伝統とモダンが共存した「デザイナーズ町家ホテル」京都の世界遺産・二条城近くに誕生

17.October.2019 | SPOT

デザイナーズ町家ホテル「THE MACHIYA SHINSEN-EN」が2019年10月15日、京都の世界遺産・二条城より徒歩5分の位置にオープンした。京都らしい趣ある町家を改修し、和モダンの新築と融合させた全21室のホテルで、1階ラウンジのフリースペースではオプションで朝食も提供。フレンドリーなスタッフが旅先の友人のように迎えてくれる。

 

「THE MACHIYA SHINSEN-EN」の名称の由来となっているのは、徒歩1分の立地にある「神泉苑」で、日本で唯一の“恵方社”があり、恵方を司る歳徳神(としとくじん)が祀られている。大きな美しい池があり、縁結びのご利益もあるとされている、縁起の良い知る人ぞ知る京都の観光スポットだ。

伝統とモダンの2つの要素が心地よく共存し、開放的な景観を楽しめるコーナースイートルームや、伝統的な町家の要素をふんだんに盛り込んだ和風建築のスイートルームなど、全4タイプのスイートルームを用意。すべてのスイートルームには充実したキッチン設備や洗濯乾燥機を備えており、中長期滞在や家族、グループの滞在にも最適な部屋となっている。

【THE SHINSEN-EN デラックス・スイート】

最上階にあり、部屋一面の大きな窓から自然光をふんだんに取り込む開放的なコーナースイートルーム。ベッドの他にも、畳のエリアでは布団を敷いて休むことができる。開放感のある浴室、機能的なキッチン設備と洗濯乾燥機のあるダイニングスペース、ソファー、テレビ、冷蔵庫、無料WiFi等を備えている。

【THE MACHIYA デラックス・スイート (竜)】

町家棟にある、和の趣を存分に味わえるスイートルーム。障子や掛け軸など、散りばめられた和のエッセンスの中に、高い天井から自然光を取り込む天窓が備えられている。洋室と和室とリビングがあり、ベッドでも布団でも休むことができ、和と洋が心地よく共存している。機能的なキッチン設備と洗濯乾燥機、ソファー、テレビ、冷蔵庫、無料WiFi等を備えている。

【THE SHINSEN-EN スイート】

こちらのスイートルームの入り口には格子戸と石畳があり、入り口から和の雰囲気を演出。大きな窓から自然光を取り込む開放的な空間で、ベッド、機能的なキッチン設備と洗濯乾燥機、ソファー、テレビ、冷蔵庫、無料WiFi等を備えている。

 

スイートルーム以外にも4タイプのお部屋「デラックス・ツイン」「スーペリア・ハリウッドツイン」「ハリウッドツイン」「クラシック・ハリウッドツイン」があり、青藍(せいらん)と橙(だいだい)を基調にした落ち着きのある現代的なデザインが楽しめる。

独立した浴室やトイレ、ソファーやデスクも完備。また、1階の部屋はすべてコネクティングが可能で、2~3名の部屋をつなげて、4~5名で利用できる。

1階のラウンジスペースは、宿泊の方が自由に寛げるフリースペースとなっている。また、オプションで用意している朝食もラウンジで楽しむことができる。

フロントでは日本語と英語に堪能なスタッフが、国内外の方を万全にサポート。観光にも便利な場所に位置しているので、素敵な滞在をたのしんでみて。

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    ©BT21

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    10軒の京町家を改装した先鋭的な名宿として知られる「四季十楽」が町家型ホテルとして2022年12月21日(水)にリブランドオープンする。築約100年の歴史やこれまで関わった人々の想いを受け継ぎながら、京町家の歴史とホテルの快適さを兼ね備えた宿泊施設として次の時代へ繋ぐ。  

    「一楽」リビング

    「一楽」ベットルーム

    「七楽」リビング

    「五楽」バスルーム

    「七楽」バスルーム

        10軒の町家からなる当施設は、ホテルでありながらそれぞれが独立した京町家でもあり、「十室の愉しみ」をコンセプトに、全室が異なる設えとなっている。  

    サロン全景

    庭とサロン

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    22.November.2022 | SPOT

    ネイキッドは、2022年12月10日(土)〜12月18日(日)の期間、世界遺産 仁和寺(リアル/メタバース空間)にて、『NAKED GARDEN ONE KYOTO』を開催する。なお、本イベントは、ネイキッドが京都市を中心に12月25日(日)まで開催されている次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として行われる。   本展では、仁和寺初のメタバース空間が誕生する。メタバース仁和寺の空間において、京都出身のキモノデザイナー 斉藤上太郎氏(JOTARO SAITO)とコラボレーションしたメタバースファッションショーが開催される。参加者は、まず自分のアバターを作成するところからスタート。自分の顔をスマホで撮影し、自分に似たアバターを生成する。その後、JOTARO SAITOのキモノ作品を選んで自分のアバターに着せ、全国各地から参加する人々と一緒にランウェイを歩くことができる。ネイキッドが目指しているのは、日本の伝統文化である「着物」をはじめとするファッションを光や音、映像などをもって新しく解釈し、インタラクティブな体験に昇華すること。本展での取り組みを皮切りに、今後さまざまなアーティストが活躍できる場作りとして成長させていく。     『NAKEDディスタンス提灯®︎』 『NAKEDつくばい®︎』 『五重塔プロジェクションマッピング』 『DANDELION PROJECT』 『バーチャルファッションショー』 『限定切り絵御朱印』本展では、今年も参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT』が登場。『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎/NAKEDによる、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』が世界各地に植樹され(設置)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。体験者がスマホを『DANDELION』にかざすと、デジタルのタンポポの綿毛が舞い上がり、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている各地につながり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。今年は仁和寺の中でも、国宝である金堂に『DANDELION』を設置、展示規模を拡大。さらに、一般公開することで、より多くの人が参加することが可能だ。京都の歴史が息づく仁和寺から世界へ平和・調和のメッセージを届ける。
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    21.November.2022 | FASHION

    グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。   QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。   伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。   日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。