【インタビュー】大注目のヴォーカリスト「超学生」、待望のメジャー1stアルバム「超」リリース

27.February.2023 | MUSIC

ベネチアンマスクをつけたミステリアスな雰囲気と特徴的な“ガナリヴォイス”のギャップにハマると注目のヴォーカリスト、超学生。今年1月の配信シングルリリースに続き、2月15日(水)には待望の1stアルバム「超」をリリース。3月には自身初となるワンマンライブを日本青年館ホールで実施予定と勢いにのる彼に、今の心境を伺った。

 

 

1stアルバム「超」のテーマは「多様性」

 

「多様性には「お互いの要素を認め合おう」という意味がありますが、今回は特に(今までのルールや約束に縛られずに)「こういうことしてもいいよね」という意味合いも込めてテーマづけしました」

 

「メジャー初アルバムということで、やっぱりある程度の「約束事」ってあると思うんです。でも今回は、いったんそういうものを無視して作ってみました。聞いていただけると、すごくカラフルな楽曲たちだなと思ってもらえるんじゃないかな。作詞作曲にも幅広い方々に参加してもらいました。例えば、インゲルという曲ではバーグハンバーグバーグの品田遊さんに作詞していただいたり、ボカロPのすりぃさんや、ピノキオピーさんとのコラボ曲も収録しています。携わっていただいた方の「多様性」にもぜひ注目して欲しいです」

 

「インゲル」Music Video

 

初ワンマン「入学説明会」に向けて

 

−ライブタイトルとしては独特なネーミングですが、どのような思いが?

 

「メジャーとしてもワンマンとしても初めてのライブになるので、ある意味“自己紹介”というような意味を込めて『入学説明会』というタイトルを付けました。ライブとしてはなかなか珍しいタイトルですよね(笑)。「超学生」とはこういうものです、というのを感じていただけるライブにできたらと思います。でも、詳しい中身はまだ秘密です!」

 

ファンのコメントから生まれたボーカルスタイル

 

−超学生さんといえば、特徴的な“ガナリヴォイス”が人気です。そのボーカルスタイルが生まれたきっかけは?

 

「ファンの人からもらったコメントを反映していったら今のスタイルにたどり着きました。ダーリンという曲あたりから、より積極的にYouTubeを投稿するようになったのですが、コメントでファンの方が感想をくれるんです。例えば何分何秒のここの歌い方が好き!というように。そうか、ここの歌い方が好きな人が多いのか、と感想やリクエストを反映させていった結果、今のスタイルにたどり着きました。ある意味、ファンの方が作ってくれたボーカルスタイルでもありますね」

 

−海外ファンからのコメントも多いですが、人気の秘訣はどこにあると思いますか?

 

「それは僕も知りたいです!(笑)ぜひ教えて欲しい!自分で感じるのは、僕のちょっとざらっとした低い声の男性っぽい歌い方なのかなと思ってます。あとは、僕が楽曲によって衣装やメイクを考えるのが好きなので、そういった世界観が好きと言ってくれるコメントも多いですね。

 

「世界のいろいろなスタイルに挑戦してみたい」

今後は世界のいろいろなスタイルにも挑戦してみたいです。チャイニーズスタイルやアラビックなテイストとか。色々な国や文化の世界観にも挑戦したい!コメントをくれる海外の皆さんのアイデアも取り入れていけたらなと思ってます。なので、逆にぜひ本場を教えて欲しいです!何語でもいいので、遠慮なくコメントでリクエストを送ってくれると嬉しいです」

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    “超絶ガナリヴォイス”を持つ謎のヴォーカリスト・超学生の自身初となるメジャー1stアルバム『超』が2月15日(水)にリリースされ、各サブスクリプションサービスでの配信もスタートした。   本作はPrime Video『仮面ライダーBLACK SUN』の主題歌となったメジャーデビュー曲「Did you see the sunrise?」や「サイコ」「インゲル」といった2022年に発表したオリジナル曲に加え、1月18日に配信リリースされた新曲「Let’s go」や「Give it to me」「ガトリングアジテイタア」という未発表の2曲を含む全11曲が収録されている。   「ガトリングアジテイタア」ミュージックビデオ
      2月16日(木)19時にはcosMo@暴走P作詞作曲によるリード曲「ガトリングアジテイタア」のミュージックビデオがプレミア公開された。超ハイテンポかつ息ができないほど詰め込まれた早口の歌詞を歌い上げる超学生とらぶてんによるリリックビデオ、村カルキ作画の超学生イラストとのコラボレーションに注目しよう。   また、アルバム発売を記念し、各サブスクリプションサービスでのマイライブラリー追加シェアキャンペーン、LINE MUSICでの再生キャンペーンの実施も決定。抽選でオリジナルのプレゼントをゲットすることができる。詳しくは超学生公式ホームページ、Twitterをチェック!   <超学生コメント> 初めまして、超学生と申します。この度初アルバム「超」がリリースになりました。 そして16日の19時には超学生とらぶてん(LOVETEN PROJECT)さん、そして村カルキさんによる「ガトリングアジテイタア」MVも公開されます。アルバムの中でも特に皆さんに喜んでいただけるのではないかという1曲です。 早く発表したくて仕方がなかったのでやっと公開できることを嬉しく思います。 特にリリックビデオのらぶてんさんには何度も何度もやり取りを重ねて素晴らしい動画に仕立てていただきましたので是非ご覧ください。最強!最高!最前線!
  • ベネチアンマスクから除く端正な顔立と“超絶ガナリヴォイス”で魅了する「超学生」、メジャー1stアルバム『超』の全収録曲公開

    14.February.2023 | MUSIC

    “超絶ガナリヴォイス”を持つ謎のヴォーカリスト・超学生が、2月15日(水)にリリースする自身初となるメジャー1stアルバム『超』の全11曲の収録曲を公開した。

     

    既に収録が発表されているPrime Video『仮面ライダーBLACK SUN』の主題歌となったメジャーデビュー曲「Did you see the sunrise?」や「サイコ」「インゲル」といった2022年に発表したオリジナル曲に加え、1月18日に配信リリースされた新曲「Let’s go」や「Give it to me」「ガトリングアジテイタア」という未発表の2曲など6曲が新たに公開された。

      また、本アルバムを購入した人の中から抽選で30名に超学生の『直筆サイン入り「超」告知ポスター』が当たる封入施策の実施も発表。さらに、アルバムの発売を記念し、タワーレコードとアニメイトにて複製サイン&メッセージ入りの特別レシートプレゼントキャンペーンの開催も決定した。指定の期間中に『超』の通常盤(PCCA.06180)を購入した人には特別レシートが配布されるのでお楽しみに!   記念すべき1stアルバムをリリースする超学生のさらなる活躍から目が離せない!
  • 音楽で人の心に寄り添うZ世代の新星シンガーASA Wuの魅力に迫る

    12.April.2022 | FEATURES / MUSIC

    新星のごとく現れた台湾と日本にルーツを持つZ世代トリリンガルシンガー ASA Wu。キュートなベビーフェイスからは想像もつかないほど力強くパワフルな歌声は人々の心を魅了し、音楽業界のみならず様々な分野のクリエイターからの注目を集めている。2021年4月にデビュー曲「Bloomer」を発表以降、1st EP『omen』やその中の収録曲の1つであるセクシーなエレクトロニック・ダンス・ボム「MO-MO」のミュージックビデオをリリースするなどその勢いはとどまることを知らない。 そんな、ASA Wuの待望の新曲「Uncolor」が2022年4月8日(金)にリリースされ、オリジナルアニメーションを軸に ファッション・アート・ミュージックの各分野で才能を発揮するアーティストが集結するクリエイティブプロジェクト『Artiswitch(アーティスウィッチ)』の 一環として制作されるミュージックビデオシリーズにも採用され話題を呼んでいる。   今回は、未だベールに包まれたASA Wuの魅力を紐解くべくMOSHI MOSHI NIPPONがインタビューを行い、彼女の素顔に迫る。  

    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」   ―ASA WU     ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。  

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」   ―ASA WU     彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。   「Uncolor」MV
     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。   ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。   ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。   彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?       TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)       ASA Wu Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw
  • 「NiziU」誕生までの軌跡を追うメンバーインタビュー Hulu独占配信

    28.July.2020 | MUSIC

    ソニーミュージックとJYPエンターテインメントの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」から生まれた9人組グローバル・ガールズグループ 「NiziU(ニジュー)」。国内音楽配信サイトで86冠、全世界の音楽配信サイトでは109冠、NiziU初のMusic Videoが、公開開始後16日間で驚愕の5,000万回再生突破など数々の快挙を達成。そして、「Make you happy」のMusic Videoで披露した “縄跳びダンス” がいよいよ社会現象になっている。 この話題沸騰の「NiziU」が誕生するまでの軌跡を本人のロングインタビューで振り返る「NiziU 9 Nizi Stories」を2020年7月30日(木)からHuluで独占配信。地域オーディション、東京合宿、韓国合宿の様子など、一人ずつがそれぞれ感じた想いを語りながら「Nizi Project」を振り返る。ガールズグループを目指すきっかけとは?何に歓び、何に苦労したのか?今の心境は?他のメンバーから見てのイメージは? J.Y. Park氏はどんな印象?これからどんなアーティストになりたいか?各話主役9人のデビューメンバーと一緒に、「Nizi Project」の1年を振り返ろう!   ©Sony Music Entertainment (Japan) Inc./JYP Entertainment.
  • 品切続出!サンリオの「アイドル応援グッズ」はなぜ売れた?プランナーに聞く”共感を生むアイディア術”

    20.January.2020 | FASHION / FEATURES

    あなたはサンリオから発売されている「エンジョイアイドルシリーズ」なるアイドル応援グッズを知っていますか?

    うちわケース 全10種類 880円(税込)大切なうちわをかわいく保護できる上に壁に貼ったりできるケース!

    銀テホルダー 全10種類 各550円(税込)飛んできた銀テープを持ち運びできる!

    誰もが一度は目にしたことのある、アイドルの写真が付いたうちわ。あのうちわをサンリオキャラでデコるグッズや、ライブ中に飛んできた銀テープを飾るケースなど、アイドルファンならほしいかもしれないけど、そうじゃない人にはほぼ使いみちがないかもしれない・・・、そんなグッズがサンリオから「エンジョイアイドルシリーズ」として発売されています。

    記録ノート 全5種類 各550円(税込)アイドル応援活動の記録をわかりやすくまとめられるノート!

    このグッズ達、どれくらいアイドルファンに受け入れられているんだろう?と思い、アイドルヲタ歴10数年の友人にリサーチしたところ、ファンの間ではかなり人気アイテムだそう!オフィシャルサイトをチェックすると、品切れしているアイテムもチラホラあるようです。   ニッチだけど、ある一定の層には大人気のアイテム、どんな人がどんな時に思いついて生まれたアイディアなのか、とっても気になる・・・・!ということで、今回は「エンジョイアイドルシリーズ」を考案したプランナーさんにインタビューさせていただきました。   Q1:はじめまして。サンリオグッズはどれもかわいくて、MOSHI MOSHI NIPPONではよくニュースにさせてもらっています。数あるグッズの中でも「エンジョイアイドルシリーズ」の商品ラインアップは、ニッチな層に向けたアイテムだと思うのですが、どういった時にこのシリーズのアイディアが思い浮かんだのですか?   プランナー:エンジョイアイドルシリーズは2人の企画担当者で開発した企画なのですが2人ともアイドルのファンです。コンサート会場でサンリオの商品を使ってくださっている方やSNSのアイコンや写真のスタンプがサンリオキャラの方をよく目にしており、アイドルファンとサンリオキャラの親和性を以前から感じていました。また、アイドルファン向けの商品は少しずつ増えてきてはいるものの可愛いものがほとんどないということで今回の企画に至りました。私達(企画担当者2人)は、普段から一緒にコンサートに行ったりDVDを見たりしていたので、そういった時にもアイディアが浮かんできて楽しみながら企画を詰めることができました。推しとサンリオキャラが合わさったら絶対に可愛すぎるものができる!という気持ちで開発しました。   Q2:なるほど、お2人がアイドルファンなのですね。このアイディアが浮かんだ時に、このグッズはアイドルファンに受け入れられる、という自信はありましたか?    プランナー:エンジョイアイドルシリーズで推しをさらに可愛くしたい!というワクワク感はアイドルファンの方に必ず伝わると思っていました。予想以上の反響をいただき、普段あまりサンリオショップに足を運ばない方もサンリオキャラクターに興味を持ってくれるきっかけになったことがとてもうれしかったです。   Q3:グッズが品切続出している様子をみると、「推しを可愛くしたい」という2人のコンセプトはファンの方にすっと受け入れられたようですね!アイドルファンの方が自分の作ったグッズを使っているのを見ると、どんな気持ちになりますか?   プランナー:大好きなアイドルや、大切なコンサートにエンジョイアイドルシリーズを使ってくださることは本当にありがたいことだなと感じています。また、みなさんそれぞれこのアイドルは○○だからこのサンリオキャラクター!という風にアイドルとキャラを紐付けてグッズを選んでくださるので、”なるほどこんな理由があって選んでくださったんだ”という発見があり、こちらも楽しく拝見しています!

    銀テコレクションケース 全7種 各660円(税込) 飛んできた銀テープを保存できる便利なBOX!

      Q4:アイドルファンの友人数名にリサーチしたところ色々なグッズを購入しているようで、次回作に期待している!とのことでした。まだ発売に至っていない、温めているアイディアはありますか?   プランナー :まだ詳しくはお話できませんが、次の商品を企画中です。サンリオ商品らしい可愛さはもちろんのこと、企画担当者自身がアイドルのファンだからこそ機能面にもこだわり続けて行きたいと思います。   Q5:新グッズの企画があること、きっと多くの人が喜びの悲鳴をあげているかと思います!それでは最後に、グッズを利用しているアイドルファン&サンリオファンの方へぜひコメントをお願いします。   プランナー:ご愛用いただきありがとうございます!エンジョイアイドルシリーズによって皆様のファン活動がより楽しく、充実したものになれば嬉しいです!     大好きなものがあると人生はとても充実します。アイドルファンの友人に話をきいて、みんなが新しいグッズの発売を心待ちにしているのを感じ、このグッズはアイドルファンたちにとって、その充実をさらにプラスオンしてくれるものなんだなと思いました。

    スケジュールシール 全7種類 各275円(税込)アイドルファン以外はなかなか使用機会のない言葉が並ぶステッカー!

      そして、ステッカーの「参戦服Get」「フラゲ」などの言葉を見て、ファンの方の推しに対する深い愛情を知り、心が熱くなりました・・・!   「推し」への愛を軸にプランナー2名の”ファンならではの目線”で考えたアイディアのひとつひとつが、同じアイドルファンの共感に繋がり商品が支持されるー。今回のインタビューでは、ニッチなアイテムの裏側にある“共感を生むアイディア術”を追体験させていただきました。   現に私はアイドルファンではないのですが、今回お話を伺い、それぞれのグッズをとても愛おしく感じています。次はどんなアイテムが発売されるのか、ファンの方と同じ気持ちで楽しみに待ちたいと思います。   ⓒ’76, ’88, ’89, ’96, ’01, ’05, ’19 SANRIO. 著作(株)サンリオ
  • 日米ポップアイコン・きゃりーぱみゅぱみゅ × サブリナ・カーペンター対談 2人が感じる ”ポップミュージックの魅力” とは?

    09.May.2019 | FEATURES / MUSIC

    きゃりーぱみゅぱみゅが最新シングル「きみがいいねくれたら」をリリースする。この楽曲はTVドラマ「向かいのバズる家族」(読売テレビ・日本テレビ系)の主題歌。SNSを通して「いいね」をもらう瞬間の気持ちをポップなサウンドに乗せて、現代の「SNS迷子」たちの背中を押すような前向きなメッセージソングを完成させている。そんな彼女と同じく、現代のポップ・アイコンのひとりとして人気を集めるのが、ディズニー・チャンネルの「ガール・ミーツ・ワールド」のマヤ・ハート役などで知られ、自身も楽曲制作に積極的にかかわるアーティストとしても人気を集めるサブリナ・カーペンター。彼女が2018年のアルバム「Singular Act1」を引っ提げて来日した4月のタイミングで、日米のポップ・アイコンによる対談が実現した。  
      ――サブリナさんはもともと、きゃりーさんのことが好きだったんですよね。   サブリナ・カーペンター:そう、きゃりーさんのファンなの! 今日のネイルも可愛い!   きゃりーぱみゅぱみゅ:わぁ、ありがとう!     ――サブリナさんがきゃりーさんを知ったきっかけはどんなものだったんですか?   サブリナ:もともとは、姉のボーイフレンドがきゃりーさんの大ファンで、3人で車に乗っていたときに「PONPONPON」がかかったの。それで「すごくいい曲!」と思ったのが最初だった。そのあと、自分で「PONPONPON」を歌った動画を、姉の彼氏に送ったりもして(笑)。それからどんどん、きゃりーさんの世界にのめり込んでいったんだ。   ――以前、Instagramのストーリーズでもお気に入りの曲として「PONPONPON」を挙げていましたよね。   サブリナ:そう。それが前回の来日のとき、1年ぐらい前の話かな。   きゃりー:へえ、嬉しいなぁ。     ――今回はそんな2人に「日米ポップ・アイコン対談」というテーマで話を聞かせてください。お互いに世界を舞台に活動していますが、海外のライブで印象的だった体験というと?   サブリナ:たとえば、海外でパフォーマンスをする際には言葉の壁があるけれど、そこで逆に「音楽の力」を感じることが多いと思う。歌っているときに客席のみんなを観ると、中には泣いてくれている人もいたりして、「言葉を越えて音楽から伝わるフィーリングを感じてくれているんだな」って思えるのが、すごく嬉しい。今回の日本でのライブにも、前回より多くの人が来てくれて、出たばかりのアルバムの曲も歌ってくれたり、旗やポスターのような小道具を持ってきてくれたりして……。すごく嬉しい体験だった。日本のお客さんは、MCの時間はまるでピンが落ちる音も聞こえるんじゃないか、って思うくらい静かになるよね。最初に来たときはそれに少し驚いたけど、今回はずっと盛り上がってくれていてとっても楽しかった!   きゃりー:私もこれまでアメリカや中国など色々な国を回らせてもらいましたけど、みんな日本語が喋れないはずなのに、日本語で歌詞を覚えてきてくれるんですよ。もちろん、いつも話している言葉ではないので微妙に違っている部分もあるんですけど、そこに愛おしさを感じてすごく感動しました。   サブリナ:それきっと私のことだ! 私もきゃりーさんの歌を歌っているときは、上手く発音できていないと思うから(笑)。     ――国や言語を越えて音楽で繋がったからこそのお話ですね。お互いに、自分の表現に向かうときに一番大切にしているのはどんなことですか?   きゃりー:やっぱり、「自分のやってみたいことにチャレンジすること」は大切にしています。ソロなので、本当にたくさんのスタッフさんの力を借りて実現することですけど、曲ごとにコンセプトを考えて表現していくことはいつも大事にしていて。そのためにも、普段から映画を観たりして気になったところをメモしたり、色んなものを観に行ったりしますね。   サブリナ:私も似てると思う。いつも大事にしているのは「2度と同じことはしない」ということ。やっぱり、曲ごとに成長していきたいし、曲を聴いてくれるファンの人たちにも、一緒に新しいことを体験してほしくて。みんなが私のやっていることに共感してくれたり、ロールモデルにしてくれているのなら、自分がリスクを背負って新しいことに挑戦する姿を見せることで、みんなにも色んなことにチャレンジしてもらいたいって思っているんだ。    ――最近だと、それぞれどんなものに刺激を受けているんでしょう?   きゃりー:最近だと、たとえば……私はティム・バートン監督の「ダンボ」。   サブリナ:「ダンボ」! 私もすごく好き!!   きゃりー:もともとオリジナル版も観ていたんですけど、ティム・バートン監督の作品は、その魅力を彼だけのフィルターを通して描いていて、それが本当に素晴らしいと思うんです。CGの表情も絶妙で、魅力的なファンタジーだと思いました。感動して泣いちゃった。   サブリナ:可愛い(笑)。私の場合は、過去に旅行してきた場所かな。その土地ごとの色んな文化や風土にインスパイアされるし、そこで目にしたアートや写真にも刺激を受けてるよ。     ――日本から刺激を受けることもあるんですか?   サブリナ:もちろん! たとえば、原宿もそう。実はおととい、初めて原宿に行ったの。ずっと行きたかったんだけど、これまでは日本ではオフの時間がなかなか取れなくて。それで、今回初めて探検してみてすごく楽しかった。   きゃりー:原宿のどのあたりに行ったの?   サブリナ:裏原宿のヴィンテージショップ。あとは、原宿ではないけど、「teamLab」の展示も観に行ったよ。   きゃりー:「teamLab」の展示、すごくいいよね。私も行った!   サブリナ:とても楽しい展示だったね!     ――今話に出てきた原宿は、そもそもきゃりーさんがかなり詳しい場所ですよね。サブリナさんに色んなオススメの場所を教えてあげられるかもしれません。   きゃりー:サブリナさんはどんなファッションも似合いそうだから、たとえばロリータファッションにもチャレンジしてほしい(笑)。きっと可愛いと思います。   サブリナ:うん、ぜひやってみたい! 実は「kawaii」系の服も色々と探してたんだ。   きゃりー:ラフォーレ原宿の地下に、ロリータファッションやパンクファッションのようなものが揃っていてオススメだよ。そこに行くといいかもね。   サブリナ:ぜひ一回、きゃりーさんにスタイリングしてもらいたいなぁ……!     ――日々の中で刺激を受けたり、新しいものに出会ったりする場所と言うと、SNSの存在も大きいんじゃないでしょうか? ファンの人とも親密にコミュニケーションが取れますし。   サブリナ:確かに、SNSを通じて、日常の中で「ファンのみんなが楽しみにしていること」に気づけた部分があると思う。昔は自分の目で見たものを通して、自分本位で生きていた部分もあったけど、今はSNSを通して、ファンのみんなと一緒に日常を過ごしているような感覚もちょっとあるというか。だからこそ「自分の日常をみんなにも見せたい」って思うかな。     ――ある意味ではファンのみなさんと一緒に活動しているような感覚でしょうか?   サブリナ:その通りだと思う。そもそも、たとえばライブをするにしても、来てくれるみんながいないと、私だけではライブができないから。     ――きゃりーさんはどうでしょう?   きゃりー:たとえば海外の公演でも、ライブが終わった後にSNSでタグを辿ると、海外の方も色んな感想を書いてくれていて。そういうものをダイレクトに見られるというのは、すごくいいツールだなぁと思います。自分のことを書いてくれたり、メッセージをもらったりして元気をもらうことは多いので、それがエネルギーになって頑張れる部分もありますね。   サブリナ:もちろん、使い方次第ではいいことばかりが起こるわけじゃないかもしれないけど、世界にはお互いのよさや魅力をまだまだ知らない人同士の方が多いじゃない?だからこそ、お互いを尊重し合って、ポジティブなメッセージを伝えていきたいなって思う。     ――きゃりーさんの新曲「きみがいいねくれたら」もSNSをテーマにした楽曲になっていますね。この曲を中田ヤスタカさんからもらったとき、どんなことを感じましたか。   きゃりー:今回の「きみがいいねくれたら」はTVドラマ『向かいのバズる家族』の主題歌なので、その内容に寄り添った楽曲になっていますけど、やっぱり、最初に聴いたときに「今っぽい内容の曲だな」と思いました。今って本当に日常にSNSが入り込んでいる時代ですし、そういう意味でも2019年っぽい感じがしましたね。  
    ――楽曲に「いいね」を押す動作を連想させる音が入っているのも、とても面白かったです。   きゃりー:そうなんです。「ピュッ!」みたいな音が入っているんですよ。   サブリナ:それ、すごく面白い!     ――レコーディングの際に工夫したのはどんなことですか?   きゃりー:歌う時に工夫したのは、Aメロの部分の歌い方ですね。この曲はAメロの音程が低いんですけど、私はもともと声が高いので、その部分はちょっと苦戦しました。   サブリナ:そうなのね。私は逆に男みたいな声だから……。     ――いえいえ、そんなことないですよ(笑)。   サブリナ:きゃりーさんとは逆に、高音のパートでいつも苦戦してる(笑)。     ――2人が日々の活動の中で、いつも心掛けているのはどんなことですか?   サブリナ:自分の居心地のいい場所を抜け出して、普段ならやらないことをあえてやってみることだと思う。新しいインスピレーションを得るためには、私自身が色んなことを知る必要があって、その結果、ライブのアイディアもビジュアル面も含めて、自分の個性を出していくことを大切にしてる。私のライブにお金を払って来てくれるんだから、その人たちに思いきり楽しんでもらいたい。だからこそ、新しいことに挑戦してたいんだ。   きゃりー:私は「女の子たちが夢見ているものを、現実世界で表現したい」ということをずっとコンセプトにしていて、テーマを考えたりするときに、ときには「今回はなかなかいいアイディアが思いつかないな……」と煮詰まってしまう瞬間もあるんです。でも、ひとりではなくて、周りのたくさんの人がいるからこそ、最終的にまとまるんだと思いますね。     ――直近だと、出雲大社での野外ワンマンライブ『音ノ国ライブツアー2019 「まぼろしのユートピア 〜出雲大社の夜〜」』も、きゃりーさんらしいアイディアに溢れたものでした。   きゃりー:ライブでは、夢のような世界を表現しつつ、同時に「もう終わりたくないな」という気持ちも大切したいと思っています。たとえば、遊園地に行って「まだ帰りたくないな」って感じるような、あの雰囲気を感じてもらえるようなものにしたい、と思うんです。   サブリナ:うんうん。ポップ・ミュージックを表現することって、きっと誰もができる経験ではないと思うから、やるからには思いっきり楽しむことが大事よね。     ――では、2人が「ポップ・ミュージック」に感じている魅力はどんなものだと?   サブリナ:これはあくまで私個人が感じていることだけど、「ポップ・ミュージック」って色んな価値観を持った、大勢の人たちが同時に楽しめる音楽で、ひとりの人やひとりのスタイルに向けて作っているわけではない音楽で。だからこそ、世の中で一番難しい音楽なのかなって思う。そういうことを達成したときに、大きな充実感を感じるんだ。何か特定のジャンルの音楽ではないからこそ、言葉の壁を越えて多くの人と繋がれるものなのかなって。     ――確かに、ポップ・ミュージックは「こういうもの」という答えが決まっている音楽ではないですよね。逆に言えば、「どんなものにもなれる音楽」と言いますか。   サブリナ:そうそう。8万個ぐらいの色んなジャンルが集まったものなんじゃないかな(笑)。   きゃりー:(笑)。私の場合、今こそポップ・ミュージックと言ってもらえていますけど、最初はむしろサブカルチャー的で、万人に好きになってもらえる音楽ではなかったと思うんですよ。でも、「つけまつける」の頃あたりからだんだんみんなに知ってもらえるようになって、そこから色んな人に楽曲が広がっていくのを経験させてもらったので、「ポップ・ミュージックってルールがないものなんだな」ということは私もすごく感じます。   サブリナ:色んなことができる音楽だし、もし日々の中で落ち込む瞬間があったとしても、それを聴いているときは、なぜか気持ちがあがったりする――。ポップ・ミュージックって、そんな音楽なんじゃないかな。きゃりーさんのライブも、ぜひ観てみたい!   きゃりー:ぜひぜひ! 今はアメリカのどこに住んでいるの?   サブリナ:もともとはペンシルベニア出身で、今はLAに住んでるよ。   きゃりー:あ!7月にイベント(「OTAQUEST LIVE」)でLAに行くよ!   サブリナ:わぁ、7月はちょうどLAにいるから、きゃりーさんにLAのクールな場所をたくさん案内したい。予定が合えば、ロデオドライブに一緒に買い物に行こう!     Interview & Text: Jin SugiyamaPhotographer:MURA

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。