国立科学博物館を3Dで体験!3Dビュー+VR映像を無料公開

25.April.2020 | SPOT

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため現在臨時休館中の国立科学博物館は、自宅でも国立科学博物館を楽しめるような、様々なコンテンツの提供をはじめた。


3Dビュー+VR映像 (国立科学博物館)

一般財団法人VR革新機構協力のもと、展示室全体を高画質画像で撮影。自宅にいながら、まるで国立科学博物館の中にいるような3Dビュー+VR映像で展示鑑賞を楽しむことができる。
*3Ⅾビュー映像はPCとスマートフォンのみで楽しめるが、VR映像鑑賞にはVR専用ゴーグルもしくはVRメガネが必要。

3Dビュー+VR映像 (国立科学博物館)


3Dビュー+VR映像 (国立科学博物館)

Youtubeでは、国立科学博物館の研究者が自身の研究内容や国立科学博物館の展示がさらに面白くなるポイントを動画配信。科学に興味を持つきっかけとなる動画の数々をチェックしよう!また、2020年3月14日~4月12日まで開催予定だった企画展も、担当研究者解説付きの動画で公開中。詳細はこちらの記事チェック:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/314603

 

家の中で国立科学博物館の世界を体感しよう!

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  • 国立科学博物館が貴重な剥製コレクションをVR博物館として公開

    05.May.2020 | SPOT

    国立科学博物館が、標本収蔵庫に収蔵されている非公開の貴重なコレクションを、自宅にいながら楽しめるVR博物館として公開した。

     

    国立科学博物館 地球館3F展示室「大地を駆ける生命」は、多くの哺乳類の剥製が立ち並ぶ人気の展示。その剥製の大半はハワイの実業家、故ワトソンT.ヨシモト氏(1909~2004)より寄贈された約400点の「ヨシモトコレクション」の一部だという。上野に展示されていない剥製は、通常は国立科学博物館筑波地区標本収蔵庫に収蔵されていて非公開となっている。

     

    幻の「WILD MUSEUM」をVR空間に再現

    2020年4月30日、非公開の剥製を自由に見学できるVR博物館が完成した。

    VR博物館の外観は、1992年にヨシモト氏が私費を投じて開館した幻の私設博物館「WILDLIFE MUSEUM」そのもののイメージを完全に再現。

    建物内部に入ると、広大なバーチャル空間が開けていて24体の動物剥製が展示されている。

    実際の博物館の展示室では不可能なほど、目前まで近寄って好きな角度から動物たちの体をじっくり観察出来るのもVR展示ならでは。

    ナイトモードではライトを照らしながら観察ができ、迫力満点のナイトミュージアムを自由に楽しむことができる。また、ヨシモト氏が博物館を作るまでの自伝的な物語など、剥製の世界を理解して楽しむための解説も充実している。

     

    現在公開している剥製のほとんどがこれまで上野本館の常設展には展示されていない大変貴重なもの。今後も順次新しい剥製が追加されていく予定だという。

     

    博物館以上に迫力のある剥製の姿をご覧あれ!

  • 国立科学博物館が動画配信スタート!企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」

    18.April.2020 | SPOT

    国立科学博物館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催中止となった、企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」の展示紹介動画をYouTube(国立科学博物館公式 かはくチャンネル)で無料配信する。

     

    新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等を受け、国立科学博物館(上野本館)は2020年2月29日より当面の間、臨時休館している。企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」は、2020年3月14日(土)〜4月12日(日)の期間で開催を予定していたが、臨時休館にともない残念ながらまだ一度も公開されていない。
    そこで、本企画展を監修者の解説と共に多くの人に観てほしいと考え、展示紹介の動画を制作。3本の動画を国立科学博物館公式YouTube(【国立科学博物館公式】 かはくチャンネル)にて配信する。

     

    動画は3編構成で、監修者の植物研究部長 樋口正信が、「ボタニカルアート」「日本の桜」「太田洋愛」の3つのテーマに沿って展示を解説した。

    #1では、本企画展の概要とテーマのひとつである「日本の桜」について紹介。日本植物分類学の父、牧野富太郎が採集した桜の標本が見どころのひとつ。


    #2では、太田洋愛がどのような人物であったのか、「日本桜集」の共著者である大井次三郎がどのような人物であったのかを紹介する。


    #3では、一番の見どころである太田洋愛の描いた桜図を、その描画の素材となった品種の標本とともに紹介。 科学的に正しく記録されたボタニカルアートは芸術性も兼ね備えている。

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