椎名林檎、アルバム「三毒史」から「鶏と蛇と豚」MV公開

22.May.2019 | MUSIC

椎名林檎5年ぶりとなるオリジナルフルアルバム「三毒史」からアルバムリリース(5月27日発売)に先駆けこの度、新作ミュージックビデオ「鶏と蛇と豚」が完成。本日より椎名林檎オフィシャルYouTubeチャンネル他で視聴できる。

 

「鶏と蛇と豚」は新作アルバム「三毒史」の舞台設定を紹介するべく書き下ろされたオープニングトラック。アルバム・タイトルに用いた三毒とは、仏教において克服すべきとされる煩悩を意味する、“むさぼり”、“いかり”、“おろかさ”。

 

鶏と蛇と豚 ミュージック・ビデオ

 

般若心経の読経と共にDJ大自然のスクラッチとシンフォニックな管弦打楽器が風雲急を告げる。圧倒的な密度を誇る演奏と無機質な歌声による「鶏と蛇と豚」は、現世へと通ずる門で毒のように甘い禁断の蜜を貪り、己の五感に絶対的な確信を抱く生者のモノローグ。(ライナーノーツより)

この新作MVを手掛けるのは、近年の椎名林檎のMV制作に無くてはならない児玉裕一監督。

曰く、

「ふたりの虚無僧が東京タワーで女と出会った夜。

女が行き場のない気持ちを抱きながら六本木を歩いた夜。

ある男女が銀座で待ち合わせた夜。

男が不思議なトンネルに迷い込んだ夜。

そんな夜の、ほんのちょっと前に東京で起こった出来事を映像にしました。

マジ卍」。

 

本作中では、AYA SATOが三種の獣と化し、ひとりですべての三毒を表現している。「三毒史」の音像をそのまま可視化した大作。アルバムとともに楽しもう。

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    16.May.2019 | MUSIC

    椎名林檎5年ぶりとなる新作『三毒史』からアルバムリリースに先駆け、5月17日00時より、新曲「TOKYO」を配信リリースする。

    林正樹(piano)、鳥越啓介(bass)、みどりん(drums)によるセッション。2019年、まさに「いま」を写実的に切り取る3分強。アルバム発表に先駆けチェックしてみてほしい。

     

    さらに、リリースに先駆け、『三毒史』特設サイトではオフィシャル・ライナーノーツを公開。アルバム完成直後に行われたインタビューに基づいた、本作を紐解く貴重なテキストとをお見逃しなく。

  • 椎名林檎 5年ぶりのオリジナル・アルバム「三毒史」発売

    05.April.2019 | MUSIC

    椎名林檎が前作「日出処」より5年振りとなるオリジナルフルアルバムのリリースをデビュー記念日となる5月27日(月)に発売する。

    アルバムタイトルは「三毒史」。人の善心を害する三種の煩悩とされる、貪(むさぼり=豚)、瞋(怒り=蛇)、癡(迷妄=鶏)。それら「三毒」を、本作では全13 曲に編み上げていく。

    「獣ゆく細道」、「目抜き通り」、「長く短い祭」、「神様、仏様」他、2014年に発表した前作「日出処」以降に制作された、番組テーマ/ CM ソング/ドラマ主題歌などお馴染みの楽曲を交えながらも新たに描かれる。

     

    そして、新作アルバム「三毒史」発表を記念して椎名林檎の近影も公開。処女作「無罪モラトリアム」より常に進化を遂げ続け、二十年。いよいよ最終形態に辿り着いた最新の椎名林檎。不惑を迎えた彼女ならではの新作を期待して待とう!

  • 椎名林檎、新作・ツアー・イベントなど最新情報を解禁

    06.July.2018 | MUSIC

    今年も様々な活動を展開し、大活躍を見せている椎名林檎。”林檎博”を冠した祝祭的大型ライブとし2014年に開催されたアリーナツアーのBlu-ray/DVD「生林檎博’14 ―年女の逆襲―」通常盤が7月4日に発売された。

     

    発売当初、初回完全限定生産でリリースされた本作は現在入手困難となっていたが、20周年という節目を迎え再発を熱望するファンの声に応える形でアンコールプレスが実現。

    電子楽器・管弦楽器・打楽器・そしてダンサー、総勢37名からなるThe Mighty Galactic Empire(銀河帝国軍楽団)を率いた椎名林檎が贈る、痛快で上質なエンターテイメント。巨大な才能が集結した感動的な一夜を生々しく記録した鮮烈なライブ映像を堪能しよう!通常盤となる本作DVD&Blu-ray盤には、「林檎博’14」のステージ衣装で撮り下ろされたスペシャル・フォトブック“年女のパンフ”が封入されている。

     

     

    さらに、今秋開催アリーナツアー「椎名林檎生林檎博’18 −不惑の余裕−」チケット先行予約“お楽しみシリアルナンバー”の抽選申込みが7月7日(土)より順次受付開始!20周年記念作品、及び各キャンペーン対象作品を購入した人に「お楽しみシリアルナンバー」が贈呈中されているので、詳細は椎名林檎特設サイト案内ページをチェックしよう。

     

    また、今年20周年を迎えた椎名林檎が名誉店長を務めるタワーレコード新宿店は、Blu-ray/DVD「生林檎博‘14−年女の逆襲−」発売にあわせ、連動企画第一弾を開催する。衣装展示やフリーペーパー配布など、ファンにはたまらない内容が盛りだくさんとなっている。詳細は椎名林檎の特設サイトをチェックしよう。

     

    今年も大活躍を続ける椎名林檎から目が離せない!

     

    ■Information

    椎名林檎Blu-ray/DVD「生林檎博’14 ―年女の逆襲―」通常盤

    リリース日:2018年7月4日(水)

    価格:

    Blue-ray:\5,500税抜/\5,940税込

    DVD:\4,500税抜/\4,860税込

    [BD/DVD共通封入]

    ・スペシャル・フォトブック“年女のパンフ”(初回限定盤からの抜粋/20P仕様)

    ・初回生産分のみ:「椎名林檎生林檎博’18 −不惑の余裕−」 チケット先行予約抽選“お楽しみシリアルナンバー”

    ※抽選受付期間:2018年7月7日(土)12:00~7月19日(木) 23:59まで

     

     

    椎名林檎生林檎博‘18 −不惑の余裕−

    2018年10月20日(土) 静岡エコパアリーナ   開場/開演:17:00/18:00

    2018年10月21日(日) 静岡エコパアリーナ  開場/開演:16:00/17:00

    2018年11月 2日(金)   大阪城ホール         開場/開演:18:00/19:00

    2018年11月 3日(土・祝) 大阪城ホール         開場/開演:16:30/17:30

    2018年11月22日(木) さいたまスーパーアリーナ  開場/開演:18:00/19:00

    2018年11月24日(土) さいたまスーパーアリーナ  開場/開演:16:00/17:00

    2018年11月25日(日) さいたまスーパーアリーナ  開場/開演:15:30/16:30

    2018年11月30日(金) マリンメッセ福岡  開場/開演:18:00/19:00

     

    椎名林檎 特設サイト

    URLhttp://smarturl.it/ringo_sp

     

  • 椎名林檎トリビュート・アルバム「アダムとイヴの林檎」参加アーティスト&収録カバー曲決定

    06.April.2018 | MUSIC

    今年、デビュー20 周年を迎える椎名林檎。20周年を祝して企画されたトリビュート・アルバム「アダムとイヴの林檎」(5 月23 日発売)の全ての参加アーティストおよび収録楽曲が発表された。

     

    椎名トリビュート参加アーティスト

    参加アーティストは、AI、井上陽水、宇多田ヒカル&小袋成彬、木村カエラ、私立恵比寿中学、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、藤原さくら、松たか子、三浦大知、RHYMESTER、LiSA、レキシ、the ウラシマ’S(亀田誠治プロデュースによるスペシャルバンド/Vo.草野マサムネ from SPITZ、Dr.鈴木英哉 from Mr.Children、Gt.喜多建介 from ASIAN KUNG-FU GENERATION、Ba.是永亮祐 from 雨のパレード)、そして封入ブックレットに掲載される短編小説を書き下ろした作家/誉田哲也というこの上なく豪華な面々。

    さらに、海外アーティストのMIKA の参加も決定。今作の制作にあたり設けたテーマは、「世代を越える」「ジャンルを越える」「関係を越える(今回限りのコラボレーション)」 「国境を越える」。

     

    産み落とされた禁断の果実の味とは?個性溢れる自由な味付けをとくとご賞味あれ。

     

     

    ■Information

    アダムとイヴの林檎

    発売日:2018 年5 月23 日発売

    価格: ¥3,000 (税抜) / ¥3,240(税込)

    URL:http://smarturl.it/adam-eve-ringo-sp

  • 真似出来ない存在、椎名林檎の今までとこれから

    03.October.2016 | MUSIC

    1998年にデビューを果たして以来、唯一無二の存在として活躍を続けるシンガー、椎名林檎。リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック閉会式での「フラッグハンドオーバーセレモニー」にて、音楽監修を務めたことは記憶に新しいのではないでしょうか?本記事では、これまでの彼女の歩みについて触れていきたいと思います。

     

    鮮烈なデビュー!新宿系の少女

    小学6年生の時に父親の仕事の都合で静岡から福岡へと引っ越し、中学時代からは友人たちとバンドを結成するなど音楽活動を行ってきました。次第に、自ら作曲も手がけるようになります。音楽に打ち込むため高校2年の終わりに学校を中退すると、アルバイトをしながらひたすらデモテープを作り続ける生活へと移行。

     

    そして1996年、地区大会ではバンドとして出場していた「The 5th MUSIC QUEST JAPAN FINAL」に、大会関係者の勧めにより「椎名林檎」というソロ歌手として参加。後に大ヒットを飛ばす楽曲「ここでキスして。」を披露し、優秀賞を獲得しました。

     

    数多くのレーベルから誘いの声がかかる中、1998年に東芝EMI(現EMI RECORDS)よりシングル「幸福論」でデビューを果たしました。当初、東芝EMIの担当者は、これまでの常識から外れた椎名林檎の作る楽曲をディレクションによって正すべきと考えていました。「幸福論」はそうした方向性の結果でもあったのですが、最終的には彼女のセンスに全てを賭けるべく、ベーシストの亀田誠治と二人三脚で音楽作りが出来る体制を整えることにしました。この判断は、その後を見るに大正解と言えます。

     

    彼女の持つ世界の濃度は、次作「歌舞伎町の女王」ではっきりと表れます。3分にも満たない短い楽曲にもかかわらず、ずっしりと重くも心地よいメロディーと、後にフィクションであると明言しつつもリアリティーのある歌詞の組み合わせは、既存のジャンルに当てはまらない全く新しい音楽でした。

     

    当時人気のあった「渋谷系」に対し、自身の楽曲スタンスを「新宿系」と名乗っており、その独自路線は3rdシングルである「ここでキスして。」や、今もなおロングセラーとして愛されている1stアルバム「無罪モラトリアム」、ナース服姿が鮮烈な4thシングル「本能」で完全に確立します。

     

    カリスマにふさわしい存在

    彼女が世の中にもたらした影響は、単に売上の面だけではありません。端的に言うと、熱狂的なファンを数多く獲得したという点にあります。「新宿系」という新たな概念を打ち出した、妖艶でありつつも可愛らしく、しかし媚びない格好良さのある歌詞の言葉選びやスタイルは、これまでの流行歌をどこか所在無げに見つめていた人々の心の拠り所となっていきました。

     

    その代替不可能な存在に魅せられたファン達は、様々な方法で椎名林檎に対する愛情を表現し始めます。自分なりに曲の世界観を述べてみたり、同じ趣味を持つ者同士親交を深めたり、写真と凝ったフォントの文字を組み合わせた「歌詞画」の制作に取り組んでみたり。SNSが普及する以前の、ある層には懐かしくもある「ファンサイト」文化の発展には、少なからず彼女の存在の影響があったと言っても過言ではありません。

     

    また、彼女が愛用していたVivienne Westwoodの装飾的なジャケットやアーマーリングをはじめとする、ある意味、武装的なファッションスタイルに魅了される人も多く、ライブには同ブランドのアイテムを身につけたファンが多く見受けられました。

     

    クリエイターとしての椎名林檎

    カリスマとして崇められていた彼女ですが、2001年の結婚・出産による休業時には、何を作っても深読みや誤解を受けてしまう状況に疲弊し、このまま引退して家庭に入ろうと考えていたそうです。しかし、周りからの音楽活動を進めて欲しいという声もあり、「それでは、今度は誰かのための制作活動という縛りをつけよう」と思い立ったことで結成されたのが、東京事変というバンドでした。そして、2004年以降はバンドの活動を中心に据えつつ、デビュー当時から行ってきた、楽曲提供の仕事も多くこなすようになりました。

     

    クリエイターとしてのひとつの転機となったのは、鮮やかな色彩美が特徴の写真家、蜷川実花氏が初監督を務めた映画「さくらん」の音楽監督を担当したことでしょう。椎名林檎は、確かに強力な自身の世界観を持つ表現者ですが、同時に自身に何を求められているかを客観的に判断することの出来る、音作りの職人でもありました。

     

    一方、東京事変は2012年2月29日に解散しましたが、バンドボーカル・作曲家としての活動と共にソロ活動を充実させていきました。NHK連続テレビ小説の主題歌「カーネーション」を書き下ろし、さらに、2014年NHKサッカー中継のテーマソングである「NIPPON」をリリースしました。

     

    また、最近話題となっているのは、長年親交のある宇多田ヒカルが8年ぶりにリリースしたアルバムでのコラボ。収録曲「二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎」で共演を果たしています。今なおチャレンジングであり続ける椎名林檎から、今後も目が離せません。

     

    ライター:囲(SHUTTER)

     

    椎名林檎 オフィシャルWEBサイト http://www.kronekodow.com/news/news_0.html

     

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