インタビュー:「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」を追求。世界基準の新星SSW・向井太一

11.December.2016 | FEATURES / MUSIC

日本で今旬のアーティスト、starRo、yahyel、grooveman Spot、JiNeous、CELSIOR COUPEらを作曲家として迎えた最新作『24』をリリースした、シンガーソングライター向井太一。

 

自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、エレクトロニカ、オルタナティブ、アンビエント、ジャズなどジャンルレスな音楽性と「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で独自の立ち位置を確立しつつある、今日本で最も注目すべきアーティストの1人だ。

 

また、向井はシンガーソングライターとしてだけでなく、モデルとしても活躍。人気メンズファッション誌『men’s FUDGE』のウェブサイトでコラムを執筆。さらに、Instagramのフォロワー数は1万を超えており、抜群のルックスとセンスで若者を中心に多くの支持を集めている。

 

そんな向井太一にインタビュー。日本のお気に入りの場所、今海外で一番刺激を受けているアーティスト、海外進出についての想いなど幅広い話題について語ってもらった。

 

 

 

——向井さんは福岡出身ですが、東京と福岡の一番の違いは何ですか?

 

僕は18歳の高校生までしか福岡にいなかったので、正直大人になってからの遊び場所は知らないんです。ただ、強いていうなら実家があるので、いつどんな自分でも帰れる場所でしょうか。そんな場所があるからドッシリ構えて東京で頑張れてる気がします。

 

自分以外のことで言うと、東京は何事に対してもオープンな場所だなと。新しい音楽も入ってきやすいし、ファッションもさまざま、街によって県によって違いがあって、飽きない所です!

 

——東京でお気に入りの場所はありますか? あれば場所も教えてください。

 

世田谷にある等々力渓谷はよくいきます。都心とは思えないほど静かで、何も考えずにふらっと散歩します。あと猫がよくいるので好きな方にもオススメです。

 

向井太一 /24

向井太一 / THINKING ABOUT YOU

 

 

——2nd EP24』について、聴きどころ、こだわったポイント、ご自身が一番気に入っている曲など教えてください。

 

今回は割と挑戦的なトラックの要素が強いです。なので歌詞の面ではあえて全部日本語で書いて絶妙な『違和感』を意識しました。トラックメーカーも旬な人たちを使っているので僕自身とても楽しみながら作った作品です。

 

向井太一 / SLOW DOWN

 

——今年一番聴いたアルバムを教えてください。できればなぜそれを一番聴いたかも教えていただきたいです。

 

今年はEPに向けて新旧含め色々聴いたんですけど、一番密度が高いのは宇多田ヒカルさんの『Fantôme』。昔から大好きだし、〈Tokyo Recordings〉の小袋さんやKOHHさんなど新しいアーティストも迎えての作品たちに度肝抜かれました。

 

——今一番刺激を受けている海外アーティストは誰ですか?

 

最近よく聴くのはHeyley Kiyoko。新譜ではないんですけど、最近知って調べたらミュージック・ビデオとかのディレクションも自分でやっていて、それがとても素敵でした。僕もミュージック・ビデオや写真など色々なことを考えるのが好きなので、いつかそういうこともやってみたいなと。あと日系のアメリカ人で同い年だったので、そこもなんだか親近感です(笑)。

 

——最後の質問です。向井さんの音楽からは洋楽の影響を多分に感じるのですが、将来は海外進出も考えていますか? また、海外でライブをしてみたい場所、共演してみたいアーティストがいれば教えてください。

 

勿論! やりたいことは沢山あるし、まだまだ出来ないことも沢山あるけど、いずれはやってやろうと思っています。7月にLAでライブしたときは本当に緊張したけど、楽しかった。個人的にはアジア圏は勿論、ヨーロッパやドイツなどでも演奏してみたいと思います。

 

■Information

向井太一

Official site:http://www.toysfactory.co.jp/artist/taichimukai/

 

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    ベネチアンマスクをつけたミステリアスな雰囲気と特徴的な“ガナリヴォイス”のギャップにハマると注目のヴォーカリスト、超学生。今年1月の配信シングルリリースに続き、2月15日(水)には待望の1stアルバム「超」をリリース。3月には自身初となるワンマンライブを日本青年館ホールで実施予定と勢いにのる彼に、今の心境を伺った。

       

    1stアルバム「超」のテーマは「多様性」

     

    「多様性には「お互いの要素を認め合おう」という意味がありますが、今回は特に(今までのルールや約束に縛られずに)「こういうことしてもいいよね」という意味合いも込めてテーマづけしました」

     

    「メジャー初アルバムということで、やっぱりある程度の「約束事」ってあると思うんです。でも今回は、いったんそういうものを無視して作ってみました。聞いていただけると、すごくカラフルな楽曲たちだなと思ってもらえるんじゃないかな。作詞作曲にも幅広い方々に参加してもらいました。例えば、インゲルという曲ではバーグハンバーグバーグの品田遊さんに作詞していただいたり、ボカロPのすりぃさんや、ピノキオピーさんとのコラボ曲も収録しています。携わっていただいた方の「多様性」にもぜひ注目して欲しいです」

     

    「インゲル」Music Video

     

    初ワンマン「入学説明会」に向けて

     

    −ライブタイトルとしては独特なネーミングですが、どのような思いが?

     

    「メジャーとしてもワンマンとしても初めてのライブになるので、ある意味“自己紹介”というような意味を込めて『入学説明会』というタイトルを付けました。ライブとしてはなかなか珍しいタイトルですよね(笑)。「超学生」とはこういうものです、というのを感じていただけるライブにできたらと思います。でも、詳しい中身はまだ秘密です!」

     

    ファンのコメントから生まれたボーカルスタイル

     

    −超学生さんといえば、特徴的な“ガナリヴォイス”が人気です。そのボーカルスタイルが生まれたきっかけは?

     

    「ファンの人からもらったコメントを反映していったら今のスタイルにたどり着きました。ダーリンという曲あたりから、より積極的にYouTubeを投稿するようになったのですが、コメントでファンの方が感想をくれるんです。例えば何分何秒のここの歌い方が好き!というように。そうか、ここの歌い方が好きな人が多いのか、と感想やリクエストを反映させていった結果、今のスタイルにたどり着きました。ある意味、ファンの方が作ってくれたボーカルスタイルでもありますね」

     

    −海外ファンからのコメントも多いですが、人気の秘訣はどこにあると思いますか?

     

    「それは僕も知りたいです!(笑)ぜひ教えて欲しい!自分で感じるのは、僕のちょっとざらっとした低い声の男性っぽい歌い方なのかなと思ってます。あとは、僕が楽曲によって衣装やメイクを考えるのが好きなので、そういった世界観が好きと言ってくれるコメントも多いですね。

     

    「世界のいろいろなスタイルに挑戦してみたい」

    今後は世界のいろいろなスタイルにも挑戦してみたいです。チャイニーズスタイルやアラビックなテイストとか。色々な国や文化の世界観にも挑戦したい!コメントをくれる海外の皆さんのアイデアも取り入れていけたらなと思ってます。なので、逆にぜひ本場を教えて欲しいです!何語でもいいので、遠慮なくコメントでリクエストを送ってくれると嬉しいです」

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    向井太一コメント

    この度『TIGER & BUNNY 2』のエンディングテーマに選んで頂きとても嬉しかったです!キャラクターたちの絆、感情などを僕なりに解釈して、切なさや憤りの中で先へ進む強さを歌いました。作品とファンの皆さんの気持ちに寄り添える曲になれば幸いです。  
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    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」   ―ASA WU     ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。  

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」   ―ASA WU     彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。   「Uncolor」MV
     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。   ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。   ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。   彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?       TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)       ASA Wu Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw
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      MVの監督には清水翔太、aiko、[Alexandros]などのMVも手掛け、向井の『Get Loud』や「Celebrate!」も担当した映像ディレクターの中澤太を迎えて撮影された。スタイリングは自身で手掛けており、コスチュームデザイナー・TOMO KOIZUMIの衣装を着用したシーンにも注目してみて。   ©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 ©SQUARE ENIX CO., LTD.
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    19.September.2021 | ANIME&GAME / MUSIC

    テレビ東京系列で、毎週土曜日朝9時30分から放送中のアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」。10月の放送から2年目に突入するにあたり、9月12日(日)にYouTubeライブ配信にて『アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」1周年記念 ダイ!感謝祭」イベントが行われ、その中で2年目のオープニング主題歌を向井太一が担当することが発表された。   本作のために書き下ろされた新曲「Bravest」は、歌詞に“仲間”や“閃光”、“この旅の果て”など「ダイの大冒険」を連想させる言葉が散りばめられ、今を生きる全ての人を“力強く鼓舞する”メッセージが込められている。   また、楽曲に関して、向井から「ダイの大冒険は僕が生まれる前から連載している名作ということで、一から原作を読み直したのですが、自分の作品のことも忘れるくらい夢中になって最後まで読みました。気持ちがすごく入った状態で制作することができましたので、ファンの皆さんもより気持ちが入るような、そんな曲になれば良いなと思っております。」とコメントが届いている。   尚、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」2年目の初回放送は、10月2日(土)9:30からとなっている。楽しみにお待ちいただきたい。   また、向井はShin Sakiuraと共同プロデュースで制作したEP「DOORS」を9月22日(水)にリリースすることが決定している。現在、EP収録曲である「Celebrate!」の先行配信が開始されているため、是非こちらも合わせてチェックしていただきたい。   ©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 ©SQUARE ENIX CO., LTD.