六本木アートナイトを極彩色に染めた蜷川実花×異色肌ギャルのコラボレーションに注目

03.October.2017 | FASHION / SPOT

9月30日(土)〜10月1日にわたって、港区六本木で開催された「六本木アートナイト2017」にて、同イベントのメインプログラム・アーティストを務める「蜷川実花」が演出を手がけたパフォーマンス「TOKYO道中」に、いまネット上で話題の「異色肌ギャル」が出演。まさに極彩色×極彩色の見事なコラボレーションが実現した。

 

モデルやライターとしても活動する「miyako」によってプロデュースされたプロジェクト「異色肌ギャル」。2017年6月に新宿歌舞伎町「蓮」にて撮影された写真がネットニュースやtwitterを中心に大きな話題を呼び、世界中から注目を集めている。

六本木ヒルズアリーナに設置されたメインステージは、蜷川実花の鮮やかな世界が観客を非日常の世界へと誘う大規模なインスタレーション作品となっており、18時と19時45分の2回に渡ってこのメインステージを使ったパフォーマンス「TOKYO道中」が行われた。

 

「映画 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」のオープニングテーマ「川井憲次 / 謡I」が流れ、会場が幻想的な雰囲気に包まれるなか、異色肌ギャルほか、KUMI、ちびもえこ、GIMICO、檜山晃、竜電、山田葵、MASHUFO、キリコガール、An’’z、POILABらが出演。

 

超満員となった六本木ヒルズアリーナの会場からは、どよめきと歓声があがる夜となった。

 

■Information

<六本木アートナイト2017>

http://www.roppongiartnight.com/2017/

 

<蜷川実花 / TOKYO道中>

http://www.roppongiartnight.com/2017/programs/6578

 

photo by.レアメタル伊藤

photo by @lmskii

 

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    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

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      時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?   ©2023 Eguchi Hisashi
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    DANDELION PROJECT

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