FRUITS ZIPPERライブレポート「きっかけは自分で見つけるもの」決意を胸に踏み出した世界進出への第一歩

16.September.2022 | MUSIC

TikTokで「わたしの一番かわいいところ」が楽曲視聴数5億回と、この夏バズっている7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの「1stワンマンライブ 〜KIKKAKE〜」が、9月12日(月)に恵比寿LIQUIDROOMで開催された。

 

アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から、4月にデビューしたばかりのFRUITS ZIPPERだが、この日のチケットはソールドアウト。「実を結ぶ=FRUIT」に、「元気を与える=ZIP」を組み合わせたグループ名が示すように、短期間で数多のライブを経験し、多くの観客に元気を与えた7人。この暑い夏を乗り越えた彼女たちの努力が、満員の観客という形で実を結んだのだ。

 

会場が暗転すると、ファンの持つペンライトによって、フロアはメンバーカラーの7色に染まる。ステージに設置されたスクリーンにVTRが流れ、ひとりずつ、ステージに立つことの意味を語る。

 

「アイドルという存在に救われてきたんです。自分も誰かにとってそういう存在になれたらいいなと思って」(月足天音)

「キラキラになりたかった。一生懸命がんばりたい」(松本かれん)

「いろんなカルチャーからパワーをもらった原宿という街。私も誰かのパワースポットになりたい」(真中まな)

「何度も諦めた夢。ここでなら叶えられると思った。大好きなアイドル、大きく羽ばたきたい!」(櫻井優衣)

「小さい頃からすぐそばに音楽があって、音楽とずっと関わり続けられる場所を探していたら、FRUITS ZIPPERに出会った」(早瀬ノエル)

「ずっと私がアイドルとして飛躍することを応援してくれていたファンの人たち」(仲川瑠夏)

「あのときたしかにそう思った。アイドルをやるまで死ねないって」(鎮西寿々歌)

 

櫻井と仲川の、かつてアイドルとして経験した挫折を乗り越え、再びここに立っているという決意。月足と真中の「恩返し」の心。松本と早瀬の純粋な願い。そして鎮西の覚悟。彼女たちひとりひとりの思いの切実さが伝わってくる。
クラップのリズムにあわせ、ステージに現れた7人。SEのEDMサウンドに合わせて舞い、円陣を組み、合わせた手を離すと、全員が花びらのように散っていき、笑顔を振りまいた。

 

オープニングを飾るのは王道アイドルソング「skyfeelan」。メンバーのツイートをもとに作詞されたこの楽曲。7人は自分の実感のこもった言葉を歌いあげる。初ワンマンライブにも関わらず、硬さはまったく感じられず、しなやかに楽しむ姿が頼もしい。

続く「君の明るい未来を追いかけて」も爽やかなナンバー。ファンも一緒にサビの振りを踊り、7色のペンライトがフロアのそこかしこで煌めく。

MCでは櫻井が「今年の4月にデビューしてから4ヶ月半経ったんですけど、全員で今日この日を目標に頑張ってきました。満員のLIQUIDROOMで、私たちの集大成を見せたいです!」と語る。マルチリンガルの早瀬は、配信を通して英語で海外のファンに“NEW KAWAII”を発信した。

MC明けは、オープニングのアイドル感満載なイメージから一点、「Re→TRY & FLY」「We are Frontier」というクールな楽曲をパフォーマンス。強烈な重低音にも負けない彼女たちの歌声に圧倒される。照明と映像の力も借りながら、楽曲の世界観を柔軟に表現するFRUITS ZIPPER。たった4曲で“NEW KAWAII”を体現してみせた。

 

メンバーが一旦ステージを後にすると、スクリーンで突如ラジオ番組(?)「ふるっぱーなう」がスタート。この日のライブタイトルにちなみ、「KIKKAKE振り返りコーナー」が行われた。それぞれのメンバーが「FRUITS ZIPPERの活動がきっかけ(KIKKAKE)で変わったこと」をテーマに話した。

最年少17歳の早瀬は、日傘や日焼け止めを使うようになり、メイクも覚えたと語り、かわいらしさ満点。一方、年長組の真中は「人を信頼して任せることも伸びるための1つ」という実感のこもった気づきを明かし、鎮西は「私たちだけじゃ何の意味もないから。聞いてくれる人、観てくれる人がいるから、意味がある」と気づいたと語る。

他のメンバーの「変わったこと」も、「社交的になった」(櫻井)「早起きできるようになった」(松本)、「マイクがぶれなくなった」(月足)「エゴサするようになった」(仲川)とユニーク。メンバーの個性の振り幅が大きいのも、FRUITS ZIPPERの魅力だ。

ラジオが終わると、新衣装を身にまとったメンバーが新曲「世界はキミからはじまる」を初披露。煌めきと切なさが同居したメロディーが印象的なこの楽曲。

“これからもさっきもずっと一緒だって/忘れられないよう刻むんだ/何度も何度も何度も何度も/何度だって伝えるよ”というフレーズは、FRUITS ZIPPERとファンがこれから紡ぐ数多の思い出について歌っているようだ。

パフォーマンス後のトークでは、鎮西が「初披露の新曲、『世界はキミから始まる』…」と言った瞬間「始まる」の部分が、ディレイして繰り返し流れてしまうハプニングも。しかしそんなトラブルも鎮西は「どうしよう、次元超えた?」と笑いに変えてしまう頼もしさを見せた。

 

そしてライブは後半戦へ。マフラータオルを振り回す夏曲「ふれふるサマー!」では、間奏のサンバのリズムに合わせておどけるメンバーがキュートだ。

続いて、松本が「わたしの一番かわいいところ」と言うと、FRUITS ZIPPERの存在を知らしめたこのアンセムに会場がどよめく。この夏、たくさんの人びとのかわいさを引き出したこの曲だが、本家のかわいさはファンをノックアウトするには、あまりある破壊力だった。

 

「完璧主義で✩」では、“世界に飛んでいきたいの”、“休むヒマはない”とFRUITS ZIPPERの決意を歌い上げる。そして本編ラストは「RADIO GALAXY」。アレンジ、テンポ、メロディーが万華鏡のように次々と変化していく難易度高いこの楽曲も、余裕で歌い踊る7人が頼もしい。

鳴り止まない手拍子に応え、ステージに現れたメンバーは、再び新曲「世界はキミからはじまる」をパフォーマンス。その後、雑誌『B.L.T.』でFRUITS ZIPPERの密着連載がスタートすること、そして11月11日に2ndワンマンライブが渋谷 WWW Xで開催すると発表した。

 

最後のMCで、メンバーそれぞれがこの日のライブの感想を語る。

 

真中「ここにいるみなさんの視線をこうやって感じてると、より強く、FRUITS ZIPPERとしてひとつになって、これからも活動していきたいと改めて思える、そんな一日でした」

櫻井「FRUITS ZIPPERに入ってから、たくさんの応援してくださるみなさんがいることを実感することも増えて、私もいつか誰かのきっかけに、誰かがアイドルになりたいって思えるきっかけになれたらいいなって思う気持ちも出てきました」

仲川「いろんな世界中の(ライブハウスの)楽屋の壁にサインをたくさんいっぱい書いていけるように頑張っていきます」

月足「この夏満足感と充実感がすごいあって幸せだったので、これからFRUITS ZIPPERとみんなで素敵な季節、四季を過ごしていけたらなって思っています」

早瀬「FRUITS ZIPPERに入って、きっかけは自分で見つけるものなんだって気づきました。これからもいろんなきっかけとかチャンスを見逃さずに、もっともっと大きな自分になって行けたらなって思います」

松本「これからはかれんが楽しいって思うだけじゃなくて、みんなが楽しいなって楽しませられるアイドルになりたいなって思います。これからも一生懸命頑張るので見ててください」

鎮西「私はみんなのおかげで日々支えられて前を向いて生きているので、みんなにとっても、私たちがそういう存在であってくれたらって。お互いにそういう関係にこれからもなっていけたらなって強く心から思います」

真中や松本、鎮西は感極まって泣き出しそうになる瞬間も。しかし、7人ともしっかりと自分の言葉でファンと対話できる強さを感じさせた。

 

そして最後は、代表曲「わたしの一番かわいいところ」をパフォーマンス。キャノン砲で色とりどりの紙テープが舞い、7色に染まるフロアをさらに鮮やかに彩った。

最後に鎮西は「私たちFRUITS ZIPPERは『原宿から世界へ』をモットーに、これからも駆け抜けていくので、今後とも応援よろしくおねがいします」と挨拶。

この勢いそのままに、FRUITS ZIPPERは、さらなる高みへと駆け上がっていくだろう。7人の煌めきが加速していくにつれ、“嘘じゃない瞬間”を積み重ね、世界を色鮮やかに染めていく。そんなFRUITS ZIPPERの快進撃を目撃するきっかけを見逃さないでほしい。

 

このライブの模様はZAIKOにてアーカイブ配信中。

text:安里和哲
photo:Masayo

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    10.January.2024 | FASHION / MUSIC

    第65回「輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞したFRUITS ZIPPERのメンバーで、2023年に芸能活動10周年を迎えた櫻井優衣の1st写真集が2月20日(火)に発売される。

     

    本作は、櫻井が長年の夢だったというタイ・プーケットとピピ島で撮影。世界有数のリゾートアイランド・プーケットでは、ビーチでのエレファントトレッキングやプールに朝食を浮かべるロマンティックなフローティングブレックファーストなどを体験。ピピ島では映画『ザ・ビーチ』のロケ地となり、「幻のビーチ」として知られるマヤベイを訪れた。また、水着ショットのほか、ランジェリーカットにも初挑戦している。

     

    さらに、HMV&BOOKS online、HMV&BOOKS、HMV(一部店舗除く)、及びタワーレコード(渋谷店及びオンライン)限定で、アクリルスタンド&特製ブック付き&特製BOX仕様の特別編集版の販売も決定。特製ブックでは、FRUITS ZIPPERメンバーそれぞれと櫻井の対談や撮り下ろし私服スナップなど、パーソナルに迫る内容が盛りだくさん。また、特別編集版購入者を対象としたイベントの開催も予定されている。

     

    <櫻井優衣 コメント>

    この度、初の写真集を出させていただくことになりました! アイドルとして海外で1st写真集を撮影するというずっと憧れだったことがアイドル人生10年目の記念の年に叶えられること。そして、発売日も2月20日という23歳最後の日だということ。沢山の奇跡を感じています!

     

    ファンの皆様はじめ、支えてくださる全ての皆様のおかげで夢を叶えていただき 本当にありがとうございます! オンステージの私だけではなく、良い意味で 力の抜けた私らしさや内面を知ってもらえる写真が沢山あります! 沢山の方に知っていただけるきっかけになります様に、、楽しんでいただけますように、、

  • FRUITS ZIPPER、グループ結成2周年の記念ライブを日本武道館で開催決定! 初アリーナ公演ライブレポート

    09.November.2023 | MUSIC

    FRUITS ZIPPERが10月28日、グループ初のアリーナ公演・東京体育館公演を開催。2024年5月18日(土)に、日本武道館にてグループ結成2周年を記念するワンマンライブを開催することを発表した。さらに、ライブでは新曲「キミコイ」を初披露。ここまで自分たちを信じ応援してくれた大切な人たちへ感謝の気持ちを込めた楽曲となっており、10月29日0:00より配信スタートとなる。

     

    今年の9月から大阪、愛知、福岡、広島、北海道、神奈川を巡ってきた初の全国ツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2023 -AUTUMN-」。全会場チケットソールドアウトで、全国を大いに盛り上げた彼女たちのツアー集大成となる最後の会場が初のアリーナ公演となる「東京体育館」だ。グループ最大規模となる東京体育館も前売りチケットはソールドアウト。およそ8,000人もの来場者が集まり、ライブ前にもかかわらず会場内外で大きな盛り上がりを見せていた。

    オープニング映像が流れ始めると、その熱気は一気に爆発。今回のライブでは無線点灯を取り入れたペンライトを導入しており、会場中が統一された美しい光が溢れ出すとメンバーが一斉に登場する。このツアーを大いに盛り上げた楽曲『ぴゅあいんざわーるど』から、いよいよライブがスタート。『完璧主義で☆』『君の明るい未来を追いかけて』を続け様にパフォーマンスし、初めてのアリーナ公演でも堂々とした姿を見せた。

    ライブが一旦落ち着くと、ファンの声援がアリーナ中に響き渡る。メンバー1人ひとりが「アリーナ、盛り上がっているかー?」と煽り、大きな声でファンも呼応した。

     

    『ふれふるサマー!』では巨大なフロートで会場を駆け巡り、ファンとメンバーが急接近する場面も。10月末にもかかわらず、会場は真夏のような盛り上がりを見せる。ファンの熱気が上がるなか、『RADIO GALAXY』でもレーザーなどド派手な演出を展開し、東京体育館はダンスホールと化す。その勢いを止めず、『ハートのローラーコースター』、今回のツアー用にリミックスされた『We are Frontier』や『ずっと、ずっと、ずっと!』を立て続けに披露し、会場をエモーショナルな雰囲気に包み込む。前半戦ラストには9月に行われた神奈川公演で初披露した『CO-個性』をファンへ届け、FRUITS ZIPPERの持つ色とりどりな個性を発揮した。

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    大盛り上がりだったユニットパートの勢いそのままにライブは続く。メンバーそれぞれによって形が異なるリボンが特徴的な新衣装を着用して登場する。『世界はキミからはじまる』『うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー』と2曲連続で披露すると、人気曲『ハピチョコ』をパフォーマンス。今年TikTokで話題を集めた「なあぜなあぜ?」の元ネタである櫻井優衣の「なあになあに?」という歌詞の台詞に心撃ち抜かれるファンが続出した。

     

    後半戦では炎が上がる迫力のステージのなか、『Re→TRY & FLY』で熱くクールなパフォーマンスを行った。さらに、『skyfeelan』『Going!』で会場のボルテージを一気に高める。そんな熱気冷めやらぬまま、新曲『キミコイ』をサプライズで初披露。『キミコイ』は、初のCDリリース・全国ツアー、そして東京体育館単独公演まで自分たちを信じ応援してくれた大切な人へ感謝の気持ちを贈りたい、そして「さらなる高みを目指してこれからも夢をあたえる存在としてありつづけたい。これからもファンのみんなと一緒に夢を叶えていきたい」という想いが込められ制作された。ここ数日間、FRUITS ZIPPERの公式X(旧Twitter)で意味深に投稿されていた歌詞のようなポストがファンの間で話題を呼んでいたが、その伏線がここで全て回収されたことになる。これまでの感謝の気持ちを綴った手紙のような歌詞が歌い上げられ、FRUITS ZIPPERがファンへステージ上で最大限のお礼をした。

     

    ライブの締めくくりはFRUITS ZIPPERの代表曲となる『わたしの一番かわいいところ』。彼女たちのブレイクのきっかけとなったこの曲をメンバーだけでなく会場にいる多くのファンが一緒にダンスを踊る。8,000人による一体感のあるダンスは、まさに“NEW KAWAII”を体現した最高のステージとなった。

    しかし、ライブはまだまだ終わらない。大きな声のアンコールを聞き戻ってきたメンバーたちは今回の公演についてファンへ感謝を伝える。櫻井は「まだまだ満足せずに、さらに大きなステージを見せたい」と意気込みも語った。さらに、8,000人のファンと一緒に『わたしの一番かわいいところ』でTikTokを撮影。東京体育館でのファンとのダンスの模様はFRUITS ZIPPERの公式SNSでチェックしてみてほしい。

     

    アンコールステージでは、初披露したばかりの『キミコイ』を再度パフォーマンス。このステージでは動画撮影がOKとなり、松本は「私たちをバズられてくださーい!」とファンへ呼びかけた。 その後、ステージにある大きな画面に突如VTRが流れ、2nd ANNIVERSARY LIVEとして2024年5月18日(土)に日本武道館で公演が決まったことがサプライズ発表される。メンバーたちも今日初めて知るこの情報に驚愕。感極まって涙するメンバーがいるなか、ファンたちが温かい声と大きな拍手で祝福した。続く『超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜 』では、日本武道館公演決定の喜びをメンバー、ファン全員が爆発させる。東京体育館という大きな会場で過去にないくらい大きな「おめでとう」という掛け声が響き渡った。

    今回のツアーファイナル公演に対して仲川は自分が夢をみていたステージに立てたことの喜びを涙を溜めながらコメント。また、10月20日にアイドル10周年を迎えたばかりの櫻井も、初めてアイドルのオーディションに合格した日のことや、アイドルを一度辞めてアルバイトをしていたときのことを振り返りながら、「今日こうやって皆さんの前にアイドルとして立つことができて本当に嬉しく思っています。戻ってきて良かったなって思っています。私がずっとみんなのこと幸せにしたいって思っていた想いが今日少し叶えられたのかなって思って、みんなへの恩返しのひとつになってたら嬉しいです」とファンへ感謝した。最後には鎮西が「ここにいるみんなで幸せになっていきましょう!」と満面の笑みを浮かべ、グループにとって始まりの楽曲となる『君の明るい未来を追いかけて』をパフォーマンス。新たなステージへとステップアップする彼女たちの決意をファンに示した。ステージ後には仲川のお願いで会場の灯りを消し、ペンライトの光を見ることに。会場を照らす7色の光は、彼女たちの未来を照らす道標のようだった。

     

    9月の全国ツアーからファイナルの総動員数16,000人を超え、5月には日本武道館公演を控えるFRUITS ZIPPER。まだまだ進化し続ける彼女たちがこの先どんな“幸せな景色”を見せてくれるのか楽しみだ。

    <メンバーコメント>

    鎮西寿々歌 コメント 2周年という大きな節目に日本武道館に立てることが奇跡のようで、でもそれを本当なんだなって思えるのはいつも応援してくれるみなさんのおかげです。日本武道館に立てる女性アイドルグループとして恥じぬように最高のパフォーマンスをお届けするので全世界、全宇宙のみんな来てください!

     

    櫻井優衣 コメント アイドルの誰もが目標にする日本武道館のステージにデビュー2年で立てることが本当に信じられません。ファンのみなさんも一緒にその日を楽しみにしてくれてたら嬉しいです。武道館アイドルになれるように、これからもみんなで頑張ります!

     

    ■SET LIST OP OVERTURE M01 ぴゅあいんざわーるど M02 完璧主義で☆ M03 君の明るい未来を追いかけて M04 ふれふるサマー! M05 RADIO GALAXY M06 ハートのローラーコースター M07 We are Frontier – Tour Remix ver – M08 ずっと、ずっと、ずっと! M09 CO-個性 M10 ぴんきーれっど(月足天音・松本かれんユニット曲) M11 天真爛漫(鎮西寿々歌・櫻井優衣・真中まなユニット曲) M12 Bye-Bye(仲川瑠夏・早瀬ノエルユニット曲) M13 世界はキミからはじまる M14 うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー! M15 ハピチョコ M16 Re→TRY & FLY M17 skyfeelan M18 Going! M19 キミコイ M20 わたしの一番かわいいところ

    ENCORE M21 キミコイ M22 超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~ M23 君の明るい未来を追いかけて

      FRUITS ZIPPER Digital New Single「キミコイ」
  • FRUITS ZIPPER櫻井優衣のアイドルデビュー10周年プロジェクトが始動! 限定グッズの販売や記念イベントの開催も決定

    20.October.2023 | MUSIC

    2023年9月13日に発売した1st シングルCD「わたしの一番かわいいところ」がBillboard JAPAN Top Singles Salesで3位、オリコン週間シングルランキングで初登場4位を獲得するなど話題のアイドルFRUITS ZIPPERのメンバー・櫻井優衣が、2023年10月20日(金)にアイドルデビュー10周年を迎えることを記念し、1年間限定のプロジェクト「櫻井優衣 10th Anniversary -IDOL OF IDOLS- 」を始動する。   FRUITS ZIPPERの楽曲「ハピチョコ」で櫻井が歌うパート“なぁになぁに”から派生した“なぁぜなぁぜ”が「SNS流行語ランキング」の1位に選ばれ、フジテレビ系「ねる、取材行ってきます~TOKYO アイドルタイムズ~」にて現役アイドルに聞いた「とにかくカワイイと思うアイドル」で1位に選出されるなど、今年多くの話題を集めてきた櫻井優衣。 FRUITS ZIPPERは2022年4月に結成されたグループだが、櫻井優衣はFRUITS ZIPPERに加入する前からアイドル活動をしており、アイドルデビュー10年目となる10月20日(金)から1年間を“10周年アニバーサリーイヤー”として、様々な企画やイベントを開催する。   公開されたプロジェクト公式サイトでは、記念グッズの販売や、FRUITS ZIPPERメンバーからのコメントなどを掲載。櫻井優衣に向けて“10周年でやって欲しい事”などの要望を送ることができるリクエストページも設置されており、ファンと一緒に企画し、楽しむプロジェクトを目指す。   また、12月24日(日)にはライブイベントが決定。最新情報はFRUITS ZIPPER Official SNSをチェックしよう。

    <本人コメント>

    櫻井優衣 10周年を迎えました。 いつも応援本当にありがとうございます! 皆さんからいただいた大切なたっっっっっっっっっっくさんの思い出、辛い時も嬉しい時も、全部全部宝物で、その宝物達がずっと“過去の私”も“今の私”も支えてくれています。 全ての皆様への感謝をこめて、“10周年イヤー”陰ながら始動させていただいておりました! 皆様にたくさんの恩返しができますよう、これからの私をより楽しみにしていただけるよう、心を込めて。 事務所の皆さんと共に沢山考えさせていただいてるのでぜひ楽しみに待っていてください!♡   「櫻井優衣 10th Anniversary -IDOL OF IDOLS- 」公式サイト URL:https://yuisakurai-10th-anniversary.com/
  • FRUITS ZIPPER、1st シングルCD「わたしの一番かわいいところ」が『Billboard JAPAN Top Singles Sales』で3位を獲得!ファンへの感謝と愛を込めた全国ツアー・セミファイナル公演ライブレポート

    20.September.2023 | MUSIC

    2023年9月13日に発売したFRUITS ZIPPER 1st シングルCD「わたしの一番かわいいところ」が、Billboard JAPAN Top Singles Salesで3位を、オリコン週間シングルランキングで初登場4位を獲得した。「わたしの一番かわいいところ」は2022年4月にデジタルリリースされた楽曲となっており、TikTokで9億回再生、MVは1,300万回再生を突破している。

     

    現在FRUITS ZIPPERは、9月3日(土)よりグループ初の全国ツアー「FRUITS ZIPPER 1st JAPAN TOUR 2023 -AUTUMN- The parlor of FRUITS ZIPPER」を開催しており、9月16日(土)には、KT Zepp Yokohamaでツアーのセミファミナルとなる神奈川公演を開催した。

     

    今回のツアータイトルは「いろんな層があるパフェのように、メンバーの個性を見つけてほしい」という想いを込めて、『The parlor of FRUITS ZIPPER』と命名。すでに開催された大阪、愛知、福岡、広島、北海道公演は全てチケットがソールドアウト。神奈川公演もチケットが完売しており、2F席まで超満員のなかライブが行われた。

     

    メンバーカラーで彩られたレーザーが会場を駆け巡ると、8月に配信されたばかりの『ぴゅあいんざわーるど』からライブはスタート。アップテンポな楽曲で、いきなりファンの心を掴んだ。続け様に『完璧主義で☆』、客席と一緒にタオルを回す『ふれふるサマー!』を披露し、開始早々、会場は熱気に包まれた。

    MCではメンバーがツアーのテーマを説明するとともに、このツアーの為に用意されたステージ衣装を解説。パーラー店員をイメージしてエプロンなどが付けられた衣装は、メンバーごとに担当フルーツが存在しており、装飾としてもちりばめられている。そんなキュートな衣装に身を包んだメンバーたちはパーラー店員さながら「いらっしゃいませ〜!」と、ファンを甘くて幸せな時間へと迎え入れた。

     

    MCの後は、人気曲『ハピチョコ』でライブパートが再開。TikTokで話題を集めた楽曲ということもあり、多くのファンがサビパートでは一緒に踊っていた。一転して、『世界はキミからはじまる』ではしっとりとした歌声で客席を魅了。さらに、ツアー用にリミックスされた『We are Frontier』で色気あふれるダンス、『Going!』でクールな一面を見せた。この勢いのまま、ド派手なレーザー演出の中で『RADIO GALAXY』、ダンスパートからの『ハートのローラーコースター』と、一気に6曲を駆け抜ける。カッコいいからセクシーまで、普段のFRUITS ZIPPERからは想像のつかない様々な姿を見せ、今回のツアーテーマを言葉ではなくパフォーマンスで証明してみせた。

    圧巻のステージ後には、北海道で真中と仲川が酵素浴で命の危機を感じたエピソードなど、全国ツアーの思い出を話し、客席から笑いを誘う。また、鎮西からはCBCドラマ「Link!」で主演を務めることと、主題歌がFRUITS ZIPPERの『世界はキミからはじまる』であることが告知される。さらに、真中はメンバーそれぞれの出身地を回ったこれまでの公演を「メンバーの凱旋みたいになって、大きくなった姿を見せられたのは大きい経験だと思います」と振り返った。

     

    MCも落ち着き、「横浜盛り上がってるかー!」という仲川の掛け声とともに後半戦がスタート。『うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!』『Re→TRY & FLY』でファンのハートに火をつけると、『超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~』で盛り上がりを爆発させる。客席から大きな声でメンバーの名前が呼ばれたり、会場全体でクラップをするなど一体感が生まれた。ライブのラストを飾るのはシングルCDがリリースされたばかりの『わたしの一番かわいいところ』。この楽曲では特別にTikTok撮影がOKとなり、多くのファンがスマホをステージへ向けていた。FRUITS ZIPPERによるカラフルでキュートなパフォーマンスはTikTokで見ることができるはずだ。

    もちろんライブはこれで終わらない。客席からはアンコールが鳴り響き、ファンの熱意を受け取ったメンバーがステージに舞い戻ると新曲『CO-個性』を披露。『CO-個性』は『わたしの一番かわいいところ』『ハピチョコ』を手がけたヤマモトショウ氏がこのツアーのテーマに沿って作曲。メンバー7人が集まったからこそ出る個性が歌詞にも詰められている。振り付けも顔の近くで“C”と“O”を作るなどキャッチーなものになっており、大きな盛り上がりを見せた。また、パフォーマンス後のMCではメンバーたちが「COポーズを流行らせたい」と意気込んだ。

     

    FRUITS ZIPPERのライブではお馴染みの、会場全体でファンと一緒にTikTokを撮影した後は、「ずっとずっと会いたかったふるっぱー(ファン)へこの曲を送ります」と『ずっと、ずっと、ずっと!』をパフォーマンス。メンバーからファンに大きな愛を送った。そして、「最後の曲です。一緒に思い出を作りましょう!」と櫻井が客席に呼びかけ、本日のラスト楽曲『君の明るい未来を追いかけて』を披露。メンバーと一緒にファンも踊り、今日一番の盛り上がりを見せた。

    すべての楽曲が終わると、櫻井と仲川が感極まって抱きつく場面も。鎮西も「『君の明るい未来を追いかけて』という曲は始まりの曲でもあったので、その曲を歌いながら、いろんな箱(会場)でこの1年半やってきた記憶がバーっとフラッシュバックしてきて」と、目に涙を溜めながら語った。さらに、「まだツアーは終わってなくて、東京体育館で(ファンの皆さんと)会いたいなって心から思いました。1つ1つの思い出を、これからも私たちFRUITS ZIPPERと作っていきましょう」と、全国ツアー千秋楽への熱い気持ちを述べ、大きな拍手の中、パフェのように甘くて濃密な時間は幕を閉じた。

     

    このツアーで、さらに大きく成長したFRUITS ZIPPER。次はいよいよ10月28日(土)に開催される全国ツアー千秋楽・東京体育館公演が待っている。グループにとって初のアリーナ公演かつ、過去最大規模の会場で、メンバーたちが一体どんな個性を見せてくれるのか今から楽しみだ。

    Text: 黛雅俊

    Photo: ヨシモリユウナ

         

    初回限定盤

    通常盤

    メンバー盤

  • FRUITS ZIPPER 1st シングルCD『わたしの一番かわいいところ』より「ぴゅあいんざわーるど」を先行配信

    09.August.2023 | MUSIC

    9月13日(水)にリリースされるFRUITS ZIPPERの1stシングルCD『わたしの一番かわいいところ』より、収録曲「ぴゅあいんざわーるど」の先行配信がスタートした。

     

    本楽曲は、ロックバンドWiennersの玉屋2060%が作り出す、FRUITS ZIPPERの"ぴゅあ"な部分が詰まった楽曲。葛藤したりズッコケても、前向きな気持ちになれるようなハッピーソングになっている。

     

    ティザー映像

    楽曲の配信にあわせて、8月16日20:00にプレミア公開されるミュージックビデオのティザー映像も公開された。吉川エリが監督を務め、「原宿から世界へ」をコンセプトに掲げているFRUITS ZIPPERとして、レペゼン原宿を前面に押し出した映像となっている。

     

    今後YouTubeではメンバー別のティザー映像、Dance Practice等の動画も順次公開予定。今回の振り付けは、FRUITS ZIPPERの楽曲ではお馴染みのSACO MAKITAとカミヤサキによる共作となっている。最新情報はFRUITS ZIPPER公式SNSをチェックしよう。

     

    9月からスタートするFRUITS ZIPPERの全国ツアーは、ツアーファイナルとなる東京体育館公演を残して全会場チケットが完売。グループ初のアリーナ公演となるツアーファイナルのチケットは各種先行受付中なのでこちらもお見逃しなく!

     
  • FRUITS ZIPPER、1stシングルCD「わたしの一番かわいいところ」の 初回限定盤フォトブック&各形態のジャケットを解禁!世界へ“Kawaii”を発信するアーティスト・増田セバスチャンと初タッグ!

    27.July.2023 | MUSIC

    2022年のデジタルリリースからTikTokで8億回再生、MVは1,200万回再生を突破している「わたしの一番かわいいところ」を、1stシングルCDとして2023年9月13日にリリースするFRUITS ZIPPERが、初回限定盤に付属するフォトブックのコンセプトと、初回限定盤パッケージ、通常盤/メンバー盤7形態のジャケットを公開した。  

    初回限定盤

    通常盤

    メンバー盤7形態

      「一番かわいいパッケージ仕様」となる初回限定盤には、40ページにわたるフォトブックが付属。“あなたの一番(ほんとに)かわいいところ”と“わたしの一番(ほんとに)かわいいところ”をテーマに、2つの異なるFRUITS ZIPPERをアートで魅せるA-side/B-side仕様となっている。   A-sideでは、長年日本のKawaii文化を世界に発信し続け、ニューヨーク移住後も世界的に評価を受ける増田セバスチャンがコラボレーションアーティストとして参加。 撮影前にメンバーひとりひとりと言葉を交わすことで「目に見える可愛さのもっと奥底にある、個性や可愛さ」を探り、アートで表現している。デビュー当時の可愛さはそのままに、彼女たちの成長の中で垣間見える個性豊かな内面の魅力が感じられる作品に注目してほしい。増田セバスチャンは「Kawaiiは、自分だけの小宇宙。表面的な可愛さだけではない女の子たちの魅力が、そこに溢れ出ていると思います。(一部抜粋)」とコメント。世界に向けて“KAWAII”を発信する2組の初タッグとなった。   B-sideでは“いつもよりもっとかわいいFRUITS ZIPPER”を表現。メンバーカラーにリンクしたフルーツをモチーフとした、FRUITS ZIPPERのみずみずしさ、フレッシュさが感じられるビジュアルとなっており、かねてよりロゴやグッズデザイン、アーティスト写真などビジュアル面を手掛けるクリエイティブチームyenterが担当した。初回限定盤はホログラム三方背ケース&デジパック仕様でパッケージはA-sideのビジュアル、通常盤/メンバー盤7形態はB-sideのビジュアルがジャケットとなっている。  

    <増田セバスチャン コメント>

    Kawaiiは、自分だけの小宇宙。100人いれば100通りのKawaiiがあるように、 FRUITS ZIPPERの7人の個性と魅力を探るため、一対一の会話から始めました。 ぜひフォトブックを開いて、彼女たちの言葉とアートワークを照らし合わせてみてください。 表面的な可愛さだけではない女の子たちの魅力が、そこに溢れ出ていると思います。   秋には初の全国ツアーを控えており、ツアーファイナルとして東京体育館でのワンマンライブを発表したFRUITS ZIPPER。ツアーと連動したCDの予約会も全国各地で開催している。予約会の詳細なスケジュールはFRUITS ZIPPERの公式note(https://note.com/fruits_zipper/n/n362c0feecd76)でチェックしてみてほしい。    

    <FRUITS ZIPPER Profile>

    アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生した新アイドルグループ。   グループのプロデューサーは、元むすびズムのリーダーとしてのアイドル活動を経て、「KAWAII LAB.」の総合プロデューサーを務め、モデル・タレントとして活動する木村ミサ。グループ名は、「実を結ぶ」という意味を持つFRUITに、「元気を与える」という意味のZIPを組み合わせ、FRUITS ZIPPERと命名された。   「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。   FANCLUB:https://kawaiilab.asobisystem.com/ Twitter:https://twitter.com/fruits_zipperInstagram:https://instagram.com/fruits_zipper YouTube:https://www.youtube.com/@fruitszipper3040 TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSen7dJAT/ Facebook:https://www.facebook.com/FRUITSZIPPER/