世界規模でも注目度上昇中。大森靖子が目指す新たなアーティスト像とは?

24.October.2016 | FEATURES / MUSIC

弾き語りを基本スタイルにしながら、ジャンルにとらわれないアグレッシヴなライヴ表現や、女の子の本音を時としてエグいぐらい見せつけるミュージックビデオなどで、今、日本で最もリアルな女性シンガーソングライターと言える大森靖子。「FUJIROCK FESTIVAL」から「Tokyo Idol Fes.」まで出演を果たす稀有なアーティストであり、米メディアVICEの『noisey』で取材を受けていたりと世界規模でもにわかに注目を集めてきている彼女。

この度「ワンダーロマンス三連福」と題して、8月から3ヶ月連続のシングルリリース中だ。第一弾は自身が主役のジュレ役の声優も務めるWEBアニメ『逃猫ジュレ』のテーマソング「ピンクメトセラ」と「グッと<るSUMMER」の両A面。特に「ピンクメトセラ」には最新アルバム『TOKYO BLACK HOLE』にも参加し、また大森とは吉川友の「歯を食いしばれっ!」で共作しているサクライケンタをプロデュースに迎え、キャッチーなガールズポップという新機軸を聴かせているのも新鮮。しかしそこは”ブクガ”ことMaison book girlで、アイドルグループに変拍子などのアレンジを持ち込んだサクライケンタ。大森靖子とのケミストリーにも注目したいところ。

今回はこの第一弾シングルのリリース時期となった8月に彼女に直撃。当シングルを通して、“今、大森靖子が目指す新たなアーティスト像”を聞き出してみた。

 

 

—まず3ヶ月連続でシングルをリリースする理由から聞かせてください。

 

「ワンダーロマンス三連福」って銘打ってるんですが、競馬に三連複ってあるじゃないですか?あれの”複”って字を変えて。当たるかどうか分からなけれど、当たると”福”みたいなところで”ワンダーロマンス”ってつけてるんですね。3ヶ月連続なのは三連複から来ていて。今、私が知り合ってる人が音楽を通じて会った人しかいなくて、音楽を通じていろんな関係を築いていけるっていうのが、すごいことだなと思ってるんですね。

 

——今回の連続リリースにはテーマがあるのでしょうか?

 

今言ったように音楽を通じていろんな関係を築いていけているし、今後もひらめきを感じた人たちと仕事をしていきたくて。アレンジを他の人にお願いして、それによって自分の曲が変わったことや、その人の良さだったりをもっとみんなにも知ってもらいたい。「この人と仕事をしました」っていうのも言っていきたいし、そういうところを毎回ちゃんと楽しんでいきたいなっていうのがあるので、色んな人と関わって、作品をいっぱい作って行ってみようっていう3ヶ月です。

 

——「ピンクメトセラ」のアレンジは最初からサクライケンタさんにお願いしようと考えていたのですか?

 

はい。今回の『逃猫ジュレ』のお話をいただいてt.o.Lさんに最初にお会いした時にちょうどhideさんの「JUNK STORY」っていうドキュメンタリーのDVDを私が見ていて、そのアニメーションもt.o.Lさんがやっていたんですね。そのドキュメンタリーの内容が、hideさんはずっと若い新しい才能をマッシュアップし続けてきたっていうことを言ってる内容だったので、今生きてたら「絶対サクライケンタ聴いてるでしょう」って勝手に思っちゃったというか(笑)。私の中でそういうつながりもあったんですよ。

 

——今回は『逃猫ジュレ』のジュレ役も演じられますが、テーマソングもアニメありきで?

 

前作のt.o.Lの『TAMALA2010 a punk cat in space』も好きなんです。すごく口の悪い猫で(笑)。だから自分からやりたいとお願いをしまして。それからは、t.o.L.さんの脚本を読みこんで、アニメの世界観を自分のなかに昇華して作詞にとりかかっていきました。

 

—アレンジに関してサクライさんには何かオーダーは出したんですか?

 

絵的に『まどマギ』のアニメーターの方がやってる異世界に行くとバーっと現れるお化けみたいのあるじゃないですか?あれのイメージがジュレの脚本にあったんですよ。なんか不思議なよくわからない化け物がバーっていて、可愛くて毒々しくて楽しくて、でも怖くて。そこで何かが削られて何かを忘れてて、戦わなければならないという。でも戦うことが逃げることで、この世界から出なきゃというイメージでしたね。

 

—そのイメージはすぐ共有できましたか?

 

その写真とかは沢山送って、サクライさん『まどマギ』好きだったから。「ああ、分かる分かる」みたいな感じでした。あとは何曲か「こういう曲の世界観があります」みたいな(笑)、参考曲みたいのを送ったり。それとAメロとかBメロとかはおとぎ話というか寓話だから、これは構造としてBUMP OF CHICKEN(※注)だと思って(笑)。

 

※東京ドーム公演を成功させるなど、日本のロックシーンを牽引する存在。

 

—日本人リスナーにとっては一つの王道ですもんね、BUMP OF CHICKENの展開は。

 

結構、BUMPのあのノリを出せるように作ってたんですよ。そしたらサクライさんから「サビはBUMPじゃなくて、もうちょっと大森さんっぽい方がいいんじゃないですか?」って返ってきて(笑)。そういうやり取りはありました。

 

—サクライさんのアレンジならでは展開も転調もいっぱいあって、変拍子なども特徴的な曲になりましたね。

 

そうですね。割と私とサクライさんがやってる曲は、「めっちゃ大森靖子なのに、めっちゃサクライケンタ」って毎回言っていただけて(笑)、ちょっと聴いただけで分かる曲になってるっていうか。

 

—ああ、吉川友さんの「歯を食いしばれっっ!」とか。

 

吉川友ちゃんのも「大森靖子の曲だと思ったらやっぱり大森靖子だった」とか、「でもサクライケンタの音がする」とか、そういうのがパッと聴いて「この人の音」ってわかるのってすごくて。で、自分は曲は作りますけどアレンジは人にやってもらってるから、「自分の音」はないと思ってたんですよ。そんなのあるわけないじゃんとか、自分の作風とかないと思ってたんですよ。でも意外にあるんだなというか。メロディも「いいメロディ」ってことに固執してはいるけど、それ以外はあんまりこだわりがなかったので、「これが自分」っていうのは分かられないだろうなと思ってたんですけど、意外と分かるみたいで。なんかそれが嬉しかったりしましたね(笑)。

 

—いや、十分、大森さんの作風はあると思います。アレンジャーさんとのさんとの制作陣としてのブランド化もそうでしょうし、大森さんのイメージが更新されるし、もっと大きなフィールドに広がりそうな予感もあります。

 

あ、そうですか?ありがとうございます(笑)。

 

———

 

現在ツアーもはじまっており、10月26日(水)には「ワンダーロマンス三連福」の第二弾として、小室哲哉が作曲を担当した「POSITIVE STRESS」が発売された大森靖子。ロックシーン、アイドルシーン双方から注目を集める彼女はまさに今の日本を体現する存在。海外でのライブやツアーにも期待が高まるばかりだ。

 

 

EVENT INFORMATION
大森靖子2016年全国ツアー『TOKYO BLACK HOLE TOUR』

10月22日(土) OKAYAMA● CRAZYMAMA KINGDOM<バンド>
10月23日(日) FUKUOKA● BEAT STATION<バンド>
10月29日(土) SAPPORO● PENNEY LANE24<バンド>

11月4日(金) HIROSHIMA● LIVE JUKE<弾語り>SOLD OUT!

11月10日(木) OSAKA● BIGCA<バンド>

11月11日(金) MATSUYAMA●サロンキティ<バンド>
11月18日(金) TOKYO● ZEPP TOKYO<バンド>
詳細はこちら
http://oomoriseiko.info/

RELEASE INFORMATION

大森靖子『POSITIVE STRESS』

2016年10月26日(水)発売

【CD ONLY】¥1,000(税抜)AVCD-83692

【CD+DVD】¥2,500(税抜)AVCD-83691/B

【CD+DVD(ファンクラブ限定盤)】¥3,500(税抜)AVC1-83693/B
詳細はこちら
http://oomoriseiko.info/

 

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  • 【インタビュー】大注目のヴォーカリスト「超学生」、待望のメジャー1stアルバム「超」リリース

    27.February.2023 | MUSIC

    ベネチアンマスクをつけたミステリアスな雰囲気と特徴的な“ガナリヴォイス”のギャップにハマると注目のヴォーカリスト、超学生。今年1月の配信シングルリリースに続き、2月15日(水)には待望の1stアルバム「超」をリリース。3月には自身初となるワンマンライブを日本青年館ホールで実施予定と勢いにのる彼に、今の心境を伺った。

       

    1stアルバム「超」のテーマは「多様性」

     

    「多様性には「お互いの要素を認め合おう」という意味がありますが、今回は特に(今までのルールや約束に縛られずに)「こういうことしてもいいよね」という意味合いも込めてテーマづけしました」

     

    「メジャー初アルバムということで、やっぱりある程度の「約束事」ってあると思うんです。でも今回は、いったんそういうものを無視して作ってみました。聞いていただけると、すごくカラフルな楽曲たちだなと思ってもらえるんじゃないかな。作詞作曲にも幅広い方々に参加してもらいました。例えば、インゲルという曲ではバーグハンバーグバーグの品田遊さんに作詞していただいたり、ボカロPのすりぃさんや、ピノキオピーさんとのコラボ曲も収録しています。携わっていただいた方の「多様性」にもぜひ注目して欲しいです」

     

    「インゲル」Music Video

     

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    −ライブタイトルとしては独特なネーミングですが、どのような思いが?

     

    「メジャーとしてもワンマンとしても初めてのライブになるので、ある意味“自己紹介”というような意味を込めて『入学説明会』というタイトルを付けました。ライブとしてはなかなか珍しいタイトルですよね(笑)。「超学生」とはこういうものです、というのを感じていただけるライブにできたらと思います。でも、詳しい中身はまだ秘密です!」

     

    ファンのコメントから生まれたボーカルスタイル

     

    −超学生さんといえば、特徴的な“ガナリヴォイス”が人気です。そのボーカルスタイルが生まれたきっかけは?

     

    「ファンの人からもらったコメントを反映していったら今のスタイルにたどり着きました。ダーリンという曲あたりから、より積極的にYouTubeを投稿するようになったのですが、コメントでファンの方が感想をくれるんです。例えば何分何秒のここの歌い方が好き!というように。そうか、ここの歌い方が好きな人が多いのか、と感想やリクエストを反映させていった結果、今のスタイルにたどり着きました。ある意味、ファンの方が作ってくれたボーカルスタイルでもありますね」

     

    −海外ファンからのコメントも多いですが、人気の秘訣はどこにあると思いますか?

     

    「それは僕も知りたいです!(笑)ぜひ教えて欲しい!自分で感じるのは、僕のちょっとざらっとした低い声の男性っぽい歌い方なのかなと思ってます。あとは、僕が楽曲によって衣装やメイクを考えるのが好きなので、そういった世界観が好きと言ってくれるコメントも多いですね。

     

    「世界のいろいろなスタイルに挑戦してみたい」

    今後は世界のいろいろなスタイルにも挑戦してみたいです。チャイニーズスタイルやアラビックなテイストとか。色々な国や文化の世界観にも挑戦したい!コメントをくれる海外の皆さんのアイデアも取り入れていけたらなと思ってます。なので、逆にぜひ本場を教えて欲しいです!何語でもいいので、遠慮なくコメントでリクエストを送ってくれると嬉しいです」

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    12.April.2022 | FEATURES / MUSIC

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    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」   ―ASA WU     ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。  

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」   ―ASA WU     彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。   「Uncolor」MV
     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。   ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。   ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。   彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?       TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)       ASA Wu Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw
  • 「NiziU」誕生までの軌跡を追うメンバーインタビュー Hulu独占配信

    28.July.2020 | MUSIC

    ソニーミュージックとJYPエンターテインメントの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」から生まれた9人組グローバル・ガールズグループ 「NiziU(ニジュー)」。国内音楽配信サイトで86冠、全世界の音楽配信サイトでは109冠、NiziU初のMusic Videoが、公開開始後16日間で驚愕の5,000万回再生突破など数々の快挙を達成。そして、「Make you happy」のMusic Videoで披露した “縄跳びダンス” がいよいよ社会現象になっている。 この話題沸騰の「NiziU」が誕生するまでの軌跡を本人のロングインタビューで振り返る「NiziU 9 Nizi Stories」を2020年7月30日(木)からHuluで独占配信。地域オーディション、東京合宿、韓国合宿の様子など、一人ずつがそれぞれ感じた想いを語りながら「Nizi Project」を振り返る。ガールズグループを目指すきっかけとは?何に歓び、何に苦労したのか?今の心境は?他のメンバーから見てのイメージは? J.Y. Park氏はどんな印象?これからどんなアーティストになりたいか?各話主役9人のデビューメンバーと一緒に、「Nizi Project」の1年を振り返ろう!   ©Sony Music Entertainment (Japan) Inc./JYP Entertainment.
  • 大森靖子 アニメ「ブラッククローバー」OPテーマ「JUSTadICE」配信決定

    04.April.2019 | ANIME&GAME / MUSIC

    今年メジャーデビュー5周年を迎え、5周年記念企画「超歌手5周年ハンドメイドミラクル5!」と掲げ、5つの企画を繰り広げていくことを発表した大森靖子。第一弾に3月13日(水)にニューシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」のリリース。第2弾として6月からキャリア初の47都道府県ツアー「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR"ハンドメイドシンガイア”」を開催することを発表。 そして今回、大森靖子がテレビ東京系にて大人気放送中のテレビアニメ「ブラッククローバー」の新OPテーマ「JUSTadICE」を書き下ろしたと発表された。4月2日(火)から楽曲がオンエアされ、各所で高い評価を得ている。そんな中「JUSTadICE」が4月5日(金)に配信されることが決定。  
    大森靖子「JUSTadICE」(Anime Version) [テレビアニメ「ブラッククローバー」第7クールオープニングテーマ]
    また、YouTube大森靖子オフィシャルチャンネルに新OP映像を使用した歌詞入りの映像が公開された。   新曲「JUSTadICE」は大森靖子が作詞・作曲し、アルバム「クソカワPARTY」で編曲を多数担当した新世代のサウンドプロデューサーANCHOR(ZiNG)が担当した。大森靖子特有の言葉遊びとも言える歌詞の響きに合わせ、ギターロックを主軸としサウンドメイクされた1曲は一聴すれば耳に残るようなリフが特徴の楽曲に仕上がっている。歌詞を読むと週刊少年ジャンプで大人気連載中の原作漫画を読み込んで主人公の気持ちを投影していると感じられる。大森靖子ファンのみならず「ブラッククローバー」ファンも必聴の1曲となっている。 配信用ジャケットは大森靖子と親交が深く、過去にもジャケット背景画等を担当した青柳カヲルが描き下ろしている。 一つ一つの奇跡を丁寧に手作りで作っていくこのメジャーデビュー5周年の彼女の活動に期待だ。
  • 台湾で初ライブを実施したsora tob sakanaに台湾モデルの紀ト心(Kimi)がインタビュー!

    06.September.2017 | FEATURES / MUSIC

    8月10日〜14日まで台北市で開催されていたイベント「台湾漫画博覧会」。ステージでは日本のアーティストがステージを盛り上げており、今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、初めて台湾でライブをしたというsora tob sakanaにインタビューを実施しました。

    レポーターを務めたのは台湾の人気モデル紀ト心(Kimi)ちゃん。

    紀ト心(Kimi)ちゃんが気になっているあんなこと、こんなことをsora tob sakanaのメンバーに質問します!

     

     

    紀ト心:はじめまして、私は台湾でモデル・タレントをしている紀ト心です。今回はみなさんと音楽やファッションについてお話しできることを楽しみにしています。私のことはキミちゃんって呼んで下さい。それではまずみなさんの自己紹介をお願いします。

    神﨑:神崎風花、15歳です。

    山崎:山崎愛(まな)、13歳です

    寺口:寺口夏花、16歳です

    風間:風間玲マライカ、16歳です。

     

    紀ト心:ありがとうございます、みなさんとっても若いですね!それではよろしくおねがいします。

     

    紀ト心:sora tob sakanaのみなさんは、台湾に来るのは初めてですか?

    全員:はい!

     

    紀ト心:台湾のライブはどうでしたか?日本と何か違うところはありましたか?

    寺口:日本とはすごく違った環境だったのですが、みなさん楽しんでくださっているのが伝わってきました。

    紀ト心:衣装はとてもかわいいですね。何かテーマがありますか?

    山崎:なんだっけ?

    神﨑:んーテーマ・・・?

    風間:この髪飾りにテーマがあったような・・・

    寺口:あ!この髪飾りがアワビです。

     

    紀ト心:髪飾りだけでなく、フリルのような飾りも海っぽい気がします。

    山崎:たしかに!いつも白をベースにしている衣装が多いんです。

    風間:透明感のある感じです

     

    紀ト心:そうなんですね。ちなみに、普段はどんなファッションが好きですか?

     

    寺口:原宿っぽい服も着ますし、風花とかは大人っぽい服を着ていることが多いです

    レイは、柄のある洋服をよく着ていて、まなちゃんはパーカーとショートパンツ。

    紀ト心:みなさんそれぞれ色々なファッションをしているんですね。台湾で買い物はしましたか?

    山崎:買い物には行ってないのですが、九份に昨日行ってきました!

    紀ト心:では買い物はまだ行ってないんですね!みなさんに台湾を楽しんでほしいので私のおすすめのスポットを紹介させてください。

    全員:うれしー!!

    紀ト心:台湾の西門町は渋谷っぽい雰囲気で、おすすめです。安くてカワイイ洋服がたくさん売ってるんです!ぜひ行ってみてください。東区にはオシャレなカフェもあるので、そっちもオススメです。また台湾に遊びに来た時は行ってみてください。

    全員:絶対来たい!

     

    >>次のページ Kimiちゃんオススメの台湾観光スポットを紹介!

    紀ト心:台湾で挑戦したいことはありますか?
    神﨑:昨日小籠包をたくさん食べたのですごく満足です!

    全員:笑

    紀ト心:小籠包おいしいですよね。台湾のグルメは士林の夜市もいいですよ!地元の人が行くお店がたくさんあります。今後台湾に来ることがあったらぜひ案内させてください。

    寺口:一緒に行きたい!

    紀ト心:最後に今回の台湾遠征の感想をお願いします!

    神﨑:今回、海外遠征が初めてだったのですが、すごく楽しくてすごく充実した2日間になったので、また台湾に来たいと思います。

     

    山崎:台湾、とても楽しかったです。色んな人に来てもらいたい、ステキな場所だと思いました。またみんなでライブしたいです。

     

    寺口:初めて海外に来たんですけど、すごい楽しくて、おすすめのお店をキミちゃんに教えてもらったので、また絶対に来たいです。みなさんも台湾に来てみてください!

     

    風間:初めての海外のライブはすごく楽しかったです。キミちゃんに会えて、すごくかわいくて、それも嬉しかったです♡

     

    紀ト心:台湾を楽しんで帰ってくださいね。

     

    全員:ありがとうございました!

     

     

    初めての海外遠征とは思えないほど、ステージでは歌って踊って、観客を盛り上げていたsora tob sakana。今後の活躍からも目が離せません!

     

    台湾のライブでも盛り上がっていた楽曲、ぜひチェックしてみてください。

     

    ▶魔法の言葉

     

    ▶夏の扉

     

    ▶ribbon

     

    ■Information

    sora tob sakana

    恵比寿CreAtoにて定期公演開催中!

    詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

    Official site:http://zizoo.jp/soratobsakana/

    Twitter:@soratobsakana

     

    インタビュアー紀ト心 Instagram @eatzz7

  • 大森靖子、全国ツアー「2017 LIVE TOUR “kitixxxgaia”」がスタート! 6月2日、仙台Rensaがまさに“聖地”と化した。

    09.June.2017 | MUSIC

    音楽活動10年目となる2017年も精力的に走り続けている大森靖子が、3月にリリースしたメジャー3rdアルバム「kitixxxgaia」を引っさげた全国ツアー「2017 LIVE TOUR "kitixxxgaia"」を6月2日仙台Rensaからスタートした。

    本ツアーには、あーちゃん(G / きのこ帝国)、畠山健嗣(G / H MOUNTAINS)、えらめぐみ(B / 股下89)、サクライケンタ(Manipulate, G, Perc, etc)、ピエール中野(Dr / 凛として時雨)、sugarbeans(Tommy&Sammy)と大森靖子のLIVEには欠かせないお馴染みのバンドメンバーが集結。

    ステージ上にはニューアルバムのアートワークで使用された背景画が荘厳に飾られ、冒頭から大森靖子とバンドメンバーのグルーブは最高潮に達する。それに呼応するように観客も負けじと応戦し、ニューアルバムからの新曲を惜しみなく撃ちまくる大森靖子の熱唱と観客との一体感が相変わらず心地いい。

    中盤ではバラードの名曲「オリオン座」を観客とともに大合唱。まるでホールと化したライブハウスに響き渡るその歌声に涙する観客も、、、バンドサウンドにギターの弾き語り、アカペラなどその変幻自在の音色に大森靖子のライブではいつも感情が飲み込まれる。

    そんな緩急の中で、小学生ほどの女の子に大森が弾いていたギターを弾かせてあげるなど暖かな瞬間が生まれ、大森靖子のツアーにしては意外な曲も演奏され、いい意味で期待を裏切ってくれた。

    この後、大森靖子の全国ツアー「2017 LIVE TOUR "kitixxxgaia"」は7月20日の東京公演(ZEPP Diver City)まで続く。弾き語りアリ、バンド編成アリの盛りだくさんなツアー内容になっている。このツアーを経てまた大きく成長する大森靖子が楽しみだ。

    新作シングルが8月9日(水)にリリースされることも発表し2017年も精力的に走り続けている大森靖子。全国ツアーの各会場においてニューシングルの予約もスタートした。予約者には会場でしか手に入らない特典も付いてるということなので会場に足を運ばれる方は是非チェックして欲しい。

     

    ■Information

    大森靖子 2017 LIVE TOUR kitixxxgaia” 開催決定!

    (日程)

    日時:2017年6月2日(金)/場所:仙台 Rensa/開場18:00 開演19:00

    日時:2017年6月23日(金)/場所:福岡 BEAT STATION/開場18:30 開演19:00

    日時:2017年7月7日(金)/場所:札幌 PENNY LANE24/開場18:30 開演19:00

    日時:2017年7月13日(木)/場所:大阪 BIG CAT/開場18:15 開演19:00

    日時:2017年7月14日(金)/場所:名古屋 CLUB QUATTRO/開場18:00 開演19:00

    日時:2017年7月20日(木)/場所:東京 ZEPP Diver City/開場18:00 開演19:00

    http://oomoriseiko.info/live/tour.php?id=1000965

     

    リリース情報

    「draw(A)drow」

    発売日:2017/8/9(水)

     

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