テーマは食感 !日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ」予選大会をパリで開催

07.January.2020 | FEATURES / FOOD

2019年11月5日、世界的に有名なパリの料理学校「ル・コルドン・ブルー」で「和食ワールドチャレンジ(WASHOKU WORLD CHALLENGE)」の予選大会が開催されました。日本国農林水産省主催のこのコンテストは、今年で7回目を迎えました。日本料理に高い関心を持ち、技術そして知識を向上させようと日々努力している外国人料理人を対象としています。予選大会は、香港、シンガポール、パリ、の3都市に加え、スペシャルプロジェクトとして、ラスベガス、サン・セバスチャン、ニューヨークを合わせて合計6都市で実施。選出された選手は2020年2月20日・21日に東京で開催される決勝大会へ招かれます。

今年の大会テーマは『食感~ Texture and Mouthfeel ~』。日本語には『食感』を表現する単語は「もっちり」や「パリパリ」など400語以上もあるといわれ、日本料理の食感に対する意識の高さがうかがえます。食感の違う食材をバランスよく選び調理し、歯触り、歯ごたえ等を活かした料理を基本に、五味(甘味・塩味・うま味・酸味・苦味)を取り合わせ、変化を持たせることが大切だそうです。

 

審査員には、日本料理アカデミーUK 副理事長、林 大介氏と「京料理 清和荘」三代目主人、竹中 徹男氏が務めました。書類選考を経て予選大会に出場した選手は合計6人。緊迫感に包まれた会場では90分間、選手たちが自らの料理の腕を振るいました。真剣な眼差しで熱心に調理する選手たちの姿に、「日本食」への情熱が伝わってきます。

自由な発想で日本料理の五法(切る、煮る、焼く、蒸す、揚げる)を使って、指定メイン食材のホタテと、南瓜・人参・さやいんげん・大根・ほうれん草から食材を選んで組み合わせて調理するオリジナル料理1品が予選大会の課題でした。選手たちはほぼ似たような食材にも使用しているにも関わらず、料理表現は多様で新鮮に感じられました。

 

結果は、ポーランドのPopow氏が優勝、東京での決勝大会への切符を手に入れました。以下が本予選大会の受賞者選手。

 

1位: Wojciech Popow (国籍:Poland, 所属:Beaverbrook

2位: Tamas Nazai(国籍:Hungary, 所属:Zen-noh Restaurant London Ltd.

3位: Joe Kimura Downie (国籍:Scotland, 所属:Kimura’s Kitchen

【1位】Wojciech Popow選手の料理

【2位】Tamas Nazai選手の料理

【3位】Joe Kimura Downie選手の料理

Micaela Giambanco選手の料理

Nageeb Fayzian選手の料理

 

それぞれに色彩豊かな日本の四季「秋」を彷彿させる気品と日本料理の繊細な美を感じました。外国人とはいえここまでの高い調理技術とそれに裏打ちされた日本料理に対する思いを目の当たりにし、フランスにいながら何か新しい日本を感じる不思議な体験でした。

 

審査を務めた竹中氏は、Wojciech Popow選手の料理について、

「第一に”料理を作る姿勢”だと思います。食材への向き合い方。料理を作るときの食材への”敬意”、そして美味しく食べていただこうという”気持ち”が日本人的であったと思います。強すぎず、しかも主張のあるお加減(味付け)や美しい盛り付け、そして繊細な彩りと香りの使い方などが、他の選手と比べても群を抜いていました。彼の中にある”日本料理”への敬意が全て込められた一碗であったと思います。それは料理に対しても、家族に対しても同じで、彼の優しさが料理に乗り移ったのではないでしょうか?素晴らしいお料理でした。」とコメント。

料理の技術はもちろんのこと、食材の扱い方や日本料理に対する気持ちなど、その内面までもが料理に表現されていたことが優勝の決め手になったようです。

実は予選大会だけでなく、当日には、日本料理講習会と料理のデモンストレーションも行われました。

日本料理講習会では、林氏が講師となり、四季を大切に素材の持ち味を活かす日本食の魅力をはじめ、旨味についての話、日本食に関する知識・調理技術・衛生管理など日本食料理人に求められる知識を凝縮した講義が行われました。

 

調理デモンストレーションでは、林氏と竹中氏による「季節の茸ご飯」と「鴨の治部煮」が披露されました。鴨肉は脂を減らすためフライパンで焼くと、暫くするとジビエらしい甘く濃厚な香りが会場に広がりました。因みに、諸説ありますが「治部煮」とはフランス語の「ジビエ」から作られた言葉ともいわれているそうです。

こちらは完成した料理!茸の炊き込みご飯の香りもふわっと鼻をかすめます。

そして、弾力のある甘い鴨肉に軽く揚げた粟麩、一口で口の中に芳醇な香りと旨みが広がりました。鴨肉の風味や濃厚な旨味、鴨肉の甘さとタレの絶妙な塩加減の逸品。鴨肉をほっかほっかの茸ご飯と一緒に食べると、最高のコンビネーションでした。

最後に、東京の決勝大会には、各予選大会から選出されたシェフ6名が挑みます。皆様、選手達を是非応援してください。取材を通じてフランスをはじめヨーロッパに、これだけの日本料理の技術を身につけたシェフ達がいることに驚きでした。今後の彼らの活躍も期待したいです。

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  • 日本食材を使ったフレンチやスイーツを紹介!パリ「Taste of Japan in Paris ~Trends in Japanese Cuisine~ 」

    27.December.2019 | FEATURES / FOOD

    「ル・ピュルガトワール・54」はパリ10区にある現代美術と美食文化をメインとする特別なオープンスペース。オーナーのアラン・シレリさんこだわりのモダンで落ち着いたデザインに料理イベントに欠かせない広いキッチンスペースが地下に用意されています。   そんな素敵な場所で2019年11月4日に日本国農林水産省が主催する日本産食材とサポーター店PRイベント「Taste of Japan in Paris ~Trends in Japanese Cuisine(日本食のトレンド)」が開催されました。 イベントでは、フランスでも入手出来る日本産食材を使って、和食・フレンチ・スイーツをそれぞれシェフとパティシエが調理。デモンストレーションを通じてフランスの人たちに日本産食材の魅力や活用方法を発信していきます。   和食担当の竹中徹男シェフをはじめ、フレンチの手島竜司シェフ、そしてスイーツはパティシエの石原三記子さんがデモンストレーションを披露しました。 まず、竹中シェフが紹介するレシピは白味噌汁と和牛の塩糀焼。 竹中シェフは【京料理 清和荘】の三代目を務めながら、海外でも「日本食の魅力」を多くの人に知ってもらうため様々なイベントに参加されています。 「日本食の基本はやはりダシ。」そう言いながら、シェフは昆布のみのダシと、鰹節をいれたあとの昆布ダシをフランスの方々に試飲してもらいます。   試飲した人々からは、「おいしい ! 」「まろやかだわ。」というコメントが。 竹中シェフによると、ダシに馴染みのない海外の方も”おいしい” と感じるのは、海外で日本産食材の利用が増えつつあり、その「香り」に慣れてきたからだそう。 12年前、竹中シェフの先輩方がフランスの料理学校で日本のダシを外国人の方に試飲してもらった時は、みなさんその味わいが苦手だったようです。フランスの人たちがダシをおいしいと感じるのは、日本産食材がフランスに浸透している証なのですね。 完成した白味噌汁はとても甘く、ほうれん草の優しい苦味と相性が抜群でした。   二品目は和牛の塩糀焼を調理します。「麹(糀)」とは穀物をカビ発酵させたもの。豊富に酵素を含んでおり、美容の面でも注目されています。 じゅわっと焼きたての和牛に竹中シェフが山椒をかけると・・・ 喉が鳴るような音と香りで観客の視線は程よい脂の照りを見せる和牛に釘づけ! 和牛の塩糀焼を一口食べると、あっという間に口の中で溶けてしまいました。   続いては、フレンチの手島竜司シェフが手がける「和牛のしいたけのバロティーヌ/発酵牛乳/じゃばら酢のジュレ」と、「コンテチーズと西京味噌のラヴィオリ」。 フレンチの奥深さに心を打たれ、26歳で渡仏した手島シェフ。16区にある凱旋門に近い「Restaurant PAGES」はなんとオープンからたったの1年半でミシュラン1つ星を獲得しました。 シェフが手がける、日本産食材を使った日仏の「マリアージュ」料理が楽しみです。 調理スペースには、和食 によく使われる食材以外にも、フレンチらしいコンテチーズや生クリーム、シブレットが用意してあります。 そこで ひときわ目を引いたのは、綺麗な深い緑色の液体が入った瓶。 「これは ?」と一人の観客が尋ねると、手島シェフは「青海苔のグレープシードオイルです」と答えました。ペパンオイルはクセがなく、香りもほぼしないため青海苔と合わせるのはもちろん、色々な食材と混ぜるのがおすすめだそう。観客は目をキラキラさせながら瓶を眺めていました。   手島シェフは西京味噌の香りをもっと香ばしくするため、味噌を火で炙りました。 食欲を誘う甘い香りが・・・! お腹が鳴ってしまいます。 手島シェフがこのイベントのために調理した特別メニューがあっという間に完成。 シブレットのフレッシュさと甘い脂がのっている和牛。 中からは山椒の香りがふわっと。   食べてみると椎茸の深い味とまろやかなマスカルポーネとリボの乳のソースがとても合います。美味しい日本酒やワインにピッタリの味わいです。   とても可愛らしいバトーの形のラヴィオリ。作りたてで、中はほっかほか。コンテチーズと香ばしい西京味噌の組み合わせのクリームがとろり。日仏のマリアージュ、素敵です !   最後の調理デモンストレーションは特に甘党のみなさんが楽しみにしていた、スイーツ。 石原パティシエが担当です。嬉しいことに4品も ! 石原パティシエは1区にある「パレ・ロワイヤル」のレストランで2017年パティシエとしてミシュラン一つ星を獲得。さらに2019年からは「クラウン・プラザ パリ」にてパティスリー責任者を務めています。   豆乳パンナコッタ、抹茶ケーキ、グラノーラのローズ・デ・サーブル。 そして豆乳のチョコトリュフ。   どれも美味しそう。 石原パティシエが可愛く盛り付けた、カラフルでフルーティなスイーツに観客も興味津々。 また、ヘルシー&ビーガンがトレンドの今。豆乳は特に注目を浴びていました。 「豆乳のパンナコッタって癖があると思ったらこんなにも食べやすいのね。」、「抹茶のケーキが大好きなんだ。」、「このトリュフも豆乳かい ? 驚いた。とてもさっぱりしている。」などなど嬉しそうにスイーツを頬張る人たち。   甘すぎず、抹茶のほろ苦さと豆乳のまろやかさが絶妙のバランスで、とってもフレッシュ。また、パンナコッタの硬さもちょうどよく、ライスグラノーラのカリカリ食感と、とても合いました。   石原パティシエはここ数年、パリで日本産食材が多く取り扱われるようになったと言います。スイーツやフレンチでも様々なキュイジニエ(料理人)達が日本の食材に魅了されているそう。その中でも、「ゆず」、「抹茶」、「黒胡麻」、「あんこ」などが特に人気なんだとか。 フレンチのコース料理で和菓子を食べる日も近いかもしれません。   イベントには調理デモンストレーションで使われた日本産食材を紹介するブースや、まだまだパリでは珍しい日本の調味料・食材が展示されているブースがありました。 「山椒」、「塩麹」、「椎茸」を提供した日本産食材を輸入する「UMAMI」。 ブースに並べられた様々な食材を、フランスの人たちが興味深く試食したり、質問していました。 来場者に聞いてみると、家でよく日本料理を作っているそうで、今回も日本の食材を探しにきたそう!すごい! LUPICIA Co., LTD.」は東京でも有名なお茶屋さん。パリでもとっても人気なお店です。 「パリジャンに一番人気なものは ?」と尋ねたところ、 「煎茶や玄米茶ですね。デトックス効果を求めて買うお客様が増えているんですよ。今では日本茶は馴染みのあるものです。」と教えてくれました。 MURASE Co. , LTD. 」はお米やお米の加工品を製造・販売している企業です。このブースで気になったのは、石原パティシエが使用していた「グルテンフリーの米のグラノーラ」。きな粉味、メイプル味、そしてダシ味もありました。メイプル味が人気なのかなと思いきや、パリジャンに人気なのはきな粉味だそう!   今回一番興味深かったのは、「日本産食材」がパリの人にとって「発見」ではなくなりつつあること。そして、「醤油」と言えば誰でも分かり、「味噌」を使っている人も増えてきていること。 フランス人の日本食に関する興味がこのまま増えていけば、もっとディープな日本産食材が紹介され、食材の活用方法をより知ってもらうことができそうです。 日本食を食べるだけでなく、これからは ”外国人が日本食を自分で作る” フェーズに入っていくのかもしれません。     <イベント出展社リスト> UMAMI https://www.umamiparis.com/fr/ FOODEX https://www.foodex.fr/ LUPICIA CO., LTD.  http://www.lupicia.fr Takara Food’s CO., Ltd https://www.takara-jp.com/ FUJI OIL HOLDINGS INC.  https://www.fujioilholdings.com/en/ MURASE Co., Ltd.  https://www.murase-group.co.jp/ Sumiya Bunjiro Brewery Co., Ltd.  http://www.mikawamirin.com/en/ HAKKAISAN BREWERY CO., LTD.  https://www.hakkaisan.com/ *   *pour acheter le produit, visitez GALERIE K PARIS https://galeriekparis.com/eshop/ ÔYA Paris-boeuf japonais https://www.oyaparis.eu/

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  • 京都におだしのテーマパーク「京都離宮 ~おだしとだしまき~」オープン

    08.August.2022 | FOOD / SPOT

    持続可能なおだしの魅力を伝えるべく、京都・伏見におだしのテーマパークとして「京都離宮 ~おだしとだしまき~」が2022年8月8日にオープンした。     お店に足を踏み入ると、店内に広がるおだしの香りが臭覚を刺激する。次に視覚に訴えるのは8mものショーケース。そこにはおだしの魅力、料理レシピや和食の魅力など、あらゆる角度からおだしのある生活を紹介。だしパックの魅力を伝える4mのショーケースでは、実際に使用している天然素材が並んでいる。     また、入口横のオブジェには実際に天然素材を手に取って、香りや触感などを楽しめるスペースも用意。コロナ収束後はおだしの試飲も予定しており、おだしを楽しむ体験が詰まった施設となっている。    

    「だしまき御膳と釜たきごはん」1,980円(税込)

      施設内では飲食も可能。4種類の利きだし(離宮のおだし、京さわら、あご、本枯節)から好みの出汁を選び、選んだ出汁でつくるだしまき御膳を食べることができる。最後の〆はだし茶漬けを提供。(夏季は冷やしだし茶漬)     京都離宮での体験を通じて「おだしの文化」を楽しみ、おだしを取り入れる生活、おだしを意識した生活を始めてみては?
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    27.November.2020 | FEATURES / SPOT

    東京から新幹線で2時間、アクセスも抜群の東北一の大都市・仙台。都会ながら緑があふれる街並みは、「杜の都」と称され人気を集めています。戦国武将・伊達政宗ゆかりの地や仙台七夕祭りなど魅力あふれる大都市ですが、まだまだ知られていない名所もたくさん。中国人インフルエンサーの悦奈が、最新の仙台の魅力をお伝えします!  

    沿岸エリア

    東日本大震災で津波の被害があった沿岸エリアは、現在は再開発が進み復興を遂げています。津波で流されてしまった地域には、新しい施設が建ち始め、今までと違った新しいスポットもたくさん! また震災の記憶を留める記念館も必見です。  

    仙台うみの杜水族館

    東北の海を肌で感じる! 2015年にオープンした東北地方最大の水族館。1階は東北の海を中心とした日本の海に特化し、三陸地方の珍しい生き物を数多く展示しています。2Fは世界の海をテーマに、熱帯魚、くらげ、海獣などの人気の生き物がたくさん。  

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    新鮮な魚をリーズナブルに 仙台の食の台所、仙台市中央卸売市場。食堂街は一般の方に開放されていて、様々なジャンルのお店が揃っています。その中でも行列が絶えない人気店「寿司吉」にお邪魔しました。  

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    震災の様子を語り継ぐ場所 地下鉄東西線の終着駅の荒井駅には、東日本大震災を知り学ぶための場「メモリアル交流館」が併設されており、展示室や交流スペースを通して、震災や地域の記憶を語り継いでいます。  

    仙台市立荒浜小学校

    当時の様子を残す震災遺構 東日本大震災当日、辺りは津波に襲われ、児童や教職員、住民ら320人が避難した小学校。現在は津波の脅威や教訓を伝えるために、当時のまま残され震災遺構として公開されています。    

    秋保(あきう)エリア

    仙台の奥座敷として知られる秋保温泉は、仙台駅からバスで30〜50分の場所にあります。別所温泉、野沢温泉と並ぶ、日本三御湯として称された温泉郷で、戦国武将・伊達政宗も何度も足を運んだ保養の湯です。  

    磊々峡(らいらいきょう)

    渓谷の遊歩道を散策 名取川に侵食された巨岩奇石が重なる様子からその名がつけられた「磊々峡」。渓谷沿いには遊歩道が整備され、四季折々の風景が楽しめます。10月下旬から11月中旬の紅葉の時季にはライトアップも実施。

    アキウ舎

    温泉街にあるおしゃれな古民家カフェ 秋保温泉のホットスポットとして注目される「アキウ舎」は、江戸時代からある農家の古民家をリフォームしたレストラン。昼間はランチ営業、夜はプライベートパーティーなどのイベントなどに使われています。    

    秋保ワイナリー

    オリジナルのワインを飲み比べ 秋保温泉にある仙台初のワイナリー。目の前には広大なぶどう畑が広がり、店内には醸造所、イートインスペース、物販発売コーナーがあります。オリジナルのワインは種類も豊富。  

    秋保大滝

    日本三名瀑のひとつ 秋保大滝は、栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝と並び、日本三名瀑のひとつに数えられています。下流にある秋保温泉街から車でおよそ15分、バスでのアクセスも可能です。  

    仙台駅周辺エリア

    東北地方の玄関口の仙台駅は、新幹線などのJRはもちろんのこと、地下鉄やバスの拠点にもなっています。美味しい仙台名物をいただいたり、お買い物をしたり、お土産を買うのはこのエリアがおすすめです。  

    わのしょく二階

    仙台の新名物・せり鍋を食べるなら 仙台名物と言えば、牛タンが有名ですが、最近話題を集めているのがせり鍋。春の七草のひとつのせりは、宮城県がトップクラスの生産量を誇ります。せりの香りが存分に楽しめるように、シンプルな鴨だしスープでいただきます。  

    壱弐参(いろは)横丁

    ディープな横丁ではしご酒を楽しむ! アーケード街・サンモール一番通りの横路地に、昭和レトロな雰囲気の横丁が広がります。ノスタルジックな雰囲気のお店がところ狭しとひしめき合っています。  

    S-PAL 仙台

    駅直結のファッションビル 仙台駅に直結するファッションビルS-PALは、アパレルショップをはじめに、雑貨、レストラン、お土産売り場などが揃っています。お土産にもおすすめの雑貨ショップをご紹介します。         「震災を乗り越えて未来に向かって進んでいる仙台は、食べ物も美味しいし、ショッピングも楽しめて、自然も感じられる魅力あふれる都市。まだ遊びに行ったことがない人は、ぜひ仙台に遊びに行ってみてね!」
  • 私の推しコーデ:一年中ロリィタが楽しめる!ジャンパースカートの着回し4選

    30.September.2020 | FASHION / FEATURES

    きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する「ASOBISYSTEM」のネクストステージとして新設された「ASOBINEXT」。「ASOBINEXT」は、SNSなどを通し個々が持つ世界観や個性を発信していく次世代のアイコンをつくり、新たなカルチャーを生み出していくべく、活動をしています。 MOSHI MOSHI NIPPONでは、そんな「ASOBINEXT」に所属する個性的なタレントのみなさんの”推し◯◯”を紹介。今回は「ASOBINEXT」に所属し、アイドルを目指してライブ配信等の活動をしている和泉亜依音さんが提案する推しコーデを紹介します。   今回紹介するのは1着持っているだけでいろいろな着回しができるジャンパースカート。どんな季節でも着回しがきくので、ぜひ1着は持っておきたいアイテムです。  

    黒の半袖ブラウス×ジャンパースカート

    どちらも黒ベースなので腕や足を見せることで重くなり過ぎないようにすることがポイントです。髪型も縦巻きのツインテールにすることにより涼しさアップ!  

    白の長袖ブラウス×ジャンパースカート

    ブラウスの色1つでここまで印象を変えることができるのはジャンパースカートの特権!黒のワンピースでも、甘ロリやクラロリに近い可愛らしい印象になります♪それに合わせてヘアメイクは巻き髪にバラとレースのヘッドドレスを着けてみました。春や秋など半袖だと寒い…そんな季節にオススメのコーディネートです!  

    ジャンパースカート×トレンチコート

    ロリィタのコートといえば、襟や袖にファーのついたものが多い印象を受けますが、トレンチコートを合わせるのも◎ ファーがたっぷりついたコートはあったかくてふわふわでカワイイのですが、着こなしが難しい・・・。 それに比べてトレンチコートは前を開けてワンピースを魅せるもよし、ボタンを閉めて寒さを凌ぐのもよし、と、2通りのコーディネートが出来るので、1着もっていると本当に使い勝手がいいです。春や秋のちょっと肌寒い時期にさらっと羽織って防寒できるのもいいですね。  

    ジャンパースカート×グレーベスト

    「本日は○○タワーにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。これより高さ356mの最上階、7階展望台まで120秒でご案内致します…」なんてアナウンスが聞こえてきそう!?な、百貨店にいるエレベーターガール風の真面目な印象に。いつものロリィタに飽きたなぁ…何かガラッと雰囲気を変えるにはどうしたらいいんだ…なんてお困りの貴方にオススメしたいコーディネート!  

    番外編:ジャンパースカート×カーディガン

    番外編は極力ロリィタコーデをカジュアルにしてみました。パニエを履かずに、カーディガンを羽織ることで、スカートのボリュームを抑え、柄の見える範囲も狭め、ロリィタが強すぎないコーディネートに。ロリィタに手を出したいけど、まだ少し抵抗がある…けどやっぱり着てみたい…という初心者の方にオススメ!  

    “和泉亜依音”にとってロリィタファッションとは?

    今回はこのような「ロリィタファッション着回し4選+α」でお届けしましたが、楽しんで頂けたでしょうか? 私は小さい頃にちゃおで読んだ「姫ギャルパラダイス」という漫画に影響され、このようなレースや柄が魅力的なロリィタファッションに目覚めました。   ネット社会が普及した現代において、誹謗中傷や悪口など見なくていいものが見える世界になり、好きなものを好きと大声で言いにくくなっているような気もしますが、スマホも普及してだいぶ経ちましたし、これからは!好きなものを好きと言える!個性を尊重できる!そんな世界作りを目指して!まず第1歩である、ロリィタファッションの布教活動頑張りますっ♪   記事で使用したブランド:axes femmeBODYLINE  
    和泉亜依音 幼少期からモデルとして活動。新聞広告、テレビのVTR、ファッションカタログなど様々な媒体で活動をしていた。学業に専念する為1度芸能活動を辞めたが、学校を卒業した今、もう一度挑戦したいと思いASOBINEXTのオーディションを受け合格。現在はアイドルを目指してレッスンやライブ配信等の活動をしている。「人生一度きり」をモットーに、やりたい事にはとことん挑戦し、その中で沢山出会う様々な課題という壁をぶち壊しながら生きている。人生楽しんだもん勝ち。
  • 私の推し映画:浜辺美波さんの感情の豊かさに引き込まれる 映画「君の膵臓を食べたい」

    29.September.2020 | FEATURES / MOVIE

    きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する「ASOBISYSTEM」のネクストステージとして新設された「ASOBINEXT」。「ASOBINEXT」は、SNSなどを通し個々が持つ世界観や個性を発信していく次世代のアイコンをつくり、新たなカルチャーを生み出していくべく、活動をしています。 MOSHI MOSHI NIPPONでは、そんな「ASOBINEXT」に所属する個性的なタレントのみなさんの”推し◯◯”を紹介。今回は「ASOBINEXT」に所属し、俳優・YouTuberとして活動している田村春凪さんの推し映画「君の膵臓を食べたい」を紹介します。

    ストーリー

    2人の関係は始めは特に何も話したことのないクラスメイトのはず…でした。 しかし、病院で「僕」は”共病文庫”という本を偶然拾います。それは、クラスメイトの「山内桜良」が書いていた日記で、彼女が膵臓の病気にかかっている事を知ります。 https://twitter.com/kimisui_movie/status/844735229902274560?s=21  https://twitter.com/kimisui_movie/status/879600249500598273?s=21  クラスで人気者の彼女がまさか、膵臓の病気だなんて「僕」は知りもしませんでした。 彼女は、この病気の事を家族以外の人達には秘密にしていたのです。 そんな彼女の秘密を知ってしまった”地味なクラスメイト”の「僕」と、まったく正反対の、膵臓の病を秘密にしている”クラスの人気者”の「山内桜良」との甘酸っぱい恋愛ストーリーとなっています。 https://twitter.com/kimisui_movie/status/868708467804168192?s=21 

    キャスト 

    実写版の「君の膵臓を食べたい」(以下、キミスイ)は、同一人物の現在と過去(12年前)を異なるキャストで描いています。   過去では、浜辺美波(山内桜良 役)・北村匠海(僕、志賀春樹 役)・大友花恋(滝本恭子 役)・矢本悠馬(ガム君  役)が出演しています。   浜辺美波と北村匠海はこれが映画初共演で、膵臓の病気を抱えた彼女の闘病生活を綴った日記を見つけた同級生の(僕)との関係が泣ける、と話題になりました。   現代では、小栗旬(僕、志賀春樹 役)・北川景子(滝本恭子 役)・上地雄輔(ガム君 役)が出演。 映画の口コミには、小栗旬と上地雄輔が「大人になった彼らの雰囲気がマッチしててたまらなかった。」や「北川景子さんのドレス姿に釘付け」などと評判もよく、学生時代の僕らの存在をうまく引き立てていると感じました。 https://twitter.com/kimisui_movie/status/892247322234568705?s=21 

    ここがオススメ!

    僕が皆さんに観てもらいたい所は、山内桜良役の浜辺美波さんのちょっとわざとらしい元気な演技をしている姿です、その演技がとても魅力的です。 映画の世界と現実は違い、もちろん現実にこんな女の子はいないけど、”わかる”ととても親近感が湧きました。 また、ストーリーが進んでいくと同時に病気も少しづつ深刻化していくのですが、その時に出る表情などにも是非注目して欲しいです。   https://twitter.com/kimisui_movie/status/868753787149791232?s=21 

    最後に

    この映画を初めて観たのは、高校3年生の時でした。当時学生だった頃に観たので、同じ年代を描いたストーリーだったのでとても衝撃を受けました。 キミスイを通して、恋愛の甘酸っぱさと命の尊さを知ることができ今でも僕の中では一番好きな映画だと思っています。 中でも、浜辺美波さんの感情の豊かさには、とても心を惹かれました。 学生の方から大人の方まで共感できる部分が沢山ありますし、とてもわかりやすい内容となっているので是非皆さんにも観てもらいたいです。   また、浜辺美波さんと北村匠海さんは現在公開中の「思い、思われ、ふり、ふられ」にも出演しています。 是非彼女らの成長を劇場で観劇したいと思います。  
    田村春凪 俳優とYouTubeの活動を行っており、ドラマ・映画で主演を務めること/YouTubeではチャンネル登録者数100万人を達成してFun Festに出ることを目標に活動中。特技の野球、趣味の映画鑑賞・ゲームを通して様々な情報を発信している。
  • 私の推しコーデ:夏にピッタリ!カラフルポップなアイテムを使ったスタイリング

    13.August.2020 | FASHION / FEATURES

    きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する「ASOBISYSTEM」のネクストステージとして新設された「ASOBINEXT」。「ASOBINEXT」は、SNSなどを通し個々が持つ世界観や個性を発信していく次世代のアイコンをつくり、新たなカルチャーを生み出していくべく、活動をしています。   MOSHI MOSHI NIPPONでは、そんな「ASOBINEXT」に所属する個性的なタレントのみなさんの”推し◯◯”を紹介。今回は「ASOBINEXT」に所属し、自身のライフスタイルをSNSで発信しているフェアリーかのさんが提案する推しコーデ、カラフルポップなスタイリングを紹介します。   Hello World ! カラフルな世界観がだいすきで、いつでもどこでも個性爆発!どんなカラーもお手の物、チープで良いものを探るプロ・フェアリーかのです。 夏に活用したいカラフルな色、柄の洋服のコーディネートに困ったことはありませんか?今回は私の得意なカラフルなアイテムを使ったスタイリングを色別に提案します。  

    イエロー編

    クリーム色のトップスには白のジーンズを合わせたよ♡シンプルだけど自己主張はしっかりと! デニムオンデニムは安定の可愛さ!!イエローを中に着ると元気な雰囲気ばっちり。 花柄トップスと黄色のチェックスカート。お出かけしない日でもオシャレは忘れずに。  

    グリーン編

    シースルーの花柄トップスにミッキーのサロペット。元気に走り回れちゃうくらいカワイイ♡ ショートパンツってなんでこんなに楽なんだろう?手編みベレー帽は何に合わせてもいい感じにキマる! スタイリングが難しいグリーンのパンツはダボダボのベティちゃんベースボールシャツを上から着たよ。ヒップホップな感じがオシャレでしょ♪  

    ピンク編

    白Tシャツに甘々カラーなピンクのキャミソール。甘くなりすぎないようショートパンツで締めたよ♡ ピンクのビッグTシャツは、ハワイのDoleで買ったよ。80's風なショートパンツと合わせてみて。 花柄シャツは実はワンピース。ボトムスとカチューシャを同じ色にすることで統一感を出したよ。ラフだけどフェミニンな感じがGood!  

    “フェアリーかの”にとってファッションとは?

    世の中にはたくさんの洋服があって、たくさんのコーディネードがあるけれど、正解はないと思っています。 世の中の流行だけじゃなく、自分のキュンとする組み合わせで、大好きな色味で、あなただけのコーディネートを探してみてください。 自分が幸せなら、それでいい、私はオシャレを楽しむ時いつもそう考えています。 みんなでChoose happy をしていきましょう!  
    フェアリーかの ASOBINEXT所属のアイドル練習生。駐大阪韓国文化院主催のK-POPカバーコンテスト全国大会にて人気賞受賞。歌を歌うことが大好きで、アリエルのパート・オブ・ユア・ワールドを歌うことが習慣。Instagramでは編集にこだわり、唯一無二の世界観を表現している。将来の夢は、アイドルという道を通った後、世界的に有名なパフォーマンス力の高いアーティストになること。いつかブロードウェイやハリウッドなどで歌や演技も挑戦したい。
  • 私の推しアーティスト:夢の中のような世界観で観客を魅了する「SEKAI NO OWARI」

    12.August.2020 | FEATURES / MUSIC

    きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する「ASOBISYSTEM」のネクストステージとして新設された「ASOBINEXT」。「ASOBINEXT」は、SNSなどを通し個々が持つ世界観や個性を発信していく次世代のアイコンをつくり、新たなカルチャーを生み出していくべく、活動をしています。 MOSHI MOSHI NIPPONでは、そんな「ASOBINEXT」に所属する個性的なタレントのみなさんの”推し◯◯”を紹介。今回は「ASOBINEXT」に所属し、ダンスボーカリストとして活動している愛原かのんさんの推しアーティストを紹介します。   私が音楽で沢山の人にエンターテイメントを届けたい。と思うきっかけとなったアーティストである、SEKAI NO OWARIの魅力を、私、愛原かのんの視点を通して紹介します。  

    ライブ演出のすごさ

    SEKAI NO OWARIのステージセットは、現実世界とかけ離れていて、まるで夢の中に自分が存在するような空間。巨大な木がそびえ立ち、フクロウがいたり、火花を散らせたり、天井に列車が走っていたり、キラキラな空間に、一瞬でもその場に居られることに感動を覚えます。もちろんそういった空間を作り込むまでにはたくさんの努力や苦労があったのだろうと思います。   以前ボーカルのFukaseさんが、自分が好きなライブ(演出)ができないならグループを解散してもいい。とTV番組で言っていました。自分のやりたい事をブレることなく表現し、沢山の方に笑顔や感動を与え続けている部分に、彼らのすごさを感じます。

    楽曲

    歌詞の意味を1つ1つ理解しようとすると非常に難しく、カバーしようと思っても難しい。ただ、完全に理解できなくても1曲1曲気持ちが凄く伝わってくる楽曲たち。 また、アニメ「クレヨンしんちゃん」映画の主題歌に起用された「RPGや」、映画「メアリと魔女の花」の主題歌「RAIN」、平昌冬季オリンピック・パラリンピックNHK放送テーマソング「サザンカ」など、老若男女すべての人に愛されている楽曲も多いです。   PRG MV
      RAIN MV

    メンバー

    メンバーは4人で構成されていて、一時はみんなでシェアハウスをしていたこともあります。そしてTV番組でボーカルのFukase以外が口を揃えて言っていたのが、「Fkaseが楽しめるライブを作りたい。」という言葉でした。その言葉からメンバー間の愛や絆を感じました。 私にとってのSEKAI NO OWARI 私にとってのSEKAI NO OWARIは、夢を見させてくれる場所。 そして、ああゆう事をやりたい!と強く思います。 https://www.youtube.com/watch?v=sHJKQT4A3_0 ライブは、アーティストとお客さんが一体になる事で生まれるものが沢山あると思っています。 私は自分もテーマパークのようなライブを開催することを目指しているので、「楽しい」「かわいい」「かっこいい」が全て詰まっているSEKAI NO OWARIさんは私が目指すもの全てです。   私にとって音楽を通じて絶対にやり続けたい事は「ライブ」です。 お客さんとの一体感、そこにいる全ての人が笑ってくれたらこんなにも喜ばしい事はあり ません。 音楽は表現がある意味自由です。 だからやりたい事はとことん突き詰めて皆さんが「楽しい」と思える事を 永遠にしていきたいです。 これからのエンターテイメントで常に新しい事を考えて生み出していきたいと思います。  
    愛原かのん ダンスボーカリスト。子役としてデビューし、現在は音楽を中心にタレントとして活動中。音楽を始めてからは全国路上ライブツアー、4th単独ライブ、4th singleをリリース。ライブの演出にこだわり、見ている人が「よく分からないけど何か楽しい」「テーマパークのようなライブ」を何よりも心がけている。 趣味はお笑い番組を観ること。特技はスノーボードとサーフィン。