埼玉県飯能市「メッツァビレッジ」にて「チームラボ 森と湖の光の祭」開催

24.October.2018 | SPOT

チームラボは、2018年11月9日(金)埼玉県飯能市の宮沢湖周辺にオープンする、北欧のライフスタイルが体験できる施設「メッツァビレッジ」にて、「チームラボ 森と湖の光の祭」を開催。宮沢湖と湖畔の森を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える。期間は、2018年12月1日(土)から2019年3月3日(日)まで。

 

「メッツァビレッジ」は、北欧のような時間が流れる、森と宮沢湖を中心とした広大なエリアにオープン。日常的に遊びに行くことができる美しい湖や緑豊かな環境を維持し、自然を身近に感じられる空間で北欧のライフスタイルや空気感を感じられるようにデザインが施されている。

呼応する、たちつづけるものたちと森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

 

今回開催されるチームラボ「Digitized Nature」は、非物質的であるデジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というアートプロジェクト。「メッツァビレッジ」で開催する「チームラボ 森と湖の光の祭」では、宮沢湖と湖畔の森を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える。

 

自立しつつも、呼応する生命 / Autonomous Resonating Life

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

浮遊する、呼応する球体 / Floating, Resonating Spheres 

teamLab, 2015, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

 

自然豊かな敷地に現れる、幻想的なアート空間を楽しんでみてほしい。

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  • 森ビルとチームラボが運営するデジタルアートミュージアム 「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM」の記念チケットを発売

    09.June.2018 | SPOT

    2018年6月21日(木)にオープンする、森ビル株式会社とチームラボが共同で運営する、世界に類をみないデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビルディング デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス)」。

    森ビル チームラボ デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM」4

    アートは、部屋から出て移動し始め、他の作品とコミュニケーションし、他の作品と境界がなく、時には混ざり合う。そのような作品群による、境界のない1つの世界、「チームラボボーダレス」。

    森ビル チームラボ デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM」3

    境界のないアートに自らの身体を没入させ、作品群からできた世界を自らの身体で探索し、他者と共に新しい体験を創り出していく。

    森ビル チームラボ デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM」2

    520 台のコンピューター、470 台のプロジェクター、10,000 m²の圧倒的なスケール感と、複雑で立体的な空間が特徴の世界に類を見ない全く新しい世界。

    森ビル チームラボ デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM」

    「EPSON teamLab Borderless」は “5 つの世界”で構成されており、各部屋で様々なアートを楽しむことができる。今回ミュージアムでは、6月7日(木)から、よりお得な価格で作品楽しめる、「オープン記念チケット」の販売を開始した。

     

    「オープン記念チケット」は、一般/高・大学生を対象とした期間限定のお得なチケット。2018年6月21日(木)~7月31日(火)までに入場できるチケットを、通常3,200円のところ2,400円で購入できる。さらに、6月21日(木)~8月31日(金)までは、開館時間を通常より1時間延長して営業する。

     

    自らの身体を使って探索しながら、他者と共に新しい体験を創り出す。世界に類を見ない全く新しい世界を体験しよう。

     

    ■Information

    MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

    住所:東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)

    開業日:2018年6月21日(木)

    営業時間:月~木11:00 -19:00 (20:00)

    金・祝前日11:00 -21:00 (22:00)土10:00 -21:00(22:00)日・祝日10:00 -19:00 (20:00)

    ※最終入館は閉館の1時間前

    ※()内は6/21(木)-8/31(金)までの特別延長時間です

    ※営業時間はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。

    休館日:第2・第4火曜日

     

    オープン記念チケット

    販売期間:2018年6月7日(木)~7月31日(火)

    ※オープン記念チケットはなくなり次第終了。

    料金:一般/高・大学生2,400円(※通常チケット3,200円)

    子ども(4歳~中学生)1,000円(※通常チケットと共通)

    ※料金は税込の金額となります

    ※オープン記念チケットは、6月21日(木)~7月31日(火)の期間での日付指定となります。

    ※中学生以下のお子さまだけでの入場はできません。

    販売場所:展覧会公式ウェブサイト:https://borderless.teamlab.art/jp/

    ローソンチケット、セブンチケット

    ※その日の販売予定枚数の上限に達し次第、販売終了となります。詳細はHPをご確認ください。

     

    バイトル高校生パス(高校生無料チケット)

    利用期間:2018年6月21日(木)~2019年6月20日(木)

    ※特別営業日等の例外を除きます。

    ※「バイトル高校生パス」のご利用人数が10万人に達し次第、終了となります。

    ※詳しくは、特設ホームページをご覧ください。

    URL:https://www.baitoru.com/cp/teamlab-borderless/

     

    公式ウェブサイト:http://borderless.teamlab.art/jp

    ティザー映像:https://youtu.be/y3quanO4bKw

     

  • チームラボ 光と音のデジタルアートをGINZA SIX屋上にて展示

    30.June.2018 | SPOT

    銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」(ギンザシックス)の屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」では、チームラボによるデジタルアート作品「チームラボ: 呼応する木々 in GINZA SIX GARDEN」を展示する。期間は2018年8月1日(水)~9月2日(日)まで。

     

    テーマは「Digitized Nature」。非物質的であるデジタルアートによって、“自然が自然のままアートになる”プロジェクトを行っているチームラボは、地上約56m に位置する屋上庭園を、人々の存在によって変化する光と音のデジタルアート空間に演出。本作品は都内では初開催となり、銀座の夜の街並みを背景に楽しむことができる。

    屋上庭園の木々がライトアップされて光り輝き、それぞれの木々の光はゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりする。木々の光は、鑑賞者が近くを通ると光の色を変化させ、色特有の音色を響かせ、両隣の木に伝播させる。

     

    そしてその木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続していく。光が押し寄せてくれば、その先に人がいることを意味しており、人々は同じ空間にいる他者の存在を意識することができる。

     

    最先端の技術を駆使したデジタルアートを堪能しよう!

     

     

    ■Informationチームラボ:呼応する木々 in GINZA SIX GARDEN

    場所:GINZA SIX 屋上「GINZA SIX ガーデン」

    期間:2018年8月1日(水)~9 月2 日(日) ※8月27日(月)はショップ&レストランは休業日となります

    時間:日没~23:00 まで

    入場料:無料

    公式サイト

    URL:https://www.teamlab.art/jp/e/ginzasixgarden

     

     

    GINZA SIX

    住所:東京都中央区銀座6 丁目10-1

    営業時間:ショップ・カフェ(B2F~5F) 10:30~20:30 レストラン(6F、13F) 11:00~23:00

    ※一部営業時間が異なる店舗もございます。

    休館日:不定休

    ※2018年8月27日(月)はショップ&レストランは休業日となります

    TEL:03-6891-3390 (GINZA SIX 総合インフォメーション 受付時間10:30~20:30)

    URL:http://ginza6.tokyo/

     

  • 世界遺産でデジタルアート。チームラボ、京都・下鴨神社にてアート展開催

    11.June.2018 | SPOT

    アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団チームラボ。

    そのチームラボが、「下鴨神社 糺の森の光の祭(しもがもじんじゃ ただすのもりのひかりのまつり)Art by teamLab」を今年も開催する。これは、世界遺産(ユネスコ世界文化遺産)古都京都の文化財「下鴨神社(賀茂御祖神社)」にて行われるイベント。期間は年8月17日(金)~9月2日(日)まで。

    呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 /
    Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine

    teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

     

    下鴨神社は鴨川と高野川に挟まれた地にあり、京都で最も古い神社の一つとして、古来より人々の信仰を集めてきた。古代の姿を今に伝える「糺の森」に囲まれた境内は、12万4千平方メートルにもおよび、平成6年(1994年)に境内全域が世界文化遺産としてユネスコに登録されている。

    呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森 /
    Resonating Spheres – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine

    teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

     

    糺(ただす)の森の参道を光のアート空間にする作品「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」と、下鴨神社の楼門の中の空間に「呼応する球体 – 下鴨神社」を展示。参道沿いの木々と楼門内を、光と音とデジタルテクノロジーにより、人々の存在によって変化するアート空間に変える。

     

    最新技術によって生み出される幻想的な世界に浸ろう!

     

    ■Information
    下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab
    会場:下鴨神社(賀茂御祖神社)糺の森 京都府京都市 左京区下鴨泉川町59
    ※糺の森南側、御影通りからご入場ください。会期:年8月17日(金)~9月2日(日)販売場所: ローソン・ミニストップ各店舗、
    ※Loppi【Ⅼコード: 57291】 ローチケ: http://l-tike.com/tl-sg/
    時間:18:30〜22:00(最終入場21:30)
    ※会場の混雑状況により変更することがあります。
    入場料:平日1,000円 土日1,200円 ※小学生以下無料
    ※8月17日(金)~19日(日)3日間のみ使用可能な限定前売ペア券 1,200円(名1組)
    ※前売ペア券は、枚数限定で販売いたします。
    ※開催中は、会場でも販売いたします。※混雑時、入場規制させて頂く場合が御座います。
    ※会場内は全面禁煙となっております。
    ※本イベントは、糺の森全体が有料エリアとなっており、チケットをお持ちでない方は、ご観覧いただけません。
    ※駐車場はございません。下鴨神社内の駐車場もご利用いただけません。
    ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用の上、お越しください。
    ※内容は急遽変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

     

    チームラボ公式サイト:http://teamlab.art/jp/

     

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  • アート集団チームラボ「チームラボフォレスト(福岡)」が桜咲く春の景色に染まる

    07.March.2023 | SPOT

    アート集団チームラボによる福岡市の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券」にて、2023年3月4日(土)から、季節限定で桜が咲き渡る春の景色が登場した。さらに、3月24日(金)からは、スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》で、動物たちの住む森に桜の花が咲く春の景色が初めて公開される。

     

    チームラボの作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、永遠に変化し続けている。季節によって変化することも特徴のひとつで、本展においても、実際の季節とともに移ろう作品が、春の装いに変わる。

     

    ▼3月4日(土)から

    花々でできた生き物たちが立体的な世界に生息している《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち》や《花と共に生きる動物たち II》は、春の季節限定で、桜の花でできた動物たちが歩き回る。

    多様な色の粒が降り注ぎ、地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》や、群蝶が季節ごとに色を変えながら舞う《群蝶、儚い命》は、春の季節ならではの色彩に変化する。

     

    ▼3月24日(金)から

    スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》で、動物たちの住む森に桜の花が咲く春の景色が初めて公開される。

  • TOKYO発次世代クリエイティブ・ガールズ・コレクティブ「bala」が本格始動

    04.March.2023 | FASHION / MUSIC

    東京を拠点に活動するガールズ・アーティストとクリエイターによるコレクティブ「bala」がついに本格始動。3月8日に1stシングル「barla」をリリースします。

     

    bala(バラ)は、MANON、SUNNY ONLY 1、DAN、KANOからなる、それぞれにグローバルなバックグラウンドとルーツをもったクリエイティブ集団。世界で同時多発的に進行している様々なZ世代ユースカルチャーと共鳴しながら、DNAに組み込まれた日本発のポップカルチャーと融合させたハイブリッドな表現を求め、グローバルに発信していくことをコンセプトに活動していきます。

     

    3月8日にリリースされるデビュー曲「barla」は、Mondo Grosso名義でも数々のヒット曲を持つ大沢伸一がプロデュースを手掛け、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)とリリックを共作。Y2Kカルチャーが各所でリヴァイバルするなか、次の音楽トレンドとして復活の兆しを見せている90年代末のフィルターハウス・サウンドをいち早くフィーチャー。次世代のポップカルチャーを牽引していく彼女たちのテーマ曲に相応しいグルーヴィーなダンスチューンとなっています。

     

    <大沢伸一 コメント>
    超個性的メンバーが集まったbalaの幕開けに立ち会えて光栄です。ケンモチさんとも事実上初の共作が出来て念願が叶いました。

     

    <ケンモチヒデフミ コメント>
    balaの皆さん、大沢伸一さん、異色の様々な才能が混ざり合った楽曲に私もご一緒出来てとても嬉しく思っています。今この瞬間にしか出てこない、みんなのエネルギーが詰まった一曲になりました!

     

  • 銀杏BOYZなどのジャケットイラストを手掛ける江口寿史のイラストレーション展『東京彼女』が東京ミッドタウン日比谷にて開催

    08.February.2023 | SPOT

    東京ミッドタウン日比谷は、街と人の魅力を伝え続けてきたクリエイター江口寿史氏によるイラストレーション展『東京彼女』を2023年3月14日(火)~4月23日(日)に開催する。当展示のために特別に描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作イラストを中心に大小さまざまな「彼女」の展示を展開していく。

    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

    漫画家・イラストレーターとして活躍する江口寿史氏は、東京という街と街の中で輝く人々の瞬間を克明に描き、街と人の魅力を伝え続けている。今回、東京ミッドタウン日比谷が5周年を迎え、日比谷エリアの様々な場所も周年を迎えることから、日比谷ならではの特別展示として江口寿史イラストレーション展『東京彼女』が実現した。
    本展示では、東京ミッドタウン日比谷での展示のために新たに描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作がお披露目するほか、江口氏が80〜90年代に愛用した画材パントーン・オーバーレイによる初公開の原画作品も多数展示される。

     

    また、期間中はサイン会をはじめ、江口氏本人がその場で対象者の似顔絵を描き下ろす「ライブスケッチ」や、イラストを描くコツを伝授する「ワークショップ」も開催。

     

    時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?

     

    ©2023 Eguchi Hisashi

  • チームラボフォレスト(福岡)が冬限定の雪景色に。12月22日から

    29.December.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボによる福岡市の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券」では、2022年12月22日(木)から、動物たちの住む森が、冬の季節限定の雪景色に。また、高低差のある立体的な世界には冬の花々が咲き渡るなど、複数の作品が冬ならではの様相に変化している。

     

    チームラボ《捕まえて集める森 – A Whole Year per Year》©チームラボ

     

    チームラボの作品は、季節によって変化することも特徴のひとつ。本展においても、実際の季節とともに移ろう作品が、今の時期だけ冬の装いに。

    スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえて観察する《捕まえて集める森》では、現実の時間の流れの中で、作品の景色が変化。12月22日(木)からは、動物たちの住む森に雪が降り、冬にしか見られない景色が広がっている。

     

    チームラボ《捕まえて集める森 – A Whole Year per Year》©チームラボ

     

    季節ごとに色を変えながら空間の中を群蝶が舞う作品《群蝶、儚い命》や、降り注ぐ光の粒が地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、期間限定で冬の様相に変化している。

     

    チームラボ《つぶつぶの地層のふわふわな地形 – A Whole Year per Year》©チームラボ

    チームラボ《群蝶、儚い命 – A Whole Year per Year》©チームラボ

     

    高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》には、冬の花々でできた生き物たちが生息。《花と共に生きる動物たち II》の動物たちを形作る花も、冬の花々に変化。花々は、誕生と死滅を永遠と繰り返し続けながら、生き物や動物を形作り続ける。

     

    チームラボ《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち – A Whole Year per Year》©チームラボ

  • エストニア・タリンのクム美術館でチームラボの個展がオープン

    15.December.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボは、北欧最大級の美術館であるエストニア・タリンのクム美術館にて、2022年11月11日(金)に個展をオープンした。クム美術館は、18世紀以降のエストニア美術の膨大なコレクションを所蔵し、2008年には欧州最優秀美術館賞(The European Museum Forum=EMF)を受賞した、エストニアを代表する美術館となっている。個展は、2023年5月7日(日)まで開催する。

     

    チームラボ《teamLab:Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea》 

     

    teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea」と題した本展では、全てが繋がっている一つの連続した海の中で、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖していく作品群が展示される。来場者は、作品空間に身体ごと没入し、自分と作品との境界のない世界を体験することができる。

     

     

    《Black Waves: Immersive Mass》は、全て繋がっている一つの連続した波でできた作品。始まりも終わりもなく、来場者は、波でできた塊と対峙し、作品空間を進んでいくと、やがては波に引き込まれ、作品空間と連続していく。

    古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現されるが、線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。

     

    チームラボ《Black Waves:Immersive Mass》©チームラボ

     

    《Black Waves: Immersive Mass》の海の中に現れる作品《増殖する無量の生命》は、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、時間とともに移ろっていく。人々が花々にふれると、花々は散って死んでしまう。

     

    チームラボ《増殖する無量の生命》©チームラボ

     

     

    本展では、この他に、燃焼する気体の流れによって描いた線の集合で炎を描く作品《憑依する炎》も展示する。この作品は、来場者がアプリ《Distributed Fire》を持って作品の炎に近づくことで、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。持ち帰った炎は、他の人のスマートフォンに近づけると、同じように炎がともり、炎をつなげることができます。炎を誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。
    作品は、人々のネットワーク上に分散して存在し、分権型のアートとなっていく時、オリジナルが消滅しても存在し続ける。

     

    チームラボ《憑依する炎》©チームラボ

     

     

    クム美術館 Photo:Tõnu Tunnel. Courtesy of the Art Museum of Estonia.

     

     

    エストニアを代表するクム美術館でチームラボの世界観に飛び込んでみては?

  • W大阪×ネイキッド初コラボ『W Osaka×NAKED, INC. Xmas Garden』開催決定

    12.December.2022 | FASHION / SPOT

    株式会社ネイキッドが、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」と初コラボレーションし、W大阪の4F「WET DECK(ウェットデッキ)」にて、2022年12月15日(木)〜12月25日(日)まで、クリスマスイベント『W Osaka × NAKED, INC. Xmas Garden』の企画・演出・制作を実施する。本イベントを象徴するアートモニュメントそしてクリスマスツリーとして、村松亮太郎 / NAKEDによる、世界と繋がる参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT』(ダンデライオンプロジェクト)がW大阪に初展示される。本展示は、ネイキッドが京都市、宇治市、滋賀県大津市とともに発信する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として行われる

     

    注目の「W大阪」に気鋭のアート『DANDELION』が初登場、光のアート空間に

    2021年に開業以来、斬新で革新的なホテルとして注目を集める「W大阪」。本イベントを象徴するアートモニュメントとして、また、クリスマスツリーとして、世界と繋がるインタラクティブアートオブジェ『DANDELION』がW大阪に初登場。通常のDANDELION PROJECTの体験のみならず、W大阪限定でクリスマス演出が楽しめる時間も展開(※20分間が通常体験5分間クリスマス演出体験の合計25分間1セットでのループ)。クリスマス演出はDANDELIONの体験に合わせて、照明演出が連動、音楽はW大阪プロデュースの特別仕様となる。

     

    1年を締めくくり、来る年に向けて平和・平穏を祈るこのホリデーシーズンに、目的地となるホテルを目指し続けるW大阪から、世界に平和の願いを届ける。同期間、日本は平安神宮や世界遺産・仁和寺、京都国立博物館など、また海外はサウジアラビア・リヤドで開催の「アル・ムラバ」にも『DANDELION』が展示中。国や人種、思想に関わらず、世界中がネットワークで繋がり、一人ひとりの平和への願いを乗せた綿毛となって世界各地にタンポポの花を咲かせる。また、DANDELIONの展示だけでなく、会場となるW大阪4Fの「WET DECK」全体が光のアートに包まれるクリスマスの特別仕様にネイキッドが演出。入場者はWET DECKに隣接するバー「WET BAR(ウェットバー)」にて、オリジナルカクテルやシャンパーニュなどの中からワンドリンクを楽しむことができる。

     

    DANDELION PROJECT

    『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎による、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』を世界各地に植樹し(設置し)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。体験者が『DANDELION』にスマートフォンをかざすと、平和への願いをデジタルのタンポポの綿毛に乗せて、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている世界各地に繋がり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。大阪府での『DANDELION PROJECT』展示は、2021年の『OSAKA 光のルネサンス2021』、2022年10月のうめきた外庭SQUAREに続き、3回目。

  • チームラボ、築城400年を迎えた広島・福山城にて「チームラボ 福山城 光の祭」開催

    05.December.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボは、広島県福山市の福山城にて、福山城400年博-FUKUYAMA CASTLE EXPO 2022- RCC開局70年「チームラボ 福山城 光の祭」を、2022年12月2日(金)から2023年1月29日(日)までの期間限定で開催する。今年、築城400年を迎えた福山城の石垣や伏見櫓、本丸などを、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化する光のアート空間に変える展覧会となっている。

     

     

    福山城は、2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元された。展覧会では、この天守が夜の闇に浮かび上がる。天守の周りを歩くと、自分の歩く速度やペースによって、音楽体験が変化していく。

     

    チームラボ《天守曲輪》

     

    現在もほぼ当時のまま存在している福山城の石垣には、誕生と死滅を繰り返し続ける花々によって形作られた動物たちが描かれる。人々が花々に触れると、花々は散っていき、触れ続けて動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えてしまう。

    本丸・二之丸・三之丸の三段の石垣で構成された福山城は、江戸時代の軍学では「一二三(ひふみ)段」と呼ばれ、最も望ましい城の形態とされていたという。

     

    チームラボ《石垣に住まう花と共に生きる動物達》

     

    旧天守に使われていた礎石には、光のovoid(卵形体)が立ち続ける。それぞれ自律しているovoidは、人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。そして、その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していく。

     

    チームラボ《忘却の礎石にたちつづけるものたち》

     

    来場者が紙に描いた武将たちが目の前の巨大な草原で動き出す《お絵かき武将》では、福山にゆかりのある歴史上の武将たちを描くことができ、福山藩の初代藩主で福山城を築いた水野勝成を始め、勝成が15年間の放浪中に仕えた織田信長、豊臣秀吉、黒田長政、勝成と従兄弟にあたる徳川家康、福山藩の藩校の誠之館を設立した阿部正弘など、福山城に関する理解が深まる有名武将たちが登場する。武将たちに触ると、その人物の名言が吹き出しで現れる。

    さらに、「お絵かきファクトリー」では、自分の描いた武将を缶バッジにして、持ち帰ることも可能だ。

     

    チームラボ《お絵かき武将》

    チームラボ「お絵かきファクトリー」

     

    他にも、福山城の空間をそのまま使った作品群が複数展示される。

    福山城は、江戸時代初期(1622年)、天下平定後に築城され、近世城郭においては、最後の大規模な新規築城となった。明治時代に入り、廃城令を免れた天守は昭和初期に国宝に定められたが、第二次世界大戦の空襲によって焼失、その後1966年に御湯殿・月見櫓とともに再建された。そして、築城400年を迎えた2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元された。

    チームラボは「Digitized City」というアートプロジェクトを行っており、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的には変えることなく、場をそのままアート空間に変える。

    長い時間をもつ福山城が作品空間となり、その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、その場所にいる人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていく。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していく。

     

    福山城の空間が、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化し、現在と過去が交差するアート空間へ足を運んでみては?

     

    チームラボ《Walk, Walk, Walk – 福山城》

     

    ©チームラボ

  • 台湾・台北でネイキッドの人気デジタルアート展『NAKED OCEAN 』初開催

    05.December.2022 | FASHION / SPOT

    ネイキッドは、2022年12月23日(金)~2023年3月5日(日)の期間限定で、台湾の都市である台北国立台湾科学教育館にて、ネイキッドのIP(知的財産)である人気の体験型デジタルアート展『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展 』を開催する。本展は、台湾最大手の展示会社「KHAM INC.寬宏芸術」とのコラボレーション企画となる。

     

    台湾でのネイキッドが企画する体験型アート展や作品発表は、2018年開催の『TOKYO ART CITY BY NAKED』、2021年から2年連続参加の台湾ランタンフェス、2022年夏開催の『NAKED URANAI』に続き、本展が5作目となる。2019年に中国・上海で発表し、その後日本では横浜で開催。台北は3年越しの『NAKED OCEAN』の開催地となる。
    『NAKED OCEAN』は、生命の起源であり、生態系を司る要素のひとつである「海の神秘」がコンセプト。まるで異次元に入り込んだような幻想的な風景と、ストーリー性のあるアート体験が人気を博し、ネイキッドを代表する作品のひとつとなっている。『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』は、これまでの『NAKED OCEAN』をさらにアップデート。色鮮やかなデジタルの海を探索し、そこに住むデジタルの生き物たちと触れ合うことで、水族館や海では見ることができない深海の世界を擬似体験することができる。海やSDGsについて考えるきっかけに繋げるアート体験を通して、人間と密接な関係にある「海」をより深く学べる教育機会にもなっている。

     

    To the Sea 

     

    Fluid Wall 

     

    Shoal of Shadows 

     

    Ocean Food Chain 

     

    Ocean Tunnel 

     

    Into The Deep

     

    PARADISE 

     

    LIFERIUM

    『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』のバックストーリーは、浅瀬の海底トンネルから海に入り深海6500mの世界を巡る、光と海の物語。プロジェクションマッピングやプログラミングを使ったテクノロジーアートとフィジカルな香りや音楽といったバーチャルとリアルが融合した「デジタルの深海世界」を味わうことができる。『NAKED OCEAN IN TAIPEI 光之影海洋展』で初となる新作のアート体験「Ocean Food Chain」が登場。 海で起こる食物連鎖を体で学べるインタラクティブアートとなっている。また、多細胞生物の起源に近いクラゲが壁に触れると生まれていくインタラクティブアート「Fluid Wall」、クジラが水先案内人となり色彩豊かな深海を旅する、壮大なプロジェクションマッピングショー「PARADISE」など、8つのエリアで構成。このデジタルの海のなかで、現実とファンタジーが融合したインタラクティブアート体験を楽しもう。

  • 日本人アーティスト・草間彌生の作品が「カタール・クリエイツ」の一環としてイスラム美術館で展示

    01.December.2022 | SPOT

    カタール博物館(Qatar Museums)は、カタールにおける多様な文化活動を監修、促進、奨励する、通年の文化活動プロジェクト「カタール・クリエイツ(Qatar Creates)」を展開しており、その一環としてドーハ及び国内の至る所に、国内外の著名なアーティストによる40以上のパブリックアート作品を展示している。

    この度、イスラム美術館(MIA)の敷地内に、日本人アーティスト草間彌生の象徴的なデザインによる大規模な屋外展示『My Soul Blooms Forever』が設置された。カタールで初めて公開される大型の作品が含まれており、色彩豊かで幻想的な植物や、象徴的な水玉模様のカボチャの立体造形などの壮大なインスタレーションを通して、アーティストの自然界に対する畏敬の念を表現している。この『My Soul Blooms Forever』は、カタールの「文化年(Years of Culture)」プログラムの10周年記念、また2012年の「カタール・日本文化年」のレガシーとして、202331日(水)までMIAパークにて展示されるのでぜひ足を運んでみてはいかが?

     

    Photo by Iwan Baan. Artwork © YAYOI KUSAMA. Courtesy David Zwirner, Ota Fine Arts, and Victoria Miro.

  • チームラボ、シンガポールの常設展「Future World」で新たに3作品を公開

    30.November.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボの、シンガポール・マリーナベイ・サンズにある2つの展示が、リニューアル。美術館アートサイエンス・ミュージアムに2016年にオープンした、世界ではじめてのチームラボの常設展「Future World: Where Art Meets Science」(以下、Future World)では、新作を含む3作品が新たに展示される。また、Future Worldのすぐそばにある、巨大でインタラクティブな光の空間「Digital Light Canvas by teamLab」(以下、Digital Light Canvas)では、来場者の描いた様々な生きものたちによって創られる生態系の世界が新たに登場する。

     

    お絵かきフライト

     

    両展示において、来場者は、身体ごと作品に没入したり、複雑で立体的な世界を身体を使って体験したり、他者と共に新しい世界を創ったりといった体験をすることができる。

     

     

    Future World

    「共創」をコンセプトにした「未来の遊園地」シリーズの《お絵かきフライト》は、来場者が描いた飛行機が飛ぶだけではなく、タブレットを使ってパイロットの視点で操作することができる。チョウやタカを描くと、それぞれの生き物が持つ視点から世界を見ることができ、その生き物特有の知覚によって構築された世界である「環世界」に入る。

     

    イロトリドリの群れの中のエアリアルクライミング

     

    「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトとした「運動の森」シリーズの《イロトリドリの群れの中のエアリアルクライミング》は、空中に棒が立体的に浮かんでいる空間を立体的に渡っていく。

     

    Autonomous Abstraction, 宇宙から自分の存在まで連続する現象

     

    《Autonomous Abstraction, 宇宙から自分の存在まで連続する現象》は、新しい概念の抽象画。人々が点に触れると、点の明滅と色相のリズムが変化しバラバラになり、絵は大きく変化するが、自発的に秩序が形成され、変化しながらも、この作品にとっての美を保ち続ける。

     

     

    Digital Light Canvas

     

    グラフィティネイチャー – レッドリスト, Digital Light Canvas


    「Digital Light Canvas」は、直径15mの光の円形リンクと、光の点の集合でできた高さ20mにある光のシリンダーから構成された空間で、人々の存在によって変化する、チームラボのインタラクティブなアート作品が常設展示されている。

    お絵かきファクトリー

     

     

    「Digital Light Canvas」の空間内には、来場者が描いた絵がその場で缶バッジやTシャツなどになる《お絵かきファクトリー》も登場。

     

    身体ごと作品に没入することができる「Future World」で光の世界を体験しよう。

     

    © チームラボ

  • ミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」、館内の文化財建築「百段階段」ツアー開催

    12.November.2022 | FASHION / SPOT

    日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、2022年12月3日(土)から12月25日(日)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「冬の見学会 百段百景2022~建物×美術×伝承の物語~」を開催する。

     

    ホテル雅叙園東京の前身、目黒雅叙園は、目黒川流域における都市整備計画に実施に伴い、1988年から3年間かけ大規模な改修工事を行なった。1935年に旧目黒雅叙園の3号館として建築された東京都指定有形文化財「百段階段」は、その建て替えの対象とならず、当時のまま残るホテル内唯一の木造建築となっている。

    料亭として営業し多くの人が集う宴の場であった昭和、伝統的な美意識を今に伝える象徴的な場所として文化財となった平成、そして文化やアートの発信の場となっている現在の文化財「百段階段」は、年間を通してさまざまな企画展が開催され、一般公開されている。アートと文化財建築の融合を愉しむ企画が多い中、この冬は、文化財建築“そのまま”の価値を堪能できる冬の見学会が開催。

    昭和の巨匠たちが手掛けた日本画や美術工芸品、建具など、多彩な表情を持つ文化財建築のありのままの景色を存分に堪能してみては?

  • 『ファイナルファンタジー』も手がけるアーティスト・天野喜孝、アート展を京都・臨済宗妙心寺にて開催

    10.November.2022 | FASHION / SPOT

    『ファイナルファンタジー』シリーズのロゴ/イメージイラストや『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』『昆虫物語 みなしごハッチ』のキャラクターデザインを手がける世界的アーティスト・天野喜孝の生誕70周年を記念したアートプロジェクト「金色世界」が始動する。

     

    舞台となるのは、臨済宗妙心寺派の大本山妙心寺。紅葉に彩られた寺院に足を踏み入れると、金と青の調和が織り成す幻想的な空間が広がる。

    「平面としてのアートではなく、目の前にある光の世界に入り込み、自分があたかもその世界の一部として存在する感覚を体験してほしい」と天野喜孝が語るように、単なるイラストではなく空間全体で鑑賞者自身の感性に問いかける作品が一堂に並ぶ。

     

    江戸時代の絵師・狩野探幽の名作である雲龍図が描かれた法堂に、天野喜孝氏の描き下ろしメインアートが並ぶ。そんな、時代を超えた美の共演も本イベントの見どころの一つだ。

     

    高さ約3mの円柱型からなる「金色厨子」は、須弥山図の「飛天」を天野喜孝が自ら解釈した作品となっている。その四方には高さ約1.5mの小型の厨子を4本展示し、中央の厨子を東西南北から囲むように配置することで、密教の教えを視覚的に伝える立体曼荼羅を表現する。

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