音楽プロデューサーとモデルが織り成す異色のユニット、livetune+の快進撃に迫る!

21.August.2016 | FEATURES / MUSIC

2016年5月に初となるアルバム「Sweet Clapper」をリリースした2人組の音楽ユニット、livetune+。「キリン 氷結®」のWeb限定アニメーションCMのために書き下ろした新曲「Cheers!」が全世界で配信されるなど、注目を集める彼らですが「あれ、livetuneってソロユニットじゃなかったっけ…」と戸惑っている方もいるかもしれません。今回はlivetune+のメンバー、kzとやのあんなのこれまでとこれからについて色々と探っていきたいと思います!!

VOCALOID界のレジェンド・kz
音楽制作全般を担当するkzは、ClariSやMay’nといったアニメやゲームと関係の深いアーティストたちに対して楽曲提供などを行う傍ら、DJやリミックスも行う音楽プロデューサーです。livetuneは、元々彼の音楽活動時におけるユニットの名前でした。

そんな彼は、初音ミクの歴史になくてはならない人物なのです。

 

初音ミクを使用した楽曲「Packaged」を公開したのは、ミクがリリースされてまだ間もない頃。キラキラとしたエレクトロサウンドに乗せられた歌詞は、多くのニコニコ動画視聴者の心を掴み、再生数をぐんぐん伸ばしていきました。

 

そして、アルバム「Re:package」を2008年8月に、「livetune feat.初音ミク」名義でリリース。ミクの名称で商業流通盤がメジャーレーベルより販売されたのは、初めてのことでした。

 

もう一つ欠かせない曲といえば「Tell your world」。
そう、2011年に公開された、ミクが世界中を駆け巡るあのGoogle ChromeのCMテーマソングです。世界中をインターネットを介して繋ぐという楽曲は、電子の歌姫ならでは。大きな反響を呼び、邦楽歌手史上最大規模の世界217カ国で配信されました。現在もその記録は破られていません。

 

青文字系の枠にとどまらないモデル・やのあんな
一方で、ボーカルを務めるやのあんなは、雑誌merやSEDA、Soup.といったナチュラル系からKERAなどの個性派、さらにはメンズファッション誌まで、幅広いフィールドで活躍する人気モデルです。
昨年には、写真家の米原康正とタッグを組んだ写真集「やのあんな MADE in HARAJUKU VOL.1」を発売しました。 同性受けする “カワイイ”だけではなく、異性をドキッとさせる“カワエロ”を追求。青文字系モデルの中では少し珍しいスタンスですが、彼女の持つ幅広い魅力の一つと言えます。

 

雑誌モデルとして活躍しつつ、音楽活動を行うことは珍しいことではないかもしれませんが、彼女が少し特殊なのは、芸能界に入った当初から「音楽活動をやりたい!」という強い希望を持っていた点。
短期大学在籍時にスカウトされモデルとしてキャリアをスタートしてからも、音楽に関する仕事をしたい!と声を上げ続けました。そして2013年8月、アニメ「ステラ女学院高等科C3部」の主題歌になった「Shape My Story」でついに歌手デビューを果たします。まさに、アニメに造詣の深い彼女だからこそ掴めたチャンスでした。

 

飲み友達が、いつのまにか音楽活動の相方に!?
「Shape My Story」の制作を手がけたのが、何を隠そうkzだったのです。徐々に打ち解けていった2人は、2014年にlivetuneが企画・制作したアルバム「と」で再び共演。

 

かねてより、「オーディエンスと直に触れ合うライブ活動をしたい。その為にボーカリストを招きたい。」と考えていたkzは、アルバム制作終了後にやのを誘ったところ、彼女は快諾。2015年10月についにタッグを組み、livetune+としての活動が始まりました。プロデューサーとシンガーというより、共同制作者に近い関係性である点が特徴のユニット。冒頭で触れた1stアルバムの収録曲制作には、やのも参加しています。結成時にはすでに飲み友達という遠慮のいらない仲だったため、kzが最初に書いた歌詞に関して「こんな夢見がちな女子いないよ!」と、ツッコミが入ることもしばしばあったのだとか。
こうして生み出されたアルバム収録曲は、kzの最大の持ち味である心躍るようなメロディーラインや、ちょっとロボットチックなボーカルアレンジは勿論健在なのですが、スイートで芯のあるやのの歌声が乗り、歌詞に出てくる女性観がよりパワフルになったことで、以前のlivetuneとは一味違った楽曲の世界観になっています。

livetune+の活躍は国内に留まらない…!
アジア最大級のアニメイベントである「Anime Festival Asia(AFA)」のうち、タイでの出演に引き続き、9月16日(金)〜18日(日)に行われる「Anime Festival Asia Indonesia」への参加が決定しました!
数多くの人気声優・アニソンアーティスト・コスプレイヤーが参加してきたAFA。日本発のアニメ・ファッション・音楽といったカルチャーを体現してきた2人にとっては、これ以上ないほどにぴったりな舞台です。

 

一方、日本国内のステージも見逃せません。
10月8日(土)〜10日(月・祝)に行われる、大阪・ミナミエリアのライブハウス20カ所以上を舞台にした「FM802 MINAMI WHEEL 2016」への出演が決定。DJとしてクラブミュージックの場を創ることの多かったkzにとっては新境地となる、ライブシーンに積極的に進出していることがわかります。

 

今までとは違う形で活動することで、音楽シーンをもっともっと面白くできたら…。強い想いをもとに活動を続けるlivetune+は、さらに私たちを楽しませてくれるに違いありません!ますます加速していくであろう2人、これからもCheckです!

 

文:囲(SHUTTER)

 

livetune+ オフィシャルWEBサイト http://livetuneplus.com/

Anime Festival Asia 2016 http://animefestival.asia/

TALENT PROFILE

やのあんな

神奈川県横浜市出身。2013年8月にkz(livetune)プロデュース楽曲「Shape My Story」をリリース。2014年1月には、kzのソロプロジェクト「livetune」のシングルにヴォーカリストとして参加。両曲共にアニメの主題歌となり国内外で話題に。ヨーロッパやアジア9カ国13カ所でモデル・アーティストとしてステージに立ち、原宿ポップカルチャーを世界に発信、活躍の場を広げている。 2015年3月に自身初の写真を発売、「カワエロ」をキーワードに魅せたスタイルが抜群だと注目を集めた。2015年10月にkzとの新生ライブユニット「livetune+」を結成、2016年5月11日に1st EP『Sweet Clapper』をリリース。

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