DA PUMP、新曲「U.S.A.」の振り付け動画公開

14.June.2018 | MUSIC

3年半ぶりのニューシングルで、グループ史上初のユーロビート楽曲に挑戦し「U.S.A.」を6月6日にリリースしたDA PUMP。ジャケットの公開から始まり、ミュージックビデオの発表と共に“このダサさはどうしたのか?”“本気なのか?”“計算なのか?”と発売前からSNSで物議を交わした。“なぜか頭から離れない〟〝中毒性がある〟〝ダサくてやばい〟から“ダサかっこいい”と中毒になる人が続出している。

リリースされてから1週間だが「U.S.A.」が各デジタルチャートを席巻中。iTunes 週間ソング・ランキング、トップミュージックビデオランキングで 1位を獲得した他、Spotify バイラルチャートやApple Musicトップビデオランキング でも1位を獲得した。

 

ミュージックビデオ「U.S.A.」がYoutubeでの再生回数も順調に伸びており、5/16の公開から3日間で視聴回数100万回を突破。6月12日の現時点では、713万回以上が再生されている。そしてこの話題のダンスの振り付け動画「話題のダンスを一緒に踊れるU.S.A.ダンスミラーVer.」が公開された。

 

8月18日には「a-nation 2018」への出演も決まったDA PUMP。話題の“イイね!ダンス”を習得して、ライブに参戦しよう!

 

■InformationU.S.A.

価格:

U.S.A. 初回限定生産盤A (CD+DVD) ¥1,944(税込)

U.S.A. 初回限定生産盤B (CD+DVD) ¥1,944(税込)

U.S.A. 通常盤 (CD only) ¥1,080(税込)

DAPUMP / U.S.A. Dance -Mirror ver.- :youtu.be/LPr_UZkmVn8

DA PUMP公式サイト:http://dapump.jp/

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  • 中毒者続出!DA PUMPの新曲「U.S.A」がSNSで話題

    22.May.2018 | MUSIC

    DA PUMPが6月6日(水)に3年8カ月ぶりにリリースするニュー・シングル「U.S.A」。楽曲のミュージックビデオはSNSを中心に話題になり、YouTubeでは公開から3日で再生回数50万を突破している。

    発端になったのが、一部のハロプロファンによる投稿。中毒性全開の楽曲と7人によるフォーメーションダンスが、ハロプロファンのハートを鷲掴み!YouTubeのコメント欄やSNSは「ハロプロ」「ハロオタ」「ハロプロ感」といった「ハロプロ」関連ワードで埋め尽くされている。

    DA PUMP   U.S.ADA PUMP   U.S.A

    「ハロプロ全盛期の男版的な曲」「つんく♂氏の作風を思わせる楽曲」「ISSA相変わらず歌上手いし、踊りにキレがある」「計算され尽くしたダサさが中毒性あり過ぎ!」とSNSでも絶賛の声が飛び交っている。

    DA PUMP   U.S.ADA PUMP   U.S.A

    DA PUMPは現在、「U.S.A.」のリリース記念イベントを開催中。6月9日(土)の神奈川・たまプラーザテラスなど5会場で開催されるので、新曲のダンスを生で見てみよう!

     

     

    ■Information

    U.S.A.

    リリース日:2018年6月6日(水)

    価格:初回限定生産盤A(CD+DVD)¥1,944(税込)

       初回限定生産盤B(CD+DVD)¥1,944(税込)

       通常盤(CD)¥1,080(税込)

     

    U.S.A.ミュージックビデオ

    https://www.youtube.com/watch?v=sr–GVIoluU

     

    DA PUMP オフィシャルサイト

    http://dapump.jp/

  • 【MMNインタビュー】世界照準の音作りを続けるw-inds. J-POPと海外ポップスの絶対的違いとは?

    22.January.2018 | FEATURES / MUSIC

    2001年のデビュー後、その人気を日本のみならず、台湾、香港、韓国、中国、ベトナムなど東南アジア全域に拡大させ、海外でも数々の賞を受賞しているw-inds.。近年は橘慶太が楽曲のセルフプロデュースを手がけており、トロピカルハウスやフューチャーベースなど、世界的トレンドともリンクする先鋭的なサウンドを日本語ポップスにうまく落とし込み、音楽ファンから新たな支持を得ている。今回はメンバー3人にインタビューを敢行。世界に目を向けたさまざまな活動の意図を尋ねた。

     

    取材・文 / 鳴田麻未

     

    メインアー写

     

     

    ■曲作りのスタートは「次、w-inds.が何をやったら面白いか」

     

    ――現在のw-inds.は、世界に照準を合わせた曲作りをしていると言って差し支えないでしょうか?

     

    橘慶太(以下、慶太):最近の曲は僕が作詞・作曲・プロデュースまで全部作ってるんですけど、その作り方が海外のダンスミュージックのトラックメイカーと同じ方法なんですね。向こうのサウンドが趣向として好きだし、そのほうが踊りもハマりますしね。

     

    千葉涼平(以下、涼平):うん、今流行りのダンスがね。

     

    緒方龍一(以下、龍一):むしろデビュー当時、J-POPで踊るってことの難しさに直面するほうが多かったんです。ビートなのか歌詞なのかメロディなのか、どこをつまんでいけば良くなるのかなとずっと試行錯誤してましたけど、ここ最近の曲は踊っていても気持ちいいし、踊れるようなトラックありきのパフォーマンスになってると思います。

     

    ――例えば1曲作るとき、今はどういう作業から取り掛かっているんですか?

     

    慶太:イメージですね。次、w-inds.が何をやったら面白いか。今まさに次作の制作中なんですけど、「We Don’t Need To Talk Anymore」とか「Time Has Gone」は良い感じで受け入れてもらえたけど、同じようなことをやっても面白くないし、w-inds.らしさもありつつ「こうきたか」ってリスナーに思わせる部分は絶対出したいので、まず「次に何をやったら面白いか」という着想から始まりますね。それがすぐ思いつくときもあるけど、全然思いつかず、どこに行くのが正解かわからないときもあります。

     

    龍一:慶太は常にそれ考えてるよね。

     

    ――具体的にはトラック重視で作られているそうで。

     

    慶太:はい。もちろん音楽の顔って歌だとは思うんですけど、僕はもともと曲のビートを聴いちゃうクセがあって。キックとかベース、主に低域の音の鳴り方が、J-POPと海外のサウンドで一番違うところなんですよね。海外のトラックメイカーの作品は、音数は少ないんだけど1つひとつの音がしっかりしてるものが多くて、対してJ-POPのトラックメイカーはいろんな音を入れて派手にするっていう傾向があるんですね。そこで聴感の違いが出てくるんです。なので、w-inds.の曲も基盤となる音をしっかり作ることは重視してます。ドラムの音色を探すために1日費やすことも。細かい音と音を組み合わせて、ドゥン、ドゥン……ってずーっと打ち込んでます(笑)。

     

    ――トラックを仕上げる際はどんなことを意識してますか?

     

    慶太:僕は、「楽曲の命は10秒」っていう持論があって。イントロでもいいしフックでもいいから、人をつかめる10秒を作らないと、たくさんの人には届かないと思ってるんです。例えばチャート番組で曲が紹介されるとき、だいたい5秒くらいで終わっちゃうけど、その一瞬で「なんだこれ!?」と思ってもらえるようにするにはどういう音がいいんだろう。そこは常に考えて作ってますね。

     

    ――コアな手法も入れるけど、ポップスとしてキャッチーさも追求していると。

     

    慶太:そうですね。やっぱりアメリカのポップミュージックがすごい好きなんでしょうね。実はインストとか聴いてると、どうしても自作のメロディを乗せたくなるんです(笑)。「このコード進行いいな」とか思うと、キー取って、「このメロディがハマったら完璧じゃん!」って。

     

    涼平:それ職業病じゃん!(笑)

     

    龍一:もはや“聴いて”ないね。

     

    慶太:そう、最近はフツーに音楽を聴けなくなっちゃって。音楽が鳴ったら、コードとか、使ってる楽器とか、メロディの流れとか、すぐ分析を始めちゃうんで。悲しいことに、曲聴いてイエーイ!とかなった覚えがもうここ数年ないですね(笑)。

     

    龍一:昔からそういうタイプだよね。パーティとかも行かないし、他の人のライブ見ても分析するし。

     

    ――千葉さんと緒方さんはそういうことないですか? 曲を聴いて、自分ならどう踊るかを考えたり、振付を分析したり。

     

    涼平:「どう踊ろう?」はないなぁ。勝手に体動くことはあるけど。

     

    龍一:でもテレビとかライブでダンスグループを見るときは、どういうテンションなの? 楽しむ側なのか、分析側なのか。

     

    慶太:「あ、あいつ失敗したな」とか思うでしょ?

     

    涼平:失敗したけど……そういうこともあるよね、と思うよ(笑)。粗は探さないけど、まぁ見えちゃうね。

     

    ■チャレンジして変わっていくのがw-inds.のスタイル

     

    ――2014年あたりから音楽性がエッジの効いた方向にソフトランディングしていったと感じてるのですが、それによってライブの演出やダンス、パフォーマンス面はどう変わりました?

     

    慶太:ライブの演出はアルバムを作ってる段階でだいだいイメージしてて、その都度投影させてるんですけど、パフォーマンスもアルバムの内容次第でどうとでも変わりますね。例えば「Timeless」(2014年7月発売)と「Blue Blood」(2015年7月発売)ってアルバムは生音に近いサウンドというか、80年代のファンク&ソウルを現行のサウンドでリバイバルしたような作品で。そのときのライブはあえて映像演出を使わず、照明とバンドのアレンジで魅せる、アンプラグドな感じにして、自分たちも踊りを極力減らすっていうことにチャレンジしたんですね。で、次の「INVISIBLE」(2017年3月)は真逆というか、全体的にデジタルな演出が多くて。自分たちは常にアルバムでその1年の路線を決めるというか、音楽性もファッションも、今年のw-inds.はこう行くんだっていうのをアルバムで提示してる気がしますね。

     

     

    ――かなりコンセプチュアルなグループなんですね。

     

    慶太:コンセプチュアルなんだけど、作品ごとにコロコロ変わるっていう(笑)。デビューから今まで、本当にいろんなコンセプトでやってきたので、15周年ライブとかはセットリストを組むのが大変でした。サウンドがいろいろすぎて。

     

    ――そんな中でも、変わってない、変えたくない主軸というと何でしょう?

     

    慶太:歌って踊る……ことかな? でも究極、楽器持ってやっても僕はw-inds.はw-inds.だと思うし、なんだろうなあ。まぁ、3人でとにかく何かするっていうことですかね。

     

    龍一:うん。

     

    涼平:そうだね。規制がないグループだよね(笑)。

     

    慶太:逆にチャレンジして変わっていくのが自分たちのスタイルだって、最近強く思うんです。ひとつの考えに囚われたり、ひとつにジャンルに絞りだしたりしたら、w-inds.が大切にしてるもの=“変わる”“チャレンジ”がなくなるなんじゃないかって思いますね。

     

     

    後編へ続く

     

    ■Information

    w-inds.

    Official site:http://www.w-inds.tv/

     

    DVD発売中「w-inds. LIVE TOUR 2017 “INVISIBLE”」

    初回盤DVD [2枚組]

    特典映像:「Time Has Gone」LIVE ver.コレオ映像 / ツアーパンフメイキング映像

     

    通常盤Blu-ray [1枚組]

    通常盤DVD [2枚組]

    特典映像:メンバー視点のツアーメイキング映像(計30分)

    http://www.w-inds.tv/discography/dvd_vhs/

  • 【MMNインタビュー】w-inds.が見据える、世界対応のエンタメ構築「既成概念を取り払って道筋を作っていきたい」

    23.January.2018 | FEATURES / MUSIC

    2001年のデビュー後、その人気を日本のみならず、台湾、香港、韓国、中国、ベトナムなど東南アジア全域に拡大させ、海外でも数々の賞を受賞しているw-inds.。近年は橘慶太が楽曲のセルフプロデュースを手がけており、トロピカルハウスやフューチャーベースなど、世界的トレンドともリンクする先鋭的なサウンドを日本語ポップスにうまく落とし込み、音楽ファンから新たな支持を得ている。今回はメンバー3人にインタビューを敢行。世界に目を向けたさまざまな活動の意図を尋ねた。

    前編はこちら

     

    取材・文 / 鳴田麻未

     

     配信メイン(大)20170523_1srgb

     

     

    ■無料でもいいからどれだけの人に聴いてもらえるかが、今の音楽の価値

     

    ――w-inds.はプロモーション施策でも世界に目を向けた動きをしていますよね。例えば昨年は「We Don’t Need To Talk Anymore」のリミックスコンテストを実施しました。リミックスコンテストは、海外の音楽サービスや、Aviciiやビヨンセといった有名アーティストがやったことで広まったものでもあって。

     

    慶太:そうですね。なかなか日本のメジャーシーンではなかったので、やりたいなっていう気持ちが強くて。あれをやったことで良いトラックメイカーと出会えましたし、チャンスが欲しいと思ってる人はごまんといるというか、機会を与えてもらってないだけで才能はあるトラックメイカーがたくさんいるというのを感じることができました。

    僕がトラックを作り始めたのは5年ぐらい前なんですけど、自分がすでにデビューしてたから周りにプロの人がたくさんいて、そのノウハウを全部教えてもらえたので、普通の初心者より有利だったんですよね。だから同じように、トラックを作る人たちにもっとプロのノウハウを与えられる環境があれば、刺激し合えて、今僕がやってる音楽の幅もより広がるんじゃないかなと感じてリミックスコンテストを開催しました。募集のときに、1個1個の楽器ごとにサウンドをバラしたパラデータを配布したんですね。それは、トラックをこれから作り始めますっていう人にも、プロの人が作ってる音を細かく見られるようにっていう意図だったんです。やっぱり新しいトラックメイカーがどんどん育って出てきてもらうには、プロのノウハウを見せたり教えたりすることが大切だなと改めて思いましたね。

     

    ――さまざまな解釈のリミックス音源が集まったと思いますが。

     

    龍一:それはもう、もう、もう……。送ってくれた音源は今も全部iTunesに入ってるから、シャッフルで流れてくるんですよ。たまに「お! けっこういいイントロだな」と思ったら自分たちの曲だったりしてびっくりする(笑)。

     

    ――9月の「Time Has Gone」リリース時も、慶太さん自身が手がけた「Time Has Gone “Future Pop Remix”」を対象にSpotifyで全世界シェアキャンペーンというのをやっていましたね。

     

    慶太:はい。Spotifyっていうツールは今、世界のストリーミングでナンバーワンじゃないですか。こんなこと言うと語弊があるかもしれないけど、僕はSpotifyで聴かれることがCDを売るよりも一番価値が高いと思ってるんですね。無料でもいいからどれだけの人に聴いてもらえるかっていうのが、今の音楽の価値だと思ってて。そういう意味で、ストリーミングサービスにより特化したことはやりたいなという気持ちがあって、それでこの施策をやりました。

     

    龍一:結果、日本国内と台湾のバイラルチャートで1位、香港で最高4位になりました。楽曲がどの国で多く聴かれたかっていう統計では、日本に次いで2位がアメリカ(当時)なのも意外でしたね。

     

    慶太:個人的には、CDが売れないと言われる時代なので、いろんな音楽の売り方があっていいかなと思っていて。例えばパラデータを売るとかも面白いかなって。自分がトラック作ってるからこそできることですよね。今のw-inds.の武器は「曲が作れること」だと思っていて。となると、一番は曲が聴かれること。曲を作って、いろんな人の協力を得てバラまいて聴いてもらうっていうのが、一番僕がやりたいことというか、やるべきことだと思ってます。それで「This Love」ではAWAとコラボレーションしたり、ストリーミングサービスを使った戦略にチャレンジしてるって感じですね。

     

     

    ■必要なのは“J-POP”という概念の再構築

     

    ――w-inds.は、2001年にデビューして3年後と、早い段階からアジア各国に進出していますよね。中国、香港、台湾、韓国などで原盤をリリースし、数々の国の音楽アワードを受賞してきました。アメリカのポップスに近い今の音楽性になったのも、支持を得ているアジアでそういうサウンドが主流だから、ある種必然という気もしていて。

     

    慶太:そうですね。感覚として、2004年から2007年あたりは、アジアのフェスに出たらJ-POPがダントツカッコよかったんですよ。失礼な話ですけど、中華圏のサウンド、トラックは素人っぽいものも多くて。歌はみんなうまいですけど。

     

    龍一:バラードが多いしね。それが年々「あれ? みんな音カッコよくなってきたな」「PVも良くなってきたな」「もしかしたら、J-POP抜かれてるんじゃね?」って……。

     

    慶太:そうそう。エンタテインメントのレベルが上がっていってるのを目の当たりにして。その焦りはちょっとあったかもしれないですね、自分たちがこういうサウンドをやるようになった理由のひとつに。

     

    ――アジア諸国はどういうわけで音楽改革がなされたんでしょうね? 欧米のトレンドを取り入れるのがうまくなった?

     

    慶太:たぶんインターネットでの情報収集がみんなうまくなったんじゃないかなあ。それと日本の音楽って、ミリオンがバンバン出てすごく売れた時期があるじゃないですか。その音楽が、売れすぎたゆえに当たり前になっちゃって、それ以外がJ-POPじゃないみたいな括りが(進化を)止めちゃってるのかなと僕は感じますね。日本人の僕らがやってる音楽は極論いつでも“J-POP”なはずなんですけど、今の僕らを“J-POP外”とする概念が……。

     

    龍一:確かに! 売れたときの音楽をいまだに引きずってる感あるね。

     

    慶太:それが一番惜しいと思いますね。そこを一回取り払って再構築していかないと、世界に対応できるサウンドやエンタテインメントっていうのはなかなかできないんじゃないかなと。

     

    ――海外活動が豊富な分、日本と海外双方の良さを知っている皆さんですが、それぞれどんな特徴があると思いますか?

     

    龍一:日本のステージセットは安全ですごいですよ! アジア圏は大雑把なんで……。

     

    涼平:あはは(笑)。アクシデントにも慣れたね。お客さんに関しては、海外の人は良いパフォーマンスをしたら素直に評価してくれるから、逆にアウェイでもやりやすいとこがあるね。

     

    龍一:確かに。それから日本人はやっぱりいい人ばっかり。僕、今まで携帯電話2回落として、2回とも返ってきてるんですよ。電車の中に財布忘れたこともあるけど、そのまま戻ってきたし。日本以外では考えられないことだなって。

     

    慶太:真面目だよね。あと気が利くというかさ。ウォッシュレットとか温かい便座とかを発明したり。

     

    龍一:人のこと考えるよね! 察しと思いやりだよね。

     

    慶太:僕たちも日本人なので、そこを大切にしていくべきだと思うんですよ。何かで海外に出たいって思ってる人も、アメリカンスターを真似てムチャクチャなこと言ったりやったりしても勘違いで、日本人らしく海外でやるっていうのがいいと思う。僕はそういう意味で日本人らしい音楽の作り方の研究を重ねてるんです。海外のトラックメイカーがワイワイ言いながら作るスタイルが必ずしも正解だとは思ってない。周波数とか調べて職人的にやるタイプなんですよね。

     

    ■2017年はw-inds.のターニングポイントだった

     

    ――訪日外国人は年々増加してますし、2020年の東京オリンピックはジャパニーズカルチャーに世界が興味を持ち、触れる大きな地点になります。そんなとき、w-inds.は音楽シーンの中でどうありたいですか?

     

    慶太:今とやってることは変えたくないですね。この音楽性を、やりたいけどいろんな事情でやれないって人はたくさんいると思っていて。よくあるのが「日本で売れる曲を作らなきゃダメだ」とか、そういうことを言われるケースはまだ多々あるんです。それを極力取り払えるように僕らが最初に道筋を作っていきたい。ただ、最終的に大きな波を作るのは僕らより下の若者だと思うんです。そういう人が現れたときに健全に音楽を作れる、やりやすい環境を作りたいですね。J-POPの裾野を広げる、いいやり方なんじゃないかなと思います。

     

    ――2017年の活動を振り返ってみていかがでしょうか。

     

    涼平:慶太が作品を作って世に出したことで、コアなファンの人たち以外のところに明らかに届いてるって実感できましたね。今まで届いてほしいけどなんで届かないんだろうって思っていたところに、純粋に楽曲の良さで評価してもらえたのは本当に喜ばしいし、昨年までとは違う動きになってますね。

     

    慶太:w-inds.にとってターニングポイントになる1年だったと思います。世間的な見え方もそうですし、自分たちの意識だったり考え方も大きく変化した年だったので。

     

    ――2018年はどんな方向に動いていくのか、心から楽しみにしてます。

     

    慶太:ずっとやってきたこと+α、毎年何か足していこうって決めていて。幅が広がっていくけど、歌や踊りという基礎の部分もちゃんと大切にできてるのは、17年間長くやってるからこそだとは思います。リスナーの方に「こうきたか」と思わせることは常に狙ってるので、これからの動きも楽しみに待っててほしいです。

     

    ■Information

    w-inds.

    Official site:http://www.w-inds.tv/

     

    DVD発売中「w-inds. LIVE TOUR 2017 “INVISIBLE”」

    初回盤DVD [2枚組]

    特典映像:「Time Has Gone」LIVE ver.コレオ映像 / ツアーパンフメイキング映像

     

    通常盤Blu-ray [1枚組]

    通常盤DVD [2枚組]

    特典映像:メンバー視点のツアーメイキング映像(計30分)

    http://www.w-inds.tv/discography/dvd_vhs/

     

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  • DA PUMPとLeadが参加し話題!w-inds.「The Christmas Song」先行配信スタート

    25.November.2021 | MUSIC

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    w-inds.がデビュー当時にライブのオープニングアクトを務めた先輩DA PUMPと、w-inds. 1st tourでオープニングアクトを務めた盟友Leadとの20周年ならではの胸熱コラボでリリース前から大きな話題になっていた楽曲。三組が縦横無尽に絡み合うホームパーティーのような和気あいあいとした雰囲気で、今年のクリスマスソングの大本命曲になりそうだ。配信ジャケットはDA PUMPのU-YEAHが手掛け、それぞれが歌うパートはそれぞれが作詞も担当している。

    そして「The Christmas Song(feat. DA PUMP & Lead)」のミュージックビデオも完成した。アルバム「20XX “We are”」リリース後の11月27日(土)20:00にプレミア公開される。

     

    The Christmas Song (feat. DA PUMP & Lead) / w-inds.(Official Music Video)
    https://youtu.be/3uE9FhIv-dU  *11月27日20:00プレミア公開


    さらに12月29日(水)にはw-inds. Online Show「20XX”We are”」が開催される。国内外で大反響を巻き起こした、アニバーサリーイヤーを象徴する3月14日(日)デビュー20周年記念日の伝説的なOnline Showから約9ヶ月。w-inds.が提示する次なるOnline Showはw-inds.ファンでなくとも全音楽ファン必見と言える。2021年の年末は形を変えながらも進化を続けるw-inds.のパフォーマンスを堪能してほしい。
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    DA PUMP   U.S.ADA PUMP   U.S.A

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    DA PUMP   U.S.ADA PUMP   U.S.A

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    ■Information

    U.S.A.

    リリース日:2018年6月6日(水)

    価格:初回限定生産盤A(CD+DVD)¥1,944(税込)

       初回限定生産盤B(CD+DVD)¥1,944(税込)

       通常盤(CD)¥1,080(税込)

     

    U.S.A.ミュージックビデオ

    https://www.youtube.com/watch?v=sr–GVIoluU

     

    DA PUMP オフィシャルサイト

    http://dapump.jp/

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