星野リゾート 界、雪国の冬の風物詩を楽しむ「かまくら体験」青森・長野で開催

17.November.2019 | SPOT

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」は、2020年2月1日~29日、雪国ならではの非日常体験を提供する、界 津軽・界 アルプスの2施設にて「かまくら体験」を開催する。

 

津軽「こぎんかまくら」で楽しむ こぎん尽くし体験 

南津軽・大鰐に位置する青森県の温泉旅館「界 津軽」では、「こぎんかまくら」で楽しむこぎん尽くし体験を開催。

Koginデザイナーの山端 家昌(やまはた いえまさ)氏がデザインした「こぎん燈籠」に沿って進んでいくと、かまくらに辿り着く。約50個の燈籠は、小さいものから大きいものまであり、それぞれに「花こ(津軽弁で花)」や「こごり(津軽弁で雪)」など、さまざまな津軽こぎん刺しのもどこ(模様)が施されている。美しい雪景色と、こぎんの幾何学模様のコラボレーションを楽しもう。

かまくらではゆったり過ごせるよう、地元の洋菓子店が作った、こぎん模様のかわいらしいチョコレートを提供。また、青森県が生産量全国1位を誇るりんごを使ったホットカクテルを提供。お酒が苦手でも楽しめるノンアルコールカクテルも用意されている。

かまくらの中では、津軽こぎん刺しのもどこで神経衰弱をする「こぎん合わせ」を楽しめる。「こぎん合わせ」は界 津軽のスタッフが考案したオリジナルのカードゲーム。こぎん刺しは津軽地方に伝わる刺し子技法だ。農民の着物が麻布に限られていたため、農家の女性達は荒い布目を糸で埋め、擦り切れを予防し、保温性を高める工夫をしていた。ゲームをとおして、寒い冬を快適に過ごす津軽の人々の暮らしの知恵に触れることができるのも魅力的。

 

アルプス 童心に返って雪国の暮らしを楽しむ「信州かまくら雪ん子体験」

長野県・大町温泉の温泉旅館「界 アルプス」では、童心に返って雪国・信州ならではの暮らしを楽しむ「信州かまくら雪ん子体験」を開催。

 

雪深く寒さ厳しい信州では、暮らしの知恵として、蓑(みの)や半纏(はんてん)などを防雪・防寒具として身につけていた。界 アルプスでは、そんな信州の文化を感じつつ、童心に返って遊べるように「雪ん子」の装いを貸し出。思いっきり遊んでいると、いつの間にか寒さを忘れている、そんな不思議な感覚を懐かしく思いながら雪遊びを楽しむことができる。

かつての日本家屋では、家族や親戚、友人が集う場として囲炉裏があった。界 アルプスのパブリックスペース・土間にある囲炉裏にも、薪が燃えるぱちぱちという音や、火の温かさ、かまどからあがる湯気の香りなど、穏やかでゆったりとした時間が流れている。冬の期間は、昔ながらのあたためアイテム「お汁粉」と「カイロ」を用意している。

 

かまくらをとおして雪国の文化や情緒に触れる冬ならではの体験を楽しんでみては?

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  • 東京タワーとビルの灯りの美しい融合「品川シーズンテラス イルミネーション 2019」

    10.November.2019 | SPOT

    品川シーズンテラスでは12月1日(日)~25日(水)の期間に「品川シーズンテラス イルミネーション 2019」が開催される。 品川シーズンテラスイルミネーションでは、広大な芝生広場に点灯する青いイルミネーションを都会の夜景をバックに楽しめる。昨年は約17,000人が来場した人気イルミネーションイベントとなっている。 4回目を迎える2019年度は、入り口の大階段と2階に広がる芝生広場の2箇所でイルミネーションを展開。東京タワーと都会の夜景を正面に構えた品川シーズンテラスイルミネーションは、無料で楽しめる。   品川駅港南口からオフィスビル街を通り抜けると、10パターンもの光の演出がなされる「光の大階段」が来場者を迎える。1階から2階までの階段に施された躍動感のある光の演出は圧巻。そして、「光の大階段」を上がった先の芝生広場には一転して青の空間が広がり、奥の小高い丘は写真スポットとしても楽しめる。   都会の喧騒から離れて静かに煌めくイルミネーションで穏やかな時間を過ごしてみては?   ※写真は全てイメージです。
  • 本格ドイツ料理やオーナメントなど約2,000種類登場!六本木ヒルズ「クリスマスマーケット 2019」

    12.November.2019 | FOOD / SPOT

    六本木ヒルズでは、20191111日(月)に行われた六本木けやき坂通りのイルミネーション点灯式を皮切りに、クリスマスイベント「Roppongi Hills Christmas 2019」がスタートしました。400m続くけやき坂通りは、“SNOW&BLUE”のLEDが点灯した瞬間から、樹氷のように光り輝く冬の散歩道に変身。今年は、けやき坂の中央に長場雄描き下ろしのイラストを用いたフォトスポットが初登場するほか、ウェストウォークには個性的なドレープのクリスマスツリーが出現。1115日(金)からは、毛利庭園の池に反射する幻想的な風景が楽しめるイルミネーションや、66プラザのライトアップがスタートします。どれも遅い時間まで楽しむことができるため、夜のデートスポットとしてもオススメです♡さらに、1130日(土)からは、本場ドイツの雰囲気を再現した「クリスマスマーケット 2019」と生のもみの木を販売するショップを展開。また、レストランやカフェでは、1115日(金)よりクリスマスケーキやスイーツ、ディナープランなどクリスマス限定メニューもラインナップし、クリスマス気分がより一層高まります!   クリスマスマーケット 2019今年で開催13年目を迎える六本木ヒルズのクリスマスマーケットは、国内でも有数の老舗クリスマスマーケット。世界最大と言われるドイツのクリスマスマーケットを再現した会場には、屋根の上に豪華なデコレーションが施された屋台が11店舗軒を連ね、ドイツ製のクリスマス雑貨や、グリューワイン、ソーセージといった本格ドイツ料理など、約2,000種類以上の商品が集合します。   クリスマスケーキ&クリスマス気分を盛り上げる限定スイーツ 

    ローラズ・カップケーキ 東京 (上)クリスマス・ショーガール ¥3,672 (下)クリスマス・ツリー ¥10,800 

    館内のレストランやカフェでは、11月15日(金)〜12月25日(水)の期間、聖夜の食卓を彩る特別感たっぷりのクリスマスケーキをはじめ、可愛くて食べるのがもったいない限定スイーツや、贈り物や手土産にも最適なメニューを提供。家族や恋人、友人同士でシェアしながら味わいたい、クリスマス当日まで気分を盛り上げるメニューが勢揃いです!   六本木ヒルズでしか体験できない特別なクリスマスを楽しんでみてくださいね♪ 
  • 夢と魔法が詰まった♡東京ディズニーランド®のクリスマスパレード&デコレーション

    12.November.2019 | FEATURES / SPOT

    東京ディズニーリゾートのクリスマスが今年も始まりました。 1年のイベントの中でも、1番キラキラしている「ディズニー・クリスマス」は、2019年11月8日〜12月25日まで開催されます。 今回は一足先に「ディズニー・クリスマス」を楽しんだMOSHI MOSHI NIPPON編集部が、イベントの魅力をたっぷり紹介します。 クリスマスコスチュームを着たキャラクターによるクリスマスパレード 絶対にチェックしてほしいのは、”ディズニー・クリスマス・ストーリーズ"。ミッキーや仲間たち、アナ雪やトイストーリーなど、様々なキャラクターがクリスマスらしいフロートに乗って登場します。 スティッチが届けるハワイのクリスマスや、クリスマス装飾した船型のフロートに乗って登場するドナルドダックなど、それぞれのキャラクターに合ったフロートになっているのがカワイイ♡ フロートが止まり、ダンスのスタート! シンデレラ城前では、ミッキー・ミニー・チップ&デールなどがダンスをスタート。 クリスマスならではの衣装に身を包んだキャラクターやダンサーたちと一緒に、ゲストもダンスに参加します。 ダンスが終わるとフロートが動き出し、ハラハラと雪も降ってきて、ホワイトクリスマスを過ごしているかのよう。 雪が舞う中のパレードは幻想的です。 お気に入りのキャラクターと一緒に、東京ディズニーランドならではのクリスマスをお祝いしよう。     高さ15メートルのクリスマスツリー 入口からワールドバザールに向かって歩きだすとすぐ見えてくるのが高さ約15メートルのクリスマスツリー!夜にはクリスマスツリーのイルミネーションと映像が連動して変化する演出も楽しむことができます。音楽と光に包まれる幻想的な空間をぜひ味わってみてください。   クリスマスを楽しむキャラがカワイイ♡フォトロケーション シンデレラ城前には、ディズニーの仲間たちがクリスマスを楽しんでいるようすがフォトロケーションとして設置されています。 フォトロケーションでは、カメラマンによる撮影を実施していることもあるので、クリスマスの思い出に記念撮影をしてみるのもいいかも。 カメラマンに撮影してもらった写真を購入すると、オリジナルイラストの台紙などが付いてきます♪ パーク内を歩いているだけでもワクワク楽しい気持ちになる「ディズニー・クリスマス」。今年のクリスマスも、東京ディズニーランドでかわいくて、ロマンティックな夜を過ごしてみては?   Writer:Sayuri Mizuno(MOSHI MOSHI NIPPON)

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  • 日本一の星空を楽しむ「天空の楽園 NIGHT TOUR presented by Google Pixel | SoftBank」、長野県阿智村にて開催

    16.December.2022 | SPOT

    長野県阿智村のスタービレッジ阿智誘客促進協議会は、2022年12月24日(土)〜2023年3月26日(日)までの期間中(一部除外日あり)、富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらにて、標高1400m地点で満天の星とプロジェクションマッピングによる光の演出、さらに1日100組先着で「Google Pixel」を貸出しし、手ぶらで来場しても星空撮影をたのしめる「天空の楽園 NIGHT TOUR presented by Google Pixel | SoftBank」を開催する。   長野県阿智村で開催の天空の楽園NIGHT TOURは、全長2,500m、高低差600m、所要時間約15分のゴンドラで標高1,400m地点まで上がり、街の光が届かない山頂で星空を楽しめる人気のイベント。今冬は、4分間で星空を綺麗に撮影できる「Google Pixel」を貸出しし、手ぶらで来場しても星空撮影を楽しめる限定ツアープランを、1日100組先着で実施する。参加者にはGoogle Pixel本体のほか、寒さ対策のベンチコートやスマホ用三脚もセットで貸し出される。手ぶらでご来場いただいても満点の星を綺麗に撮影いただけるプラン「Google Pixel」の天体写真機能を活用して、日本一の星空と謳われる長野県阿智村の満天の星を、余すことなく撮影することができる。さらにツアーで撮影いただいた星空写真は、持ち帰ることが可能。   また「Google Pixel」及びソフトバンク株式会社の協賛のもと、プロジェクションマッピングによる光の演出も実施する。プロジェクションマッピングは人気クリエイティブカンパニー 株式会社ネイキッド(NAKED, INC.)が手掛けており、夜景も美しく撮影できる「Google Pixel」で撮影することで、色鮮やかに楽しむことができる。
  • かまくらの中で甘酒を飲みながら、足湯を楽しむ「かまくら足湯」誕生

    22.November.2022 | SPOT

    アルプスの玄関口・大町温泉郷に佇む宿「界 アルプス」にて、2023年2月1日(水)に雪国の温泉旅館で楽しむ「かまくら足湯」が誕生する。界 アルプスでは、毎年雪国ならではのかまくらを作成し、様々な体験と過ごし方を提案している。地元酒蔵で作られた甘酒、竹あかりのライトアップに加え、2023年は新たにかまくらの中で足湯に浸かることができる「かまくら足湯」が誕生する。幻想的な雪景色を味わいながら、温かい足湯に浸かって快適にかまくらを楽しむことができる。  

    かまくらの中で足湯に浸かる

    雪が降り積もる2月限定で中庭にかまくらが登場。かまくらの中に足湯を楽しめるスペースが設けられ、寒さを我慢せず温まりながら快適にかまくらを楽しめる。信州の冬の気候を感じながら、温泉で足を温めることで、よく眠れ健康に良いと言われる「頭寒足熱」の状態になる。  

    地元酒蔵の甘酒

    大町市の酒蔵、北安醸造で作られている「蔵づくりあまざけ」を使用。贅沢に磨いた、自家栽培の酒米のこうじのみで造られた、まるで和菓子のような上品で繊細な甘さの甘酒となっている。温かい甘酒を飲みながら、足湯に入ることで身体の芯から温めよう。  

    雪景色を照らす竹あかり

    かまくらを優しく包むのは、地元で毎年冬に開催されている安曇野神竹灯を模した竹灯籠のあかり。田舎の原風景に囲まれた界 アルプスでは、周囲のあかりに邪魔されることなく、竹灯籠の温かなあかりを眺めることができる。冬の闇夜に優しいあかりが浮かび上がる中庭で、かまくらでのひとときを過ごすことができる。
  • 青森県・温泉旅館「界 津軽」、その日降る雪に合わせた限定酒を愉しむ 「津軽七雪かまくらアペロ」開催

    16.November.2022 | SPOT

    南津軽・大鰐に位置する青森県の温泉旅館「界 津軽」では2023年2月1日(水)から2月28日(火)までの期間、津軽四季の水庭で「津軽七雪かまくらアペロ」を開催する。フランスにはお酒を楽しみながら夕食前のひとときを過ごす「アペロ」という食習慣がある。界 津軽でも津軽七雪こぎん幻燈で彩られたかまくらで、夕食前に伝統工芸品「津軽びいどろ」の酒器で青森の地酒を嗜みながら、薄暮から宵にかけて幻想的な空間で界 津軽ならではの和風アペロを楽しむことができる。   津軽地方出身の文豪「太宰治」は紀行文『津軽』の中で、降る雪を7つの種類に分けて表現した。その時々で変化する津軽の雪を肌で感じ知ってもらいとの思いから、「七雪」になぞらえて「7つ」の地酒が用意され、当日降る雪に合わせた地酒が提供される。夕食をより楽しむために、一面の雪に覆われた幻想的な津軽の水庭の中で、青森の地酒を味わいながら、ここでしか体験できない特別なアペロのひとときを過ごしてみては?   津軽七雪こぎん幻燈かまくらの外壁には、koginデザイナーの山端家昌(やまはたいえまさ)氏がデザインした7つの「津軽七雪こぎん幻燈」が設置される。7つの幻燈は全て色・模様が異なり、7種類の雪(こな雪・わた雪・つぶ雪・みず雪・ざらめ雪・こおり雪・かた雪)をそれぞれイメージして「津軽こぎん刺し」のモドコで雪の結晶をかたどっている。幻燈に使用されている7種の色も和の色彩を使い、ぼんやりとした暖かな光で水庭を照らし出す。
  • 星のや京都、屋形舟で紅葉を鑑賞しながら食べる特製朝食「錦秋の朝ごはん舟」開催

    26.October.2022 | SPOT

    京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」では、2022年11月20日(日)~12月5日(月)の期間、山装う渓谷の紅葉を眺めながら特製朝食を味わう「錦秋の朝ごはん舟」を開催する。雅な屋形舟「翡翠(ひすい)」を貸し切り、朝日に輝く渓谷の紅葉を鑑賞しながら、鹿肉のロースにたっぷりのきのこを合わせた「もみじ鍋」をメインにした朝食を味わうアクティビティ。錦の絹織物のような風景を愛でながら、朝の静かな時間に秋の味覚を堪能することで、贅沢な気持ちになれます。  

    雅な屋形舟「翡翠」から静かに眺める、朝日に輝く紅葉の景色

    穏やかな大堰川(おおいがわ)をゆっくりと進む屋形舟「翡翠」からは、朝日に輝く渓谷の紅葉が水面に映る美しい景色を楽しめる。星のや京都の目の前を流れる大堰川は、日中は多くの観光客でにぎわうが、朝は人出や他の舟が少なく静かな時間が流れているという。かつて嵐山に別荘を構えた平安貴族は、大堰川で四季の風景を愛でる舟遊びを楽しんだ。その風情さながらに、喧騒から離れた穏やかな時間を過ごすことができる。  

    渓谷を彩る紅葉を愛でながら、秋の味覚を堪能する朝食

    屋形舟「翡翠」では、総料理長特製の朝食が提供される。メインは、平安貴族も舌鼓を打った、鹿肉のロースにたっぷりのきのこを合わせたもみじ鍋。きのこの旨味に加え、赤身独特の滋味深さが楽しめる。その他には栗、銀杏、むかごなど秋の木の実をふんだんに使い昆布出汁で焚き上げた御飯、松茸の佃煮やさんまの有馬煮などがならぶ。甘味は、柿、梨、巨峰などの秋の果物をゼリー寄せにし、秋の味覚を存分に堪能できる朝食。紅葉の一本一本が際立ち、錦の絹織物のように広がる風景を眺めながらゆったりと楽しめる。  

    雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り舟遊び 

    本アクティビティでは屋形舟「翡翠」を貸し切り、かつて四季の風景を愛でながら舟遊びをした平安貴族さながらの優雅な時間を過ごすことができる。翡翠は、京都で古くから親しまれてきた建材や装飾を用いて、伝統工芸に囲まれる雅な空間に仕上げた星のや京都専用の屋形舟。舟枠には書院造に用いられる北山杉やヒノキ材を使用し、舟内には京町屋の犬矢来をイメージした竹の背もたれや、草木花で染め上げた柔らかな風合いのクッションを設えている。また、舟の側面の御簾を降ろすことでプライベートな空間を楽しむこともできるという。翡翠の屋根には特殊なガラスがはめ込まれており、スイッチで白から透明に色が切り替えられる仕様。嵐山の渓谷と青空を見上げて楽しむことができる、これまでにない屋形舟だ。
  • 「かまくら露天風呂」が「界 津軽」に誕生 津軽の四季と伝統工芸を愛でる大浴場 2022年11月にリニューアル

    18.October.2022 | SPOT

    津軽の四季と伝統工芸を愛でる大浴場が、2022年11月にリニューアルオープンする。2022年11月25日弘前の奥座敷として知られる、青森県大鰐温泉に位置する温泉旅館「界 津軽」。今回のリニューアルによって「かまくら露天風呂」と、地域の伝統工芸品を取り入れた設えが誕生する。青森県は、一年を通して季節の移り変わりをはっきり感じられる地域と言われており、湯浴みをしながら、季節の風景と津軽の地に根付いた文化を存分に楽しむことができるという。  

    「かまくら露天風呂」が誕生

    内湯の外にある水庭に張り出した場所に、湯船を囲うようにアーチがついた「かまくら露天風呂」が誕生する。界 津軽は、例年初雪が11月下旬頃で、厳冬期には1メートルを超える積雪が見込まれるエリアに位置する。この地ならではの気候を活かし、かまくら露天風呂で冬を楽しむ時間を提供する。まるでかまくらの中に入っているような気分で、しんしんと降る雪を眺めながら雪見風呂を満喫できる。古くから湯治場として親しまれてきた大鰐温泉は、肌をしっとりさせる泉質が特徴。雪が舞う寒い冬に温かい温泉にゆっくり体を沈め、心から温まる心地よさは格別。夏には新緑、秋には紅葉と、季節毎に異なる表情も望める。  

    津軽の文化に触れる「津軽こぎん刺し」

    界 津軽では、美しいシンメトリーの模様が特徴的な伝統工芸品、「津軽こぎん刺し」のデザインを、客室や冬の時期の「津軽四季の水庭」など、館内各所に取り入れている。今回のリニューアルでは、かまくら露天風呂から望む水庭に、津軽こぎん刺しのデザインをあしらった行灯を設えられる。温もりあるデザインと柔らかい光をたずさえ、津軽文化が彩る景色を満喫できる。
  • 青森ねぶた祭NFTアート販売開始が決定!高精細3Dモデルや複製原画付き原画データも

    17.October.2022 | FASHION

    青森ねぶた祭で披露されたねぶた作品の数々が、デジタルアートNFTとして販売が開始された。これは、青森ねぶた祭の会期終了後、廃棄されるねぶたの山車を3Dモデル化することで文化を後世に残すことに貢献するべく、祭りの価値を高めていくとして公益社団法人青森青年会議所により行われている新たな取り組み。2022年9月3日(土)より一部作品が先行販売されていたが、高精細3Dモデルを含む希少価値の高いねぶた作品データを新たに数量限定で、10月12日(水)よりNFTアートとして販売開始した。  

    3Dモデルイメージ

      「青森ねぶた祭を広く認知していただき、この取り組みは、祭りの新しいスポンサードのあり方を創出し、文化の“持続性”へ貢献するものとして行います」とコメントしている。   NFTアート販売の初の取り組みとなる令和4年の青森ねぶた祭では、ねぶたの制作者「ねぶた師」の立田龍宝氏の協力のもと、青森青年会議所が運行した『風神 雷神(ふうじん らいじん)』のNFTデータを用意。  

    昨年度(2021年度)作品『市川團十郎白猿不動の睨み』の原画イメージ

     

    (2022年度)作品『風神 雷神』の原画イメージ

      販売アイテムのラインナップとしては、手軽に購入できる500円の運行風景写真から、ねぶたの山車のもととなる原画データ(初回購入者には複製原画付き)、そして実際の山車を撮影し特別に制作した3Dモデル(※1)まで、複数のアイテムをすべて数量限定でNFT(※2)化してデジタルアートとして販売する。  

    3Dモデルイメージ

      なお、購入金額の一部は、今後の開催に向けた支援活動や、青森ねぶたの制作者「ねぶた師」へ還元するなど、様々な活動を通して、持続可能な青森ねぶた祭へ貢献する予定という。なお、販売アイテムのラインナップは販売状況にあわせて拡充される予定。