郎くん演じる生き残った兵士が妊娠する設定、生と死や人間の進化にまつわるテーマが盛り込まれた『KAMUY』の作品世界とYoung Juvenile Youthの音楽はどのようにリンクしているんでしょうか?

     

    映画と音楽のつながりですか? 言葉にするのは難しいんですけど、同じところを見ている人たちが集まっているので、話を作り上げていく段階で、会話がノンストップで続いちゃう感じでした。映画の未来的な、宇宙的な世界はYoung Juvenile Youthにもインスピレーションとして重要な要素なので、そういう意味で繋がりは確かにあるんですよね。

     

    ――一方で、プロジェクトの音楽サイド、『KAMUY』で使われている“A Way Out”の制作はどのように進めていったんですか?

     

    デモの曲の中から何曲かショウダ監督に聴いてもらい、“A Way Out”が良い!と選んでもらいました。映画の全体像が見えてきた頃に曲に要素を加えたくなって 、最後のパートを足したり、(AUDIO ACTIVEの)Cutsignさんにギターを弾いてもらったりして、映画と同時進行で曲をビルドアップしていったんです。

     

    ――もう1曲の新曲“Youth”は大阪在住のエリック・ルーブスとの共作で、ゆるくハウシーでポップな1曲になっていますね。

     

    彼は最初の作品“More For Me, More For You”のリミックスをMagical Mistakes名義で手掛けてくれた経緯もありつつ、新しい曲では誰かとコラボレーションしたら面白いよねっていうところから、最初に思い付いたのがエリックだったんですよ。私とJEMAPUR、そしてエリックの3人のいいとこ取りをした曲になったと思います。

     

     

     

    ――映画しかり、“Youth / A Way Out”しかり、今のYoung Juvenile Youthにはコラボレーションだったり、新しい風を求めている気運を感じます。

     

    そうですね。次のステップに行くためには何か新しいエッセンスが欲しいかなって。私の歌い方も含め、今は色んなことをやってみて、何が自分たちにフィットするのかを模索していて。“Youth / A Way Out”のリリース形態もそう。せっかくリリースするなら、配信だけでなく、真逆のアナログ・フォーマットも欲しいねってなった時に、「カセットもいい音するんだよね」というレーベルサイドの提案も受けて、2つのフォーマットで出すことを決めました。新しいことにどんどんトライしていくのは楽しいです。

     

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    Official website:http://yjymusic.com/

  • もしフェスのステージを彩ってくれたアーティストに突撃インタビュー!初のワールドツアーを終え、世界進出を果たしたBAND-MAIDにお話を聞きました。

    20.December.2016 | FES / MUSIC

    BAND-MAID、ワールドツアーでの思い出は、最高のお給仕とお味噌汁?!

     

    —初のワールドツアーお疲れさまでした! 感じたこと、新鮮だったことはありますか?

    小鳩ミク(以下小鳩):やっぱり初めての海外でのツアーだったので、ご主人様・お嬢様(ファン)が、お給仕(ライブ)にご帰宅してくださるかなという不安がとても大きかったんです。でも、想像以上の数の方がご帰宅してくださって、嬉しい衝撃でした。反応も日本より熱いというか、ダイレクトな印象でした!

     

     

    AKANE:私が一番ワールドツアーで感動したのは、どこの国の方も日本語で歌ってくださったこと。鳥肌が立つくらい嬉しかったです! 日本語でしっかり覚えてくださってるんだ!って

     

    KANAMI:歌もそうだけど、全部の国で会話とかMCでも、「こんにちは」「ありがとう」って声をかけてきてくれたり、「大好き」とかまで言ってくれたりして、てすごい感激したよね!

     

    彩姫:ほぼ言われちゃった…。そんな感じです…。スペインの料理は美味しかった! でも、日本の料理が一番好きです。

     

    全員:<<爆笑>>

     

    —MISAさんはお酒が相当お強いんですよね? それぞれの国で飲みました?

    MISA:飲みました! 誕生日をドイツで迎えたんですけど、ステージドリンクでジャックダニエル(ウィスキー)を自前で持ってきてアンプの上に置いてくださっていて…。それが嬉しくて印象的でした。

     

    小鳩:ステージドリンクは絶対お酒だもんね。浸透してたね!

     

    MISA:最高だった! 小鳩も向こうで誕生日を迎えたんですよ。

     

    小鳩:そうなんです。私もポーランドで迎えました。御給仕でご主人様・お嬢様がサプライズでバースデーソングを歌ってくださって、すごく嬉しかったポ!

     

    —その国々の言葉を覚えていったりはされたんですか?

    小鳩:基本的にMCは小鳩がやっているんですけど、簡単な挨拶はしゃべれるように努力はしました。でも、伝わっていたかは定かではないですポ…(笑)

     

    —日本のバンドとして、世界から注目をされているってすごいことですよね。今後の展望はありますか?

    小鳩:目標として、「世界制服」を掲げているので、行ったことのない国にどんどん行って、御給仕をしたいと思っています!

     

    —個人的に行きたい国は?

     

    KANAMI:ロシア!

     

    小鳩:オランダ!

     

    彩姫:最終的に日本に帰ってこれれば…。でも、ヤバいとこ行くのもいいですね。アフリカとか。ここでライブすんの?みたいな場所。民族の方とかいるとことか。絶対にお味噌汁は持って行きます。

     

    全員:<<爆笑>>

     

    KANAMI:今回のツアーでもみんな持って行ったね。

     

    AKANE:海外でのお味噌汁、すごい感動だった!

     

    小鳩:めっちゃ美味しかったよね。

     

    彩姫:フリーズドライに感謝した。

     

    小鳩:そんな感じで、お味噌汁を武器に、どんどん世界征服をできたらと思います!(笑)

     

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    BAND-MAID

    <Profile&News>

    小鳩ミク (Gt/Vo.)、彩姫(Vo.)、KANAMI(Gt.)、AKANE、(Dr.)、MISA(Ba.)からなる5人組ロックバンド。ミニアルバム『Brand New MAID』でメジャーデビュー。キュートなメイド服姿とハードなサウンド&パフォーマンスのコントラストが話題に。結成当時から世界を意識し、「世界征服」の野望通り、初のワールドツアーも成功におさめる。

    2017年1月11日にはメジャー1stフルアルバム「Just Bring It」をリリース。CDジャケットは、人気イラストレーターのeimiがデザインを担当し、満月を前にメンバーの小鳩ミク(Gt/Vo)、彩姫(Vo)をイメージした少女たちが描かれ、一見可愛らしいデザインになっているが、ジャケットデザイン全体を見てみると、「ドクロ」が浮かび上がるというBAND-MAIDらしい、「可愛らしさ」と「カッコ良さ」が共存する作品が完成している。

    また、BAND-MAIDのオフィシャルHPにて「Just Bring It」の全楽曲を公開し、2017年1月9日の正午までの期間限定で試聴できるとのこと。是非チェックしてみてほしい.

    Official HP:http://bandmaid.tokyo

    Official Facebook:https://www.facebook.com/bandmaid/

    Miku Kobato’s Twitter: @miku_bandmaid

    Saiki’s Twitter:  @saiki_bandmaid

    Kanami’s Twitter:  @kanami_bandmaid

    Akane’s Twitter:  @achi_bandmaid

    Misa’s Twitter:  @misa_bandmaid

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