日本の伝統が光る最新ファッションアイテム5選

17.November.2017 | FASHION / FEATURES

近頃、日本の伝統をファッションに落とし込んだものが、高品質な物を求める人の中で注目を集めています。

今回はそんな、日本の技術やこだわりが光るアイテムを紹介します。

和紙糸を使用した機能性デニム

日本の伝統の和紙を使用した『WASHI DENIM(和紙デニム)』。 緯(よこ)糸に和紙糸を使用しているため、 非常に軽く、 吸汗性・吸湿性・速乾性が抜群。

和紙は繊維が長いため、 薄くとも強靭で長寿命文化財の修復にも使われる一方、 柔らかくしなやかな肌触りを保持続してくれます。 織ネームやリベット等が特別仕様になっているのも見逃せません。

詳しくはこちらから:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/51576

■Information

<MENS>

価格:¥8900(税抜) ※ダメージ加工のみ¥9900(税抜)

スリム:中濃色/濃色/ワンウォッシュ  28-36inch

レギュラー:淡色/濃色/ワンウォッシュ 27-34inch

ダメージ加工 28・30・32・34inch

<WOMENS>

品名:WASHI DENIM

価格:¥8900(税抜) ※ダメージ加工のみ ¥9900(税抜)

テーパード:中濃色/濃色/ダメージ加工 25-29inch

ストレート:濃色/ワンウォッシュ  25-29inch

https://e.right-on.co.jp/Page/washidenim.aspx

江戸時代の技術を受け継ぐTシャツ

江戸時代から受け継がれる技術で作るTシャツブランド「BIWACOTTON(ビワコットン)」。

ステテコ用の生地製造の技術を用い、 現代のTシャツに合う新しい生地の開発に成功・ 商品化。コットン100 %にも関わらず、 ステテコ独特のシャリっとした肌触り、 風通しも抜群!

着用ストレスのないストレッチ感を持ち、 高温多湿な日本の夏を過ごすのに最適なTシャツなアイテムとなっています。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/48499

■Information

BIWACOTTON(ビワコットン)

オンラインショップ:biwacotton.jp

奄美大島の伝統的な柄「大島紬」を使ったカラフルな靴下

「大島紬」の伝統的な“柄”をカラフルにデザインした「紬POP(つむぎぽっぷ)」。

代表的な柄の「龍郷(たつごう)柄」や「秋名(あきな)バラ柄」など、伝統的な“柄”をカラフルでポップなデザインの靴下にデザインした商品。

素材に大島紬の風合いに近い高級綿「摩周湖」を使用。絹のようなつやとサラッとした肌ざわり、はき心地のいい靴下となっています。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/75833

■Infotmation

紬POP

価格:2,500円(税別)

販売ECサイト:https://abcom.theshop.jp/categories/325087

※奄美大島のお土産ショップなどでも販売予定

 

 

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改良された「ホンモノ」の国産ジーンズ

スーパースキニーからルーズストレートまで網羅した、 5つのシルエットxデニム素材のバリエーション。 シルエットごとに最適なデニム生地を開発し、 デニムらしい風合いと穿きやすいストレッチ性にこだわり、 新しい世代へ向けた新型503が誕生しました。

すべて商品は国産デニム、 国内縫製、 国内加工のオールMADE IN JAPAN。価格は発売当時の7,900円(税抜)となっていて、 『ホンモノ』のジャパンジーンズをベーシックな価格で提供されている。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/66695

■Information

EDWIN503

<シルエット>

・503スーパースキニー(カイハラ 10ozストレッチデニム)

・503スキニー(日清紡12ozストレッチ)

・502 スリムテーパード(日清紡12ozストレッチデニム)

・503 レギュラーストレート(日清紡11.25ozストレッチデニム)

・504ルーズストレート(カイハラ社11.25oz ストレッチデニム)

<価格>各7,900円(税抜)

<シルエット>602タイトストレート / 603レギュラーストレート(デニム) / 603レギュラーストレート(カラー) / 604 ルーズストレート

<価格> 各6900円(税抜)

特集ページ:

https://e.right-on.co.jp/Page/edwin_something.aspx

EDWIN:

http://www.edwin.co.jp/

Right-on:

http://right-on.co.jp

日本の伝統柄「刺し子」にインスパイアされたスニーカー

日本の伝統柄・刺し子からインスパイアを受けたNMDのモデル 「NMD Sashiko edition」。

NMDを象徴的するプライムニットのアッパーに 日本の伝統柄・刺し子からインスパイアを受けた織模様を、二重糸のテクノロジーによって表現。

さらに、NMDらしいミニマルなシューレースのシステム、 EVAのプラグパーツが組み込まれたBOOSTのミッドソール、 そして成形されたヒールパッチなどNMDに欠かせないディテールパーツによって仕上げられています。

詳しくはこちら:http://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/56990

■Information

NMD Sashiko edition

主要取扱店舗

アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ 全国のアディダス オリジナルスショップ

アディダス ブランドコアストア アディダス オンラインショップ ZOZOTOWN

渋谷・名古屋・仙台・広島

atmos BLUE

BEAMS HARAJUKU

BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS 渋谷公園通り BILLY’S ENT

emmi NeWoman 新宿

伊勢丹新宿店 メンズ館

KICKS LAB.

mita sneakers

monkey time HARAJUKU

sneakers by emmi 新宿高島屋

UNDEFEATED TOKYO

UNITED ARROWS & SONS

いかがでしたか?

細やかに作り込まれた模様から製造工程、素材まで様々なこだわりが詰まった日本の製品は、きっとあなたの生活を豊かにしてくれること間違いなしですよ。

 

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    福島県 会津塗オルゴール

    400年の長い歴史を誇る福島県の会津地方の伝統工芸「会津塗」。夜空のようなつややかな黒の漆塗りにゴールドで描かれたクライシス・ムーン・コンパクトとセーラー10戦士の守護星マークの蓋を開けば、『ムーンライト伝説』のオルゴールが奏でられる。  

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    東京都 江戸切子グラス

    江戸の粋な美意識が息づく東京のガラス工芸「江戸切子」の繊細な細工と澄んだ煌めきに、美しい星々の瞬きをうつした江戸切子グラス。セーラー5戦士とスーパーセーラーちびムーンをイメージした薄紅色と、外部太陽系4戦士をイメージした瑠璃色の2種類。  

    香川県 香川漆器 漆塗り椀(ペアセット)

    多彩な色漆を使い繊細で緻密な模様を描き出す手法が特徴の「香川漆器」。朱色と黒色、色漆で鮮やかに彩られたスーパーセーラームーンとタキシード仮面のペアの漆塗り椀。クライシス・ムーン・コンパクトや幻の銀水晶、仮面やゴールデン・クリスタルといった二人のモチーフが金銀豪華な色づかいと伝統的な蒔絵仕上げで、お椀を華やかに飾る。  

    福岡県 博多織長財布

    経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を打ち込んで作られる絹織物「博多織」。その“しなやかでありながら丈夫”という特徴にセーラー戦士たちの美しく力強いイメージを重ねて、伝統の縞柄に守護星マークや幻の銀水晶のモチーフを織り込んだ長財布。       (c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
  • 日本和文化振興プロジェクト「第2回日本和文化グランプリ」結果発表

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    各分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため、2020年5月に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、計5作品の受賞を発表した。   元文化庁長官の近藤誠一が陣頭指揮をとり、副代表にユナイテッドアローズ名誉会長 重松理と、400年の歴史を誇る伊場仙14代目当主 吉田誠男が脇を固める一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、国籍居住地、年齢を問わず、和文化に携わる企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして当グランプリを開催。審査委員はシャネル合同会社 会長リシャールコラスや、モデルの秋元梢など、各界で活躍する11名が務め、栄えある5作品を選出した。  

    グランプリ

    塵取り・箒「Chiritori×Houki」羅琪(ロ チ)ちりとりは、一本一本を手で松本箒の特別な形と合わせて形を整え、それに徳島の天然染料『藍』で染色したものです。箒は、第三代の職人さんが長年の経験を積み重ねた技術とこだわりをもって、自家栽培したホウキモロコシを材料として作った、世界で一つだけの箒です。箒の取手部分とちりとりを完璧に合わせるため、何度も微調整を繰り返すことで、唯一無二の吊れる松本箒ちりとりセットを生み出しました。  

    準グランプリ

    漆芸「Ether」佐々木岳人   【講評】 伝統と革新。和文化の精神と本賞のパーパスが形になって現れたような作品である。ファスナーは開かない。表面は革製品に見えて、革ではない。蓋を開けると、艶やかな漆が広がる。思い込みはあっさりと裏切られた。そして触れる人、使う人の想像力を広げるパワーに満ちている。作り手はこの様子を想像して、にんまりしているのではないか。多くの気配りを施しながら、見事な匠の技が軽やかに決まっている。楽しい驚きを受けた。(田中里沙)酒器「和nagomiの酒器」 藤田和   【講評】 アールヌーボーの、植物に対する観察や繊細な造形化を透明なガラスの生命感と重ねていく精神との共通点をもっている。「和なごみ」では植物の線的な表現はよりライトだがそれがいくつものレイヤーや形の重なりあいによって、その場の雰囲気に浸透していくような共鳴を生み出している。漆や箔などの伝統技法をさりげなく幾重にもつかいながら、そこに「植物という生」のいきづかいをもたらす。現代的なエコロジーのとりこみといえる。(長谷川祐子)  

    優秀賞

    カウンターテーブル 「Floating Boat Counter -舟のように浮かぶカウンターテーブル-」 児玉理文(一級建築士)石川大樹(一級大工技能士/二級建築士)   【講評】 日本建築の伝統的技術である「舟肘木」をモチーフに、住まいの中心である家族のくつろぎの場所で建築と家具を一体化する実用性と日本の木構造の美しさを現代に生かした優れた作品である。舟肘木は日本の伝統的建築の中で住居系の建築、京都御所清涼殿、園城寺光浄院客殿等で使われ、寺社建築の斗栱とは異なる優美で品格のある構造意匠である。その美しく洗練された舟肘木をモチーフに建築と一体化したテーブルとして立体的に構成し、住まいの中心として家族が楽しく集まる美しい空間を作り出している。(堀越英嗣)折りたたみ式正座補助椅子 「patol stool SEIZA」平山日用品店 平山和彦・真喜子   【講評】 折りたたみ式の正座補助椅子であり、すぐにでも実用化できそうなコンセプトで、審査員からも好評であった。畳文化を気軽に楽しむのには、うってつけの補助器具で、めっきり正座の機会の減った現代人には強い味方になりそうだ。椅子の高さやサイズ感、それに細かく折りたためる収納あたりが、いい塩梅で、今までにはなかったものである。身体のサイズに対応したバリエーションや蝶番のデザイン性の検討など、さらに美しくなる可能性を秘めた傑作である。(秋元雄史)   日本の伝統文化と未来の伝統に繋がるアートワークから目が離せない。  
  • 『初音ミク』デビュー15周年を記念した伝統工芸・江戸切子グラス登場

    28.August.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    日本を代表するバーチャル・シンガー『初音ミク』のデビュー15周年を記念した「初音ミク デビュー15周年記念 江戸切子グラス」が、2022年8月17日(水)より、390点限定でPREMICOオンラインショップにて販売開始した。   『初音ミク』をイメージした特注のブルーグリーンの色被せガラスに、透明感のある歌声を精緻な文様で表現。江戸切子は国の伝統的工芸品にも指定されているガラス工芸。光を透過して煌めく美しい表情は、ガラスのアートとなっている。「江戸切子協同組合」に加盟する老舗工房の職人により、一点一点、手作業で作られている。     特製桐箱に収めて届けられる、江戸切子グラスはイラストレーター・岩十氏による、本商品のための描き下ろしイラストを使用したアクリル展示台が付属している。           今しか手にはいらないスペシャル江戸切子グラスをお見逃しなく。     Art by 岩十 (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
  • 土屋鞄が手掛ける「ガラス器」の専門店「TSUCHI-YA」が浅草・かっぱ橋道具街通りにオープン

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    土屋鞄製造所は、グラスを中心とするガラスの器と工芸を取り扱う専門店「TSUCHI-YA(つちや)」をプロデュース。東京・浅草のかっぱ橋道具街通りに「TSUCHI-YA(つちや) 浅草合羽橋本店」を2022年8月18日(木)にオープンした。   「TSUCHI-YA(つちや)」では、ものづくりにこだわっている全国13都道県の工房やアトリエで活躍する、“ガラス工芸の作り手”35人以上の作品を購入することができる。取り揃えるアイテムのコンセプトは、「コップ一杯の水を、ガラスで美しく。」日常使いしやすい透明度の高いグラスを多く揃え、フォルムや表面に施したカットの美しさと、注ぐドリンクの色味の双方を楽しめる逸品が並ぶ。   一つ一つ表情が異なるハンドメイドならでは個性や色味と、モダンなデザインが特徴のガラス器に加え、高度な技術と自由な発想を取り入れ、伝統文様を現代風にアレンジした日常使いしやすい切子などが登場。   各製品の技法も多彩だ。ガラスをカットして繊細な細工を施す「切子」のほか、砂を吹き付け表面を削り緻密な模様を描く「サンドブラスト」、息を吹き込み成型する「吹きグラス」など、様々な製法で手作りされる逸品をラインアップする。   使用済みの瓶を溶かしたリサイクルガラスを採用した、沖縄の伝統工芸品の琉球ガラスや、木や革などの端材を利用したコースターなどサステナブルなアイテムにも注目してほしい。   内装デザインは土屋鞄の店舗も手掛けるクリエイティブチームが担当。1階はダークな色調で透明なグラス器をより美しく魅せる。2階は、天井と壁、床一面を白で統一した高級感のあるギャラリーで、カラフルな切子のグラスやアクセサリーのほか、花器やオブジェなど芸術的な製品を販売。   「TSUCHI-YA」は、土屋鞄が育んできた“ものづくりへの想い”を込めたショップ名で、丁寧な手作業による“日本製のガラス器”の魅力を発信する専門店としてローンチした。開業の背景には、土屋鞄が掲げる『人とものと時間を大切にする、日本の「丁寧」を世界へ。』というビジョンがある。   伝統工芸士の切子職人や国内外で活躍するガラス作家ら35人以上による、現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸をその目で確かめてみて。