世界中から注目のミニチュア写真家・田中達也の展覧会「MINIATURE LIFE展2 ~田中達也 見立ての世界~」が、そごう広島店本館9階催事場にて2021年11月26日(金)から12月13日(月)までの期間限定で開催決定。
会場限定グッズ
トートバッグ
マウスパッド
国内外で150万人以上を動員、大好評だった「MINIATURE LIFE展」が、さらにパワーアップして帰ってきた。巻き寿司の機関車が線路を走り、クリップが待合室のイスに、レタスは気球で空を飛ぶ…?鹿児島在住のミニチュア写真家・田中達也は、誰もが知っている身近なものを別のものに見立て、ユーモアたっぷりの小さな世界を作り出す。
独自の発想力が生み出す作品とそのタイトルは、思わず「くすっ」と笑えたり、「さすが!」と唸ってしまったりする遊び心満載のものばかり。海外にもファンが多く、インスタグラムのフォロワー数はおよそ320万人!鹿児島から世界へ、ミニチュア・アートを広く発信している。待望の第二弾では新作を含め、選りすぐりの作品約170点が展示され、会場限定グッズや作品で登場するミニチュア人形などを購入することができるのでお見逃しなく。
いつもの日常がユニークな世界に生まれかわる「MINIATURE LIFE展2 ~田中達也 見立ての世界~」をお楽しみに!
Information
MINIATURE LIFE展2 ~田中達也 見立ての世界~
2021年11月26日(金)~12月13日(月)
会場:そごう広島店 本館9階催事場 (広島市中区基町6-27)
チケット・展覧会詳細:https://www.home-tv.co.jp/event/miniature_life2_tatsuya-tanaka/
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六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューでは、2022年7月8日(金)~9月4日(日)の期間、水木プロダクション協力のもと、漫画家・水木しげるの生誕100周年を記念した初の大型展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」を開催する。
本展は水木しげる生誕100周年を記念して、東京シティビューを舞台に水木しげるの妖怪世界を壮大な景色とともに存分に楽しめる展覧会。水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解く。江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料を初公開。そして百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上にわたって一挙公開する。東京の360度の眺望が楽しめる、六本木ヒルズ森タワー52階にある展望台・東京シティビューに、妖怪たちが一同に集結!海抜250mから都市のビル群や東京タワー、東京湾などの景色を一望できるエントランスに現れる<天空の水木しげるロード>を抜けると、そこには、水木しげるが触れ、感じ、形を生み出してきた妖怪の世界が4つの章にわたり広がっている。
エントランスでは、水木しげるの出身地である鳥取県境港市に並ぶブロンズ像と同じ妖怪たちがお出迎え。たくさんの妖怪の名を記した提灯が灯り、時間ごとに変化する景色と重なる。
第1章:水木しげるの妖怪人生
第1章では、幼少期、水木の家に手伝いに来ていた「のんのんばあ」にお化けや不思議な話を聞いた境港時代、生死を彷徨った従軍時代、貧困の貸本漫画家から一躍人気漫画家となった時代を通してその理由の片鱗を探っていく。
第2章:古書店妖怪探訪
第2章では古書店で購入した鳥山石燕の『画図百鬼夜行』や柳田國男の『妖怪談義』をはじめとする、水木しげる所蔵の妖怪関連書籍を展示。
第3章:水木しげるの妖怪工房
第三章の「妖怪工房」では、水木の妖怪画の創作方法を「絵師たちから継承」「様々な資料から創作」「文字情報から創作」の3つに分けて紹介。
第4章:水木しげるの百鬼夜行
第4章では水木しげるの妖怪画を存分に味わえる章として、「山」「水」「里」「家」それぞれに棲む妖怪を展示。
妖怪の森Cafe
百鬼夜行パフェ 1,480円
深大寺のすき焼きパーティー定食 1,600円
鬼太郎と一反もめんのお空の散歩 1,080円
本展会場と同じフロアに隣接するカフェ「THE SUN & THE MOON」では、会期中、展覧会を記念してコラボレーションした「妖怪の森Cafe」となってコラボメニューが登場。本展のタイトルからインスパイアされた<百鬼夜行パフェ>をはじめ、妖怪の世界、キャラクター、水木漫画をモチーフにした、8品の楽しいフード、デザート、ドリンクが勢ぞろい!さらにデザートは前期と後期でメニューが変わるので、何度訪れても楽しめること間違いなし。
妖怪研究に没頭し、現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるは、どのように妖怪と向き合い描いてきたのか。本展を通して妖怪を身近に感じてみて。©水木プロダクション
Information
水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~
会期:2022年7月8日(金)~9月4日(日)
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
Official site:https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/妖怪の森Cafe
会場:THE SUN &THE MOON(Cafe)
展開期間:2022年7月8日(金)~9月4日(日)
営業時間:11:00~22:00 L.O(Food 21:00/ Drink 21:30)THE SUN &THE MOON Official site:http://thesun-themoon.com/
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東京・お台場の森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)は、2023年に東京都心部において新たなチームラボボーダレスを開館する準備に入るため、2022年8月31日をもって閉館する。閉館に先立ち、最終日を含む7月と8月分のチケット販売を、6月15日(水)昼12時より、公式チケット販売サイトにて開始した。チケットは、日時指定の事前予約制で、販売予定枚数の上限に達し次第、販売終了となる。
チームラボ《呼応するランプの森 – ワンストローク》©チームラボ
チームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として、2018年6月に東京・お台場にオープンした。初年度の年間来館者数は、ゴッホ美術館(オランダ)を超えて、単独のアーティストのミュージアムとして世界最多規模となる約230万人を記録。世界160以上の国と地域からたくさんの人々が来館した。また、2019年の来館者数において、単一アート・グループとして、世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定された。さらに、米国の国際的なニュース雑誌、TIME誌の「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版(World’s Greatest Places 2019)」に選出されたほか、第25回ティア・アワード(Thea Awards)にて、「優秀功績賞(Thea Awards for Outstanding Achievement)」を受賞するなど、国内外において権威ある賞を多数受賞してきた。
ハイライト動画: https://youtu.be/VowWhpZzH24
8月31日の最終日まで、10000平米の複雑で立体的な「地図のないミュージアム」で、境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する体験を提供する。2023年に都心部で開館予定の新たなチームラボボーダレスへの期待が高まる。
なお、豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は2023年末まで開催している。Information
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
住所:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン 2階
販売開始日: 2022年6月15日(水)昼12時
販売対象: 2022年7月1日(金)〜 8月31日(水)の期間に入館できる日時指定指定チケット
Official site:http://borderless.teamlab.art/jp -
展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」のために描き下ろされた新作原画公開
16.June.2022 | ANIME&GAME / SPOT
作品の舞台である麻布十番に隣接する六本木ミュージアムでは、2022年7月1日(金)から12月30日(金)まで、90 年代に社会現象を巻き起こし、現在もなお高い人気をほこる少女漫画の金字塔『美少女戦士セーラームーン』の連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」を開催する。
本展は、今回の展覧会のために原作者・武内直子氏が描き下ろした新作原画や、初展示を含む貴重なカラー原画を過去最大規模で展示。カラー原画は、会期中の3期間はそれぞれ違うものが展示され、会期ごとに全作品が入れ替わる予定だ。
大スクリーンの映像と特殊効果により美しいカラーイラストの世界に入り込む没入型体験シアターや、過去最多の600点を超える秘蔵資料を一堂に集めたコレクション展示、そしてセーラー戦士たちのきらめく歴史を名シーンとともに振り返る新手法・ホログラム原稿展示など、この機会にしか見ることができない『美少女戦士セーラームーン』の世界を体験できる全く新しい展覧会となっている。
開催に先立ち、本展覧会のために原作者・武内直子先生が描き下ろしたセーラームーンやセーラー戦士10名が集合した貴重な新作原画3点を公開。描き下ろし原画は7月1日(金)から12月30日(金)まで、会期中を通じて展示される。
武内直子氏が描き下ろした新作原画が見られる展覧会へ足を運んでみて。
© Naoko Takeuchi
Information
美少女戦士セーラームーン ミュージアム
会期:2022年7月1日(金)〜2022年12月30日(金)
Vol.1 7月1日(金)〜9月4日(日)Vol.2 9月10日(土)〜11月6日(日)
Vol.3 11月12日(土)〜12月30日(金)
休館日:9月5日(月)〜9日(金)、11月7日(月)〜11日(金)
時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)
場所:六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20)Official site:www.sailormoon-museum.com
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株式会社ネイキッドは、京都府京都市・宇治市、「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている比叡山延暦寺を有する滋賀県大津市と共に、京都の城や神社仏閣などの歴史的建造物を舞台に、リアルとメタバースのヴァーチャル世界がクロスオーバーする次世代型街歩きプロジェクト「NAKED GARDEN -ONE KYOTO-」を今秋より本格始動する。
これまでネイキッドと京都市は、2017年より二条城の夜間イベントやコロナ禍での「ヴァーチャルお花見」VRプロダクトなどを通しての新たな文化発信と観光体験の創出を行なってきた。昨年は、アートプロジェクト「DANDELION PROJECT」を通して、平和祈願のリレーを、世界遺産・賀茂別雷神社(上賀茂神社)よりスタート。世界遺産・仁和寺、清水寺、平安神宮など、宗教や宗派を越えて京都を繋げてきた。
2022年は、ネイキッドと京都市、宇治市、大津市、そして、各市の観光協会である公益社団法人京都市観光協会、公益社団法人宇治市観光協会等とも協力し合い、これまでのリアルでの体験型アートイベントのみならず、京都をヴァーチャルで楽しむメタバースが誕生する。ネイキッドならではの特徴は、リアルとヴァーチャルがクロスオーバーする体験づくり。リアルのイベントに参加した人が体験したアートがメタバース上で反映されたり、メタバース上での体験がリアルのイベントに参加するとリアルならではの形で楽しむことができる。「NAKED GARDEN -ONE KYOTO-」の公式サイトは、今夏開設予定だ。京都の歴史的建造物を舞台に、リアルの自分とアバターの自分が連動しながら楽しむ次世代型の文化発信とアート・エンタメを体験しよう。
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ヨウジヤマモト「Ground Y」×現代美術家「笹田靖人」コラボコレクション誕生
28.May.2022 | FASHION
ヨウジヤマモト社のフィルターを通し、コンセプトにシンクロする多面的な要素を取り入れながら、“ジェンダーレス”、“エイジレス“なスタイルでファッションの新たな可能性を提案するブランド「Ground Y(グラウンド ワイ)」は、現代美術家「笹田 靖人(ささだ やすと)」とのコラボレートコレクションを2022年5月27日(金)にGround Y直営店舗及び公式オンラインストア THE SHOP YOHJI YAMAMOTO にて発売する。
発想力と技術力から生み出される独創的な世界観で、誰も真似できない圧倒的なパワーを感じさせる笹田 靖人が描き下ろした木炭と水彩画、パステルの絵具で描き下ろされた数々のモチーフを使用し、アートとファッションが融合したコレクションを「Made in Japan」の物作りで展開する。ゆったりとしたシルエットのジェンダーレスなユニセックスコレクションとなっている。
⼥優として話題沸騰中の新星「那須 ほほみ」、ダンスボーカルグループ“超特急”のメンバーでもある「小笠原 海」が登場するキーヴィジュアルにも注目してほしい。Information
Ground Y × Yasuto Sasada Art Collection
展開店舗:
Ground Y直営店舗(GINZA SIX/ラフォーレ原宿/渋谷パルコ/心斎橋パルコ)
公式オンラインストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/c/c20/
発売日:2022年5月27日(金)
詳細:https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/e/egyyasuto/ -
ネイキッドが企画・演出・制作を行うニュースタイル夜間参拝『日本三大稲荷・豊川稲荷×ネイキッド YORU MO-DE(ヨルモウデ)』の夏の特別期間として、日本三大稲荷である愛知県の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)にて、2022年7月22日(金)から2022年8月6日(土)までの限定16日間で、開催することが決定した。
『日本三大稲荷・豊川稲荷×ネイキッド YORU MO-DE(ヨルモウデ)』が2021年7月以降、豊川稲荷(妙厳寺)開創の日でありご縁日と呼ばれる「22日」に毎月開催されていた。with コロナ時代のニューノーマルに則った参拝体験のアップデートをネイキッドのアートで行われ、コロナ禍でも安心安全に楽しめる企画として、昨年で来場実績延べ4万人以上を記録している。
寺宝館プロジェクションマッピング 夏祭りver.
コロナ対策アート『NAKEDディスタンス提灯®︎』夏祭りver.
除菌アート『NAKEDつくばい™』夏祭り ver.
今回、2年目の開催となる夏の特別期間のテーマは、『新時代の夏祭り』。豊川市で例年親しまれている、おいでん祭、みたま祭りなど多くのお祭りが実施されてきたが、コロナウイルス感染拡大以降、中止が相次いでいる状況だ。そこで、豊川エリアの地域共同企画を織り交ぜ、「手筒花火」、「風鈴祭り」、「夜店体験」といった豊川の夏ならではのお祭り体験がネイキッドのデジタルアートとともに届けられる。春の特別期間限定から新たに登場した、寺宝館プロジェクションマッピングは豊川が発祥地である手筒花火が映像内に登場。また、ネイキッドの感染症予防対策アートは夏祭りのモチーフにて一新。手指消毒をアート化した『NAKEDつくばい™️』は手をかざすと花火や金魚が出現する演出に。他グループとソーシャルディスタンスが自然と保てる『NAKEDディスタンス提灯®』は花火柄バージョンが数量限定で登場する。
コロナ禍でも安心安全に楽しめるネイキッドのニュースタイル夜間参拝アートへ足を運んでみては?Information
日本三大稲荷・豊川稲荷 × ネイキッド YORU MO-DE(ヨルモウデ)
会場:豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1番地
開催期間:2021年7月22日(金)〜 2022年8月6日(土)
※通年開催:毎月22日
開催時間(一般):19:00〜22:00 (22時 完全閉門)
Official Site:https://event.naked.works/yoru-mo-de/ -
アート集団チームラボが、大阪府大阪市の長居植物園にて、夜の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」を、2022年夏にオープンする。
1974年に開園した長居植物園は、2022年4月1日、植物が未来に向けて生き生きと成育できる環境をつくるため、樹木の間伐や根の成長を見越した配置換え(植替え)、土壌改良を経て再オープンした。長居植物園は、広さ約24万㎡、約1,200種類の植物が生い茂り、草花や木々が季節と共に移り変わる。
チームラボは、この空間を、自然のふるまいや人々の存在によってインタラクティブに変化し、過去、現在、未来が交差するアート空間に変えていく。
チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っており、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクトとなっている。
「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」では、昼間は植物園である場所が、夜になるとそのまま作品空間となる。その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、そして、この場所に訪れる鳥や人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていく。
この夏はアート空間広がる夜の植物園へチームラボが誘う。
※すべて参考画像
©チームラボ
Information
チームラボ ボタニカルガーデン 大阪
https://www.teamlab.art/jp/e/botanicalgarden/
#チームラボボタニカル
2022年夏オープン予定
長居植物園 (大阪市東住吉区長居公園1-23)
Official Site:http://www.team-lab.com/ -
サービス「Anique」にて、映画『バブル』公開を記念し、オンライン展覧会および限定グッズ販売企画が2022年6月30日(木)23:59までの期間限定で開催中。
グッズラインアップ
ジオラマアクリルスタンド
缶バッジセット
ポストカードセット
クリアファイル
マグカップ
通販限定 購入特典丸型ステッカー
本展では、映画『バブル』を「ストーリー」「世界観」「キャラクター」「アートワーク」の4つの視点から作品の魅力を掘り下げていく。
美麗な場面写真はもちろん、設定資料や原画をはじめとした貴重な資料も展鑑。
また、ヒビキ役・志尊淳からのコメントや、荒木哲郎監督の副音声にて、より映画『バブル』を楽しむことができる展覧会となっている。ここでしか買えない、映画『バブル』の公開を記念した限定グッズには、印象的なシーンや、二人の思い出のシーン、あの美麗なイラストが表現されている。
映画「バブル」の世界へ誘うオンライン展示会に参加しよう。
©2022「バブル」製作委員会
Information
映画『バブル』オンライン展覧会
会期:2022年5月13日(金)~6月30日(木)23:59ショップ:https://shop.anique.jp/collections/bubble
Official Site:https://lp.anique.jp/exhibition/bubble/ -
山梨県の中村キース・ヘリング美術館は、2022年5月14日(土)から2023年5月7日(日)までの期間中に「中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望」を開催する。
2007年4月、中村キース・ヘリング美術館はニューヨークを拠点に活躍したアーティスト、キース・ヘリングを紹介する世界で唯一の美術館として、八ヶ岳の麓に位置する小淵沢に開館した。コレクターであり館長を務める中村和男は、1987年にニューヨークで『スリー・リトグラフス(ピープル・ラダー)』に出会ったことを機にヘリング作品の蒐集を始めた。現在当館ではおよそ300点の作品のほか、記録写真や映像、生前に制作されたグッズなど500点以上の資料を収蔵している。本展では新たに収蔵する作品『無題』を中心に、コレクションの核となる約150点を展示。
スリー・リトグラフス(ピープル・ラダー)、1985年
イコンズ(ラディアント・ベイビー)、1990年
無題、1984年
無題、1988年
無題(サブウェイ・ドローイング)、1981-83年
本展では、開館初年度の展覧会「混沌から希望へ」を再考し、そのコンセプトを紐解く。1978年、ヒップホップ黎明期だったニューヨークに飛び込んだキース・ヘリングは、白人至上主義のアート界とマイノリティが集うアンダーグラウンドのパーティーが交差するこの街に衝撃を受けた。それから僅か5年でスターダムにのし上がり、世界を飛び回る最中に「エイズ」を発症。未知のウイルスとの戦いの末に31歳でこの世を去った。現在でも人々を魅了し続ける彼が遺した底抜けに明るいアートの裏には、混沌とする社会への訴えや内なる苦しみ、希望と自由への強い想いが描かれている。
1980年代にヘリングが描いたアートには、2022年を生きる私たちが世界に向き合うためのヒントが隠されているだろう。
All Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation
Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.Information
中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望
会場:中村キース・ヘリング美術館
会期:2022年5月14日(土)〜2023年5月7日(日)
Official Site:https://www.nakamura-haring.com -
帽子ブランド「CA4LA」は、初の個展を開催してから10年目という節目の年を迎えた、オーストラリア出身の人気アーティスト「MULGA THE ARTIST(モルガ)」とのコラボレーションアイテムを2022年5月13日(金)より、アウトレットを除く全国のCA4LA直営店、オンラインストア、ZOZOTOWNにて発売。
ラインアップ
2度目のコラボレーションとなる今シーズンも、モルガらしいユニークでハッピーなアートワークを落とし込んだ、夏にピッタリのアイテムをリリース。すべてのアイテムに、期間限定ノベルティの『10 YEARS OF MULGA GOOD TIMES!』のマグネットが付く、特別なコラボレーションとなっている。マグネットに使用されている記念デザインは、モルガがこれまでの感謝を込めてデザインした。
また、キャンバスにプリントされたモルガのアートワークが、CA4LA渋谷店にて2022年5月13日(金)から5月31日(火)までの期間限定で展示される。
アートワークはその場で購入も可能となっており、自宅でもカラフルな世界観を堪能することができる。ファッションでアートを楽しむスペシャルコラボをゲットしてみは?
Information
MULGA × CA4LA
発売日:5月13日(金)
発売店舗:アウトレットを除く全国のCA4LA直営店、オンラインショップ、ZOZOTOWNモルガ キャンバスアート展示
展示期間:2022年5月13日(金)~5月31日(火)
展示場所:CA4LA渋谷店
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-18-2 フレーム神南坂 H区画 1・2F
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京都府亀岡市・湯の花温泉の宿「すみや亀峰菴」は、世界的に活躍する現代美術家・柳 幸典(やなぎ・ゆきのり)氏の構想に基づき大規模なリノベーションを行い「現代アートの中に泊まれる」客室を2022年4月28日(木)にオープンした。アートルームプロジェクトとして新たに誕生した客室の名称は「呼風(こふう)」。
天と地をつなぐイカロスの回廊
夕暮れとともに虹があらわれる天の風呂
久住氏の左官技と石井氏の織部釉の陶板による地の風呂
柳氏によるアートルームプロジェクトのコンセプトドローイング
アートルーム「呼風」は、現代美術家・柳幸典氏の作品世界を一晩滞在しながら体験できる、露天風呂付きスイートルーム。昨年4月にリニューアルオープンしたロビー兼ギャラリーと共通する鉄製の扉を入ると、柳作品の象徴とも言える回廊が出迎え、その先にはベッドルームやダイニングルーム、そして2つの独創的な露天風呂が広がる。陶芸家・石井直人氏、帯匠十代目・山口源兵衛氏、左官職人・久住章氏、和紙職人・ハタノワタル氏ら、京都・丹波を拠点に伝統の技を振るう作家・職人たちと、柳氏との協働によってつくりあげられた現代アート作品としての空間では、料理長・細井久仁彦による料理とともに、唯一無二の宿泊体験を愉しむことができる。アートと一体化できる「呼風」で至福のひと時を過ごしてみてはいかが?
Information
すみや亀峰菴
所在地 : 〒621-0036 京都府亀岡市稗田野町柿花宮ノ奥25番地
「呼風」詳細: https://hakutai.sumiya.ne.jp/artroom-kohoo/「呼風」宿泊予約: https://reserve.489ban.net/client/sumiya/0/plan/id/119287/stay?noSearch=1
Official Site: https://www.sumiya.ne.jp/
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300万年の森に出現するチームラボのアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、今年も九州・武雄温泉の御船山楽園で開催される。御船山楽園は、300万年続く自然に囲まれた、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園。毎年夏から秋にかけてだけ見られる本展は、自然が自然のままアートになる広大な展覧会で、2021年にCNN「行くべき世界の屋外アート展」に、2017年にデザインブーム誌「アートインスタレーション TOP 10」世界1位に選ばれた。開催8年目となる2022年の会期は、2022年7月15日(金)から 11月6日(日)までの期間限定で開催される。
展示作品
かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock, 2017
小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats – Mifuneyama Rakuen Pond, 2015
増殖する生命の巨石 / Ever Blossoming Life Rock, 2017
生命は連続する光 – ツツジ谷 / Life is Continuous Light – Azalea Valley, 2017
岩壁の空書 連続する生命 – 五百羅漢 / Rock Wall Spatial Calligraphy, Continuous Life – Five Hundred Arhats, 2017
岩割もみじと円相 / Split Rock and Enso, 2017
夏桜と夏もみじの呼応する森 / Resonating Forest – Cherry Blossoms and Maple, 2017
廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins, 2019
グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト / Graffiti Nature – Living in the Ruins of a Bathhouse, Red List, 2017-
谷間の呼応する森 / Resonating Forest in the Ravine, 2019
具象と抽象 – 神木の森の入口 / Abstract and Concrete – Forest Entrance, 2018
小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup, 2016
森の中の、呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、夏の森 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest – One Stroke, Summer Forest, 2018
300万年前、有明海から隆起して生まれたといわれる御船山。その後、1300年前に名僧行基が入山し羅漢像五百体を安置、江戸時代後期には第28代武雄領主の鍋島茂義が50万平米もの山麓に御船山楽園が創られた。園内には、長い時間をかけてゆっくりと形作られ、今日の姿形となった巨石や洞窟、森などが息づいている。その姿形やテクスチャーは、長い年月そのものを表し、長きにわたる自然と人との営みの軌跡であると考えるチームラボ。本展において、自然のありのままの形を、デジタルテクノロジーによってアートにすることで、長い時間の連続性を表現することを模索している。
チームラボが2015年からライフワークとして続けてきた御船山楽園での活動は、“今行くべき全国のサウナ”ランキング「サウナシュラン2021」で特別賞を受賞した「TikTok チームラボリコネクト」など、チームラボによるアートとサウナをかけ合わせた体験の原点でもある。今年も「チームラボ かみさまがすまう森」は、通常のアート展に加え、サウナシュラン三年連続グランプリのサウナ「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーション。サウナに入ってからアートを体験するセットチケットも販売する。300万年続く自然を、デジタルテクノロジーによってそのままアートにした大規模な展覧会に足を運んでほしい。
Information
チームラボ かみさまがすまう森
会期:2022年7月15日(金)〜11月6日(日)
会場:御船山楽園 (佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
Official Site:https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/