「丸の内ハウス」オープン15周年第1弾 浮世絵展示イベント「UKIYO-E PROJECT in 丸の内ハウス」開催

08.March.2022 | FASHION / SPOT

新丸ビル7階の飲食店ゾーン「丸の内ハウス」は、2022年4月27日(水)にオープン15周年を迎えることを記念し、その第一弾として3月1日(火)~3月31日(木)の期間限定で、現代浮世絵の展示や摺の実演・体験イベント「UKIYO-E PROJECT in 丸の内ハウス」を実施する。

 

「丸の内ハウス」 15周年記念ロゴ

出火吐暴威変化競 鬼童丸

摺実演の様子

15周年記念特製 オリジナルエコバッグ

 

本イベントでは、浮世絵の表現方法を現代に活かして活動をするUKIYO-E PROJECTの協力のもと実施。浮世絵の「浮世」には「現代」という意味があり、当時の流行りや文化など、常に時代の最先端を木版画で発信していた最先端のアートだった。それを継承し、現代の新しい感性で描いた浮世絵を、常にトレンドの情報を届けてきた「丸の内ハウス」から新たに発信していく。

 

また、3月7日(月)より、丸の内ハウス内各店舗にて一人2,000円(税込)以上(レシート合算不可)飲食した人に丸の内ハウスのロゴと15周年の特別ロゴを手掛けた平林奈緒美デザインの「15周年記念 特製オリジナルエコバッグ」(全3色)がプレゼントされる。丸の内エリアでは、今後もアニバーサリーイヤーならではのイベントが展開予定なのでお見逃しなく。

 

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    歌川国芳 流行猫の曲鞠 個人蔵

    歌川国利 新版猫の玉のり 個人蔵

    新版玉のり尽 個人蔵

        本展では、猫をテーマに据えた浮世絵をはじめとする135件の作品により、江戸時代における擬人化の世界を紹介。浮世絵や猫を愛してやまない人はもちろんのこと、現代の擬人化表現に関心を持つ人も楽しむことができるだろう。ユーモラスで愛嬌ある姿に思わずクスリとすること間違いなし。   大の猫好きとして知られる歌川国芳は、1841年から集中的に、役者を猫にした作品など猫の擬人化作品を次々と発表した。その展開と後世への影響を紹介しながら国芳の魅力を探っていく。機智に富んだアイデア溢れる国芳の作品を堪能しよう。    

    山東京山作・歌川国芳画『朧月猫の草紙』六編 個人蔵

    歌川国芳 流行猫の狂言づくし 個人蔵

        また、作品を見くらべることで理解を深める「くらべるクイズ」、「もしも国芳らが描いた猫たちが絵から飛び出してきたら?」を実現した「もしもAR」など、さまざまな切り口から展覧会を楽しむための仕掛けも登場する。     「猫が人だったら、人が猫だったら」。そんな、興味深い世界観に触れることができる「もしも猫展」へ足を運んでみてはいかが?
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    浮世絵木版画制作の様子

      職人による彫り作業職人による摺り作業   彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。    江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品に注目してほしい。