東京国立博物館と凸版印刷が「風神雷神図屛風」VRを再上演

04.July.2020 | FASHION / SPOT

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センターと凸版印刷株式会社は、新型コロナウイルス感染防止のため、東京国立博物館東洋館内TNM&TOPPANミュージアムシアターを臨時休演としていたが、2020年7月1日(水)から上演を再開し、7月1日(水)から10月4日(日)まで、VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」を再上演する。

 

また、東京国立博物館 本館7室にて、7月21日(火)から8月10日(月・祝)まで重要文化財「風神雷神図屛風」を展示。同期間中は、実物とVR双方を鑑賞できる。

 

本VR作品は、尾形光琳筆の重要文化財「風神雷神図屛風」と、その裏に描かれた酒井抱一筆の重要文化財「夏秋草図屛風」のオモテとウラの関係性に隠された秘密を探る作品。2018 年1月リニューアルオープン後の第1弾作品として上演以来再上演を希望する声が多く、実物展示の期間とあわせ今回再演することが決定した。

 

VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」

尾形光琳が描いた「風神雷神図屛風」には裏面があった。それは江戸時代後期の絵師、酒井抱一の晩年の最高傑作「夏秋草図屛風」だ。抱一は光琳を自らの師として仰ぎ、長年に渡って憧れを抱き続けましたが、61歳頃に「風神雷神図屛風」の裏にこの作品を描くよう依頼を受ける。
自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花を描いた「夏秋草図屛風」に託した抱一の想いをひも解き、屛風のオモテとウラの関係に隠された秘密に迫る。

 

表裏一体となった屛風の往時の姿を再現

1974年から作品保護の観点で表裏を分けて保管されている屛風を、バーチャルリアリティにより表裏一体の往時の姿で再現した。

 

屛風を透かし表裏の関係を表現

表面に描かれた「風神雷神図屛風」と裏面に描かれた「夏秋草図屛風」を透かすことで、表裏の絵の関係を探る。

 

光の変化に応じた屛風の見え方を表現

高精細デジタルアーカイブを実施し、屛風を拡大し鑑賞することが可能となった。また、凸版印刷のVR技術により、光の変化に応じた屛風の見え方を表現している。

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  • 寺田倉庫、アートカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」を天王洲にオープン

    15.October.2020 | FASHION / FOOD

    寺田倉庫株式会社は、芸術文化発信事業の一環として、アートカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」を2020年10月15日(木)にオープンする。

    左)山口聡一「Overlap of paint (dot3)」 右)磯村暖「一時的に犬、一時的に人、一時的に絵」

    「WHAT CAFE」は、アート業界の未来を担うアーティストの支援を目的とした新しい芸術文化発信施設。ギャラリーとカフェが融合するアート空間は800㎡におよび、食事や飲み物を楽しみながら、日本のアート業界の未来を担うアーティストの作品を鑑賞・購入することができる。会期ごとにすべての作品を入れ替えることで、数多くのアーティストに作品の披露・販売の機会を、また、来訪者には年間を通して数百点の作品と出会う場を提供していく。

    左)品川はるな「Peel off the paint “No.125”」 右)菊池遼「void #35」

    価格帯は5万円から20万円を中心としており、気軽に様々なアートに触れ合うことができる”アートのためのカフェスペース”を展開することで、世界にたったひとつの作品が個人のライフスタイルをより豊かに変えてゆくきっかけを作っていく。

     

    天王洲では、天王洲エリアをアートの一大拠点にするため、画材ラボ「PIGMENT TOKYO」・日本最大のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」など芸術文化発信施設の運営に取り組んでいる。

     

    天王洲に出かけた際は、多くのアート作品に出会える「WHAT CAFE(ワットカフェ)」にぜひ足を運んでみて。

  • サンヨーコート、香取慎吾が描く色鮮やかなアート作品とのコラボコートを企画

    15.October.2020 | FASHION

    三陽商会が展開するコートブランド「サンヨーコート」は、香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹がディレクターを務めるPPP SHOP「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」の限定アイテムとして2020年秋冬のコラボコートを企画する。

    左”Re:” 右”Pre”

    ヤンチェ_オンテンバールの2020年秋冬シーズンの為に制作されたアートは”Re:(リー)”と”Pre(プレ)”。”Re:”はReborn(リボーン)をテーマに1st.シーズンからのヤンチェのアートを再生させてコラージュしている。”Pre”はコロナ禍で描き始めた作品で混沌とした中での希望を感じさせるアート。今シーズンは定番のギャバジンに”Re:”のコラージュモチーフをプリントしたバルマカーンコートと、裏地に”Pre”のアートを大胆にプリントしたチェスターコートを企画した。ヤンチェ_オンテンバールにて10月15日(木)から受注予約を開始する。


    アート作品のようなアイテムに注目して。

  • 六本木ヒルズ「ミッキーマウス展」日本人アーティストによる作品を先行公開

    14.October.2020 | FASHION / SPOT

    朝日新聞社・日本テレビ放送網は、2020年10月30日(金)~2021年1月11日(月・祝)までの期間、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年~2019年にニューヨークで開催された「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」の作品を中心とした「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」を森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催する。

     

    開幕を前に日本展オリジナル企画として、日本人アーティスト5名が創造する“誰も見たことがない”未来のミッキーマウス作品がアーティスト本人のミッキーマウスへの想いと共に、先行公開された。

     

    本展は、「原点=THE ORIGIN」、「現代=THE TRUE ORIGINAL」、「未来=& BEYOND」の3つのゾーンで構成されており、時代に合わせて変化し続け未来を牽引してきた“唯一無二の存在”であるミッキーマウスの進化を展望。「未来=& BEYOND」ゾーンでは日本展オリジナル企画として、大島智子、河村康輔、添田奈那、書道家 万美、WAKUという日本人アーティスト5名が招かれ、“誰もみたことがない、まったく新しいミッキーマウス”というテーマの作品が並ぶ。

    大島智子“お部屋”

     

    大島智子 コメント

    ミッキーマウスの魅力は、予想もできない理由で、人それぞれの物語が生まれるところ。私自身はキャラクター禁止の家庭に育ち、ずっと遠い存在でした。ミッキーマウスはみんなのヒーローのようで、眩しくて今でも直視できないような存在です。そんなミッキーマウスの作品を制作するにあたり「自分だけの特別なミッキー」をコンセプトにしたのですが、見ていると元気になる、みんなから愛されている「ミッキーマウス」という存在を、自分の普段の世界観で描くことはチャレンジングでした。

    河村康輔“Untitled”

     

    河村康輔 コメント

    ミッキーマウスの魅力は、いくつになっても現実世界から引き離して夢の世界へ連れて行ってくれるところ。僕にとってミッキーマウスはアイドルで、昔からいろいろとグッズもコレクションしています。今回は「未来のミッキーマウス」を描くということだったので僕の中で勝手にあるミッキーマウスのイメージを形にしてみました。元々僕の作品では、近くで見た時との細部の構成と、引いてみた時に見えてくる別の物の二面性のバランスを大切にしているのですが、今回の作品では顔と手を花を使ってシルエットのみで表現したことは、ちょっとした挑戦でした。近くで見てもらうと沢山の花の集合に見えるのですが、引いて見てもらうと顔の表情や手の動きが見えてくると思うので近くで見た後に一歩引いて見ていただきたいです。

    添田奈那 “LOVE”

     

    添田奈那 コメント

    ミッキーマウスの歩んだ長い歴史や、時代に沿って変化してゆく姿を魅力的に感じていたので、その部分を表現しようと思いました。また、今回のテーマが「未来のミッキーマウス」ということだったので「未来のミッキーマウスとはなんだろう?」と考えたときに過去のミッキーマウスを調べ直してみたんです。そこには過去を踏襲しアップデートしていくミッキーマウスの存在があり、全ての「未来」を作り出すのは自身が歩んだ過去や過程ではないかと感じました。世界的に人気なミッキーマウスでさえも、これからの未来に何が起こるかはわかりません。しかし過去の思い出や失敗から学ぶことで、それぞれの思い描く「未来」を作ることができるのではないでしょうか。そんな想いを作品を通して伝えたく、過去の姿を抱きしめるミッキーマウスを平面作品と立体で表現しました。私が描いたミッキーマウスは、現在の風貌とは全く違った過去の時代のミッキーマウスです。でも、見る人によってはその姿に「古さ」よりも「新しさ」を感じるかもしれません。あるいは見慣れない形に居心地の悪さを感じるかもしれません。ぜひ、大きく描かれた2体のミッキーマウスをしばらく見つめて、ご自身なりの感想を抱いていただきたいです。

    書道家 万美 “ZEN Mickey”

     

    書道家 万美 コメント

    今回、私はミッキーマウスの姿を漢字として捉え、書道化しました。世界のアイコンである彼自身を「共通言語」と認識することで、書道だと越えることが困難な「言葉の壁」を超える、新たな漢字が完成したように思います。また書道は、1枚の作品に向け何百枚も書き、微調整を繰り返します。その行為は百年の時を経て進化してきたミッキーマウスの姿と重なることでしょう。決して突然、目の前に現れたものではないのです。時の流れを読みつつ試行錯誤し、常に輝く。現在に至るまでの過程を、本展覧会を通してご覧いただいた皆さまだからこそ、心の内側で感じられる作品になったように思います。

    WAKU “Untitled(制作途中)”

     

    WAKU コメント

    ミッキーマウスの魅力は、世界中の人々が幼少期の体験、記憶をミッキーマウスと共有している点だと思います。幼少期の記憶が形成され、自分の中でそれを認識することが可能になる以前から、ミッキーマウスは自分の近くにいるような存在です。三丸を見ると、ミッキーマウスの姿が頭の中に浮かんできます。もしかしたら世界で一番知られている、シンボルかもしれません。その象徴性と、ネオンサイン本来の役割との親和性が、非常に高いと感じました。そして、今回の作品では現在少なくなっている、日本の伝統的な塔屋のネオン看板の手法を取り入れ、象徴的なミッキーマウスの三丸を、連続するネオンの光によって表しました。是非、自由に見て感じてください。

     

    次世代を担うアーティストの自由な想像力による“誰も見たことがない”未来のミッキーマウス。作品を通して、常に進化を続けるミッキーマウスを間近で体感してほしい。「ミッキーマウス展THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」に是非足を運んでみては。

  • ジブリの主人公たちの”くらし”が絵本に!「スタジオジブリのいろんなくらし」発売

    14.October.2020 | FASHION

    株式会社徳間書店は、スタジオジブリの13のアニメーション映画から、主人公たちの「くらし」をさまざまな切り口から紹介する最新絵本「スタジオジブリのいろんなくらし」を2020年10月9日(金)より全国順次発売する。

    「スタジオジブリのいろんなくらし」は、風の谷で暮らす人々が腐海の毒や蟲から身を守るためにしている工夫、魔法の城で掃除を始めるソフィー、宗介とお母さんのリサが暮らす崖の上の家・・・。映画の主人公たちがどんなところに住んで、どんな「くらし」をしているか、多くの場面写真を使って詳しく紹介する全く新しい徳間アニメ絵本ミニシリーズの最新刊。

    城でのくらし 「ハウルの動く城」(c)2004 Studio Ghibli・NDDMT

    家族はだれとだれ?どんな家に住んでいるの?どんな仕事をしているのかな?
    スタジオジブリが丁寧に描いてきた主人公たちの「くらし」を、間取りの図解や、当時の生活用品の説明など、意外に気づかなかった日々の様子から作品ごとに紹介している。

    コリコの街で 「魔女の宅急便」(c)1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

    アリエッティの家 「借りぐらしのアリエッティ」(c) 2010 Studio Ghibli・NDHDMTW   アリエッティの家の全体図イラスト/「借りぐらしのアリエッティ」美術監督 吉田昇

    サツキとメイが引っ越してきた家やトトロのすみか、清太と節子の戦時下の暮らし、13歳の魔女キキがはじめた一人暮らしの街、3世代5人家族が住む山田家の日常、床下に住んで、人間から“借り”たものを使うアリエッティたちの「借りぐらし」の知恵、高校2年生の海が切り盛りする横浜の下宿屋「コクリコ荘」、田舎で育ち、都で新しい暮らしをはじめるかぐや。
    スタジオジブリの主人公たちの暮らしが色々な視点で描かれている読み応えのある一冊となった。

     

    これを読んだら、きっとまた映画を見直したくなる、そんな絵本をぜひ手にとってみて。

  • 生命の宿る神秘的な美術館、日本橋に「アートアクアリウム美術館」が誕生!

    07.October.2020 | FEATURES / SPOT

    金魚を使った幻想的なアート作品を展示する「アートアクアリウム」。これまで東京を中心に期間限定イベントとして開催され、累計来場者数は1,000万人という大人気展示です。初となる常設展「アートアクアリウム美術館」が、日本橋に8月28日(金)にオープン。モデルの矢部ユウナちゃんがひと足お先に遊びに行ってきました!

    場所は、これまでもアートアクアリウムの東京展が行われていた日本橋。江戸時代に金魚文化が開いた伝統ある場所でもあります。

     

    作家・総合プロデューサーの木村英智氏が手掛けるアートアクアリウムは、アート・デザイン・エンターテインメントとアクアリウムを融合させた新感覚の展覧会。金魚の数は約3万匹、これまでの展覧会を超える圧倒的なスケールの美術館です。


    広い展示空間ではエリアごとにテーマを設けていて、それぞれの世界観が楽しめます。注目は、アートアクアリウムの代表作品の「花魁」。江戸時代の遊郭を表現した巨大な金魚鉢が並びます。

    江戸時代に最も華やかな場所だった花街においても最もきらびやかで象徴的な瞬間「花魁道中」をイメージした豪華絢爛な展示は圧巻です。

    もうひとつの注目スポットは、「金魚の社」。等身大以上の水柱が森のように立ち並び、金魚が泳ぐ神秘的な世界を鑑賞できます。

    常にライティングや音楽が変化し、全く別の空間のように変化。一瞬として、同じ瞬間はありません。

    また2階から見下ろせるようになっており、ダイナミックな3D映像と相まって神秘的で幻想的な空間に。映像は季節によって変わるので、訪れるたびに新しい景色が見られます。

    他にも金魚アートは数え切れないほど展示されていて、見応えたっぷり。好きな展示を見つけてくださいね。

    老松エリア「水戯庵ラウンジ」 

    また、食事ができるラウンジも併設されています。「水戯庵ラウンジ」は、江戸時代に狩野派が描いたと言われる文化財である老松を眺めながら、飲食ができるラウンジ。舞台では伝統芸能のパフォーマンスがされることも。

    (右から)「天地始粛」、「楓蔦黃」、「雪下出麦」各1,200円(税抜) 

    水戯庵ラウンジでは、5日ごとに変わるカクテルを提供しています。日本にはかつて春夏秋冬を二十四の節気に分類し、そこからさらに5日ずつ七十二の季節に分け、二十四節気七十二候と呼んで、季節の移り変わりを繊細に感じる文化がありました。二十四節気七十二候のカクテルで、訪れるたびに違う味覚が味わえます。

    愉悦エリア「華魚繚乱」

    もうひとつのカフェラウンジ「華魚繚乱」では、有名店とのコラボなど本格的なスイーツが楽しめます。

    左端から時計回りに「金魚更紗」750円、「Palet D’ or の透明なカカオソーダ」900円、「福砂屋のエシレバター&クリームカステラ」800円、「lohasbeans coffeeの抹茶ティラミス」850円、「金魚ゼリー」750円(税抜) 

    アートアクアリウムの余韻の中で、どこか懐かしい日本を感じるひとときをカフェラウンジメニューともに楽しめます。金魚をモチーフにしたスイーツやコラボスイーツの他にも伝統的な日本料理なども提供されます。

    ぬいぐるみ出目金 L、ぬいぐるみ土佐金 L 各3,200円(税抜)

    ここでしか買えないお土産も充実。キュートな金魚のぬいぐるみはさまざまなサイズが展開。オリジナルのお菓子やコラボ商品など、大切な人に渡したいお土産もたくさん揃っています。

    「金魚、音、光、空間、すべてが幻想的でした! 金魚の種類もたくさんいて、水槽もいろんな形があって、インスタ映えスポットもたくさん。江戸の文化をイメージしてるから、日本の良さも感じられるよ。常に金魚は泳いでるから、二度と同じ瞬間がなくて、何回行っても新鮮な気持ちになれそう」とユウナちゃん。

     

    見どころ満載のアートアクアリウム美術館に、ぜひ遊びに行ってみて。

  • 東京国立博物館にて国宝「松林図屛風」の新作VR初公開

    05.October.2020 | SPOT

    東京国立博物館が所蔵する国宝「松林図屛風(しょうりんずびょうぶ)」を鑑賞するVR作品『国宝 松林図屛風—乱世を生きた絵師・等伯—』が、東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2020年10月7日(水)から初公開される。

    VR作品『国宝 松林図屛風—乱世を生きた絵師・等伯—』 監修:東京国立博物館 文化財活用センター  制作:凸版印刷株式会社本VR作品では、安土桃山時代を代表する巨匠・長谷川等伯の人生をたどりながら、日本水墨画の最高傑作とも称される「松林図屛風」の魅力と謎に迫る。製作にあたっては、「松林図屛風」を約253億6715万画素におよぶ超高精細デジタル撮影を実施。微細凹凸を解析するための撮影データを活用することで、和紙の風合いや墨の艶感に至るまで緻密に表現した。荒々しくも見える繊細な筆致や、墨の濃淡による計算された奥行き感など、等伯の卓越した画技をシアターの大画面で鑑賞できる作品となっている。

     

    なお、同館で2020年10月6日(火)から11月29日(日)まで開催される特別展「桃山—天下人の100年」では、VR作品の中で紹介する国宝「松林図屛風」と、京都・智積院(ちしゃくいん)蔵の国宝「楓図壁貼付(かえでずかべはりつけ)」が展示され、実物とVR作品の双方を鑑賞することができる。

     

    VR作品『国宝 松林図屛風―乱世を生きた絵師・等伯―』

    勢いのある筆の動きと墨の濃淡だけで深い霧に包まれた松林を表現した「松林図屛風」は、長谷川等伯の代表作であり、東京国立博物館所蔵の数ある国宝の中でも極めて人気の高い作品。また一方で、どこの松林の風景なのか、何のために描いたのかなど、多くの謎が残る作品でもある。本VR作品では、当時の時代背景から松林図の成り立ちを推理し、作者である等伯の画業の歩みを辿る。長谷川一門を共に支えた息子・久蔵の存在や、時の天下人であった豊臣秀吉の命を受け親子で制作したとされる豪華絢爛な彩色の障壁画「楓図」、「桜図」など、松林図へとつながるエピソードを解説し、作品の持つ魅力に迫る。

     

    VR技術によって和紙の風合いや墨の艶感に至るまで緻密に表現し、展示室では見ることが難しい至近距離からの鑑賞体験が可能に。ぜひ作品を思う存分堪能して。

  • 天王洲のアート複合施設「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」に3つの現代アートギャラリーオープン

    29.September.2020 | FASHION / SPOT

    寺⽥倉庫株式会社が運営するアート複合施設「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」に、「Contemporary Tokyo」、「Tokyo International Gallery」、「UG Gallery」の3ギャラリーがオープンする。

     

    gallery UG Tennoz (ギャラリー ユージー テンノウズ)

    今年20周年を迎えたgallery UGが新たに2店舗目を手掛ける。かつてのパリ・マーグギャラリーのようにアーティストの制作サポートや若手アーティストの育成・交流、多くの機会を設けプロモーションしていくなど、ギャラリーの本来の在方を提案し現代アートの更なる充実と拡大を目指す。中でも立体作品に注力し、3Dの面白さを発信するためのダイナミックな個展・企画展を年間通して行う。

     

    Contemporary Toko (コンテンポラリー トーキョー)

    インターナショナルな視点から日本人現代アーティストの海外での活躍を支援することをコンセプトとして、東京と中国各都市を拠点に、日本人アーティストの作品を広める活動を行っている。具体的には、毎年芸術北京、芸術成都、芸術深セン、南京揚子芸術博覧会などのアートフェアに参加するとともに、多くの日本人現代アーティストの作品を中国各地で紹介し、展示・販売等を行ってきた。今後はこのギャラリーを活用して、日本人アーティストにとどまらず、中国人アーティストの作品を積極的に紹介し、日本と中国の芸術文化交流の懸け橋の一端を担っていく。

     

    Tokyo International Gallery(トウキョウ インターナショナル ギャラリー)

    閉鎖的な日本のアートシーンに世界で活躍するアーティストとグローバルな手法を紹介することを使命とし、2019年に設立。環境問題や都市構想、歴史的伝統や表現の自由、個人や集団、主観や客観といった関係性の中で生まれる問いや表現など、社会におけるアートの立場を問い直す。同時に、枠組みに捉われない切り口や今まで積極的には語られてこなかった主題もボーダレスに扱うべく、様々な個性を持つアーティストによる実験的な作品を展示することを目指す。
    展覧会情報:10月1日〜11月10日 “HCN” Michael Ho, Nanae Mitobe, Kazuhito Kawai, Kai Watanabe

     

    TERRADA ART COMPLEX Ⅱは、2021年春までに約10ギャラリーの入居を予定しており、天王洲を訪れるアートファンの憩いの場となるカフェやガーデンを併設する。また、隣接するTERRADA ART COMPLEX Ⅰ(2016年9月オープン)には、現在8ギャラリーが入居しており、これらを合わせると日本最多のギャラリー数を誇るアート複合施設となる予定だ。

     

    アートの街・天王洲で、まったく新しいカタチの現代アートに触れてみて。

  • 岡山県 倉敷市立美術館にて「高田明美展 Angel Touch」開催

    29.September.2020 | ANIME&GAME / FASHION

    岡山県・倉敷市立美術館は、長年にわたりアニメのキャラクターデザイナーやイラストレーターとして活躍し、繊細なタッチと柔らかな色使いで多くの人々を魅了してきた高田明美の代表作を紹介する「高田明美展 Angel Touch」を2020年11月8日まで開催している。

     

    高田明美は、多摩美術大学でグラフィックデザインを専攻し、卒業後タツノコプロに入社してアニメーションの世界に入りキャラクターデザインを学んだ。フリーとなったのちに「うる星やつら」「魔法の天使 クリィミーマミ」「きまぐれオレンジ☆ロード」「機動警察パトレイバー」 など、人気アニメーション作品のキャラクターデザインを手掛け、現在では、イラストレーションや装丁の挿絵などを制作している。

    『Angel Touch』©TAKADA Akemi


    『魔法の天使 クリィミーマミ』©ぴえろ

    展覧会では高田明美が描くアニメキャラクターの原画のほかオリジナルのイラストレーションを紹介。これまで国内外で数々の個展を開催してきたなかでも総点数約200点という大規模な展覧会となり、描き下しの新作(『Angel Touch』)も展示中だ。

    『きまぐれオレンジ☆ロード』©まつもと泉/集英社・日本テレビ・東宝


    『魔法の天使 クリィミーマミ 2』

    繊細なタッチと柔らかな色使いで長年にわたって多くの人々を魅了してきた、しあわせにあふれる高田明美ワールドを楽しんで。

  • 「星のカービィ スターアライズ 公式設定資料集」先行予約開始

    27.September.2020 | ANIME&GAME / FASHION

    「星のカービィ スターアライズ 公式設定資料集」が、Nintendo Switchソフト『星のカービィ スターアライズ』3周年となる来年3月16日に発売される。これに先駆け、2020年9月24日(木)より、「星のカービィポータル」直販ページにおいて先行予約を開始することがわかった。

     

    星のカービィシリーズ初の公式設定資料集

    星のカービィ スターアライズ 公式設定資料集 2,700円(税抜)

    「星のカービィ スターアライズ 公式設定資料集」は、今年28周年となる星のカービィシリーズのなかで、初めての公式設定資料集。

    Nintendo Switchソフト『星のカービィ スターアライズ』の冒険のはじまりから、無料アップデートで追加された内容までを含む公式アートワーク・設定資料を500点以上収録しており、開発時に制作されたキャラクター・背景などのラフスケッチをはじめ、キービジュアルやこれまでに描かれたアートワークをピックアップした。

    さらに、ゲームクリエイターのコメントやインタビューも掲載され、『星のカービィ スターアライズ』の世界を構成する様々な要素を紹介する内容となっている。
    *Nintendo Switch は、任天堂株式会社の商標です。

     

    「星のカービィポータル」直販ページにて、「星のカービィ スターアライズ 公式設定資料集」を2020年10月31日(土)までに予約購入した方には先行予約特典が用意されているそう。購入を決めた方は予約サイトにアクセスしてみて。

     

    ©2018-2020 HAL Laboratory, Inc. / Nintendo
    © ambit 2020

  • 日本初上陸作品も!「ミッキーマウス展THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」六本木にて開催

    23.September.2020 | SPOT

    朝日新聞社・日本テレビ放送網は、2020年10月30日(金)から2021年1月11日(月・祝)まで、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年~2019年にニューヨークで開催された展覧会「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」の作品を中心とした「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」を森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催する。

     

    ウォルト・ディズニーが大切にしてきた「革新=INNOVATION」「創造力=CREATIVITY」「想像力=IMAGINATION」「物語性=STORYTELLING」の理念。そしてその傍らでともに歴史を歩んできた一匹の愛すべきキャラクター、ミッキーマウス。1928年に『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビューしてから、ウォルト・ディズニー・カンパニーのグローバル・アンバサダーとして、常に新しいインスピレーションを与え続け、世界中の人に愛されてきた。

    「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」ニューヨーク展会場外観

    「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」は、“唯一無二の存在”として、世界中のポップカルチャーやアートに影響を与えてきたミッキーマウスにインスピレーションを受けて作られた没入型の展覧会。ミッキーマウスのスクリーンデビュー作である白黒のトーキー・アニメ-ション『蒸気船ウィリー』から、100本を超える色彩豊かなカラー短編アニメーションまで、ミッキーマウスを新たな視点で捉え、いつまでも記憶に残る、新しいミッキーマウスとの出会いを体験できる。

    Keiichi Tanaami ”Mickey’s Japan Tourism”

    Javier Sanchez Medina ”Studio for Mickey’s hands”

    ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年11月から2019年2月にかけてニューヨークで開催され、ニューヨークを拠点に活躍するダニエル・アーシャム、ブライアン・ロエッティンガーら、世界各国の現代アーティスト20名以上のインスタレーションが一堂に会し、3カ月の間に世界中から多くの人が訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。

    Brian Roettinger ”(L)imitation of Sound”

    DRx ”3000% Mickey Be@r”

    今回東京で開催される展覧会では、ミッキーマウスの過去から現代まで、アートの旅を体験。ニューヨークで大好評を博した「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」から選りすぐった作品を中心に、「原点=THE ORIGIN」、「現代=THE TRUE ORIGINAL」、「未来=& BEYOND」の3つのゾーンで構成し、時代に合わせて変化し続け、常に未来を牽引し、“唯一無二の存在”であるミッキーマウスの進化を見ることができる。

     

    「未来=& BEYOND」ゾーンでは、日本展オリジナル企画として、各ジャンルの第一線で活躍する5名の日本人アーティストによって創造された、新しいミッキーマウス作品を初公開する。

     

    オリジナルグッズ(ピンバッジ)

    オリジナルグッズ(ボールペン)

    会場内には、本展オリジナルグッズや先行販売商品など多数のミッキーグッズを揃えたミュージアムショップを展開。『蒸気船ウィリー』と『ファンタジア』の新しいグッズや、日本人アーティストの作品グッズなど、色々なミッキーの表情に出会える。展覧会の記念に、お気に入りのグッズを探してみて。

    来場者特典(エコバッグ)

    さらに、来場者特典として、「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」オリジナルエコバッグ(全4種)のうち、いずれか1つをプレゼント。
    *十分な数量でご用意しておりますが、なくなる場合がございます。 *未就学児対象外 *非売品 *画像はイメージです。*ランダム配布のため絵柄はお選び頂けません。

    世界中の人気者ミッキーマウスの新たな魅力を「ミッキーマウス展THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」で感じてみて。

  • 上野「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」 特別夜間開館の追加実施決定

    21.September.2020 | SPOT

    国立西洋美術館にて開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」は、好評につき10月13日(火)から15日(木)まで特別夜間開館を実施することになった。通常の夜間開館日である10月16日(金)、17日(土)とあわせて10月13日(火)~17日(土)は毎日午後9時まで開館する。

    本展は世界屈指の美の殿堂であるロンドン・ナショナル・ギャラリーの世界初の大規模所蔵品展となり、ゴッホ《ひまわり》、フェルメール《ヴァージナルの前に座る若い女性》、モネ《睡蓮の池》など、全61点を日本初公開。「英国とヨーロッパ大陸の交流」という視点から、西洋絵画の歴史をたどる展覧会となっている。

     

    10月13日(火)~17日(土)の夜間開館日を含む、9月29日(火)~閉幕日10月18日(日)入場分のチケットは、9月19日(土)正午より発売される。販売場所はスマチケ、読売新聞オンラインチケットストア、イープラス、ファミリーマート店頭Famiポートのみとなるので、詳細は展覧会公式サイトを確認してみて。

  • 佐賀 武雄温泉「御船山楽園」のデジタルアート展に”秋”の作品登場

    10.September.2020 | FASHION / SPOT

    チームラボが、九州・武雄温泉の御船山楽園で開催中のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」のランプの作品に、今の季節だけ見られる色「山の紅葉」が登場した。秋の「かさねのいろめ」の8色でランプが輝く。

    森の中の、呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest – One Stroke, Autumn Mountain
    teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

    ​「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、山の紅葉」では、日本に近代以前から伝わる配色法「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめた。
    ランプは、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色で輝く。

    小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
    teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

    また、会場内のティーハウス「幻花亭」では、お茶に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま飲むことができる。季節限定9月はベニバナ、ナデシコ、エゾギクが、10月はコスモス、キンモクセイ、菊が登場する予定だ。

    増殖する生命の巨石 / Ever Blossoming Life Rock
    teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

    廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins 
    teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

    1時間を通して、1年間の花々が咲いては散り、変化していく作品「増殖する生命の巨石」、「廃墟の湯屋にあるメガリス」でも、秋の花・彼岸花やコスモスを見ることができる。

    サウナとアートの新しい体験ができる御船山楽園ホテル「らかんの湯」の日帰り入浴と「チームラボ かみさまがすまう森」のセットチケットを、1日40名限定で販売中。温泉とアートが楽しめる武雄温泉で秋の行楽を満喫しよう。

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