東京都・町田市立国際版画美術館にて「版画の見かた-技法・表現・歴史-」開催中

16.October.2021 | FASHION / SPOT

町田市立国際版画美術館は、現在「版画の見かた-技法・表現・歴史-」を2021年12月5日(日)まで開催中。多種多様な技法によって作られた版画130点を、道具や制作の説明とともに展示し、版画の見かたや楽しみ方を紹介している。

 

三代歌川豊国《今様見立士 農工商 職人》安政 4(1857)年 凸版・木(多色 摺)

 

版画家たちは、木版、銅版、石版、孔版など、さまざまな版画の技法を生かして、魅力ある作品を生み出してきた。本店では、町田市立国際版画美術館のコレクション約3万点の中から、アルブレヒト・デューラーやパブロ・ピカソ、棟方志功といった著名な版画家だけでなく、版画ならではの鑑賞のポイントを持つ作品を紹介し、版画の技法や表現の面白さをわかりやすく伝える。

 

版画鑑賞がもっと楽しくなる「版画の見かた-技法・表現・歴史-」へ足を運んでみては?

 

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    すみだ北斎美術館(東京・墨田区)は、2022年12月15日(木)から2023年2月26日(日)まで、企画展『北斎かける百人一首』を開催する。  

    葛飾北斎「百人一首うばがゑとき 僧正遍照」すみだ北斎美術館蔵(前期)

    葛飾北斎「百人一首乳母か絵説 在原業平」すみだ北斎美術館蔵(後期)

    葛飾北斎「五歌仙 月」すみだ北斎美術館蔵(作品を替えて通期展示)

      『百人一首』は、江戸時代中期頃までに一般教養として広く浸透し、次第に狂歌や見立ての形でも流通するようになったことで、より存在感を増していく。そのような中、誰もが知る『百人一首』の歌を絵にして内容を解説する趣旨により、北斎最後の大判錦絵シリーズ「百人一首乳母かゑとき(ひゃくにんいっしゅうばがえとき)」は企画され、27図が出版された。北斎は歌や歌人の一般的な伝承やイメージに独自の発想を盛り込み、北斎ならではの世界観を表現している。本展では「百人一首乳母かゑとき」シリーズから当館が所蔵する23図を展示するほか、江戸時代の『百人一首』事情なども紹介しながら、『百人一首』に関する作品約105点を幅広く展観。『百人一首』と北斎の力が掛け合わされた作品を堪能しよう。
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    上村松園「花がたみ」1915

    上村松園「花がたみ(下絵)」1915

    上村松園「楊貴妃」1922

    上村松園「鼓の音」1940)

    上村淳之「四季花鳥図」2010)

        当館では、松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料が多数保管されている。松園は、縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払ってした下絵を作っている。それらを、本画とともに鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができる。また、松篁・淳之が、写生によって対象への理解を深め、心の中にイメージを育み、そして、構図を試行錯誤して下絵を作り、一つの作品に結実させていくさまを垣間見ることができる。一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観しよう。
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    サントリー美術館は、2022年11月30日(水)から2023年1月22日(日)までの期間限定で「京都・智積院の名宝」を開催する。  

    国宝 楓図 長谷川等伯 六面のうち四面 桃山時代 16世紀

    智積院蔵 【全期間展示】

    京都・東山に建つ智積院は、弘法大師空海(774〜835)から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に末寺約3,000を擁する。高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(かくばん)(1095〜1143)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺(ねごろじ)山内で室町時代中期に創建された。    

    弘法大師像 一幅

    室町時代 文安元年(1444)

    【展示期間:11/30~12/26】

    京都府指定有形文化財 興教大師像 一幅

    鎌倉時代 13世紀

    【展示期間:11/30~12/26】

    国宝 桜図 長谷川久蔵 五面のうち四面 桃山時代 16世紀

    【全期間展示】

      天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退するが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げた。この地には元々、秀吉の夭折した息子・鶴松(つるまつ)(棄丸(すてまる))の菩提を弔うために建てられた祥雲寺があり、長谷川等伯(1539〜1610)と息子・久蔵(きゅうぞう)(1568〜93)が描いた名高い金碧障壁画群も、智積院による手厚い保護を受けて今日まで大切に守り伝えられてきた。  

    国宝 金剛経(部分) 張即之 一帖

    南宋時代 宝祐元年(1253)

    【全期間展示(場面替あり)】

    重要文化財 孔雀明王像 一幅

    鎌倉時代 14世紀

    【展示期間:12/28~1/22】

    重要文化財 瀑布図(滝図) 一幅 宋時代 13世紀

    【展示期間:11/30~12/26】

    婦女喫茶図 堂本印象 四面 昭和33年(1958)

    【全期間展示】

    本展は、国宝「楓図」「桜図」など、誰もが知る障壁画群を初めて寺外で同時公開し、桃山時代の絢爛豪華な抒情美にふれる貴重な機会となる。また、国宝「金剛経」や重要文化財「孔雀明王像」の他、仏堂を荘厳(しょうごん)する仏教美術の貴重な優品や、近代京都画壇を代表する堂本印象(1891〜1975)による「婦女喫茶図」に至るまで、智積院が秘蔵する多彩な名宝が一堂に公開されるので、この機会にぜひ足を運んでみては?
  • 『キューヴル美術館』の期間限定ショップが池袋PARCOにてオープン

    16.August.2022 | FASHION / SPOT

    パルコは、2022年8月19日(金)より9月11日(日)までの期間限定で、池袋PARCO本館にて、『キューヴル美術館 ミュージアムショップ』を開催する。  

    スキウサギのダンス

    リンゴを持つスキウサギ

    ピジャを食らうスキウサギヌス

    横たわる裸ネズミ

    カップの中のスキネズミ

    ネコノヒーの肖像

    悲熊の肖像

    記念グッズ

    キューヴル美術館 スペシャルレイヤーアクリルスタンド

    スクエアクッション

    A5クリアファイル(8種) 

    カプセルトイ 缶バッジ(6種)

    缶バッジ ステンドグラス 

    ガラスヘアゴム(2種)

    キャンバスアート(4種) 

    ステッカーシート

    エコトートバッグ(3種)

    ブロックメモ

      ※デザインは変更となる場合がございます。 ※価格はすべて税込です。 ※グッズの仕様は予告なく変更となる場合がございます。 ※一部グッズは、仕様上デザインを選べません。 ※掲載グッズは一部です。 ※数量限定につき、予告なく品切れとなる場合がございます。 ※購入数には制限を設ける場合がございます。 本展は、大人気漫画家キューライス氏の作品を美術館のコンセプトで構成した展覧会「キューヴル美術館」として全国のPARCOを巡回し、好評を得た会場内のミュージアムショップを池袋PARCOにて期間限定でオープンする。 会場では展覧会場でも展示していた、キューライス氏本人が2021年のひと夏を使いきって描き上げた渾身の油絵作品の抽選販売や、展覧会記念グッズなども販売されるのでお楽しみに。