英・欧州ツアー中のロックバンドtricot、海外ラジオ局でOA多数の新曲「アクアリウム」をリリース

07.October.2022 | MUSIC

現在イギリス・ヨーロッパツアーとして10か国20か所を回っているtricotが、新曲「アクアリウム」を配信リリースした。

「アクアリウム」は、リリースに先んじて海外のラジオ曲でも多数オンエアされており、イギリスの「Good Music Radio」や「KFM Radio」、ドイツ、アメリカのラジオ局でも積極的に取り上げられている。

楽曲としては、tricotの代名詞である変拍子をベースに、ストレートでポップで明るいロックにチャレンジした一曲。愛の形や人間関係のこうあるべき!という概念を取っ払えるような爽快感がある。

日本時間の10月5日(水)20時には、「アクアリウム」のリリックビデオがtricot YouTubeチャンネルで公開された。パン生地と人肌が意味深に演出されている、ちょっぴり過激でユーモラスな映像作品に仕上がっている。映像の最後でこのパン生地はどうなってしまうのか、オチまで必見だ。

 

2018年のUKツアーから4年ぶりとなる海外ツアーは大盛況。ロンドンやアムステルダムなどツアー開始前にはソールドアウトし、マンチェスターやイギリスの各都市、パリ、ドイツなど続々とチケットが完売している。ベルギーなどソールドアウトを受けて大きい会場に変更される公演も発生している。

ライブを目撃した海外ファンからは「今年のベストコンサートだ」、「テクニカルで凄まじい演奏」、「tricotの作る音楽はまさに無敵だ」など興奮したコメントがさまざまな言語で寄せられている。

 

残りの公演であるスロバキアの2公演とスペインのフェスに出演して、凱旋帰国となるtricot。2023年1月からはじまる国内ツアー「Zang-Neng tour 2023」では海外で磨かれたプレイにも期待したい。

 

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    tricot「混ぜるな危険」(無観客公演)at Zepp DiverCity/2020.3.14

     さらに、4月13日(月)19時から電子チケット制ライブ配信”猿芝居”を開催する事が決定した。1000円のチケット料金を支払うことでライブ配信を観ることができるほか、配信終了後も4日間はアーカイヴを楽しめるとのこと。是非とも日本を代表するロックバンド“tricot”のライブを見届けて欲しい。 10月3日に10周年記念ワンマンライブを新木場STUDIO COASTで開催する事を発表したtricot。2020年のLIVEシーンも彼女達から目が離せない。
  • sora tob sakana 主催ライブを開催。tricotらの出演が決定

    27.December.2017 | MUSIC

    複雑かつ緻密に練られた独特なロックサウンドで知られ、自身のアーティスト活動でも数多くの楽曲を生み出してきた音楽プロデューサー・照井順政が手掛ける4人組アイドルユニット「sora tob sakana(ソラトブサカナ)」。

    2018年2月12日(月・祝)、中野サンプラザにて、主催ライブsora tob sakana presents「天体の音楽会」を開催することを発表。
    イベントタイトルの解禁に併せて、第1弾出演アーティストも発表され、いよいよ謎のベールに包まれていたイベントの詳細の一部が明らかにされた。

     



    都内ライブハウスで開催された「sora tob sakana定期公演」で第1弾出演アーティストも発表。会場に集まったファンを大いに湧かせた。


    まず発表されたのは、洗練された世界観と楽曲が特徴的な4人組ニューエイジ・ポップ・ユニット『Maison book girl』。
    そして、幅広いアイドルポップスをコンスタントに発信し続ける2人組アイドルユニット『amiinA』。
    どちらもsora tob sakanaとは繋がりの強いアーティストとあって、会場からはアーティスト名が明らかになる度に歓声が上がった。


    続けて発表されたアーティストは、音楽プロデューサーの照井順政が自ら率いるオルタナティヴ・ロックバンド『siraph』。
    さらに、現在国内外から高い人気を誇る4人組ロックバンド『tricot』。


    音楽プロデューサー自らのアーティスト出演に加え、FUJI ROCK FESTIVALやROCK IN JAPANなどの大型フェスに多数出演する大型アーティストの出演発表に、会場に集まったファンは驚きに包まれた。


    そして最後には、sora tob sakanaの楽曲をバンドによる生演奏で魅せる「sora tob sakana band set」の出演も明らかにされ、この日一番の歓声が会場を揺らした。
    なお、2017年4月に行われたバンド編成によるパフォーマンスは、ファンの間でもプレミアライブとして語られるほどの大成功を収めていることから、その期待度は大きい。


    なお、イベントチケットの先行抽選が本日より受付をスタート。
    アイドルの枠を超えて精力的な活動をするsora tob sakanaらしい音楽性と意外性に満ちたラインナップと、彼女たちが描く“天体”の全貌をぜひ会場で確かめよう。


    ◼︎Information

    《ライブイベント情報》
    sora tob sakana presents 「天体の音楽会」
    日程:2018年2月12日(月・祝)
    時間:開場13:00/開演14:00
    会場:中野サンプラザ(東京都中野区中野4丁目1-1)
    出演:sora tob sakana/sora tob sakana band set/amiinA/
    Maison book girl/siraph/tricot  and more…
    料金:全席指定 ¥4,200(税込)
    ※未就学児入場不可 
    ※営利目的の転売禁止
    ※お一人様4枚まで
    ▽チケット先行抽選 受付ページ
    e+(イープラス):http://eplus.jp/soratobsakana/
    チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/soratobsakana-t/
    楽天チケット:http://r-t.jp/soratobsakana
    ローチケHMV:http://l-tike.com/search/?lcd=73979
    ※受付期間:2017年12月25日(月)12:00 ~ 2018年1月8日(月・祝)23:59
    (詳細は、各プレイガイドの受付画面よりご確認ください。)
    イベント特設ページ⇒http://soratobsakana.tokyo

    ≪最新商品情報≫
    ミニアルバム『cocoon ep』
    発売日:2017年4月11日
    品番: FPJ-40003 
    価格:¥1,800(税込)

    ≪関連サイト≫
    sora tob sakana公式サイト
    http://zizoo.jp/soratobsakana/

    sora tob sakana 公式SoundCloud
    https://soundcloud.com/sora-tob-sakana

     

  • 【インタビュー】欧州フェス出演など、国内外でも活躍中のtricot、ドラマー不在の中での挑戦を振り返る

    06.December.2016 | FEATURES / MUSIC

    2010年の結成以降、メンバー全員のセッションから生まれる変拍子を多用した演奏とメロディとが複雑に絡み合う音楽性で人気を集めてきた3人組ロック・バンド、tricot。その唯一無二の音楽性から、15年の2ndフル・アルバム『A N D』では英音楽誌NMEにインタビューが掲載され、ヨーロッパでの音楽フェス出演に加えてロンドンでのピクシーズのライヴのオープニング・アクトに抜擢されるなど、ここ数年は日本国外へも活動の幅を広げている。

     

    そんな彼女たちによる初のライヴDVD『KABUKU TOUR 2016 FINAL at AKASAKA BLITZ』は、現在のバンドの魅力が凝縮された1枚。オーディションで選ばれた4人のドラマーと共に制作した16年の最新EP『KABUKU EP』(「KABUKU」は歌舞伎の語源で「風変わりな」「常識にとらわれない」という意味)に際して行なわれた東京でのツアー・ファイナルの様子を収録し、様々なドラマーとtricotが生み出す豊かなケミストリーが楽しめるものになっている。

    ――15年の2ndアルバム『A N D』には、様々なドラマーの方を迎えた楽曲が収録されていましたね。これはどんなアイディアで実現したものだったんですか?

    中嶋イッキュウ:14年にドラマーのkomaki♂が脱退してから2年ぐらいサポートを入れて活動してきて、15年の『A N D』では一緒にやりたいと思っていた憧れの人たちにダメ元でお願いをしたんです。それもあって、『A N D』では胸を借りているような気持ちでしたね。

     

    ――そして16年の『KABUKU EP』では、オーディションで選んだ4人のドラマーと制作しています。これは『A N D』の頃と比べて、どんな作業になったと思っていますか。

     

    『KABUKU EP』では逆に「tricotでドラムを叩きたい」という思いを持った人たちと作ることが出来たので、そういう意味では間逆の経験でしたね。こっちも頑張らないといけないなと思ったし、純粋な気持ちで作ることができたというか。4人のドラマーに引っ張られて、こっちも演奏がパワフルになって、初期衝動が戻ってきたような感覚でした。

    ――そうして4曲を作った後に、ドラムレスの1曲目 “Nichijo_Seikatsu”を加えた、と。

     

    中嶋:そうですね。4人のドラマーと4曲が出来た時に、それぞれの曲の「一曲入魂」感が強くて、「これだとEPとしてまとまらない」と思ったんです。それで、3人だけの曲があれば面白いと思ったんです。tricotはもともとコーラスも好きなバンドなので、コーラスワークを生かした“Nichijo_Seikatsu”が頭にポンッ!とあったら、全体のストーリーも見えると思ったんですよ。

     

    ――ドラムレスの“Nichijo_Seikatsu”が最初にあることで、今回参加した4人のドラマーの個性もよく分かるような形になっていましたね。

     

    中嶋:うん、そうですね。

     

    ――その“Nichijo_Seikatsu”を、今回のDVDに収録されているツアー・ファイナルでは、なんとドラマー5人と一緒に披露していますが、これはどんなアイディアだったんでしょう?

     

    キダ・モティフォ:もともと『KABUKU EP』のリリース・ツアーを通してドラムを1人入れてやってきたというのもあって、ツアー・ファイナルではせっかくなので5人でやろうという話になったんです(笑)。

     

    中嶋:誰が言い出したのか……(笑)。セットリストを決める時に、“Nichijo_Seikatsu”の直前に演奏した“庭”を「5人でやろう」という話になって、その流れだったと思いますね。初めて合わせた時は、とにかくうるさかったです(笑)。サポートの山口美代子さんが仕切ってくれて、そこにみんなが合わせてくれてまとまりました。

     

    ――tricotはここ数年「ドラムをどうするか」ということについてすごく考えてきたんじゃないかと思うのですが、今回の制作を通して何か可能性を感じたりもしましたか?

     

    中嶋:私たちの場合、もともとドラマーが抜けた時も、「ドラムがいないからどうしよう?」という気持ちではなくて、いないからこそ面白いことが出来るな、という気持ちだったんです。そのおかげで色んな人たちと一緒に演奏させてもらうことも出来ましたしね。でも、(tricotはメンバーのジャムから曲が生まれることが多いため)曲作りの面では、ドラマーがいないことで難しい部分があったんですよ。

     

    ――打ち込みに挑戦したこともありましたよね。

     

    中嶋:そうですね。それはそれで勉強になったし、すごく楽しかったけど、今回は本来のtricotのやり方で作ってみようということになって。それで、ずっと一緒にやってくれるドラマーを探そうと思って、ヒロミ(・ヒロヒロ)さんの提案でオーディションを始めました。

     

    ヒロミ:状況が変わらない感じが続いたので、「それならやってみればいいやん」と思って。そうしたら、ひとりには決められなかったんです(笑)。でも、いいと思った人全員とやるというのは、tricotにしか出来ないことだと思うので。

     

    中嶋:落ち着いて一歩一歩進んでいくという形じゃなくて、熱量や勢いが出てきたような気がしますね。ずっと同じメンバーでやっているとどうしても冷静になってしまいますけど、今はまた自分たちも初心に戻れたような気持ちなんですよ。

     

    ――tricotは海外でもライヴを多数行なっていますが、こうした経験も、今のバンドに影響を与えていると思いますか?

     

    中嶋:日本と比較する対象が出来たことで、今まで気付かなかった日本の秀でた部分を客観的に見付けることが出来ました。それをきっかけに伝統芸能にも興味を持って、その結果生まれたのが『KABUKU EP』だったんです。海外から帰国すると、まるで外国人として日本を訪れたような気分になりますね。

     

    キダ:もちろん、日本人同士でも人それぞれ違いますけど、人も環境も日本と違うところはたくさんあると思います。日本にいると身近でヴィーガンの人と食事する機会はほとんどないし、何か特定の宗教を信仰している人も周りにはあまりいないので、そういった人たちに触れることで、単純に視野や自分の考えが広がったような気がします。

     

    ヒロミ:日本とは文化も人も違うので、価値観がすごく変わりましたね。特に私は色々気にしぃな方なんですが、海外の人はすごくざっくりしてるというか。「自分は自分」という感じでそれぞれが好きなように楽しんでいたのがすごくよくて、私もそうありたいなと思うようになりました。

     

    ――海外と日本では、ライヴをしていても感覚が違うんでしょうかね?

     

    キダ:海外のお客さんは、周りを気にしていなくて、「自分がいいと思えばいい」という感覚が強いような気はしますね。

     

    中嶋:海外に行くと、私たちのことはまだ知らないお客さんが多いわけですけど、その中でも最初からひとりですごく盛り上がってくれる人がいたりして(笑)。そういうところは違いを感じます。

     

    ――海外も含めて、今後ライヴをしてみたい場所があれば教えてください。

     

    中嶋:「インドネシア、プリーズ!」とコメントしてくれることが多いので、そろそろ行きたいです! あとは北海道を細かく回りたいですね。(ご飯も)美味しいし。

     

    キダ:ブラジル、オーストラリアなど南半球にある国に行ってみたいです。赤道を越えて(ライヴでよく踊る)サンバを踊りたいですね。

     

    ヒロミ:私も、やはりブラジルでしょうか。あとはインドも行ってみたいです。現地のカレーを食べてみたい。もちろんライヴがメインですよ!

     

    ――tricotには、本当に自由な雰囲気がありますね。ドラマーをオーディションして4人とEPを作ろうというのも、なかなか出てこない発想だと思いますし。

     

    ヒロミ:それはやっぱり、自主レーベルで、自分たちのやりたいことを理解してくれるマネージャーと4人でやっているのが大きいんだと思います。半分呆れられてるかもしれないですけど、でも面白がってくれていて(笑)。だから、自分たちが面白いと思えることをやっていきたいですね。海外に行ったのも大きかったと思います。色んなことが分かった上で、最近は自分たちの好きなように、やりたいようにやれるようになってきているんですよ。

     

    ――これからどんなことをやってみたいですか?

     

    中嶋:曲の拍子に限らず、時代やジャンルや楽器や国や年齢や性別にとらわれないで、自分の頭で思いつく「面白そう」と思うことは全てやって確かめてみたいです。一生遊んで暮らしたい。

     

    キダ:今これといってやりたいことはないですけど、「あぁ、またあの人ら好き勝手にやってるなー」と人から言われるバンドでいたいですね。

     

    ヒロミ:私も今具体的にこれをやりたいというのはないんですけど、思いつきで「これやろう!」ってなることが多いので、その時のその瞬間や気持ちを大事にして、これからもやっていけたらなぁと思います。

     

    ———

     

    あらゆるボーダーを取り払って、「楽しいことがしたい」「まだ経験していないことをしたい」と新たな可能性を追究していくtricot。そうして生まれる3人の音楽には、聴き込むほどに様々な表情が顔を出す、不思議な中毒性が宿っている。

     

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