蜷川実花監修フリーマガジン最新号表紙にパラリンピック日本代表選手登場

07.August.2021 | FASHION

公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンターが、写真家・映画監督の蜷川実花がクリエイティヴディレクターをつとめるパラスポーツと未来を突き動かすグラフィックマガジン「GO Journal」5号を東京2020パラリンピック開会式が行われる2021年8月24日(火)に発刊する。最新号で蜷川が撮りおろし表紙を飾るのは、東京2020パラリンピック日本代表でもある陸上競技選手の中西麻耶と車いすラグビー選手の池透暢。発刊に先立ち、 2選手のキービジュアルが先行公開された。

 

GO Journalは、パラアスリートやパラスポーツに対する価値観を揺さぶり、性別、年齢、国籍問わず、それぞれの多様性を認め、受け入れて活かすダイバーシティ&インクルージョン社会の発展に向けて、一人一人の行動を喚起するためのグラフィックマガジンだ。蜷川実花をクリエイティヴ・ディレクターに迎え、アート、ファッション、カルチャーを切り口にパラアスリートとパラスポーツの魅力に迫り、大胆なビジュアルと率直な言葉で語るアスリートのインタビューを中心に構成され、フリーマガジンとして、全国の図書館やイベント等で配布されてきた。

 

 

なお、7月24日(土)から9月30日(木)までの期間限定で、パラリンピック発祥の地でもあるロンドンのトランスポートハブといわれるキングスクロス駅Lower Stable Streetに沿って配置されている10点のライトボックスにて、最新5号のビジュアルを含むアスリート8名の写真を展示中。

 

クリエイティヴ・ディレクター 蜷川実花コメント

「パラアスリートたちの精神の強さが人間の持つ力の本質で、そして人々の希望の源泉になるのではないだろうか。精神の強さは彼らの肉体を輝かせる。
私はその輝きを捉えようとシャッターを押した。精神の美しさ、強さに向き合うためのアプローチとしての撮影。私が体験したこの強さと美しさの光り輝く瞬間を、みんなと共有したい。」

 

 

中西麻耶選手 陸上競技|東京2020パラリンピック日本代表

「義足はコンプレックスの一つでしたが、それを受け入れて武器にして生きてきました。自分の弱いところを受け入れることは大変だと思いますが、受け入れさえすればプラスに持っていくこともできることを、自分に自信が持てずに悩んでいる人にこのGO Journalを見てもらいたいです。」

 

池透暢選手 車いすラグビー|東京2020パラリンピック日本代表

「撮影は、普段みれない姿でしたね。僕がということではなく、一人の人間にはいっぱい魅力があって角度を変えるといろんな見え方に気づくことがある。パラリンピックも、見る人によっていろいろな感じ方があって、自分に還元したり感化されたり、発見があったりすると思うので、そんな角度で見てもらえたらと思います。」

 

個々の個性を尊重し次世代に多様性を発信するGO Journalの最新号をお見逃しなく!

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    展示

    ©2022映画「ホリック」製作委員会 ©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

    会場イメージ ©2022映画「ホリック」表裏世界没入展実行委員会©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社 Photo by Mika Ninagawa

        映画『ホリック xxxHOLiC』のスチール・衣装・小道具・アートワーク等の展示を通して、来場者が「願いをかなえてくれる【ミセ】」を実際に訪れたような空間が広がる。四月一日君尋(わたぬき きみひろ)、壱原侑子(いちはら ゆうこ)、九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)、女郎蜘蛛、アカグモ、マルダシ、モロダシをそれぞれ演じる、神木隆之介、柴咲コウ、玉城ティナ、吉岡里帆、磯村勇斗、DAOKO、モトーラ世理奈ら豪華キャスト陣の貴重なショット、実際に撮影で使用された衣装や小道具などの展示を通して映画の世界が立体的に表された「表」の世界。そして蜷川監督の創作の「裏」側に迫ることができるセット。いずれも臨場感あふれる映画『ホリック xxxHOLiC』の世界を体感できる他、その世界観に没入し写真撮影のできるフォトスポットも必見だ。 *百目鬼静(どうめき しずか)を演じる松村北斗の写真展示はございません。  

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  • 「ONE PIECE」×蜷川実花×RADWIMPSの豪華映像作品 “WE ARE ONE.”公開

    03.September.2021 | ANIME&GAME / MOVIE

    「週刊少年ジャンプ」連載開始から24年目を迎えた「ONE PIECE」は、2021年9月3日にコミックス100巻発売、そして11月21日にアニメ1000話放映を迎える。この記念すべき節目に向かって、壮大なスケールで世界を“ひとつなぎ”にしていく数々の豪華プロジェクトが展開されていく。   その大きな柱のひとつとして、東映アニメーションと集英社の共同制作による映像作品“WE ARE ONE.”全5篇を、9月3日の100巻発売へのカウントダウンと共に、8月30日から5日連続で公開中。本映像の監督は、色彩豊かな映像作品で国内外多くの受賞歴を持つ蜷川実花。豪華俳優陣をキャストに迎えて蜷川監督が演出を手掛ける実写パートと、東映アニメーション制作の新規アニメーションパートが交錯する、これまでに類のない映像構成に挑戦し、「ONE PIECE」の魅力を新たな視点と世界観で描いた作品が完成した。主題歌にはRADWIMPSの新曲「TWILIGHT」を起用し、未来へ向かって歩み出す4人の主人公たちの姿を、全5編のショートドラマで届ける。   Scene1の特別アニメーションで描かれるのは、〝麦わらの一味〟のゾロとサンジ。いつも些細なことでぶつかり合ってばかりの2人だが、負ければ仲間を失ってしまう恐怖の〝人取り合戦〟デービーバックファイトでは、一味存亡の危機を前にして、手を組むことに。共に「ルフィを海賊王にする」という同じ夢を持つ者同士、ひとたび手を組んでしまえば、その強さは誰にも止められない。   

    蜷川実花監督コメント 

    深く作品と関わってきた人も、なんとなく知って読んできた人も、まだ読んだことがない人も、何かしら共感できるポイントがあるんじゃないかなと思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。   

    RADWIMPSコメント

    僕たちと同じように小さい頃から「ONE PIECE」と共に成長し大人と言われる年齢になった方、学生の方、子を持つ親世代の方、皆様々だと思いますがきっと今も変わらず自分なりのゴールやターゲットに向かって日々を生きていることと思います。そしてその日々の途中で幾度も「ONE PIECE」の登場人物たちに背中を押されてきたことと思います。今回の作品と音楽もまた、みなさんにほんの少し明日を迎える心強さになってもらえたら幸いです。    実写©尾田栄一郎/集英社 _©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション    アニメ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 
  • 蜷川実花× Priv. Spoons Club、色のパワーをテーマにしたコラボ第二弾発表

    25.August.2021 | FASHION

    Priv. Spoons Clubの人気グラフィックシリーズ「NoSleepClub(ノースリープクラブ)」が、写真家・映画監督の蜷川実花がディレクションするブランド 「M / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」とのコラボレーション第二弾を2021年9月8日(水)より発売する。

    裏起毛フーディパーカー 各15,400円 (税込)

    裏起毛スウェットトップス 各14,300円 (税込)

    ロングスリーブTシャツ 各10,780円 (税込)

      今回のコラボでは、ロンT、プルオーバー、フーディーの3型をラインナップ。あえて第一弾と同じ 「COLOR IS POWER(カラーイズパワー)」をテーマにし、世界が大きく変化している「NEW NORMAL(ニューノーマル)」な今だからこそ、あらためて「クリエーションで世の中を彩りたい」というPriv. Spoons Clubの願いが込めてられている。また、蜷川のクリエーションの中でも、独特の色彩感がありながら遊び心のある個性的な写真をバックプリントに採用。NoSleepClubのネオンサイングラフィックと掛け合わせた本作は、大人にこそ着てほしいアイテムになっている。又、同日より伊勢丹新宿本館にてPOPUPも開催される。9月8日(水)から9月14日(火)までの期間は蜷川実花とのコラボアイテムを、9月15日(水)から9月23日(木)までの期間はPriv. Spoons Clubの21AWコレクションを展開する。   色のパワーを表現したコラボレーション第二弾をお楽しみに!