SCANDAL HARUNA初写真集 「SOMEWHERE」発売記念イベント開催

21.August.2018 | MUSIC

今月8月10日、SCANDAL HARUNAにとって30歳の誕生日であるこの日、ファースト写真集「SOMEWHERE」が発売。先日18日に東京・HMV&BOOKS SHIBUYA 6F イベントスペースにて本書の発売記念イベントが行われた。

 

10代に絶大な人気を誇るガールズバンドSCANDAL のフロントマンとして20 代を駆け抜けたHARUNA。本書は、日本でのツアーを終え、30歳を目前に旅に出たHARUNAを写真家オノツトムが写しとった一冊。今の彼女を表す言葉は、“ここではないどこかへ”という意味の「SOMEWHERE」。

バンド活動で得た自信。挫折しても屈しない勝ち気さ。何ごとも真っ直ぐに見つめようとする眼差し。少女のような笑顔。「バンド」のこと、「仕事」のこと、「恋」のことなどについて自然体で語ったロングインタビューも収録。

本書は予約を開始すると同時に注文が殺到し発売前に重版が決定。東京と大阪で行われる発売記念イベントもすぐさま予定人数に達するなど、人気の高さを伺わせた。

イベントの前に行われた囲み会見にはマスコミが16社出席。音楽以外の囲み会見は初めてということで「緊張していた」というHARUNA。写真集を出した感想について「少しホッとしています。予約の段階で増刷が決定したり、自分の目でファンのみなさんが買ってくださっているのを見て、すごくうれしかったですね」と語った。撮影のエピソードについて「夕日をバックに撮った写真があるんですけど、どんどん夕日の色が変化していって、すごくドラマチックな景色になっていくのが印象的で。あの撮影は忘れられないです」など、コメント。

インタビュー

――イベントを終えての感想は?

囲み以上は思ってた以上にすごく緊張しました(笑)。CDリリースのときとは全然違う角度での質問とか、距離感とか、すごくいい経験ができたなと思います。イベントは、すごくたくさんのファンの方が来てくださって。すでに買って見てくださった方や、同じ年の女の子と『一緒に30代がんばりましょうね』って話もできました。『この本を読んでもっとファンになりました』って言ってもらえたのもすごくうれしかったですね。写真集の中のインタビューでは、普段ライブで見せる姿以外にも、もうちょっとパーソナルなことも話しているので、そういう素の自分も含めて好きになってもらえるというところでも、今回本を出してよかったなと思いました」と語っていました。

 

――初写真集を発売した感想は?
少しホッとしています。自分一人で何かを発売したり、曲以外でリリースさせてもらうことが初めてなので、どれくらいの人が見てくれるのか想像ついてなかったんですけど、予約の段階で増刷が決定したり、発売後に自分の目でファンのみなさんが買ってくださっているのを見て、すごくうれしかったですね。

 

――写真集を出すことになったきっかけは?
マネージャーから話をいただいたんですが、その頃「もうすぐ30歳になるね」って話をしていていて。「ライブをやっていても楽しそうだしキラキラしていて今のHARUNAはすごくいいと思う」と言ってもらったので、そんな自分にもうちょっと自信をつけようと思って、写真を出そうという決断に至りました。

 

――セブ島での撮影の思い出は?
2日間という弾丸スケジュールだったんですが、すごく楽しくて。一番思い出に残っているのが、写真集の最後のほうのページに夕日をバックに撮った写真があるんですけど、どんどんバックの夕日の色が変化してすごくドラマチックな景色になっていくのがすごく印象的で。あの撮影は忘れられないです。

 

――お気に入りの写真は?
この写真だけじゃなくて、夜のプールで撮った写真がすごくお気に入りです。まず水着で写真を撮ること自体も初めてだったし、夜のプールで照明も全然ない中でどんな写真が撮れるんだろうなってすごく未知だったんですけど、こんなに鮮やかに撮れてるとは思わなかったし、水の中までちゃんと撮れていてすごく神秘的だなと。アートな写真が撮れたのが大満足です。

 

――ほかのメンバーからの反応は?
「30歳になってこういう形で発信できるのってすごいよね」って言ってもらいました。

 

――写真で自分を表現するということについてどうですか?
正直、「バンドのメンバーが写真を出すのはどうなんだ」って言われるんだろうなって、思ってたんですけど、自分たちは、“バンドだから〇〇しちゃいけない”とか“バンドだからこうあるべきだ”というものをある意味壊して活動してきた自信があるので、こういった形でバンドのボーカルが写真集を出すってこともある意味自信を持ってやりました。生きてきた中で今が一番人生楽しめてるなって気がしているのでそういう姿を単純に見てもらえたらなと思っています。

 

――水着での撮影に抵抗はありましたか?
そのためにジムに通ったり、体を鍛えたりしたので、抵抗というよりは楽しんでできました。実際写真を撮ってもらっても、意外と自分は写真を撮られるのが好きなんだなっていうのもわかったので、いい発見でした。

 

――写真集の発売は今後何かにつながりそうですか?
つながるというか、あまりもう怖いものはないなという感じがしています。

 

――写真集の出来は何点ですか?
100点満点でいいですか? 100点です。自信を持ってお届けします。

 

――30歳を迎えての抱負は?
30代を迎えてからも、変わらず活動していくっていうのが今の目標でもありますし、例えば結婚とか出産とかも経験した上で、音楽を続けていくのが今の目標です。35歳くらいまでには結婚して出産したいなと思っています。

 

――音楽以外で新たに挑戦したいことは?
この数年で旅をすることが好きになって、自分でも旅行に行ったりとか、そういうことが好きになったので、「アナザースカイ」じゃないですけど(笑)、そういう旅番組はやってみたいですね。

 

――改めて今後の展望を教えて下さい。
SCANDALとして10年続けてこれたのもある意味奇跡的なことだと思うんです。女の子4人で10年音楽をやってきたっていうのは並大抵のことではないと思っていますし、その間に同期で解散してしまったバンドもたくさんいるので、10年続けてこれたことに自信を持って、この4人で続けられるところまで続けていくっていうのが今後の展望です。

 

今なお多くの人を引き付けてやまないHARUNAの魅力がたっぷり詰まった写真集「SOMEWHERE」。気になる人は是非チェックしてみて!

 

■Information
SOMEWHERE販売場所:全国の書店、ネット書店およびBOOKぴあ
発売日:8月10日(金)
価格:2500円+税
BOOKぴあ:http://piabook.com/shop/g/gZ9784835638768/セブンネットショッピング:https://7net.omni7.jp/detail/1106909205
Amazon:https://amzn.to/2KTs48r

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    取材・文 / 鳴田麻未

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    ■海外の人は「アニメのキャラクターが演奏してる」って感覚があったんだろうな

    ――SCANDALの結成10周年特設サイト(http://scabest47.com/)の「HISTORY」欄では、「JAPAN」と「WORLD」の活動歴が並列で紹介されてますね。そのくらい海外活動が盛んなバンドなんだなと改めて感じます。まず、初の海外アクションが、2008年メジャーデビュー前に全米6都市ツアーってすごいですね。

     

    RINA(Dr, Vo):初ツアーがアメリカだったんですよね。日本でもまだツアーしたことがないインディーズバンドなのに。そのときはもう場所に関係なく、毎回やることを必死にやり終えていくっていう感じだったんですけど、当時から海外とのつながりっていうのは強いバンドで、その年から毎年欠かさず海外には行ってるんですよ。最初の頃はまだ子供だったんで訳もわからずって感じではあったんですけど、徐々に無視できないものになっていって。海外にコピーバンドがいたり、YouTubeで見て好きになってくれたっていうお客さんが自分たちの想像を超えるような人数集まってくれたり。私たちは基本的に「求めてくれる人がいるところにライブしに行きたい」っていうスタンスなので、国内外でボーダーラインを作らずに、ライブ中心に活動を続けてきてるっていう感覚はあります。

     

    ――なるほど。細かく見ると、最初の数年は「Japan Expo」「AM2」といったジャパニーズカルチャーのイベントへの出演が多かったですね。制服風コスチュームを着て活動していた頃ですよね。

     

    MAMI(G, Vo):そうですね、“制服期”(笑)。アニメの主題歌をやっていた頃なので、そのつながりもあって日本のカルチャーを紹介するフェスに呼ばれてライブすることが多かったですね。

     

    TOMOMI(B, Vo):初期の頃、MySpaceのSCANDALの公式ページに、自分たちのアニメーションみたいなのを作って貼ってたんですよ。それに海外の方が反応してくれることも多かったので、「アニメーション」が日本のカルチャーとして世界に浸透してるんだなって感じてましたね。

     

    ――国際的な場に出て、日本の文化、ひいては日本のガールズバンド文化って海外でニーズがあるんだなと肌で感じてました?

     

    HARUNA(Vo, G):まだその当時は自分たちも無自覚で、単純に呼んでもらえることがうれしい、いろんなところでライブできるっていうことに喜びを感じて行ってましたね。ガールズバンドとしてちゃんと海外に向けて意識し出したのは、わりとここ最近かもしれません。

     

    RINA:ワンマンライブやるようになってから、その意識が強まったと思いますね。海外のお客さんの層も変化していって。カルチャーフェスでは自分たち目当てじゃない興味本位の人も大勢いたし、制服っていうコスチュームに日本のカルチャーを感じて面白がってくれてる人も多かった。海外の人から見たら、アニメのキャラクターが演奏してる、みたいな感覚がたぶんあったんだろうなって思います。

     

    ――2015年には日本、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、メキシコ、シンガポール、台湾、香港の9カ国41公演という大規模なワールドツアーを開催しました。

     

    RINA:このツアーでは、アニメが入り口で知ってくれた人より、YouTubeでミュージックビデオを見て知って、バンドとして応援してくれる人がついてきたなと思って。会場の雰囲気も初期の頃と全然違いましたね。

     

    MAMI:SNSとか動画サイトとかで存在を知ってもらえた状況って、時代的なこともあるなと思うんです。活動し始めた頃はSNSなんて日本ではまだまだ使われてなかったし、YouTubeも今みたいな使われ方はされてなかった。海外とのつながりに関しては時代の移り変わりを感じますね。

     

     

    ■「SCANDAL」というバンド個体で見られるようになったワールドツアー

    ――9カ国を回って、ステージでもオフでも印象に残ってることがあったら教えてください。

     

    RINA:取材を受ける機会も多かったんですけど、このあたりから聞かれる内容が変わってきたなと思って。前は「アニメに対してどう思ってるか」「次はどういうアニメの主題歌をやりたいですか」みたいな、アニメ関連の質問が多かったのが、この頃からバンドに対しての質問が中心になって。そのとき、アニメを通さずに「SCANDAL」というバンド個体で見てくれるようになったんだなって感じました。

     

    MAMI:メキシコとか南米は特に、YouTubeでの日本のバンドの見方がほかの国と違ってて。ほかの国はマンガとかアニメが先行して、そこから派生して「こういうバンドがいるんだ」って見つけていくのが大まかな流れらしいんですけど、南米では「日本のバンド」がカルチャーのジャンルとして確立してて、初めから日本のバンドを検索して、自分で好きなものを見つけて友達に教えていくっていう逆輸入みたいな形ができあがってて。そういう見方をしてくれてたのはすごいうれしかったです。

     

    RINA:ステージで思い出すのは……お客さんのライブの楽しみ方。やっぱり国ごとに独特な文化があるなと思いましたね。日本だったら国旗を掲げて応援するっていうスタイルはないと思うんですけど、自国の国旗を振って盛り上がってくれたり、お酒飲みながら踊ってたり。

     

    TOMOMI:例えばメキシコはサッカーが盛んな国だから、暗転のときオーレーオレオレオレーって合唱したり、スポーツ観戦みたいな感じで見てくれてたね。

     

    RINA:ね! ヨーロッパでツアーしたときは、MCの人が入って盛り上げてくれて、「じゃあSCANDALの登場だー!」みたいなフリからSEが流れる、とか(笑)。国や大陸によって始まる流れも違うんだなって思いましたね。

     

    HARUNA:アジアだと、お客さんも全部一緒に歌ってくれることが多いですね。サビを一緒に歌うことなら日本でもよくあるけど、Aメロから全部一緒に歌ってくれるんですよね。

     

    RINA:HARUNAのマイクのボリュームよりお客さんの声のほうが大きい、みたいな(笑)。

     

    MAMI:台湾、香港、シンガポールはそんな感じだよね。日常的に聴いてくれて好きでいてくれてるんだなって、愛が伝わります。

     

    TOMOMI:日本と違うなと思うのは、お客さんのジャンル。そのライブハウスのファンみたいなご年配の方から尖ったパンクスまで、めちゃくちゃ幅広いんですよね。何からどういうふうにSCANDALを知ってくれたのか、すごい興味深い。まあSNSは大きいと思うんですけど、たぶん10年前だったら出会えてなかった人たちが今ワールドツアーに来てくれてるんだと思います。

     

    RINA:好きなものを簡単に見つけられたり、調べたりできるからこそ、アンテナはすごく研ぎ澄まされていってるんだろうなと思います。

     

     

    ■どう受け取られてもいい、楽しんでもらえればそれが一番

    ――パフォーマンスにおいて意識の違いはありますか?

     

    RINA:厳密に言えば機材やサウンドの違いはたくさんあるんですけど、曲は全部日本語で歌ってるし、気分的には演奏はどこに行っても変えず同じようにやりたいなと思ってます。変えるのはMCですね。その国の言葉でなるべく話そうと努力してます。

     

    MAMI:すごくノリが良いので、煽れば煽るだけついてきてくれるし、「楽しむぞ!」って気持ちを作ってライブハウスに来てくれてる感じがあるので、そこは心配なくやってますね。

     

    ――素朴な疑問なんですが、海外の音楽ファンってアイドルグループとガールズバンドを区別して捉えてるんですかね? 楽器の有無に関わらず、日本の女の子の集団は“アイドル”と思ってる人もいるんでしょうか。

     

    MAMI:「アイドル」って言葉の捉え方が日本とは違うのかなと思います。(日本では)1つのジャンルになってるけど、(海外では)自分に影響を与えてくれた人とか大好きな人、憧れ、スターみたいな存在。そっちの捉え方のほうが強いと思うので、そこで区別する人はそんなにいないかもしれない。

     

    RINA:でも誤解を恐れずに言うと、どう受け取られてもいいと思ってて。「アイドルじゃないですから」って自分たちからわざわざ言うことでもないですし。こういうふうに見てくれとは特別指示しないで、音楽を好きなように楽しんでもらえたらいいなって。というのも、私はアイドルもバンドもカッコいいと思ってるから。アイドルって本当にマルチプレイヤーだなと思ってて。歌もダンスもお芝居もバラエティも全部できて、かつ人間的にすごく外向きな人がなれるものだなと思うんですね。で、バンドという形態でも、アイドル性って武器というか魅力になるものだと思う。やっぱり人として楽しんでもらえる集団でありたいので、自分たちをアイドルって感覚で見てる人がいたとしても、モチベーション的には嫌な気持ちにはならないっていうのが正直なところです。「面白い人たちだな」って楽しんでもらえていたら、それが一番うれしいです。

     

    後編へ続く

     

    ■Information

    SCANDAL
    NEW ALBUM「HONEY」
    2018年2月14日(水)リリース

    ▼完全生産限定盤(CD+Tシャツ)
    AMIAYAプロデュースのオリジナルフォトTシャツ付き!
    価格:¥5,278(税抜)

    ▼初回生産限定盤(CD+DVD)
    DVD内容:Storytellers:SCANDAL
    価格:¥3,426(税抜)

    ▼通常盤(初回仕様)(CD)
    価格:¥2,963(税抜)

    アルバム特設サイト:http://www.scandal-honey.com/

    ニューアルバム『HONEY』ダウンロード配信:https://erj.lnk.to/-gqrHWN

    ライブ情報:http://www.scandal-4.com/live/archive/?43093

    SCANDALオフィシャルサイト:http://www.scandal-4.com/

    SCANDALオフィシャルYouTube Channel:https://www.youtube.com/user/scandalSMEJ

  • 【MMNインタビュー:後編】SCANDAL、日本を代表するガールズバンドとして「カッコよく生きていたい」

    26.February.2018 | FEATURES / MUSIC

    2016年に結成10周年、今年2018年秋にメジャーデビュー10周年を迎えるSCANDAL。今月リリースした8枚目のオリジナルアルバム「HONEY」は、配信開始日にiTunes総合アルバムチャート1位を獲得し、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、ペルーなどのiTunesでもJ-POPチャート1位をマークした。また昨年、HARUNA(Vo, G)、MAMI(G, Vo)、TOMOMI(B, Vo)の3人が日本人女性アーティストでは初めてFender社とのエンドース契約を果たすなど、名実ともにこの国を代表するガールズバンドとしてキャリアを積み重ねている。今回はメンバー4人にこれまでの海外活動を振り返ってもらい、ガールズバンドという視点からさまざまな話を聞いた。
    <前編はこちら>

    取材・文 / 鳴田麻未

     

    ■世界中のリスナーが誇れるようカッコよく生きていたい

    ――SCANDALが世界に出ていくとき、やっぱり「日本を代表するガールズバンド」というキャッチコピーが名実ともにふさわしいと思うんですね。

    RINA(Dr, Vo):まだまだですけどね。でもうれしいです。

    MAMI(G, Vo):ただ、自分たちが海外活動を重視して過ごしてきたかと聞かれたらそうでもなくて、流れなんですよね。海外と日本をセパレートしてるつもりもなくやってきた。「日本を代表するガールズバンドになりたい」とか「海外で人気になりたい」とか、そういう意識を初めから自分たちで持っていたわけではないので、今そう言ってもらえることはすごくうれしいです。

    RINA:世界中にリスナーがいてくれるからこそ、「応援しててよかった」とか「SCANDALを応援してる自分、好きだな」と思ってもらえるようにカッコよくあろうって意識は高まりますね。いろんな人が聴いてくれてるっていう現状を受けて、ファンに後悔させたくないってめちゃくちゃ思うようになりましたね。SCANDALの音楽を聴いてることが自分への自信になるぐらい、カッコよく生きていたい。

    HARUNA(Vo, G):うん。12年続けてきたので、そういうことには自信を持ってやっていきたいですね。

    RINA:ファンの人のマインドも、国内外問わず似てるような気がするんですよね。1人ひとりに聞いたことはないからわかんないけど、会場の雰囲気とか見てて、年齢も性別も人種も宗教も全然違うのに、何か同じマインドを持ってる人たちがうちらのライブに集まってるような感じがある。そういうところでは世界中つながってるのかなって。

    HARUNA:海外のファンの人が日本のツアーに来てくれたり、逆に日本のファンが海外でやるときに来てくれたり、交流があるのはうれしいよね。

    TOMOMI(B, Vo):海外各国に「SCANDAL HEAVEN」っていうアンオフィシャルのファンクラブがあるんですけど、各国の支部みたいな人たちが集まってごはん食べてる写真をSNSで送ってきてくれることもあります。

    ――ファン同士が国境を越えて音楽でつながるのは、メンバーにとってもうれしい現象ですね。また、ガールズバンドシーンという点では、その中にいる皆さんならではの価値観があると思いますが。

    RINA:ガールズバンドは、日本カルチャーの1つとして海外で受け入れられてるところもあると思います。海外にガールズバンドってすごい少ないんです。長続きさせるのが難しいみたいで、デビューしてもすぐなくなっちゃうって話を聞くんですね。だから結成12年の自分たちに対して、「長くやってるガールズバンドってどんなんだろう」みたいな興味の持ち方をする人も多くて。存在自体にカルチャーとか面白味を感じてくれてる人もいるんだなって、向こうに行くと実感しますね。

    ――確かに、海外のガールズバンドと言われてパッと思い浮かぶものが……。

    RINA:最近だとHiNDSとかはすごいカッコいいし独特の雰囲気もあっていいなと思います。国ごとに面白いガールズバンドが増えてきたらもっと音楽シーンも盛り上がるだろうし、応援したいですね。

    ■日本の女の子は自分オリジナルの“カワイイ”を作るのが上手

    ――ところでSCANDALの皆さんが考える、日本の女の子の魅力とは?

    RINA:好きなものをミックスさせて、自分が思うオリジナルの“カワイイ”を作るのが上手。普通の学生の女の子でも、自分が好きな世界をInstagramのページで作ってるじゃないですか。きゃりー(ぱみゅぱみゅ)ちゃんのスタイルにもつながりますけど、甘いだけじゃなくてちょっと毒を入れるとか。セルフプロデュース力すごく高いですよね。

    HARUNA:みんな、自分に似合うものをよくわかってるなあって。メイクとかファッションのジャンルとか、似合うものをうまく取り入れてオリジナルのものを作ってるから素敵だなと思います。

    RINA:自分たちの最新アルバム「HONEY」も、まさに甘さとトゲがミックスされた曲たちができたなと思ってます。2017年に作った楽曲が中心のアルバムなんですけど、今回は“日本のロック”を改めて見直しながら日本語を大切にして作っていったので、海外の人が聴いたときに、今の日本のガールズロックをちゃんと伝えられる作品になってるんじゃないかなと。そういう意味で、甘さと毒と、いろんな影響を受けてきた10年分のSCANDALの集大成みたいなアルバムができたと思います。

     

    HONEY通常盤 2 copy

    ――2017年は10周年記念ベストアルバム、47都道府県ツアー、初の対バンツアーと、キャリアを総括しつつも、なお攻めていく充実した年だったのではと思います。

    RINA:去年は男らしいタフなライブの仕方をしてたんで、その中でガールズバンドってどういう曲をやるべきかなとか、自分たちの立ち位置、役目みたいなものを見直す期間でもあって。特に対バンツアーしたとき、「やっぱり“女の子だからできるロック”をやらないと面白くないな」って強く思ったんです。

    ――対バン相手はUNISON SQUARE GARDEN、04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNTの3組でしたね。

    RINA:今のフェスで中核になる3バンドとツアーして、改めてそう思って。だからここまでガーリーに振り切れたアルバムが作れたんだと思います。

    ――アルバムのビジュアルは、東京で活躍するファッションアイコンでもあるツインユニット・AMIAYAがプロデュースしました。このコラボレーションに至った経緯は?

    TOMOMI:AMIAYAちゃんは数年前、ねごとの(沙田)瑞紀の紹介で知り合って以来プライベートで仲良しなんですよ。で、アルバムを通してすごくパーソナルな内容に仕上がったなと思ってて。自分たちの生活範囲内での出来事だったり、好きな言葉とか匂いとか色とか、そういうものが詰め込めたって。そんなパーソナルな作品だからプライベートのお友達と一緒に作れたらいいなって思ったところからですね。今回のアルバムのカラーとAMIAYAちゃんのキャラクターがバッチリハマるなというのもありました。

    ――それにしても、メンバー全員曲が作れるってバンドとしてすごい強みだなあと思います。

    RINA:ふふふ(笑)。4人とも個性的だからバラバラの楽曲が生まれてくるけど、バンドで演奏したらしっかりSCANDALの曲になるって不思議ですよね。自分たちでやっていても飽きないし、いまだにずっとドキドキできる。今が一番楽しいなって思います。

    ■SCANDALの東京おすすめスポット

    ――アルバムもリリースし終えて、今のSCANDALはどんなモードですか?

    RINA:メジャーデビュー10周年を迎える2018年に、今一度自分たちが良いと思えるロックなものを振り切って作ることができたので、今は「HONEY」を作り終えた達成感がすごいです(笑)。このアルバムを引っさげてやるホールツアーは3年ぶりなので、今できるベストなステージを届けられたらなと思います。

    HARUNA:日本でのツアーのあとにアジアツアーもあります! 去年は海外ツアーがなかった上、今回フィリピンと中国は初めてなのですごく楽しみです。何年も前から「フィリピンに来てください」っていうメッセージをTwitterとかでもらってたので、やっと行けるなっていう気持ちですし、たぶんすごいパワー溜めてくれてると思う(笑)。

    RINA:アジアは「おかえり!」っていう感じで迎えてくれるから、いつも安心するよね! 空港にファンの人が仲間を連れて来てくれたりして、毎回新しい人が増えてる気がする。

    MAMI:うん。お客さんがガラッと変わってる地域もあるかもしれないし、このアルバムをどうやって聴いてくれてるかも気になる。それまでの曲の印象とはまったく違うノリ方とか景色が見えたりするので、めちゃくちゃ楽しみです。

    ――では最後に、4人それぞれ東京のおすすめスポットを教えてください。

    TOMOMI:地元の友達が遊びに来たときに、何回か隅田川の屋形船に乗ったんですよ。天ぷらとかの和食が食べられるし、川流れながらお台場もスカイツリーも一気に見れるし、マジで楽しかったです。そのコースはおすすめですね!

    MAMI:春の桜のシーズンに遊びに来られたら、新宿御苑とか目黒川とかはどうですかね? ああいう桜並木ってなかなか海外では見られないと思うので。派手!きらびやか!ってわけじゃない素朴な世界観ですけど、ひと目見ただけで日本を感じられるというか。四季も踏まえて遊びに来てもらえたら楽しいんじゃないかな。

    HARUNA:私、去年から御朱印帳を集めてて。外国人の方はスタンプラリーみたいな感覚で……って本当はそんな軽いものじゃないんですけど、せっかく日本に来たならそういう過ごし方も面白いかなーって思います。私は浅草寺で御朱印帳を買ってスタートしたんですけど、浅草寺だったらお寺に行くまでの仲見世通りもすごく楽しいし、いわゆる日本っぽい感じを楽しめると思います。

    RINA:私は……渋谷のタワーレコード。CDショップって海外ではどんどんなくなってて、日本が世界で一番数多いと思うんですけど、その中でも一番大きくてなんでもそろってる場所だと思うんですね。海外から来た方がタワレコの建物の写真撮ってる姿も見るから、やっぱりそういう見え方するんだなと思って。

    ――実際に在庫や坪数から見ても世界最大のCD小売店ですね。

    RINA:そうですよね。大切な場所になってる。タワーレコードの歴史をつづったドキュメンタリー映画(「ALL THINGS MUST PASS」)があるんですけど、それ見たあとに渋谷のタワレコ行ったら感動すると思います! レコードショップも今後どうなるかわからないから、あるうちに一番カッコいいCDショップを楽しんでいってもらえたらなと思います。

     

    ■Information

    SCANDAL
    NEW ALBUM「HONEY」
    2018年2月14日(水)リリース

    ▼完全生産限定盤(CD+Tシャツ)
    AMIAYAプロデュースのオリジナルフォトTシャツ付き!
    価格:¥5,278(税抜)

    ▼初回生産限定盤(CD+DVD)
    DVD内容:Storytellers:SCANDAL
    価格:¥3,426(税抜)

    ▼通常盤(初回仕様)(CD)
    価格:¥2,963(税抜)

    アルバム特設サイト
    http://www.scandal-honey.com/

    ニューアルバム『HONEY』ダウンロード配信
    https://erj.lnk.to/-gqrHWN

    ライブ情報:http://www.scandal-4.com/live/archive/?43093

    SCANDALオフィシャルサイト:http://www.scandal-4.com/

    SCANDALオフィシャルYouTube Channel:https://www.youtube.com/user/scandalSMEJ

     

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    2023222日(水)にBlu-ray/DVDSCANDAL “Documentary film MIRROR”」をリリースするSCANDAL が昨年開催のワールドツアーより「プリズム」のライブ映像を公開した。

     

    SCANDAL WORLD TOUR 2022 MIRROR”と題し、2022 3月から6月にかけて日本国内、7月に北米、9月にヨーロッパとワールドツアーを敢行。COVID-19 の影響により北米公演の一部が中断という壁にぶつかりながらも、結成から15 年以上を数える経験を糧に国内外を周った。今回公開となったのはワールドツアーの各公演から選りすぐりのシーンを交えて制作したライブ映像。「プリズム」は現在の姿に自信を持つことができた自分たちの姿を投影した歌詞の世界観をもとに、スノードームのような小さくても鮮やかな音色が加わった、4 人の個性が詰まった1 曲。

     

     

    4月7日(金)からは札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡の7都市で「SCANDAL TOUR 2023 unlimited UTOPIA」を開催。新曲「Line of sight」がアーケードカードゲーム「機動戦士ガンダム  アーセナルベースLINXTAGE」の主題歌に決定するなど、今年のSCANDAL からも目が離せない。

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    「機動戦士ガンダム _アーセナルベース」 _〈LINXTAGE SEASON:01〉PV


    今回、「機動戦士ガンダム _アーセナルベース _LINXTAGE」の主題歌を担当させて頂くことになりました。
    今年の夏に結成17周年を迎え、更に加速していきたいタイミングでこのようなお話を頂いてとても嬉しかったです。
    アーセナルベースチームの皆さんと顔を合わせ、お互いの気持ちを共有してから制作に入りました。
    プレイヤーの皆さんの気持ちが高まる戦闘シーンでも音楽が流れるということで、
    その気持ちをさらに後押しできるようなアップテンポで踊れる楽曲を意識して仕上げています。
    ガンダムの世界観やゲームの特徴を、バンドの想いと重ねて歌詞にも散りばめています。
    アーセナルベースと共に、私達の楽曲も楽しんでもらえたら嬉しいです!

     

    「機動戦士ガンダム _アーセナルベース」は、プレイヤーが指揮官となり5機のモビルスーツ+5体のパイロットを指揮し敵戦艦の撃破を目指して戦うリアルタイムストラテジー型アーケードカードゲーム。カードゲームを遊ぶことに特化した大型タッチパネル筐体で、リアルタイムに変化する戦況に対しタッチ操作で部隊の指揮をとることができる。今シリーズでは新たに2人同時に出撃できる「LINXTAGE BATTLE」、戦艦と艦長の選択機能の実装をはじめとして新コンテンツが多数収録される。昨日未来研スタジオにて初開催されたアーセナルベースの全国大会でゲームの新PV内で「Line of sight」の一部を聴くことができるので、チェックしよう。

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    2022年3月に開幕したSCANDALの10th Album『MIRROR』を引っさげたワールドツアー「SCANDAL WORLD TOUR 2022 “MIRROR”」の10箇所11公演を巡った国内ホールツアーが、6月11日(土)中野サンプラザ公演にてファイナルを迎えた。

     

    2021年8月に結成15周年を迎えたSCANDALが、今年1月にリリースした10th Album『MIRROR』は、世界の状況が変化していく中、これまで以上に自分たちと向き合うことで感じ取った繊細な気持ちを映し出した作品。本アルバムを引っさげたワールドツアーの国内公演は、前回2020年に予定していたツアーが新型コロナウイルスの感染拡大に伴って中止になったこともあり4年ぶりの開催に。アルバム収録曲はもちろんのこと、久々のツアーを待ち侘びたファンが歓喜する結成15周年を経たSCANDALの魅力が詰まったこれまでの楽曲を織り交ぜた全22曲を披露した。

     

    ライブは、アルバムでもオープニングを飾る表題曲「MIRROR」で幕を開け、鏡の中の世界を表現したセットのなか幻想的なムードでスタート。続けて、「Flashback No.5」「EVERYBODY SAY YEAH!」といったライブ人気曲を披露し、一気に会場の熱気もヒートアップ。その後も、各メンバーが作詞曲およびメインボーカルを担当した楽曲を含むアルバム収録曲、そして、「瞬間センチメンタル」「テイクミーアウト」「A.M.D.K.J.」などのアッパーなライブ人気曲も惜しみなく披露し、アルバムのラストを飾るポップナンバー「one more time」で本編が終了。そして、アンコールでは、久々の披露となるメジャーデビュー曲「DOLL」、そして「LOVE SURVIVE」「SCADNAL BABY」を披露し、最終日に相応しいスペシャルなセットリストで国内ツアーを締めくくった。

    なお、国内ツアーを経て、本ワールドツアーは7月の北米ツアー、9月のヨーロッパツアーと続いていく。世界を駆け抜けるSCANDALの今後の活動に引き続き注目しよう。

     

    SCANDAL WORLD TOUR 2022 “MIRROR” in JAPAN

    https://open.spotify.com/playlist/65LIl0fhilWNrU7SgfMsDk?si=Fm31NSFKROyqjZMYDU3OSg

  • SCANDAL、10th ALBUM「MIRROR」タイトル曲のミュージックビデオ公開

    10.February.2022 | MUSIC

    SCANDALが2022年1月26日(水)にリリースした10枚目となるオリジナル・アルバム『MIRROR』が、2月7日付オリコン週間アルバムランキング5位にランクインし、SCANDALとしては1stアルバムより10作品連続でTOP5入りの記録を更新。そして、2月2日(水)にアルバムタイトル曲の「MIRROR」のミュージックビデオが公開となった。

     

    同曲は、作曲をギターのMAMI、作詞をドラムのRINAが担当した、アルバムのオープニングを飾る壮大なロック・アンセム。ミュージックビデオは先日公開となった「愛にならなかったのさ」のミュージックビデオの監督も務めた映像ディレクターのマザーファッ子が手掛けている。映像にはタイトルにもなっている鏡が多数使用され、「愛にならなかったのさ」とは対照的にSCANDALの疾走感溢れる演奏シーンも堪能できる内容に仕上がっている。

     

    「MIRROR」Music Video

     

    アルバム『MIRROR』は好評発売中!

  • SCANDAL、ワールドツアー北米追加公演が決定

    02.February.2022 | MUSIC

    結成15周年を迎えたSCANDAL10枚目となるオリジナル・アルバム「MIRROR」が2022126日(水)にリリースされた。昨年リリースしたシングル曲「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。各メンバーが作詞・作曲を手がけた楽曲やそれぞれがメインボーカルを務めた楽曲も収録されており、世界の状況が変化していく中、これまで以上に自分たちと向き合うことで感じ取った繊細な気持ちを映し出した作品に仕上がっている。

     

    また、アルバムより新曲「愛にならなかったのさ」のミュージックビデオが公開となった。楽曲は、ギターのMAMIが作詞・作曲を担当した、恋が愛に昇華しなかった女性の切ない感情がリアルに綴られたラブソング。ミュージックビデオの監督は、これまでに「Fuzzy」「one more time」の監督も務めた映像ディレクターのマザーファッ子氏が手掛け、男女のキャストには若手俳優の中村美優、両角颯を起用。交際相手に対する気持ちが愛ではないことに気づいてしまった女性の切ない気持ちが描かれている。

     

    「愛にならなかったのさ」Music Video

     

    さらに、3月スタートのアルバムを引っ提げたワールドツアー「SCANDAL WORLD TOUR 2022 “MIRROR”」の北米ツアーの追加公演が発表となった。トロント、ニューヨーク、アトランタ、アナハイム、ダラス公演が発表となっていたが、新たにボストン、シカゴ、バンクーバー、シアトルの4公演が追加となり、北米ツアーとしては9公演を巡る予定だ。4年ぶりとなる日本国内ホールツアーのチケットも2次オーダーがスタートする。アルバムの楽曲はもちろん、結成より15年間の人気曲を含めたセットリストを予定しているので、ぜひチェックして頂きたい。

  • SCANDAL、アルバム『MIRROR』から話題のラブソング「愛にならなかったのさ」先行配信

    26.January.2022 | MUSIC

    結成15周年を迎えたSCANDALが2022年1月26日(水)にリリースする10枚目のオリジナル・アルバム『MIRROR』より、新曲「愛にならなかったのさ」の先行配信が1月12日(水)よりスタートした。

    楽曲はギターのMAMIが作詞・作曲を担当した、恋が愛に昇華しなかった女性の切ない感情がリアルに綴られたラブソング。12月24日(金)に開催されたクリスマスライブで初披露され、楽曲の歌詞にSNSで多くの共感のコメントが寄せられ、話題となる中での先行リリースとなった。1月26日(水)に公開となる同曲のミュージックビデオのティザー映像もSCANDALの各種SNSにて公開中。

     

    「愛にならなかったのさ」ティザー映像(YouTube Shorts)

     

    なお、アルバムのリリース日までの2週間、Spotifyの同曲の再生中画面(Canvas)では、各メンバーのソロバージョンの映像をランダムに観ることができる。Instagramにシェアした人の中から抽選で『MIRROR』コンセプトフォトステッカーが当たるキャンペーンも行われているのでチェックしてみて。

     

    また、アルバム『MIRROR』のiTunes プレオーダー、Apple Music、Spotifyの事前ライブラリ予約がスタートとなった。事前予約した人を対象にオリジナル壁紙がもらえるキャンペーンも実施されているので、待ち受けに設定してアルバムのリリースを迎えよう!

     

    さらに、アルバムのリリースを記念し、対象CDショップで購入した人のなかから抽選で直筆サイン入りポスターが当たるキャンペーンの実施が決定!また、タワーレコード渋谷店、SHIBUYA TSUTAYA、HMV&BOOKS SHIBUYA、Joshin日本橋店ディスクピア、タワーレコード京都店にて、パネル展の開催も発表となった。SCANDALのコンセプトフォトや楽曲のリリックを展示し、『MIRROR』の世界観をより楽しめる内容となっている。その他、CD購入者対象オンラインイベントの開催やオリジナルグッズがもらえるチェーン別オリジナル購入特典なども発表されているので、早めに予約しよう。

  • SCANDAL 10th ALBUM「MIRROR」全曲トレイラーを公開

    17.January.2022 | MUSIC

    結成15周年を迎えたSCANDALが1月26日(水)にリリースする、10枚目となるオリジナル・アルバム『MIRROR』の全曲トレイラーが公開となった。

     

    <10th ALBUM『MIRROR』全曲トレイラー>

     

     

    収録曲は通常盤、初回限定盤A、初回限定盤B、完全生産限定盤の全形態のCD共通となり、今年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作にはメンバーそれぞれが作詞・作曲を手がけた楽曲が収録されていることが発表となっていたが、トレイラーにて新たにメンバーそれぞれがメインボーカルを務めた楽曲が収録されていることが明らかとなった。ギターのMAMIが「アイボリー」、ベースのTOMOMIが「愛の正体」、ドラムのRINAが「彼女はWave」、そのほかの楽曲はボーカルのHARUNAがメインボーカルを担当している。

     

    また、SCANDALオフィシャルYouTubeチャンネルで2021年に毎月末に公開していたドキュメンタリーシリーズ「“her” Diary 2021 on YouTube #12」の最新回では、アルバム制作に密着した映像を公開した。

     

    <ドキュメンタリーシリーズ「“her” Diary 2021 on YouTube #12」>

     

    さらに、アルバムの発売を記念して1月30日(日)にCD購入者対象のオンラインイベント“SCANDAL 10th ALBUM 『MIRROR』 Studio Live”を開催することが決定。全国CDショップ、および、ショッピングサイトにてアルバム『MIRROR』を予約・購入した方に、オンラインイベントに応募ができる「Studio Live応募券」を先着でプレゼント。応募期間内に応募した方全員に、配信視聴URLが案内され視聴が可能となる。詳細はオフィシャルサイトをチェック。

     

    アルバム『MIRROR』は現在、好評予約受付中。オリジナルグッズがもらえるチェーン別オリジナル購入特典のサンプル画像も公開となっているので、必ず手に入れたい方はお早めにチェックしてみては。

  • SCANDAL、アルバム「MIRROR」の世界観が漂うコンセプトフォト解禁

    16.December.2021 | MUSIC

    結成15周年を迎えたSCANDALが2022年1月26日(水)にリリースする、10枚目となるオリジナル・アルバム「MIRROR」の初回限定盤A、初回限定盤B、完全生産限定盤に付属するDVD、グッズの紹介が発表となった。

     

    初回限定盤AのDVDには、YouTubeチャンネルで毎月配信してきた密着ドキュメンタリーシリーズ「“her” Diary 2021 on YouTube」の未公開映像を含む、メンバーが結成15周年イヤーの2021年を振り返った新録インタビューを約50分の大ボリュームで収録。見どころ満載な貴重映像となる。

     

    初回限定盤Bには、シングル『マスターピース/まばたき』、前作アルバム『Kiss from the darkness』にも付属され大好評だった雑誌の第3弾「”her” Magazine Vol.3」が付属。

    完全生産限定盤には、「Living in the city」「SPICE」「月」「eternal」「アイボリー」「one more time」を含む、計7曲のミュージックビデオを収録したDVD、さらに、『MIRROR』オリジナルロングスリーブTシャツ(Lサイズ)が付属。これまでシングルやアルバムに付属され人気となっていたジャケットアートワークTシャツが、今作では今の季節にぴったりなロングスリーブになって登場する。

     

     

    さらに、アルバム「MIRROR」のコンセプトフォトも本日解禁となった。今年リリースとなったシングル『eternal』『アイボリー』『one more time』のジャケットのアートワークも手掛けた、アートディレクターの半田淳也がディレクションを行った作品で、12月13日(月)〜16日(木)にかけてメンバーのソロコンセプトフォトも順次解禁となるので要チェックだ。

     

    コンセプトフォト解禁に伴い、初回限定盤A、初回限定盤B、完全生産限定盤が対象の早期予約特典のオリジナルクリアファイルのサンプル画像も公開となった。早期予約特典の受付は12月19日(日)18:00までとなっているので、早めにチェックしよう。

     

     

    “her” Diary 2021 on YouTube #11

     

    また、YouTubeチャンネルではドキュメンタリーの最新回「“her” Diary 2021 on YouTube #11」が公開中。アルバム「MIRROR」の制作ミーティング映像を観て、どんな楽曲が収録されるのか楽しみに待とう。

     

  • SCANDAL、結成15周年を経て新アルバム「MIRROR」リリース&ワールドツアー開催を決定

    02.December.2021 | MUSIC

    2021年8月21日に結成15周年を迎えたSCANDALが、10枚目となるオリジナル・アルバム「MIRROR」を2022年1月26日(水)にリリースすることが決定した。2020年2月にリリースしたアルバム「Kiss from the darkness」から、約2年ぶりのアルバムのリリースとなる。

     

    収録内容は、今年リリースしたシングル曲「eternal」「アイボリー」「one more time」を含む、計10曲を収録。形態は、CDのみの通常盤、DVDが付属した初回限定盤A、雑誌が付属した初回限定盤B、そしてDVDとオリジナルグッズが付属した豪華BOX仕様の完全生産限定盤の4形態となる。収録曲の全容や初回限定盤、完全生産限定盤などの収録詳細は後日発表を予定しているが、今後のアルバムの情報解禁スケジュールも本日公開されているので、1月の発売まで楽しみに待とう。

     

     

    アルバムの予約受付は既にスタートしており、オリジナルクリアファイルがもらえる早期予約特典や、チェーン別オリジナル購入特典も発表となっているので、こちらも早めにチェックしよう。

     

    さらに、アルバムを引っ提げたワールドツアー「SCANDAL WORLD TOUR 2022 “MIRROR”」の開催も決定。日本公演は3月12日(土)の厚木市文化会館・大ホールを皮切りに、全国10都市11公演を開催。そして7月にはトロント、ニューヨーク、アトランタ、アナハイム、ダラスの北米5都市、9月にはベルリン、ロンドン、パリのヨーロッパ3都市での公演を予定している。チケットの詳細はSCANDALオフィシャルサイトまで。

  • SCANDAL、シングル「one more time」リリース&レコーディング密着映像を公開

    09.October.2021 | MUSIC

    2021年8月に結成15周年を迎えたSCANDALが、9月29日(水)に2021年第3弾シングル「one more time」をリリースした。

     

    楽曲は、ナチュラルに音楽を楽しむ、今のSCANDALのポジティブなマインドが詰まった希望に満ちたポップナンバーで、作曲をギターのMAMI、作詞をドラムのRINAが担当している。そして、カップリングには、メンバーがホームパーティーを楽しむようにアコースティックセットで演奏した同曲の PARTY ver. が収録された。

     

    今作のシングルは前作「eternal」「アイボリー」と同様、数量限定商品となり、数量に達し次第、販売終了となり、形態はCD、Tシャツ付CDのほか、カセットテープ、7インチアナログなどのグッズを展開。7インチアナログはすでに完売となっているので、その他の商品も早目にチェックよう。また、ストリーミングサービスおよびダウンロードサービスでも楽曲配信がスタートしており、TwitterとInstagramではサイン入りジャケットステッカーが抽選で当たるキャンペーンも実施している。

     

     

    さらに、SCANDALオフィシャルYouTubeチャンネルにて毎月末配信中のドキュメンタリー「“her” Diary 2021 on YouTube」の最新回が配信となり、「one more time」のレコーディング時の密着映像が公開となった。楽曲の共同アレンジを務めた元・踊り場ソウルの橋本雄太氏の立ち合いの元、アイデアを出し合いながら楽曲を制作していく過程をご覧頂ける貴重映像となっている。

     

    “her” Diary 2021 on YouTube #09

    https://youtu.be/CjJzvCp7Bc0

     

    なお、11月24日(水)には、「one more time」をライブ初披露した結成15周年記念日に大阪城ホールで開催したアニバーサリーライブ「SCANDAL 15th ANNIVERSARY LIVE 『INVITATION』 at OSAKA-JO HALL」を完全パッケージ化したライブBlu-ray、DVDのリリースを控えている。オリジナルステッカーがもらえるチェーン別購入特典のほか、オリジナルマスクケースがもらえる初回限定盤予約キャンペーンの締め切りが10月4日(月)に迫っているので、こちらも早めにチェックしておこう。

     

    そして、10月3日(日)東京・Zepp Tokyoより、全国4箇所を巡る対バンツアー「SCANDAL TOUR 2021『SCANDALの対バンツアー』」がスタートとなる。東京公演はCHAI、仙台公演はindigo la End、広島公演は佐藤千亜妃、福岡公演はVaundyが出演。チケットなどの詳細はSCANDALオフィシャルサイトを確認してみて。

     

     

  • SCANDAL、結成15周年記念日に開催する公演の国内・海外生配信が決定

    03.August.2021 | MUSIC

    SCANDALが、結成15周年記念日となる2021年8月21日(土)に開催する「SCANDAL 15th ANNIVERSARY LIVE『INVITATION』at 大阪城ホール」のチケットが即日完売したことを受けて、ライブの模様を有料生配信することが決定した。国内だけでなく、海外52カ国でも配信となる。SCANDALが同会場にてライブを開催するのは2014年以来約7年ぶりで、結成当初、大阪城公園内の城天ストリートでライブを行っていたSCANDALにとって思い入れの深い会場となる。視聴券は本日より販売スタートしているので、詳細はSCANDALオフィシャルサイトをチェックしてほしい。

     

    SCANDAL – Tonight 〜 eternal (Live from  SCANDAL MANIA TOUR 2021 request 2021.04.18 @Zepp Haneda)

     

    また、SCANDALが今年4月に開催したファンクラブツアー「SCANDAL MANIA TOUR 2021 request」の東京・Zepp Haneda公演より、「Tonight」、「eternal」のライブ映像がSCANDAL公式YouTubeチャンネルにて公開となった。こちらも併せて視聴し、8月21日(土)のアニバーサリー公演を楽しみに待とう!

     

  • 海外からも視聴可能!SCANDAL1年ぶりの有観客ライブを期間限定で有料配信決定

    28.December.2020 | MUSIC

    2021年に結成15周年イヤーを迎えるガールズバンドのSCANDALが、2020年12月24日(木)のクリスマスイブに豊洲PITで1年ぶりとなる有観客ワンマンライブを開催した。さらに、今回のライブが12月29日(火)より有料配信されることも発表となった。

    新型コロナウイルスの感染拡大防止措置を最大限実施して開催された今回のライブは、クリエイティブカンパニー NAKED, INC. との初コラボレーションで、プロジェクションマッピング演出などとの融合によるスペシャルな公演に。「SCANDAL『SEASONS』collaborated with NAKED」と題して、四季をテーマにしたセットリストと四季折々の映像によって外出自粛のため味わうことができなかったこの1年の春夏秋冬を取り戻してもらうといったコンセプトのもと実施された。

     

    そして、会場に来ることが出来なかったファンのために、公演の模様を有料ライブ配信することが決定。配信期間は、12月29日(火)~2021年1月11日(月・祝)までとなる。チケットも販売スタートしているので、年末年始のおうち時間にぜひ楽しんでほしい。

    さらに、来年4月に全国7か所を巡るファンクラブツアー「SCANDAL MANIA TOUR 2021 request」を開催することも発表となった。チケットなどの公演詳細はSCANDALオフィシャルサイトをチェックしよう。

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