1200年の歴史を持つ京都・東寺をフィーチャーした都市観光ホテル開業

23.April.2021 | SPOT

東寺エリアに親しみ、心休まる都市観光ホテル「星野リゾート OMO3京都東寺」が、2021年4月15日(木)より、日本随一の観光都市である京都府京都市にオープン。「心の時空トリップ」をコンセプトに、東寺エリアの個性を深掘りした都市観光ホテルを目指す。ホテルより徒歩約5分の場所に位置する世界遺産の「東寺」は、現存する唯一の平安京の遺構で、嵯峨(さが)天皇により、唐で密教を学んで帰国した弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)へ、託された密教寺院となる。心をちょっと休めたい、お寺に出かけて癒されたいという人に向けて、1,200年前から続く景色を前に、初めての人でもお寺に親しみを持てるような都市観光の旅を提案する。

OMOベースイメージ

東寺エリアの今と昔を知るご近所マップ

東寺まんだらさんぽ

国宝の朝さんぽ ~空海にあえる朝~

2つのアートワーク「まんだらアート」と「ほほえみウォール」

砂に文字を描き、心をととのえる「写経テーブル」

知恵を授ける本棚「心柱(しんばしら)ブックテーブル

 

 

OMOでは、ホテルを中心とした街全体をひとつのリゾートとして捉える。「Go-KINJO」は、ホテルから徒歩圏内の街であるご近所を深く知り、溶け込むことをサポートするサービスで、「ご近所マップ」と「ご近所アクティビティ」の2つで構成されている。とことんご近所にこだわって活動する「ご近所ガイド OMOレンジャー(以下OMOレンジャー)」が、タイムリーな情報を集めたり、実際にご近所に連れて行ったりと、友人のように気さくに旅をサポートする。

 

扉面に現代、中面に平安時代のマップを備えており、引き戸を開閉することで時代を切り替え、東寺エリアの今と昔を楽しめる。かつての羅城門(らじょうもん)や西寺(さいじ)の跡地と位置関係、今も残る通りの名前や、今も昔も変わらず残っているスポットなどを紹介する。さらに、ガイドブックには載っていないような地元で愛される名店も掲載。東寺が建てられた平安京の時代から現代までの移り変わりを知ることで街歩きが一段と面白くなること間違いなし。

 

東寺をOMOレンジャーとともに巡る「東寺まんだらさんぽ」と、1,200年間毎朝続く弘法大師の住房だったお堂で一の膳、二の膳、お茶をお供えする朝のおつとめ、法要「生身供」へ訪れる「国宝の朝さんぽ ~空海にあえる朝~」の2つを実施。弘法大師の思いを伝え続ける立体曼荼羅(まんだら)を中心に、世界遺産「東寺」を巡る。建物のつくりから仏像の利益など、初めての人でもお寺を楽しめるようにOMOレンジャーが見どころを分かりやすく解説していく。早朝に開催する当アクティビティは、OMOベースで目覚めの銅鑼(どら)を聞き、お気に入りの数珠を選び、出発。生身供へ訪れ、お供えを見るだけでなく、OMOレンジャーと一緒にお経を唱え、帰り道では、朝に開店したばかりの和菓子屋で、ふっくらなお餅にこし餡が詰まった銘菓「東寺餅」を購入することができえる。早起きをして、心もおなかも満たされるアクティビティとなっている。

 

エントランスを入ると目の前に、21尊の仏像により構成される東寺の立体曼荼羅(まんだら)をテーマにした「まんだらアート」と、優しくほほえむ仏さまの表情や柔らかさを淡い光と影を使って表現した「ほほえみウォール」の2つのアートワークが宿泊者を出迎えるように設置されている。東寺の仏像に親しみを持てるように細部のデザインまでこだわった作品だ。さらに、OMOベースの中心にある写経テーブルでは、写経や書を通して心をととのえることができる。弘法大師空海が書の達人であることから着想した。墨を使う書とは異なり、棒で砂に書き、終えた後は砂を消すのみのため、気軽に誰でも参加でき、心ゆくまで何度でもチャレンジ可能。また、五重塔の中心で塔を支える心柱をテーマにしたブックテーブルは、五重塔の内部にある、密教の教えを授ける曼荼羅を、知恵を授ける本棚に見立て、柱の中に本棚を制作し、東寺や弘法大師空海に関連した書籍を用意した。

 

まるで心の時空トリップをしたかのような気分が味わえる「星野リゾートOMO3京都東寺」で京都の魅力を体験してみては?

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    フロントでチェックインして部屋に到着すると、早速ドアの外からBT21キャラクターがゲストを温かく出迎える。一部今回のコラボのためだけに描きおろされたイラストは必見!

    客室内ではBT21のキャラクターが大集合して、ゲストの到着を待つ。キャラクターと一緒にゆっくりくつろいだり、ケーキを食べたり、お茶を飲んだり…自分だけのホカンスを楽しもう。

    バスルームのミラーにはSNS映えバッチリの、BT21のキャラクターと一緒に撮影できる顔出しフォトスポットが用意されているので、記念撮影はお忘れなく!

    さらに夜になって室内を暗くすると、天井からキャラクターたちが覗いているかのような楽しいサプライズも。眠りにつくその瞬間まで、BT21のキャラクターたちにやさしく見守られながら過ごすことができる。

    BT21の5周年を一緒に盛り上げるサポーターとして、2023年から全7社より順次発売される限定カラーのぬいぐるみやマスコットが、#にじいろるーむ 宿泊者先行で特別に展示される。BT21キャラクターに囲まれた部屋で「ぬいどり」を楽しもう!

    当プランを利用した人限定で、ここでしか手に入らないオリジナルノベルティグッズ6種類がプレゼントされる。ホテルならではのグッズから日常使いできるものまで、幅広いラインアップが登場。また、オリジナルノベルティグッズ6種に加えて、寒い季節にぴったりのふわふわ素材のルームウェア付き特別プランも販売される。ホテルステイをさらに充実させてくれること間違いなしの完全オリジナルルームウェアで、くつろぎのホカンスを過ごしてみてはいかが?

     

    ©BT21

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    「一楽」リビング

    「一楽」ベットルーム

    「七楽」リビング

    「五楽」バスルーム

    「七楽」バスルーム

        10軒の町家からなる当施設は、ホテルでありながらそれぞれが独立した京町家でもあり、「十室の愉しみ」をコンセプトに、全室が異なる設えとなっている。  

    サロン全景

    庭とサロン

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  • かまくらの中で甘酒を飲みながら、足湯を楽しむ「かまくら足湯」誕生

    22.November.2022 | SPOT

    アルプスの玄関口・大町温泉郷に佇む宿「界 アルプス」にて、2023年2月1日(水)に雪国の温泉旅館で楽しむ「かまくら足湯」が誕生する。界 アルプスでは、毎年雪国ならではのかまくらを作成し、様々な体験と過ごし方を提案している。地元酒蔵で作られた甘酒、竹あかりのライトアップに加え、2023年は新たにかまくらの中で足湯に浸かることができる「かまくら足湯」が誕生する。幻想的な雪景色を味わいながら、温かい足湯に浸かって快適にかまくらを楽しむことができる。  

    かまくらの中で足湯に浸かる

    雪が降り積もる2月限定で中庭にかまくらが登場。かまくらの中に足湯を楽しめるスペースが設けられ、寒さを我慢せず温まりながら快適にかまくらを楽しめる。信州の冬の気候を感じながら、温泉で足を温めることで、よく眠れ健康に良いと言われる「頭寒足熱」の状態になる。  

    地元酒蔵の甘酒

    大町市の酒蔵、北安醸造で作られている「蔵づくりあまざけ」を使用。贅沢に磨いた、自家栽培の酒米のこうじのみで造られた、まるで和菓子のような上品で繊細な甘さの甘酒となっている。温かい甘酒を飲みながら、足湯に入ることで身体の芯から温めよう。  

    雪景色を照らす竹あかり

    かまくらを優しく包むのは、地元で毎年冬に開催されている安曇野神竹灯を模した竹灯籠のあかり。田舎の原風景に囲まれた界 アルプスでは、周囲のあかりに邪魔されることなく、竹灯籠の温かなあかりを眺めることができる。冬の闇夜に優しいあかりが浮かび上がる中庭で、かまくらでのひとときを過ごすことができる。