海の京都を堪能!日本三景「天橋立」&日本一美しい村「伊根の舟屋」

27.November.2018 | SPOT

国内外の観光客が訪れる京都。これから京都は紅葉のシーズンを迎えます。

今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、一足先に京都へ取材に行ってきました。今回の取材テーマは「もうひとつの京都」。まだ多くの人に知られていない穴場なスポットをご紹介します。

 

第三回の今回は海。「海の京都」オススメスポットをご紹介します。

 

1:日本一美しい村・伊根の舟屋

最初に紹介するのは、日本一美しい村に認定された伊根の舟屋。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。

舟屋とは、一階部分が舟のガレージ、二階部分が住居スペースになっている独特な建造物のこと。伊勢湾沿いに230軒あまりが立ち並び、日本で唯一の景観になっています。

伊根湾巡り遊覧船に乗ると、湾の中から立ち並ぶ舟屋を見ることが可能。カモメやウミネコと一緒にクルーズします。

観光案内所では、舟屋を巡るツアーも実施。地元の人に案内してもらうと、舟屋をより近くで観察することができます。舟屋1Fからみた海はこんな感じです。

町にはレンタサイクルがあり、誰でも無料で利用することができます。みんなが使用する自転車なのでルールを守って利用しましょう。

町中にある向井酒造では、日本酒の試飲を実施。

ぜひ試してみてほしいのはこちらの古代酒。甘みがあり、飲みやすいお酒でした。

海外からの観光客も多く、宿泊できる舟屋は数に限りがあるのですぐに予約が埋まってしまうそう。旅行の計画を立てたらまずは宿の確保をお忘れなく。

アクセスが良いとは言えない場所にある伊根町ですが、ここでしか見られない景色や伝統を、ぜひ現地で感じてみてください。

 

■伊根の舟屋

住所:京都府与謝郡伊根町平田491

アクセス:京都丹後鉄道「天橋立」または「宮津駅」で下車 路線バス(丹後海陸交通)に乗り換えて約1時間

問い合わせ:0772-32-0277

URL:http://www.town.ine.kyoto.jp/

 

■伊根湾めぐり遊覧船

営業時間:9:00〜16:00 毎時0分、30分毎に運航(約25分周遊)

運賃:大人680円/子供340円

問い合わせ:丹後海陸交通株式会社 0772-42-0323

URL:https://www.inewan.com/02yuransen.html

 

■向井酒造

住所:京都府与謝郡伊根町平田67

定休日:年末年始

問い合わせ:0772-32-0003

URL:http://kuramoto-mukai.jp/

 

 

2:日本三景”天橋立”を一望「天橋立 傘松公園」

天橋立は、約8,000本の青い松並木と、白い砂「白砂青松」が美しい観光スポット。天に架かる橋のように見えることから「天橋立」と呼ばれています。

今回はリフトを利用し、天橋立が一望できる「天橋立 傘松公園」へ行ってきました。(ケーブルカー通年・リフト3月~11月利用可)

公園からは「天橋立」が一望できるほか、軽食可能なテラスや、公園から見える冠島・沓島の遙拝所があります。

リフトの乗り場にこんな地図がありました。この日も日本だけでなく世界から観光客が訪れていたようです。

地上に降りる時は「天橋立」を見ながらゆっくり下降できるリフトがオススメ。最後まで絶景を堪能することができます。

 

■天橋立 傘松公園

住所:京都府宮津市大垣75

ケーブルカー・リフト料金:大人往復660円(片道330円)/子供往復330円(片道170円)

アクセス:京都丹後鉄道「天橋立駅」から路線バスにて25分(傘松ケーブル下で降車)/観光船「天橋立桟橋 〜 一の宮桟橋」徒歩5分

問い合わせ:丹後海陸交通(株)成相営業所 0772-27-0032

URL:https://www.amano-hashidate.com/030kasamatu.html

 

3:丹後で採れた旬の魚を楽しむ「つるや食堂」

傘松公園ケーブルカーから、近くに位置する籠神社へ続く参道にある「つるや食堂」。地域の食材を使用することにこだわった同店では、すべての魚が丹後産!という海鮮丼「丹後お宝丼」を食べることができます。

丹後お宝丼 1,650円(税込)

10月下旬「丹後お宝丼」に乗っていた魚はバイ貝、アオリイカ、ブリ。小鉢に入っている海藻・アカモクをねばりが出るまでよく混ぜて、丼ぶりに投入します。最後は全ての具材を混ぜていただくのが丹後流。生卵が苦手な方は、スタッフの方に伝えれば抜いてもらうことも可能です。

 

お米も丹後産にこだわった「丹後のお宝丼」で、地元食材をふんだんに味わってください。

 

つるや食堂

住所:京都府宮津市中野848

営業時間:8:30〜17:00

定休日:不定休

問い合わせ:0772-27-0114

URL:http://www.amanohashidate.jp/food/turuyasyokudou/

 

「海の京都」はいかがでしたか?市内の観光では見ることのできない絶景を、ぜひその目で確かめてみてください。

 

■Writer 

Sayuri Mizuno / MOSHI MOSHI NIPPON Chief Editor

Instagram: @sayuri.mizuno

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  • お茶の京都を堪能!お茶体験ができるオススメ穴場スポット3選

    16.November.2018 | FOOD / SPOT

    国内外の観光客が訪れる京都。これから京都は紅葉のシーズンを迎えます。 今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、一足先に京都へ取材に行ってきました。今回の取材テーマは「もうひとつの京都」。まだ多くの人に知られていない穴場なスポットをご紹介します。   第一回の今回はお茶。「お茶の京都」のオススメスポットをご紹介します。   1:老舗・福寿園で体験する「お茶の淹れ方体験」 まずオススメしたいのは福寿園 宇治茶工房。京都駅から1本で行ける「JR宇治駅」が最寄り駅となっており、アクセスも抜群です。 福寿園 宇治茶工房ではペットボトルのお茶が普及し始め、家でゆっくり急須を使ってお茶を淹れることが少なくなったことを受け、急須の文化やお茶の歴史を見直す体験型施設をつくりました。現在20種類以上のコースを体験することができます。

    お茶の淹れ方体験(玉露)1,188円(税込み)

    今回はお茶の淹れ方体験(玉露)を受講しました。玉露とは、煎茶に比べて甘味や旨味が感じられるお茶。日光に当たらないように育てられることで、旨味成分(テアミン)が増え、旨味のあるお茶になります。   席に座ると、お茶を淹れるために必要な道具とお茶菓子がセットされました。スタッフの方の説明を受けながらお茶を淹れていきます。 こちらが自分で入れた初玉露。最初の一杯は濃厚な玉露のエキスが入っており、お茶は甘味があってまろやか!旨味をしっかり感じることできました。 1〜2煎目はお茶の味わいを感じ、用意されたお茶菓子・ほうじ茶羊羹は3煎目から一緒にいただきます。ほうじ茶羊羹の甘味と渋味のあるお茶の相性は抜群。体験で使用している茶葉は6煎目までお茶を楽しむことができるので、ゆっくり味わってみてください。 お茶の淹れ方体験は、英語と中国語の説明書を用意。外国人の方でも気軽に参加することができます。 そのほか、館内には季節限定で茶摘み体験ができる茶園や、お茶の歴史を感じられる資料館も併設。   あらゆる側面から日本のお茶文化を体験・学ぶことができる「福寿園 宇治茶工房」で、「お茶の京都」を堪能してみては?  
    ■Information 福寿園 宇治茶工房 住所:京都府宇治市宇治山田10番地 営業時間:10:00〜17:00(福寿茶寮L.O. 16:00) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) アクセス:京阪「宇治駅」徒歩8分/JR奈良線「宇治駅」徒歩15分 TEL:0774-20-1100 URL:http://www.ujikoubou.com/
      2:抹茶づくしのコース料理で”お茶を食べる”「辰巳屋」 お茶について学んだ後は、お茶づくしの料理を食べに「辰巳屋」へ。福寿園 宇治茶工房の向かいにある橋を渡り、歩いて10分ほどの場所に「辰巳屋」はあります。 今回いただいたのは抹茶料理のコース(抹茶料理 4,500円(税・サ別))。次々と抹茶にちなんだ料理が運ばれてきます。 抹茶塩で食べる天ぷらや、抹茶粥など全ての料理に抹茶が使用されていました。 もちろん最後に出てくるスイーツも抹茶づくし♡ 宇治川を眺めながら、なかなか食べることのできない”抹茶づくし”の料理を味わってみてください。  
    ■Information 辰巳屋 住所:京都府宇治市宇治塔の川3−7 営業時間:11:00〜15:30(L.O. 14:30)/ 16:30〜22:00(L.O.19:30 ) 定休日:不定休 TEL:0774-21-3131 URL:https://uji-tatsumiya.co.jp/menu/macha.html
      3:一休さんが晩年を過ごした酬恩庵(一休寺)の甘味・善哉 最後にオススメするのは、トンチで有名な一休さんが晩年を過ごしたお寺・酬恩庵(一休寺)。お寺のカエデは、11月中旬〜下旬にかけて見頃を迎えます。 取材の時もところどころ紅葉が始まっていました。紅葉の名所としても有名なお寺ですが、やはりこのお寺の魅力は「一休さん」が過ごした場所だということ。

    善哉(一休寺納豆付き) 700円(税込)

    冬になると食べられる「善哉」。名付けたのが一休さんだと言われていることはご存知ですか?善哉は一休さんの好物だったそうです。お寺では善哉と、保存食として作られた「一休寺納豆」をお茶と一緒に楽しむことができます。 一休さんのトンチは物事を両面からみていたんだよ、と田邊住職。 今ある自分に感謝するのか、人を羨むのか。自分の捉え方1つなんだ、ということを教えてくださいました。酬恩庵の日本庭園を眺めながら、自分とゆっくり対話してみるのもいいかもしれません。  
    ■Information酬恩庵(一休寺) 住所:京都府京田辺市薪里ノ内102 拝観時間:9:00〜17:00(宝物殿 9:30〜16:30) 拝観料:大人500円(中学生以上)/小人250円 アクセス:近鉄「新田辺駅」からタクシーで5分/JR「京田辺駅」からタクシーで5分
      「お茶の京都」3選はいかがでしたか?京都にはまだまだ知られていない穴場スポットがたくさなります。ぜひあなただけが見つける「もうひとつの京都」を探してみてください。

    WRITER PROFILE

    水野さゆり / Sayuri Mizuno

    MOSHI MOSHI NIPPON Chief Editor/ASOBISYSTEM もしもしにっぽんWEBサイト編集長。食べること、旅行が好き。 Instagram:@sayuri.mizuno Twitter:@SayuriMizuno125

  • 伝統的な建物でアートや食事を楽しむ「大人な京都旅」

    23.November.2018 | FEATURES / FOOD / SPOT

    国内外の観光客が訪れる京都。これから京都は紅葉のシーズンを迎えます。 今回MOSHI MOSHI NIPPONでは、一足先に京都へ取材に行ってきました。今回の取材テーマは「もうひとつの京都」。まだ多くの人に知られていない「竹の里・乙訓」として知られる穴場なスポットをご紹介します。 第二回の今回は「大人な京都旅」。伝統的な場所で静かな時間を過ごす、そんなオススメスポットを紹介します。   1:伝統ある洋館でモネを鑑賞「アサヒビール大山崎山荘美術館」 大正〜昭和初期に建てられた洋館が美術館になった「アサヒビール大山崎山荘美術館」。もともとは別荘として使用されていました。 現在は別荘だった建物の両脇に安藤忠雄が設計した「地中の宝石箱」「夢の箱」が建設され、常設展・企画展でさまざまなアートを公開。建物2Fにはカフェも併設されています。 今回は取材ということで特別に撮影を許可していただきました。通常館内の撮影は禁止となっています。 建物の中はレトロな世界観。ドアやランプ、ステンドグラスが異国情緒な雰囲気をさらに盛り上げます。このステンドグラスは洋館が建てられた当時から残っているものだそうです。 「地中の宝石箱」では、コンクリート打ちっぱなしの建物にモネの「睡蓮」などが展示されています。こちらは常設展ですが、飾られるアートは企画等により変わります。 取材当時、開催していた企画展は「谷崎潤一郎文学の着物を見る」。 作品のヒロインたちの装いを谷崎の文章や挿絵、時代国俗を手がかりにアンティーク着物で再現しています。(2018年12月2日(日)まで) 着物の柄だけでなく、その当時の着物を使用して再現。ドット柄やレースが使われいたり、着物にバスケットやブーツを組み合わせたコーディネートもありました。当時の女性はとてもオシャレだったのだなぁ、と感じるスタイリングばかりです。当時のファッション文化を楽しめる展示でした。 2 Fのカフェからは街並みが一望できるテラスもあります。アート鑑賞が終わったら、お茶やケーキをいただきながら、ゆっくり景色を楽しんでみてください。    
    ■Information アサヒビール大山崎山荘美術館住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5−3 開館時間:10:00〜17:00 ※入館は16:30まで 定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜 ただし11/19、26は開館。臨時休館あり、年末年始) 入館料:一般900円/高・大学生500円/中学生以下無料 TEL:075-957-3123(総合案内) アクセス:JR京都線「山崎駅」、阪急京都線「大山崎駅」より徒歩約10分 URL:https://www.asahibeer-oyamazaki.com/
      2:町家を改装したレストラン「柳町」 次にオススメしたいのは、福知山にあるレストラン「柳町」。福知山のあたりでは、豊富に採れる農作物など、森の恵みに囲まれた豊かな暮らしが今も残っています。 そんな「森の京都」にある古民家レストラン「柳町」。福知山の中でも城下町の雰囲気が残る場所にあり、明治時代の町家を改装したレストランです。石畳を歩いていくと入り口があります。 中に入ると明治時代の建物とは思えないオシャレな空間が! 料理は、地元で採れた野菜や、こだわりの鶏肉、魚を使った料理をいただきました。造里は宮津の飯尾醸造の酢を使って〆たサバや、かんぱち、鯛、よこわ。大きな唐揚げも名物です。 そしてこちらがお店の名物・鴨すき。鴨の脂はさらっとしていて口の中でとろけるよう。地元産の九条ネギは甘みがあり鴨との相性抜群でした。   隠れ家的なレストランで、ここでしか食べられない”京都の味覚”を楽しんでください。  
    ■Information 柳町 住所:京都府福知山市下柳町21番地 レストラン営業時間:11:30〜14:30(L.O14:00)/18:00〜23:00(L.O22:00) ※日祝は18:00〜22:00(L.O21:00)   カフェバー営業時間:11:00〜25:00(L.O 24:30) 定休日:12月31日〜1月4日 TEL:0773-22-1809 アクセス:JR・京丹後鉄道「福知山駅」徒歩15分 URL:http://yanagimachi.kyoto.jp/
      大人な京都旅はいかがでしたか?まだまだ知らない観光スポットがあふれている京都。「もうひとつの京都」で新しい京都の魅力を発見してみてください。  

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