美濃和紙が生まれた岐阜県美濃市に宿泊可能な現代美術ギャラリー誕生

10.May.2021 | FASHION / SPOT

岐阜県のNIPPONIA 美濃 商家町に、現代美術ギャラリー「GALLERY COLLAGE(ギャラリーコラージュ)」がオープンした。豪商の別邸を改修した古民家宿泊施設内の質の高い展示空間を舞台に、“現代アートとローカルの新しい関係”をつくる。

 

 

 

1、羅針盤なき時代の「ローカルの価値」を、現代アートが照らす。


 高度経済成長・グローバル化によって捨て去られてきた、ローカルの世界。その土地の自然・歴史文化に根ざした暮らしとその風景は、今また、人々にとって大きな意味を持つようになった。この時代だからこそ、地方の暗い夜の虫の音の奥に感じる様々な気配が、人々の進むべき方向を示してくれるはず。この場所で表現する作品は、ここに住む人がよく知る景色を、新しい姿で照らしてくれるだろう。「NIPPONIA 美濃 商家町」は、まちづくり事業として、現代アートと和紙を高いレベルで接続することで、地域の伝統産業と原風景の価値を、広く発信していく。

 

2、シーズン・ラオ「美濃・余白」個展開催中。

 

オープニングエキシビジョンはシーズン・ラオ (劉善恆/Season Lao )による「美濃・余白」展。レジデンス・プログラムで美濃の風景を取材し、ユネスコ無形文化遺産である「本美濃紙」にアプローチした、完成度の高い新作を発表した。2021年5月22日(土)には、オープニングイベントで行われた写真ワークショップ「美濃 心の風景を写そう」への参加者による、作品展示およびオンライン講評会が開催される。地元の高校の写真部を含む、地域の人々が撮った「心の風景」を、作家が講評する。

 

3、「Season Lao 宿泊プラン」スタート


作品と泊まれる「Season Lao 宿泊プラン」がスタート。期間限定で客室「満月」内に、シーズン・ラオのインスタレーション「氷蓮図」を含む複数の作品を展示。制作前のレジデンス・プログラムは、NIPPONIA 美濃 商家町の全面的なサポートのもと、客室への宿泊滞在と、和紙の手漉き職人や機械漉き工場などへの現地ツアーが実施された。また、併設の和紙専門店「Washi-nary(ワシナリー)」からの素材提供で新作を制作するなど、後援体制を充実させている。作品販売だけでなく、宿泊など複数の要素を組み合わせて、事業として継続運営が可能な仕組みが構築されている。まちづくりとアートのどちらの視点からも新しい試みだ。

 

 

1300年の歴史を持つ日本三大和紙・美濃和紙の世界観が広がるギャラリーコラージュへ足を運んでみては?

RELATED ENTRIES

  • 香川県・小野川直樹美術館、瀬戸内をイメージした繊細な折り鶴アートを魅せる「Folklore展」開催

    06.December.2021 | FASHION / SPOT

    香川県にある小豆島の「迷路のまち」で、アート事業や地域事業をおこなう妖怪美術館では、妖怪美術館とあわせて運営している小野川直樹美術館に瀬戸内をイメージした新作6 点をむかえ「Folklore 展」を2021年12月26日(日)まで開催中。


    わずか1cm 四方の紙をピンセットも使わず一羽一羽丁寧に手折りした極小の折り鶴を美しい造形美に仕上げる小野川直樹。学生時代に東京で東日本大震災を経験した彼は、翌年訪れた岩手県陸前高田市で衝撃を受けたことをきっかけに折り鶴を使った作品を制作し始めた。折り鶴を平和の象徴としてではなく、行き場のない自身の気持ちを託す、厳かな「祈り」として位置づけており、その作品には繊細で神秘的な美しさが静かに漂う。

    今回の新作は、2021年3月9日から5月5日の期間に瀬戸内市立美術館の展覧会で展示した瀬戸内をイメージした6作品で、清新で優しい造形美を見せてくれる。テーマはフォークロア(伝承)。人それぞれのさまざまな「祈り」をこめて折られるという「伝承」を優美な作品で表現しており、日本人だけでなく、外国人の人々からも高い評価を得ている。

    アーティストの祈りが込められた繊細で優美な折り鶴アートを堪能してほしい。

     

     

     

    折り鶴との歩み|小野川直樹からのメッセージ

    幼少期の頃に熱中した折り紙。その中でも特に有名な伝承折り紙の一つである「折り鶴」。共に時間を過ごして行くに連れて「折り鶴」には、彷徨っている気持ちの吐き場所であり、繰り返される惰性の様な違和感を感じることがあります。そこには自分と折り鶴とを繋ぐものや、自分の考える折り鶴の「居場所」や「終着点」というものは、ありませんでした。

    2011年に東北で震災がありました。翌年の 4 月に岩手県陸前高田へと赴き、現地の方の話を聞き、実際に町を見て回りました。自然の脅威の前では人間は何もできないのだと恐ろしく、また、その中で輝く生命の力強さも受けました。いつの時代も、人種も性別も社会的地位も関係なく襲ってくる自然の脅威と向き合い、しかし時にあやかり、共存しているのだと改めて感じます。そしてその体験は同時に、いまを生きている、ということをハッキリと意識させられる様です。その様な中で、津波に流された校舎の瓦礫脇に置かれた千羽鶴を見て、ハッとしました。

    それはまるで行き場のない気持ちを折り鶴に託し、この世ではない場所を行き来するようにと祈りを込めた孤独な儀式の様でした。うまく言葉では表現できませんが、今、折り上げている折り鶴はそういった厳かな「祈り」からきているものなのかもしれません。またその様な事柄を作品に落とし込むことで、折り鶴の「居場所」を創り上げています。改めて見つめ直してみると、折り鶴はどこか尊く、また神秘的な「なにか」がひそんでいる様に感じます。そして、それはまた、私の信じている「美しさ」でありました。

     


    ひとりひとりが自分なりの「折り鶴」との歩みを持っているかと思います。どの様に感じてどの様に思いを重ねるかは人それぞれですが、作品との対話を通し、心を揺さぶる「なにか」が生まれることを願っています。

  • 清澄白河の古民家カフェ「no mark.Café」×親子アートユニット「アーブル美術館」展覧会開催

    21.October.2021 | FASHION / SPOT

    清澄白河の古民家カフェ「no mark.Cafe」は、2021年10月15日(金)から11月30日(火)までの期間限定で、親子アートユニット「アーブル美術館」とコラボして、アーブル美術館のブログの100日目までの作品を13点展示。また、今回の展示に合わせて各作品のオリジナルコースターや、カップの縁に立たせることができるオリジナル風神フィギュアのプレゼントキャンペーンを実施する。

     

     

    キャンペーン特典A. アーブルコースター/B. アーブル風神フィギュア

     

     

    no mark.Cafeはくつろぎながらアートを楽しめるカフェを目指しており、様々なアーティストとコラボレーションする「CAFE DE ART」の取り組みを行なっている。
    「CAFE DE ART第一弾」は、あらゆる絵画を模写し、可愛らしくも味のある贋作を生み出す親子3人のアートユニット「アーブル美術館」とのコラボ。今回、アーブル美術館のブログ「アーブル美術館のひ・み・つ」の100日目までの作品から13作品を選び、「ノーマークな大贋作展」と題し展示する。アーブル美術館がアートへの道に一歩踏み出した頃の作品をもとに、もともとのアート作品自体に関する情報やアーブル美術館について知ることができる解説動画も設置されており、2022年カレンダーや各作品のポストカードなども店頭販売している。さらに、Instagramまたは、 Twitterでのアカウントフォロー&投稿で、アーブル美術館コラボアイテムがもらえるキャンペーンが開催されるのでこちらもお楽しみに!

     

    このノーマークな大贋作展をマークしてみては?

     

  • 東京都・町田市立国際版画美術館にて「版画の見かた-技法・表現・歴史-」開催中

    16.October.2021 | FASHION / SPOT

    町田市立国際版画美術館は、現在「版画の見かた-技法・表現・歴史-」を2021年12月5日(日)まで開催中。多種多様な技法によって作られた版画130点を、道具や制作の説明とともに展示し、版画の見かたや楽しみ方を紹介している。

     

    三代歌川豊国《今様見立士 農工商 職人》安政 4(1857)年 凸版・木(多色 摺)

     

    版画家たちは、木版、銅版、石版、孔版など、さまざまな版画の技法を生かして、魅力ある作品を生み出してきた。本店では、町田市立国際版画美術館のコレクション約3万点の中から、アルブレヒト・デューラーやパブロ・ピカソ、棟方志功といった著名な版画家だけでなく、版画ならではの鑑賞のポイントを持つ作品を紹介し、版画の技法や表現の面白さをわかりやすく伝える。

     

    版画鑑賞がもっと楽しくなる「版画の見かた-技法・表現・歴史-」へ足を運んでみては?

     

  • 丸紅コレクションの収蔵品をさまざまなテーマで展示する『丸紅ギャラリー』開館

    07.October.2021 | FASHION / SPOT

    丸紅株式会社は、2021年11月1日(月)に本社ビル内に丸紅ギャラリーを開館する。丸紅は、創業1858年から現在まで続く繊維に関わるビジネスを通じて収集・保全してきた江戸期を中心とする古い時代の染織品(きもの、帯、袱紗など)や染織図案、1960~70年代にアートビジネスに携わる中で入手した西欧絵画、そして、染織図案の接点などから画家本人や画商を通じて収集された近代日本絵画を「丸紅コレクション」として所蔵している。

     

    画像左から《染分縮緬地襷菊青海波模様振袖》※2020年に国の重要文化財指定/《磯つづれ五》竹内栖鳳/《美しきシモネッタ》ボッティチェリ(15世紀後半)



    丸紅ギャラリーでは「古今東西の美が共鳴する空間」をコンセプトに、丸紅コレクションの収蔵品をさまざまなテーマで展示・公開していく。今後、年3回程度の企画展を予定しており、丸紅コレクションの代表的な作品である、イタリア・ルネサンス期の画家サンドロ・ボッティチェリの『美しきシモネッタ』は2022年秋の企画展にて公開予定。

    古今東西の美が共鳴する空間を目指す、丸紅ギャラリーへ足を運んでみては?

  • 何度でも訪れたい異彩を放つ個性的カフェ3選

    05.October.2021 | FOOD / SPOT

    家で過ごす時間が増えて、外出することが減ってしまった今日この頃。しかし、時には外出して気分転換したい時もあるはず。そこで、安全にゆったり充実した一日を楽しめる個性的なカフェをご紹介しよう。

     

     

    【埼玉県】おふろcafe bivouac

    おふろ上がりの快適さを追及したカフェ。充実のおふろ・サウナ、採れたて野菜たっぷりのヘルシーな料理を楽しむことができる。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/497169

     

     

     

    【岐阜県】体験カフェ高山善光寺

    岐阜県高山市の街中にある宿坊「Temple Hotel善光寺」がオープンした、文化、仏教体験ができるお寺カフェ。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/484250

     

     

     

    【東京都】HANARIDA

    毎週日曜日はスマホ・PCの使用はNGの、デジタルデトックスカフェ。店内に飾られた花や木々に癒される空間が広がる大人の秘密基地では、ドライフルーツティーを始めとするスペシャルドリンクがラインアップする。

    詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/493590

     

    TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)

  • 大阪高島屋にて千葉市美術館所蔵「新版画-進化系UKIYO-Eの美」展開催

    21.September.2021 | SPOT

    大阪高島屋で『千葉市美術館所蔵「新版画-進化系UKIYO-Eの美」』展が2021年9月15日(水)から9月27日(月)までの期間限定で開催中。

     

    新版画は、江戸時代に目覚ましい進化を遂げた浮世絵版画の技と美意識を継承すべく、大正初年から昭和のはじめにかけて復興したジャンル。版元・渡邊庄三郎(わたなべしょうざぶろう・1885-1962)のアイデアをもとに、伝統的な技術を用いながらも画家たちの新鮮な感覚を重視して生み出された数々の優品は、アメリカを中心に国内外で広くファンを獲得してきた。今や「shin-hanga」は、「ukiyo-e」とともに、世界の共通語になりつつある。

     


    本展は、千葉市美術館が誇る新版画コレクションから選りすぐった約120点で構成されており、橋口五葉の「浴場の女」や伊東深水の「対鏡」といった最初期の初々しい傑作から、川瀬巴水の情感豊かな日本風景、吉田博の精緻な外国風景、山村耕花や吉川観方による個性的な役者絵を経て、昭和初期のモガを鮮烈に描いた小早川清「近代時世粧」に至る、新版画の成立から発展形への歴史をたどることができる充実の内容の展覧会となっている。

     

    展示作品一例

     

    川瀬巴水「東京十二ヶ月 谷中の夕映」1921年


    「東京十二ヶ月」は、1920年12月から翌年10月にかけての写生にもとづく連作。12点が予定されていたが、正円の4点と正方形の1点のみで終了した。「谷中の夕映」は、夕陽を受けてほの赤く輝く五重塔を描いている。巴水は、ちょうどスケッチを終えた時に鐘の音が響き渡り、思わず襟を正したと回想している。

     

     

    吉田博「帆船 朝 瀬戸内海集」1926年

    吉田博は、1921年に渡邊庄三郎のもとで「帆船」三部作(朝日・日中・夕日)を手がけたが、関東大震災で版木のすべてと作品の大半を失った。5年後、吉田は私家版において再びこの画題に取り組み、サイズをやや拡大して6点に展開した。版の絵であることを強く主張する渡邊版に対して、私家版では時間のヴァリエーションを増やしながらも色の明度や彩度の幅を狭めてより静謐な表現とし、色調や光のわずかな違いに視線を促すようだ。

     

    伊東深水「対鏡」1916年

    伊東深水の新版画第一作。

    原画を単純化して黒と赤、肌の白の三色が映える構成とし、陰影を表すかげ彫り(鋸歯状の刻み)を施した。特別に取り寄せた上質な紅を三、四度重ね、背景にはざら摺り(わざとバレンを傾けてその軌跡を見せる摺り)を大胆に入れるなど、摺りにも工夫が凝らされている。「対鏡」は、彫刀とばれんによる、肉筆ではない「版の絵」であることを前面におしだし、作家が語る「黒髪と赤い長襦袢の間に覗いている襟足の美しさ」を存分に伝える名作となった。

     

    小早川清「近代時世粧ノ内 -   ほろ酔ひ」1930年

    「近代時世粧」は、昭和5年から翌年にかけて制作された、同時代の女性風俗を描く6点シリーズ。小早川清の描く女性には独特の際どさや生々しさがあり、本作でもその本領が発揮されている。とりわけ著名な「ほろ酔ひ」は、断髪や肌を大胆に見せた洋服、煙草、指輪、カクテルといった当時のモダンガールのアイテムをちりばめるとともに、描かれた女性の危うい心模様をリアルに感じさせ、それが本作を時代の肖像画としている理由と思われる。

     

    橋口五葉「髪梳ける女」1920年

     

    豊かに流れる黒髪の圧倒的な存在感や女性の清雅なたたずまいが印象的な、五葉の私家版を代表する1点。モデルは五葉がよく描いた小平とみで、五葉はロセッティが描くような「象牙の首」の女性を後輩に探させ、美校でモデルをしていたとみを見出したとの逸話が残っている。
    本作の女性のポーズにもロセッティ「レディ・リリス」からの影響が指摘されているが、表現自体は、写生を浮世絵の簡潔な墨線に融合・昇華したものといえるのだろう。

     

    時代を超えて世界を魅了する新版画に触れてみては?

  • 京都国立近代美術館にて「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」展示中

    14.September.2021 | SPOT

    企画展「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」が2021年9月7日(火)から10月31日(日)までの期間限定で京都国立近代美術館にて展示中。

     

    会場風景

    会場風景

     

     

    展覧会は、日本の近代の始まりの時代である明治という時代を、当時の油彩画・水彩画を通して、そしてそこに描かれた風景・風俗を通して旅してみようという内容になっている。ヒトやモノが国境を越えて流動した19世紀後半、日本も西洋諸国からさまざまな文物や人々を迎え入れ、一大変革を経験したが、そうした中で制作された絵画には、むしろ日本の風景や風俗が昔のままで、失われる前の姿で記録されてもいたと言っても過言ではない。西洋から日本へ来た画家たちが西洋とは異質な日本の様子や印象を絵にしたのに対し、日本人画家たちは西洋から画法とともに「眼」を学び、自己を再発見するように絵を描いたのだろう。

     

     

    展覧会で展示されている作品は、長らく行方不明だった黒田清輝の油彩画や、新発見の田村宗立の巨大作品など、海外で発見されて日本人コレクターによって収集されたもので、これらの大部分は日本初公開。また、英国の報道画家チャールズ・ワーグマンやフランスの報道画家ジョルジュ・ビゴー、明治後期の日本に水彩画ブームを引き起こした英国の風景画家アルフレッド・パーソンズとアルフレッド・イースト、ジョン・ヴァーレー・ジュニアの3人など、明治の日本を訪れた外国人画家たちが描いた風景画や風俗画も多数公開されている。さらに、日本の花と庭園を愛した英国の水彩画家エラ・デュ・ケインなど、活力に富んだ女性画家たちの作品や、近年再評価されつつある吉田博や笠木治郎吉、渡辺豊洲、小山正太郎、五百城文哉など明治洋画家たちの水彩画、油彩画も多数展示しており見逃せない。

     

    これらの作品を通して当時の内外の画家たちが発見した日本の姿を見ることは、現代の人々にとっても、失われた自己の再発見になることだろう。

  • 日本橋 「アートアクアリウム美術館」リニューアル移転のため閉館間近

    14.September.2021 | FASHION / SPOT

    新しい演出と作品の準備期間に入るため、現在の日本橋 アートアクアリウム美術館が、2021年9月26日(日)をもって閉館する。今後、 2022年上半期にリニューアル移転を予定している。

     

    アートアクアリウム美術館は「生命の宿る美術館」をコンセプトに掲げ、 2020年8月28日(金)東京日本橋にオープンした。作家・総合プロデューサー 木村英智が手掛けるアートアクアリウム美術館は、規模も過去最大で、初披露となる新作の数々や体験エリアの追加と全てがグレードアップ。

    日本橋 アートアクアリウム美術館は、2020年東京でのオリンピック・パラリンピック開催にあたり、国内のみならず海外からも多くの人が観戦に訪れることから、アートアクアリウムを通じて日本が誇る伝統芸能や文化を手軽に知ることができる場となるようにオープンしたが、コロナによる外出の制限、また海外旅行客の受け入れができない状況が長く続いた。そんな中でも、多くの人が来場したが、このたびオリンピック・パラリンピックの閉幕を節目に、新たなアートアクアリウムの移転準備に向けて閉館する。現在の日本橋 アートアクアリウム美術館versionの演出を観覧できるのはこれが最後となる。また、リニューアルオープンまでの間もデジタル上でアートアクアリウムを楽しめるように、「アートアクアリウム」デジタルツアーが9月12日(日)より実施中。

    今しか見ることができないアートアクアリウム美術館をお見逃しなく。

     

  • 岐阜県・高山善光寺で仏教体験もできるお寺カフェがオープン

    15.August.2021 | SPOT

    岐阜県高山市の街中にある、宿坊「Temple Hotel善光寺」が、無料の休憩スペースと様々な文化、仏教体験ができる場として、「体験カフェ高山善光寺(Activity Cafe Zenko-ji)」を2021年8月10日(火)にグランドオープンした。

     

    風通しよく換気の良いお寺 コーヒーやお茶などドリンクはすべて無料

     

    高山善光寺ラウンジエリア Wi-Fi、電源、トイレも自由にご利用ください

     

    本堂でリモートワークや会議「お寺ワーク」。いつもと違う空間でアイデアも広がります

     

    コロナウイルス収束と心身のストレス軽減を願い、期間限定で〝厄除けカフェ善光寺”として2021年4月よりお寺を開放し、地元の方や観光客より好評を得て、継続が決定。

     

    コロナ禍において、心身のバランスを崩す人が増えている中、地域の人のために、また徐々に戻りつつある旅行者のために「こういう時期こそ、お寺が心の平穏に繋がり、人々の拠り所になりたい。そして自分を取り戻し、元気になれる憩いの場を高山につくりたい。観光で賑わう高山が戻ってくることを願い、地域の人と観光客の人が自然に交流でき、ほっと一息できる空間を提供したい」と願う、Temple Hotel善光寺でマネージャーを勤める僧侶の山本海史が体験カフェ高山善光寺を立ち上げ、運営が始まった。

     


    アメリカの大学を卒業し、英語教師の経験を経て出家し、僧侶になった異色のキャリアの山本は瞑想指導者資格を持ち、英語での瞑想指導や仏教プログラムの提供を得意とする。カフェ利用の希望者はお寺ならではの、暗闇のトンネルを歩く修行体験ができる戒壇巡りや、心と体を調える写経や写仏などが提供される。

     

    心身を癒す空間が広がる体験カフェ高山善光寺へ足を運んでみては?

  • サンフランシスコ・アジア美術館の新館にてチームラボ個展開催中

    13.August.2021 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボの個展「teamLab: Continuity」が、サンフランシスコ・アジア美術館で2021年7月23日(金)にオープンした。サンフランシスコ・アジア美術館は、世界で最も充実したアジア美術のコレクションを誇る美術館のひとつ。境界なく連続する世界を表現した「teamLab: Continuity」は、アジア美術館に増築された新館「アキコ・ヤマザキ&ジェリー・ヤンパビリオン」のオープニング展として、長期的に開催される。

     

     

    花と人の森、埋もれ失いそして生まれる, 2017.

     

     

    追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間, 2017.

     

    追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間

     

     

    追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ, 2018.

     

    追われるカラス、追うカラスも追われるカラス– Black in White, 2014.

     

    The Way of the Sea, Transcending Space – Colors of Life, 2018.

     

    The Way of the Sea, Flying Beyond Borders – Colors of Life, 2018.

     

    空間を越えて共有する巨石, 2019.

     

    反転無分別 – Cold Light, 2019.

     

     

    反転無分別、境界を越えて描かれる- One Stroke, Cold Light, 2019.

     

     

    反転無分別 – Continuous, Cold Light, 2018.

     

     

    境界のない群蝶、儚い命, 2016.

     

     

    The Void, 2016. 

     

     

    境界のない群蝶、超越する空間, 2019. 

     

    世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい, 2018. 

     

    生命は生命の力で生きている II, 2021.

     

    スケッチオーシャン, 2020. 

     

    「teamLab: Continuity」は、全てが境界なく連続することをコンセプトにした展覧会。人間は世界を認識するとき、分断し、境界のある独立したものとして捉えてしまう。アートも従来独立したものが対象となっているなかで、本展の作品群は、展示空間から出て移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け合い、時には混ざり合い、境界なく連続する1つの世界を創りだす。本展を通じてチームラボは、統合的に世界を捉え直し、連続していることそのものが美しいと思えるきっかけを創ることを目指している。

    6000年以上にわたるアジアの文物や芸術品を1万8000点以上所蔵しているサンフランシスコ・アジア美術館にて展示される、長い歴史を持つ人類の知の連続性の上に存在するチームラボの作品群をお楽しみに!

  • 東京・豊洲「チームラボプラネッツ」から、チームラボオリジナル青いコチョウランを世界初公開

    15.July.2021 | FASHION / SPOT

    開業3周年を迎えた、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、13,000株を超えるランの花を使用した、新作「Floating Flower Garden」で、世界で一株しか存在しないチームラボオリジナル青いコチョウランを2021年7月8日(木)より世界初公開する。このコチョウランは、国内での一般向け販売は行っていないため、日本でこの花が見られるのは、チームラボプラネッツのみ。

     

    世界で一株しか存在しない、チームラボオリジナル青いコチョウラン

    チームラボプラネッツの新たな作品「Floating Flower Garden」で、大変貴重なコチョウランPhal.‘teamLab Sunshine Star’とPhal.‘teamLab Moonlight Star’を世界初公開する。このコチョウランは、2015年、2021年世界らん展日本大賞受賞者の有限会社座間洋らんセンターの加藤春幸氏が青いコチョウランを目標に品種改良中の「Phal.KS Blue Luedde」の選抜株。今回、加藤氏に展示協力いただき、最も特別な花色を2つ選抜しそれぞれに個体名‘teamLab Sunshine Star’、‘teamLab Moonlight Star’と命名した。

    世界でこの花が見られるのはチームラボプラネッツのみとなり、開花期間は約1ヶ月。このコチョウランが特別で大変貴重な理由は、世界に青いコチョウランの原種は4種類しかないといわれていた中で、近年発見された第5種類目の青いコチョウラン「Phal.lueddemanniana coerulea」(ルデマニアナ セルレア)を親にして生まれた事にある。 本年度の世界らん展に出品した兄弟株3株全てが入賞をした、世界からも注目されている最新品種のコチョウランとなっている。

     

    作品の炎を持ち帰る、スマートフォンアプリ「teamLab: FIRE」

    また、《憑依する炎 – Continuity》を持ち帰ることができるアプリが登場。スマートフォンアプリ《teamLab: FIRE》を起動して、特定の作品や、他の人が持っているこの作品の炎に近づくと、あなたのスマートフォンに炎がともる。その炎を、他の人のアプリ《teamLab: FIRE》に近づけると、炎がつながっていく。自分が最初にもらった炎を、誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は世界中に広がっていく。
    つながって広がっていく炎群全体、そして、自分から分けて広がっていく炎群が、アプリ内の地図に描かれていく。

     

    夏限定で向日葵に変化する《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity》

    さらに、来場者が裸足になって水の中を歩いて体感する作品《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity》が、今の時期だけ夏の装いに。2021年7月21日(水)から8月6日(金)まで、水面に向日葵が広がる空間を体験することができる。

     

    今の期間限定で楽しめるアート作品に注目して。

  • 京都国立近代美術館の工芸コレクションをテーマにした企画展開催

    09.July.2021 | SPOT

    京都国立近代美術館が、2021年7月9日(金)から8月22日(日)まで、「モダンクラフトクロニクル―京都国立近代美術館コレクションより―」を開催する。

    1963年に開館した京都国立近代美術館は活動の柱の一つに工芸を置いており、国内有数の工芸コレクションを形成してきら。加えて、当館は「現代国際陶芸展」、「現代の陶芸―アメリカ・カナダ・メキシコと日本」、「今日の造形〈織〉-ヨーロッパと日本―」、「現代ガラスの美―ヨーロッパと日本―」など、折に触れて日本との比較の中で海外の工芸表現を紹介し、日本の美術・工芸界に大きな刺激を与えてきた。本展では、当館の工芸コレクションを用いて、これまでの当館の展覧会活動の一端を振り返るとともに、近代工芸の展開を紹介する。

     

    明治の超絶技巧から創造性あふれる現代工芸まで、京都国立近代美術館の収蔵品を通じて近現代工芸の大きな流れを体感できる。第1章では、日本の工芸史に大きな影響を与えた重要な国際展の出品作から海外作家の作品70 点を展覧会ポスターとともに紹介。また、総数305 点・国内作家231 点、海外作家74 点にも及ぶ膨大な名品・優品が一堂に紹介される。さらに、展覧会に合わせて、当館所蔵の全工芸作品を網羅した所蔵品目録の発売が決定した。

RANKING

  • DAILY
  • MONTHLY

FOLLOW US