鈴木敏夫がジブリ映画を通して伝えたかった”言葉”とは? 言葉の魔法を紐解く展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」

19.April.2019 | ANIME&GAME / FEATURES / SPOT

スタジオジブリとして約3年ぶりに東京で開催する展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」。2019年4月20日(土)〜5月12日(日)まで神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内、神田明神ホールとその周辺エリアにていよいよオープンします。

この展覧会は、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫さんの”言葉”に注目したもの。会場には鈴木氏が描き下ろした書やイラストをはじめ、初お披露目となる「湯婆婆と銭婆の”開運・恋愛”おみくじ」や、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる”油屋“の巨大立体模型が登場するなど、開催前から注目を浴びていました。

 

4月19日(土)、展覧会のオープンに先駆け鈴木敏夫さんと湯婆婆のボイスアクトを務めた夏木マリさんがイベント会場に登場。鈴木さんは、今回の展示会場である神田明神が「2年前に亡くなった母と訪れたことがある場所」と振り返り、この場でイベントが開催されることへの喜びを語りました。

2人は一足先に展覧会を鑑賞し、今回新設された湯婆婆と銭婆のおみくじを体験。夏木マリさんのおみくじには”今、此処に生きる”という書が入っています。力強くもあり、優しさも感じる鈴木さんの書が入ったおみくじには、なんだかパワーが宿っていそう。私も絶対にゲットしたい・・・!

司会の方に「今は何をされているんですか?」と質問され、新しい作品の公開に向けて絵コンテを3年かけて作っている所だ、と答えた鈴木さん。絵コンテはそろそろ完成するそうです。これが作品になって私達が見られるのは3年後くらいになるのでは?とのこと。新しいジブリ作品を見られる日が心から待ち遠しいです。

 

展覧会は提灯が飾られた赤い入り口からスタート。足を進めると、鈴木敏夫さんの書がずらっと並びます。中のスペースは十章に分けられており、鈴木さんの子供時代から”いま”までを展示物とともに紹介。

書はジブリ作品の題字・キャッチコピー・近年の書画などが飾られており、誰もが一度は口にしたであろう言葉「バルス!」の書などもあります。自分の好きな言葉の前に立って、その言葉の奥にある”想い”を想像してみてください。

書以外にも、鈴木さんが愛した昭和映画を紹介するコーナーや、徳間書店時代に携わっていた雑誌コーナーなどもあります。鈴木さんの若い頃好きだったもの、熱中したものを辿っていくと、色々な経験を経て生まれた”言葉たち”への思いがより一層深まります。

次に出てくる名台詞の間は、映画のワンシーンにセリフが書で乗っているインパクト大なコーナー。その場に立っていると映画のシーンが蘇ってくるようです。

書を見ていると、強い気持ち、優しい気持ち、悲しい気持ち、おおらかな気持ちなど、文字から書いた人の気持ちが伝わってきます。ちょっとは鈴木さんと同じ気持ちを私も感じられているのでしょうか。。。

こちらは今回の展覧会で初展示された湯婆婆と銭婆のおみくじ。口の中にある紐をひいて番号を確認し、その番号のおみくじをもらいます。おみくじを引くと湯婆婆からのお告げも?!ぜひ時間のある方は体験してみてください。

ちなみに、時間の無い方向けのクイックみくじも設置されています。

最後の展示は「油屋」の立体模型。「千と千尋の神隠し」に出てきた名台詞と共に忠実に再現されています。こちらもすごい迫力です!

展示室を出るとお土産コーナー。ここでしか買うことのできないアイテムが盛り沢山なので、ぜひゆっくりチェックしてみてください。

私達は絵馬を買って、もしもしにっぽんの更なる発展をお祈りしてきました!

となりのカキ氷 648円

白(ハク)米のおにぎり お茶付き 864円

また1Fのカフェではフードも販売しています。1日の提供数が限られているフードもあるので、食べたい商品がある方は早い時間の来店がオススメです。

 

私が引いた開運みくじは「大吉」、書かれていた言葉は「今、此処に生きる」でした。この言葉は、展覧会でも大きく取り上げられています。

過去ではなく今を生きること。今を大切に生きることが未来につながること。そして今、これからの私がこれまでの私を決めるということ。

忙しく生きていると忘れがちなことに改めて気づかせてくれる、そんな ”言葉” が詰まった展覧会でした。

鈴木敏夫さんの”言葉の魔法”が散りばめられている展覧会で、あなただけにぐっとくる言葉を探してみてください。これからを前向きに生きるヒントに出会えるかもしれません。

 

©TS ©Studio Ghibli

Writer:Sayuri Mizuno(MMN編集部)

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