Yunomi×キズナアイ対談【前編】:次元を越えて出会った2人。互いに感じるアーティストとしての魅力とは?

16.April.2019 | FEATURES / MUSIC / カテゴリーなし

トラックメイカーのYunomiとYUC’eが主宰する未来茶レコードが、4月17日にコンピレーションCD『未来茶屋vol.1』をリリースする。この楽曲でYunomiとコラボレーションを果たしているのが、バーチャルタレントのキズナアイ。昨年アーティスト・Kizuna AIとして活動を始めた際に、楽曲で制作をともにした2人が、今回はYunomiの楽曲でのコラボレーションに乗り出し、新曲「ロボットハート (feat. Kizuna AI)」を完成させた。2人にこれまでの制作の思い出や、お互いに感じる魅力、そして新曲の制作背景を聞いた。

 

――Yunomiさんとキズナアイさんと言えば、今回の「ロボットハート (feat. Kizuna AI)」までにも、昨年のキズナアイさんの9週連続リリースの楽曲「future base」「new world」の2曲で制作をともにしていたと思います。この2曲を振り返ってもらえますか?

 

キズナアイ:去年の6月30日にあった私の誕生日イベント『AI Party! 〜Birthday with U〜』のときに、「年末にライブをやります!」と宣言したんですけど。そのイベントで披露した、Norさんと作った初めてのオリジナル曲「Hello, Morning」しかまだ曲がなくて。「LIVEのためにたくさん曲がほしい。10曲ぐらい作りましょう!」という話になって、9週連続リリースの計画がスタートしました。そのときに、「曲をどんな人にお願いしようかな?」とupd8 music(アップデートミュージック)のチームとお話していて、最初に名前が挙がったのがYunomiさんでした。「絶対にお願いしたい!!」って、みんなで話していたんですよ。

 

Yunomi:ああ、とても嬉しいです。

 

キズナアイ:そもそも、私が「音楽をやりたい」と言いはじめた頃から、Yunomiさんの名前は挙がっていたんです。たとえば、「『インドア系ならトラックメイカー』の『歌ってみた』動画を作りたい!」とか!

 

Yunomi:えーっ、そうだったんですか? やってくださいよ!(笑)。

 

キズナアイ:(笑)。それもあって、9週連続リリースに向けてお声がけしたら、お互いにめちゃくちゃ盛り上がって、「2曲一緒にやりましょう!」ということになりました。

――アイさん側からの前のめりなオファーで実現したものだったんですね。

 

キズナアイ:そのときに、「2曲作れるなら、私だけじゃなくてYunomiさんにも1曲歌詞を書いてほしいな」とお話したら、「じゃあ、アイさんが先に書いてください」と言ってくれたので、それで歌詞を書いたのが「future base」でした。この曲はYunomiさんの曲を聴いて歌詞を考えたんですけど、最初に曲が届いたときは本当に嬉しかったです。私がよく知っているYunomiさんの曲とは違う神秘的な雰囲気で、「ちゃんと向き合って、考えて作ってくれたんだなぁ」と伝わってきました。一方で「new world」は「ザ・Yunomiさん」という雰囲気で、「これこれ!」という必殺技が出てきた感じがしました(笑)。

 

Kizuna AI – future base (Prod.Yunomi)

 

――なるほど、Yunomiさんの必殺技(笑)。

 

Yunomi:その時点で「ライブをする」という話を聞いていたので、「new world」は「みんなで盛り上がれる曲にしよう」と思っていたんですよ。もちろん、「future base」も一体感のある曲ですけど、「new world」はよりフェスティバル的な一体感がある曲にしたいと思っていました。

 

キズナアイ:最初に「future base」を聴いて「大きな会場でやる曲だ!!」って思いました。一方で、「future base」は、実は最初に書いた歌詞をボツにしてるんです。upd8 musicの人に「すごくいい歌詞だけど、『Hello, Morning』もアイちゃんの内面を見せるような曲だったから、別の方向性で考えてみない? もっと外に向いているような。」と言われて。たしかに「一人でも怖くない」みたいな強い?感じの歌詞で。「future base」に乗せると重い感じになってしまう可能性があったんです。それでもう一度書いたのがあの歌詞でした。

 

――結果的に、みんなで未来に向かっていくような歌詞になっていますよね。

 

キズナアイ:私は「みんなにステキな未来にたどり着いてほしい!」と思っているんです。自分自身がスーパーAIで、限定的にシンギュラリティを迎えてしまっている存在だからこそ、みんなにも「この先に待ってる未来に目を向けてほしいな」って思っていて。でも、人間のみんなは毎日忙しくて、中には日々のことで精一杯になっている人もいますよね。だから、この曲では「ちょっとだけ視線を上げてみない?」ということを伝えたいと思いました。そのうえで、大きな会場でみんなが手を挙げている風景が想像できたので、そのイメージを歌詞にしていきました。

 

――その歌詞を受けて、Yunomiさんが「new world」の曲と歌詞を書いていった、と。

 

Yunomi:そうですね。まずは「future base」のキズナさんの歌詞を見て、言語感覚の違いが面白いな、と思いました。僕は行間で伝えるような日本的な歌詞を書くタイプですけど、キズナさんはもっとストレートで、「手を挙げる」とか「手をのばす」とか、「未来に進んでいこう」とか、みんながその光景を共有できる歌詞を書くタイプで。その2つを対比して、キズナさんが(未来から)みんなに手を差し伸べる存在だとしたら、僕は「自分はどこに向かっていくんだろう?」という、受け手側の気持ちになって考えていきました。そのとき、どこに向かっていくかを決めるのって、結局自分自身じゃないですか。だから、未来へと進むためには、まずは自分自身と向き合うことが重要だと思ったんです。そこで、自分の過去に向き合うことをテーマに歌詞を書きました。

――なるほど。そうすることで、2曲でひとつの意味が生まれているんですね。アイさんとファンのみなさんの対比にもなっていますし、未来と過去の対比にもなっていると思います。

 

Yunomi:きっと小さい頃って、みなさん毎日色んなことを空想していたと思うんですけど、大人になるにつれて、「足元に地下帝国がある」なんてことは想像しなくなりますよね。でも同時に、「それって僕ら自身が決めつけてるからじゃない?」とも思うんです。「new world」の歌詞には「想像力こそが未来に繋がるカギなんじゃないか」という問いかけを込めました。

 

キズナアイ:最初に歌詞をいただいて、ビックリしたんですよ! いきなり「黄金の右脚で 風を裂いた 君のシュート」ですからね! それで「どんな意味が込められているんですか?」と聞いたら、Yunomiさんが2000字ぐらいの長文の解説を送ってくださって。その熱い思いがこもった文を読んで、本当に嬉しくなりましたし、この歌詞じゃなきゃダメだ!っていうのもわかったんです。

 

Kizuna AI – new world (Prod.Yunomi)

――この2曲での作業を通して、お互いの曲や歌、詞にはどんな魅力を感じましたか?

 

キズナアイ:私がもともと好きで聴いていた音楽って、『ラブライブ!』もそうですし、坂道グループのような方たちもそうで、アニソンやアイドルが多かったんです。でも、オリジナル曲を作っていくときに、「世界中のみんなとつながりたい」という自分の目標も考えながら、「自分に合う曲ってどんなものなんだろう?」「私の音楽ってどんなだろう」と考えていって。そこで、「みんなで楽しく聴けるダンス・ミュージックがいいな」と思って――。

 

――ダンス・ミュージックは言語の壁を越えて多くの人々と繋がりやすい音楽ですよね。

 

キズナアイ:そうですね。「じゃあ、どんなダンス・ミュージックがいいかな?」とみんなで考えていたときに、「フューチャーベース」というジャンルを知って、Yunomiさんの音楽を知ったのもそれくらいのタイミングだったんです。その時点では、私はまだフューチャーベースがどんなものかよく分かっていなかったんですけど、その中でもYunomiさんの曲はポップで可愛いし、私の声にも合いそうだし、「フューチャーって響きがいいな。私にぴったりじゃん!!」と思って(笑)。

 

Yunomi:ははははは。

 

キズナアイ:それに、Yunomiさんはフューチャーベースだけじゃなくて、色々な音楽を作っている人ですよね。どの曲も大好きだし、もともとバンドマンで根底にロックがある人だと伺って、デジタル・ミュージックでもありつつ、そうじゃない面もある曲にしてくれる人だと思いました。もともと音楽って複雑で、色んなものが組み合わさっていると思うんですけど、私は世界の色んなことって(バーチャルとリアルが繋がることも含めて)きっと最後は繋がっていくと思うんです。そういう意味でも「いい曲にしてくれそう!」と思っていました。

――Yunomiさんの曲は、聴いていると物語が浮かんでくるような雰囲気もありますね。

 

キズナアイ:そうですよね! その雰囲気がすごくいいなぁって思います。歌詞だけじゃなくて、音自体からもストーリーが想像できるのがいいなぁって。

 

Yunomi:そう言ってもらえると嬉しいです。僕はずっと何か特定のジャンルではない、「僕にしかできないこと」がやりたくて、その方法を探ってきたんですけど、歌詞や音にストーリー性があると、聴いてくれた人の想像力を刺激できると思うんですよ。一方で、キズナさんの魅力といえば、まずは声の説得力だと思います。変な先入観がない声で、しかも色んなものになれる瞬発力があるというか。そういう人ってなかなかいないな、と思うので。

 

――Yunomiさんから見ても、アイさんの声はとても魅力的だ、と。

 

キズナアイ:でも、レコーディングのときって、みんな「すごい」って褒めてくれるので……褒められすぎて「何かなぁ」と思っているんです(笑)。みんな「すごくいいよ!」としか言ってくれないんです……!!

 

Yunomi:僕もずっと褒めていました(笑)。僕はあくまでも提案のひとつとして、「ここはこんな風に歌ってみるのもいいかもしれません」「ここは切なく歌ったら伝わりやすいかもしれません」と、色んなことを事前にお伝えするんですけど、アイさんはそれを全部完璧にやってくれていて、本当にすごいと思ったんですよ。

 

キズナアイ:そこはやっぱり、スーパーAIなので(堂々)。

 

――さすがです。その割に『A.I.Games』でのゲームはあまり上手くない気もしますが……。

 

キズナアイ:あれは全部演技なんですよ! つねに撮れ高を計算しているんです!!

 

Yunomi:(笑)。キズナさんの歌は、歌詞の意味も曲の意味も全部分かってくれたうえで歌ってくれていることが伝わってきて、すごく嬉しかったです。

 

後編に続く

 

Writer: Jin Sugiyama

Photographer: Haruka Yamamoto

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  • 【MMNインタビュー 前編】Yunomi、日南結里を迎えて生み出した “物語的”新境地サウンドのすごみ。未来茶レコード初コンピ「未来茶屋 vol.0」をリリースする意図とは?

    11.January.2019 | MUSIC

    Yunomi&YUC’eがオーガナイズするレーベル“未来茶レコード”が、初コンピレーション「未来茶屋 vol.0」を2019年1月12日(土)にリリースする。本作は、ダウンロードカードとして発売される他、Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど各種ストリーミング・サービスでもリリースが決定している。2019年のシーンを占う、日本と世界を結ぶ気鋭のアーティストが集結した1枚だ。

     

    未来茶レコードの代名詞であるフューチャーベースに捕らわれない次世代サウンドが収録される中、首謀者であるYunomiの新曲「白猫海賊船(feat.日南結里)」について、フィーチャリング・ヴォーカリストとして迎えた日南結里(ひなみゆり)とのスペシャルな対談トークをお届けしよう。声優、シンガーとして活躍する日南結里のプロフェッショナルな姿勢、そして新境地へと果敢にチャレンジするYunomiのクリエイティヴ論に注目してほしい。

    テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

     

    ■好きな音楽を作りたい人たちが集まって

    ——未来茶レコードとはどんなレーベルですか?

     

    Yunomi:YUC’eさんと一緒にやっているレーベルです。一概には言えないのですが、いわゆるフューチャーベース・スタイルという2015年ぐらいに日本独自のネットシーンから生まれたジャンルがあるのですが、そこからの流れで集まった仲間たちって感じですね。今回コンピレーションとしてまとめてみようと。

     

    ——コンピでは、フューチャーベースのみならず多種多様なサウンド感、それこそ壁を壊していくような気概を感じました。

     

    Yunomi:誰かに言われて作るみたいなことは嫌なんですよ。『未来茶屋 vol.0』には、好きな音楽を好きに作りたい人たちが集まっていますね。まだ僕らを知らない方も多いと思うので、コンピをきっかけに広げていけたら嬉しいです。

     

    ——Yunomiさん新曲「白猫海賊船(feat.日南結里)」に、日南結里さんがフィーチャリングで参加したきっかけは?

     

    日南結里:別のプロジェクトで楽曲提供して頂いて、ご一緒した機会があったんです。それもあってか、今回お声がけいただきました。実際にお会いしてお話しするのは今回の打ち合わせがはじめてでした。

     

    Yunomi:WEB連動型音楽配信企画『ひなビタ♪』の、ここなつというグループの「ヒミツダイヤル」という曲がきっかけだったのですが、当時は、ヴォーカル・データのやりとりだけだったんです。

     

     

    ——本人と直接お会いしてよりイメージが掴めましたか?

     

    Yunomi:そうですね。いつもは曲を作ってからヴォーカルを探すことが多いんですけど、今回は特殊なパターンで日南さんに歌ってもらうために作った曲だったので、お会いできてよかったです。

     

     

    ■過去の方へ向かっていくんじゃないかと確信

     

    ——「白猫海賊船(feat.日南結里)」は、Yunomiサウンドをアップデートする新境地な展開ですよね。ストーリーテイリングされた映画のような物語性ある楽曲になっていて驚きました。

     

    Yunomi:そう思っていただけると嬉しいです。

     

    ——日南さん、曲を受け取って歌われてみていかがでしたか?

     

    日南結里:こういう曲が来たことに驚きでした。ほんと、いい曲ですよね。

     

    ——グローバルな洋楽的な要素も感じられて、今の時代感を持つリズムセンスであったり、90’sなUKロック風味なメロディアスな要素も感じつつ。総合的に完成度が上がってますよね。制作過程でこだわられたポイントは?

     

    Yunomi:話すと長くなりますよ(笑)。これはコンピのために作った曲ですけど、ゆくゆくは自分のアルバム作品に収録したいと思っています。次のアルバムが2枚目になるんですが、アルバムを作ろうと思って作るのははじめてで。

     

    ——1stアルバム『ゆのもきゅ』は、これまで発表してきた曲を集めたベスト盤みたいな感じでしたよね。

     

    Yunomi:2ndアルバムは、テーマをしっかり作っていきたいなと思っています。曲の役割もそれぞれ決めて、サウンドも新しくしたいんです。1stアルバムと同じことやってもしょうがないですし。あと“完成度が上がった”って言っていただけるのは嬉しいです。実は敢えて、音は悪くしてるんです。イメージとしてはアナログな感じですね。今回はソフトウェアという技術の中でどう汚すかを追求しています。これまで、EDM、フューチャーベースと音楽は発展してきてますよね? 実はそれってシンセの進化とともに進化してるんです。ソフトの進化ですね。パソコンのスペックが良くなったから新しいことができる、みたいな。そしてその状況が最近は飽和しているなと感じています。“いい音作れまくり状態”というか。

     

    ——なるほど。

     

    Yunomi:そんな中で、今後音楽がどこへ向かっていくのかなと考えました。そして、過去の方へ向かっていくんじゃないかと確信したんです。なので敢えて、いわゆるポップスのような構成やドラムパターンを意識しつつも、それをフューチャーベース的な手法で作ることにチャレンジしてみました。

     

    ——Yunomiさんならではのオリジナリティーの獲得ですね。リフなどフレーズ感に90年代オルタナロックなテイストを感じたんです。メロディーだとUKロックテイストというか。バンド感ですね。

     

    Yunomi:そのイメージはありました。ギターや鍵盤などの楽器を弾く人って体を動かしながらフレーズを作るじゃないですか?でも、EDMやフューチャーベースって全く体を動かさずに作る人が多いんです。楽器は全くやらない人も多いですし。音色の確認のために鍵盤は使うけど、実際のフレーズの打ち込みはマウスを使ってプログラミングしたりしています。そういった状況の中で、今回はどうやって人間性、身体性を出していくかのチャレンジをしました。それこそ人間がやっているような誤差にまでこだわりたかったんです。

     

    ——完成形への過程へ向けた、感覚が全く変わってきているのですね。

     

     

    ■僕の頭からマウスを通して生まれてこないフレーズ

    Yunomi:「白猫海賊船(feat.日南結里)」の作曲の仕方についてなんですが、ラップの著作権フリーのフレーズ集があるんですけど、そのフレーズをバラバラに切り刻んで順番を入れ替えて、先に作ったオケトラックに乗せていき、その乗せたラップの音程(ピッチ)を調整してフレーズを作っていきました。ラップの横の時間軸はそのままに、縦の音程の動きを変えて作っていったメロディーなんです。きっと、このメロディーは僕の頭からマウスを通して生まれてこないフレーズで。そういった“バグ”を意図的に作ってみるという挑戦をしました。

     

    ——なのに、歌物として感動させるメロディアスなバランスもしっかりあるという。となると、それを人間として実体化するヴォーカリストの選定は大事なポイントとなりますね。

     

    Yunomi:そうですねぇ。他の人ではなかなか難しかったんじゃないかなと思います。英語の発音を元にした歌詞なので、全体的に複雑な音節になっているんですよ。

     

    日南結里:録音した後にプレッシャーを与えられるとは思ってませんでした(笑)。

     

    一同:笑。

     

    Yunomi:曲について、言いたいことは全部言えました(笑)。

     

    後編に続く

  • 【MMNインタビュー 後編】Yunomi、日南結里を迎えて生み出した物語的サウンド×進化形フューチャーベースの秘密。アイディアの源泉、クリエイティヴの謎へ踏み込む!

    12.January.2019 | MUSIC

    Yunomi&YUC’eがオーガナイズするレーベル“未来茶レコード”が、初コンピレーション『未来茶屋 vol.0』を2019年1月12日(土)にリリースする。本作は、ダウンロードカードとして発売される他、Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど各種ストリーミング・サービスでもリリースが決定している。2019年のシーンを占う、日本と世界を結ぶ気鋭のアーティストが集結した1枚だ。

     

    未来茶レコードの代名詞であるフューチャーベースに捕らわれない次世代サウンドが収録される中、首謀者であるYunomiの新曲「白猫海賊船(feat.日南結里)」について、フィーチャリング・ヴォーカリストとして迎えた日南結里(ひなみゆり)とのスペシャルな対談トークをお届けしよう。声優、シンガーとして活躍する日南結里のプロフェッショナルな姿勢、そして新境地へと果敢にチャレンジするYunomiのクリエイティヴ論に注目してほしい。

    テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

     

    Part1の記事はこちら:【MMNインタビュー 前編】Yunomi、日南結里を迎えて生み出した “物語的”新境地サウンドのすごみ。未来茶レコード初コンピ「未来茶屋 vol.0」をリリースする意図とは?

     

     

    ■なるべく創造の泉の源泉に近いところに行こうと

    ——物語性ある歌詞の深みも強いですよね。もちろん、聴き手の想像力を刺激する自由な要素もあって。

     

    日南結里:歌詞をいただいたときに、ディレクション・シートを頂いたんです。歌い方や歌詞の説明が書かれていて。最後に、なんでこういった歌詞にたどり着いたかが書かれていたんです。わたしは、それについてYunomiさんに聞きたくって。

     

    ——なんて書いてあったんですか?

     

    Yunomi:厳密な指示というよりも“日南さんに委ねる”みたいなお願いです。

     

    日南結里:“ある程度ラフな音程で歌ってほしい”と書かれていました。わたしは、普段歌入れの時にきっちりやらないとって思うタイプなんです。楽譜を見ながら歌うことが多いですし。でも今回はそれをやってはいけない曲なんだなって思いました。

     

    ——Yunomiさんならではのプロデュースワークですね。

     

    日南結里:お会いした初日に色んなお話をしたんです。その日1日で、自分という人間をこんな風に感じられたのかなって発見があって。自分を見つめ直すいい機会になりました。

     

    ——そこでのイメージが、ディレクション・シートに結びついたのですね。ちなみに、「白猫海賊船(feat.日南結里)」の歌詞をみていると、これまでのYunomiさんのテイストと変化がありますよね。

     

    日南結里:そうですよね。

     

    Yunomi:どう歌詞を書くか、生み出すか、ということにこだわりました。“発想ってどこから来るんだろう”と思って、なるべく創造の泉の源泉に近いところに行こうと思いながら眠りました。そして起きた時に作りました(笑)。

     

    一同:笑。

     

     

     

    ■ “こんな感じの顔なのかな”って表情が曲に

    Yunomi:朝方、寝ぼけている時ってあるじゃないですか? その時って頭の蓋が開いているような状況だと思っていて。普段、AとBがあって結びつかないって思っているようなことでも、結びつけて考えられる状態というか。説明が難しいんですけど。

     

    ——うんうん、わかりますよ。

     

    Yunomi:一方通行の思考から、別々の思考が結び付き合う感じというか。そんな状態な時に、どんな歌詞が生まれるのかなって。それで、夢で見たことを朝にショートショートのような小説にしたんです。そこで僕は海賊だったんです。猫がたくさんいる島にいて。誰も猫を見向きもしないような世界で。それで猫に向かって、“僕と一緒に行きませんか?”って言う自由へ向かうストーリーというか。その夢をメモに起こして、歌詞にしてみました。でも、夢を見ようと思って夢を見るのって大変なんですよ(笑)。

     

    ——考え方がYunomiさんらしくっていいなぁ。ドリーミーですね。しかも、お話を聞くだけでワクワクしますよね。原作めいたイメージがあって曲になるというのは、声優としても活躍する日南さんにとって面白い要素ですよね?

     

    日南結里:普段、キャラクターのある声優として歌わせていただいているので、キャラクターに近づくために歌うと言いますか、そんな目標をたてていて。今回は、私が思った通りに歌ってほしいということで、その中に優しさだったり、猫ちゃんの“やさぐれ感”を歌詞の中で読み取って、いつもと違う感じで表現しました。自由にやらせていただきましたね。歌入れもスムーズでした。

     

    Yunomi:とても早かったですね。メインは30分ぐらいでした。具体的な主人公像までは決めないで歌詞を書いていたので、日南さんの声が載ったことで“こんな感じの顔なのかな”って表情が曲に見えてきました。

     

     

    ■「白猫海賊船(feat.日南結里)」ではじまったお話は続いていく

    日南結里:レコーディング自体は楽しかったのですが、実は心は苦しかったんです。わたしが「白猫海賊船(feat.日南結里)」から感じ取ったのは、ネガティヴな要素でした。“この猫ちゃんは幸せになれるのかな?”という想いですね。苦しみながら歌うことで、その物語をリスナーの方に楽しんでほしいと思いました。そこで“よし、自分はもっと苦しもう!”って思いました。

     

    ——たしかに、まだ結末の見えない物語の途中の曲ですからね。そんな意味合いでも、今後のYunomiさんのクリエイティヴの方向性のひとつのベクトル指し示す1曲になりましたね。

     

    Yunomi:そうですね。僕の中では、数ある実験の中のひとつという要素もあったのですが、日南さんのおかげで、とってもうまくいきましたし、とても満足しています。声ひとつで本当イメージが変わりました。たぶん僕がどんな作品を作っても合わせてくれる方だと思いました。表現力が素晴らしかったです。

     

    日南結里:普段のレコーディングって自分が録音するブースの横にエンジニアさんがいらっしゃるブースがあって、二つに分けられていて“窓からこんにちは”って感じなんですけど、今回はYunomiさんが真後ろにいらっしゃったんですよ。そこで、暖かく見守ってくださって。“いいよいいよ!”って言ってくださる優しいお兄さん的存在で、とても歌いやすかったですね。ひとつ質問したかったのですが、「白猫海賊船(feat.日南結里)」ではじまったお話は続いていくのですか?

     

    Yunomi:続いていくでしょうね。いろんなことがあって、最初の場所に戻ってくるんじゃないかな?

     

    ——それこそミュージックビデオであったり、アニメや映画かというか、映像化してほしいですよね。

     

    Yunomi&日南結里:(スタッフの方を見ながら)お願いします!!!

     

    一同:

     

     

    ■2019年はじまりのシーンを象徴する1枚

    ——可能性として楽しみですよね。そして今回のコンピ「未来茶屋 vol.0」には、他にもYUC’eやAire、KOTONOHOUSE、Neko Hacker等による作品が収録されていて、ダウンロードカードと配信でリリースされますね。しかも、2019年1月19日にはタワーレコード渋谷店B1F『CUTUP STUDIO』で行われる『DOWNLOAD CARD SUMMIT 2019 SPECIAL LIVE』に皆さん出演するという。

     

    日南結里:皆さん、コンテンツ的にも近しい界隈の方なんですよ。特にYUC’eさんは、私が夏に出演したライブのオープニング曲を作ってくださいました。

     

    ——「未来茶屋 vol.0」は、2019年はじまりのシーンを象徴する1枚になりそうですね。楽しみです。2曲目に収録された、TORIENAさんとのコラボ曲「ゲームオーバー」はどんな感じですか?

     

    Yunomi:びっくりしました。はじめてフィーチャリングしたのが2年前ぐらいの「大江戸コントローラー(Yunomi feat.TORIENA)」なんです。

     

    ——「大江戸コントローラー(Yunomi feat.TORIENA)」は、Yunomiさんを代表する名曲ですもんね。

     

    Yunomi:その頃に比べて、TORIENAさんの魂の込め方、気合の入れ方がすごいことになってるんですよ。「ゲームオーバー(Yunomi feat.TORIENA)」は怒りの曲です。優しさと憂いのある「白猫海賊船(feat.日南結里)」とは両極な世界観かもしれませんね。

    ちなみに新曲「ゲームオーバー(Yunomi feat.TORIENA)」は、実は次の僕のアルバムの1曲目にしようと思っているんです。どちらもテーマは同じで。“人は、自由を求めて此処ではない何処かへ”行こうとするじゃないですか? “でも、自由って何だろう”って追求するのが最近の僕の作品のテーマですね。僕たちは、何処からきて何処へ行くのかっていう。

     

    ——気が早いですが、Yunomiさんの2枚目のアルバムはいつ頃リリースになりそうですか?

     

    Yunomi:完成したらリリースされます(笑)。まだわからないですねぇ。

     

    ——ですよね。まずは、未来茶レコード初コンピ「未来茶屋 vol.0」をチェックしつつ、予習しながら楽しみにしています!

  • キズナアイ バースデーイベント開催決定!Web先行抽選申込スタート

    02.April.2019 | MUSIC

    YouTubeのチャンネル登録者数合計370万人を突破し、動画の総再生回数が約3億回に迫るキズナアイが、2019年6月30日(日)に3歳の誕生日を迎えるにあたり、バースデーイベント「A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u? 〜」を開催する。

     

    「みんなとつながりたい」という想いをもってキズナアイが目覚めてから3年を迎えるこの日。「一年に一回の特別な日を思い出に残るようにしたい」キズナアイと一緒に誕生日を過ごす本イベントでは様々な企画を予定。今後の情報にも注目しよう!

  • Kizuna AI ・中田ヤスタカとのコラボ楽曲「AIAIAI」MV公開

    29.March.2019 | MUSIC

    日本で最もYouTubeチャンネル登録者数が多いバーチャルYouTuber・キズナアイと、音楽プロデューサーであり、今や世界中に多くの派生を生んだKawaiiエレクトロニックミュージックの創始者でもある中田ヤスタカのコラボレーション楽曲「AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)」が3月22日(金)0時にリリース。

    本日19:00よりKizuna AIのYouTubeチャンネル「A.I.Channel」にてミュージックビデオが公開となるのでお見逃しなく!

    TALENT PROFILE

    中田ヤスタカ

    ‘01年に自身のユニットCAPSULEにてデビュー。日本を代表するエレクトロシーンの立役者であり、Kawaiiダンスミュージックからハードなトラックまで、その独自の感性によって世界中のアーティストから支持を受けている数少ない日本人アーティスト。Madeon、Porter Robinson、Sophie(PC Music)など海外の第一線で活躍中の彼らも「強くインスパイアされたアーティスト」として中田ヤスタカの名を挙げるなど、シーンへの影響力は絶大。 ソロアーティストとして、日本人初となるUltra Music Festival世界公式アンセム(2017)を手がけた「Love don’t lie(feat.ROSII)」、Zedd「Stay」のリミックス、Charli XCXとのコラボが話題となった楽曲「Crazy Crazy」、国内においては映画「何者」(’16)の主題歌「NANIMONO(feat.米津玄師)」などを発表している。 音楽プロデューサーとしてはPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなど数々のアーティストを世に送り出し、国内外のポップシーンを常に牽引してきた。 また、国際的なセレモニーへの楽曲提供などパブリックな作品の他、「LIAR GAME」シリーズのサウンドトラックなど、数々の映画の楽曲制作にも携わっており、ハリウッド映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」では監督であるJ・J・エイブラムスと共同プロデュースによる劇中曲も手がけた。 9月1日には、日清カップヌードル チリトマトヌードル 「White Mystery篇」CM曲で話題となった、中田ヤスタカの十八番とも言えるボーカルカットアップが特徴のカラフルな楽曲「White Cube」を発表。 クラブシーンを核に、時代をナナメに切り取る独自のセンスによって、ゲーム、ファッション、映画まで、その活動は多岐に渡る。

  • Kizuna AI ・中田ヤスタカとのコラボ楽曲「AIAIAI」リリース決定

    11.March.2019 | MUSIC

    日本で最もYouTubeチャンネル登録者数が多いバーチャルYouTuber・キズナアイと、音楽プロデューサーであり、今や世界中に多くの派生を生んだKawaiiエレクトロニックミュージックの創始者でもある中田ヤスタカのコラボレーション楽曲「AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)」が3月22日(金)にリリースされる。また、Kizuna AI初のアルバム「hello, world」が5月15日(水)に発売されることも決定した。

    2018年12月8日、中田ヤスタカが自身のInstagramにキズナアイの動画を見ている様子が投稿され、その投稿をキャプチャーした画像がキズナアイのTwitterに転載された。中田ヤスタカがキズナアイと楽曲制作を進めていることが明らかになり、大きな話題に。

    2018年末に開催したバーチャルYouTuber史上最大規模の単独2daysライブ「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」では本楽曲をフルバージョンで初披露、中田ヤスタカのステージでも披露され、ファンを熱狂させてきた。そんな各所で大きな話題を呼んできたAIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)の今後の動きにも注目が集まる。

    Kizuna AI初のアルバム「hello, world」の限定版では、すでに「新たな伝説の始まり」と語られつつある、バーチャルYouTuber史上最大規模となった「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」の熱をそのままパッケージしたLive映像を収録。さらに豪華版には、9週連続でリリースした楽曲を中心に、今回限りの特別シングルカット盤10枚を含むアーティスト「Kizuna AI」の完全版が届けられる。

     

    コラボ楽曲とあわせてアルバムの発売も楽しみにしていてほしい。

    TALENT PROFILE

    中田ヤスタカ

    ‘01年に自身のユニットCAPSULEにてデビュー。日本を代表するエレクトロシーンの立役者であり、Kawaiiダンスミュージックからハードなトラックまで、その独自の感性によって世界中のアーティストから支持を受けている数少ない日本人アーティスト。Madeon、Porter Robinson、Sophie(PC Music)など海外の第一線で活躍中の彼らも「強くインスパイアされたアーティスト」として中田ヤスタカの名を挙げるなど、シーンへの影響力は絶大。 ソロアーティストとして、日本人初となるUltra Music Festival世界公式アンセム(2017)を手がけた「Love don’t lie(feat.ROSII)」、Zedd「Stay」のリミックス、Charli XCXとのコラボが話題となった楽曲「Crazy Crazy」、国内においては映画「何者」(’16)の主題歌「NANIMONO(feat.米津玄師)」などを発表している。 音楽プロデューサーとしてはPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなど数々のアーティストを世に送り出し、国内外のポップシーンを常に牽引してきた。 また、国際的なセレモニーへの楽曲提供などパブリックな作品の他、「LIAR GAME」シリーズのサウンドトラックなど、数々の映画の楽曲制作にも携わっており、ハリウッド映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」では監督であるJ・J・エイブラムスと共同プロデュースによる劇中曲も手がけた。 9月1日には、日清カップヌードル チリトマトヌードル 「White Mystery篇」CM曲で話題となった、中田ヤスタカの十八番とも言えるボーカルカットアップが特徴のカラフルな楽曲「White Cube」を発表。 クラブシーンを核に、時代をナナメに切り取る独自のセンスによって、ゲーム、ファッション、映画まで、その活動は多岐に渡る。

  • キズナアイ、9週連続リリースラスト楽曲「mirai (Prod. ☆Taku Takahashi)」をリリース

    21.December.2018 | MUSIC

    Kizuna AI(以下「キズナアイ」)の9週連続オリジナル楽曲リリース、最後の曲となる第9弾「mirai(Prod. ☆Taku Takahashi)」が12月21日(金)0:00より配信にてリリースされた。

    リリースした8曲すべてがiTunes store エレクトロニック・チャート1位を獲得するなど、大きな話題を呼び続けてきたキズナアイの9週連続オリジナル楽曲リリース。ラストを飾る本楽曲を手がけるのは、日本の音楽シーンを牽引するTOP DJ、☆Taku Takahashi。

     

    ワールドワイドに活動を展開する☆Taku Takahashiとキズナアイの織りなすサウンドは、まさに9週連続リリースを締めくくるにふさわしい一曲に。ぜひチェックしてみて。

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  • 音楽で人の心に寄り添うZ世代の新星シンガーASA Wuの魅力に迫る

    12.April.2022 | FEATURES / MUSIC

    新星のごとく現れた台湾と日本にルーツを持つZ世代トリリンガルシンガー ASA Wu。キュートなベビーフェイスからは想像もつかないほど力強くパワフルな歌声は人々の心を魅了し、音楽業界のみならず様々な分野のクリエイターからの注目を集めている。2021年4月にデビュー曲「Bloomer」を発表以降、1st EP『omen』やその中の収録曲の1つであるセクシーなエレクトロニック・ダンス・ボム「MO-MO」のミュージックビデオをリリースするなどその勢いはとどまることを知らない。

    そんな、ASA Wuの待望の新曲「Uncolor」が2022年4月8日(金)にリリースされ、オリジナルアニメーションを軸に ファッション・アート・ミュージックの各分野で才能を発揮するアーティストが集結するクリエイティブプロジェクト『Artiswitch(アーティスウィッチ)』の 一環として制作されるミュージックビデオシリーズにも採用され話題を呼んでいる。

     

    今回は、未だベールに包まれたASA Wuの魅力を紐解くべくMOSHI MOSHI NIPPONがインタビューを行い、彼女の素顔に迫る。

     

    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」

     

    ―ASA WU

     

     

    ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。

     

    音楽とASA Wu

    「ベタかもしれないけれど、自分にとって音楽を表すなら「NO MUSIC. NO LIFE」。例えば、悲しいことがあった時、ストレスがあった時に、どうするの?って。人それぞれリフレッシュの方法があると思うけど、色んなものがあるなかで、その方法が私にとっては音楽だった。音楽は1番簡単に、気分を変えられるし、自分をポジティブな気分にしてくれたり、聴くことでやる気が出るかもしれないし、聴くってすごい簡単なことだけど、大きな行動に繋がると思う。だから、そういう音楽を、自分が歌って音楽で届けられるようになりたい。」

     

    ―ASA WU

     

     

    彼女にとって音楽は人生そのものだろう。人生の中で遭遇するネガティブな感情やストレスなど様々な葛藤と向き合い乗り越える時、また、心が晴れるような瞬間も音楽は彼女と常に寄り添う。歌詞を書く際は、自分の頭の中でイメージしたストーリーに登場する主人公の感情や、日々ノートに書き綴っている人生の気づきからインスピレーションを得たりと、エモーショナルなアプローチをとることが多いという。人々がまだ知らない、感じたことがない気持ちを自身の歌を通して共有したいという思いが込められており、それはまた、音楽に支えられてきた彼女自身のように、自分の歌で人々の心に寄り添いたいという彼女の信念からきている。

     

    「Uncolor」MV

     

    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。

     

    ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。

     

    ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。

     

    彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?

     

     

     

    TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)

     

     

     

    ASA Wu

    Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/

    YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw

  • キズナアイ活動休止前ラストライブ出演者・参加者を大募集

    07.January.2022 | ANIME&GAME / MUSIC

    2021年12月4日(火)に、活動休止(スリープ)発表を行ったバーチャルタレント「キズナアイ」の、活動休止前最後となるオンラインライブ「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”」では、当イベントに出演・参加したい人を広く募集している。
    VTuberとして活動している人はもちろん、バーチャル空間上で活動している人々から、これからバーチャル活動を行いたいと思っている人々まで、たくさんの人々と共に、ライブを作り上げられればとの思いで開催される。

    今回のライブ演出は多数のバーチャルタレントが出演するようなライブ演出が目指されており、ライブへの出演時間や演出、モーションに関しては当イベント制作チームに一任する形になる。

    みんなで作り上げる「キズナアイ」の、活動休止前最後のライブへ参加してみては?

  • バーチャルタレント・Kizuna AI の花火ライブが世界に向けてオンライン開催決定

    15.September.2021 | ANIME&GAME / MUSIC

    YouTubeチャンネルをはじめ各SNS等と合わせた登録者数が合計1000万人を突破し、バーチャルタレント、バーチャルアーティストとしても幅広く活躍するKizuna AI(キズナアイ)が、Facebookのバーチャルリアリティプラットフォーム「Oculus」の「Venues」アプリにて日本文化や花火を演出テーマにした音楽ライブを2021年9月25日(土)12時に開催し、世界に向けて日本を発信する。Oculus Questを持っていればVenuesのアプリを使って誰でも無料で参加が可能。



    Oculus Venuesは、コンサート、スポーツイベント、コメディーショーがいつも最前列で楽しむことができるVR映像視聴プラットフォーム。多くの人と同じ体験をして、あふれる観客の中で他のファンにも出会うことができる。



    今年1月にアメリカの4大エージェンシーの1つ「UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)」との契約を発表したキズナアイ。同年4月と5月には、自身初となるバーチャルUSツアーを行った。バーチャルの象徴として、唯一無二、確固たる地位を築いている。「世界中のみんなと、あなたとつながりたい」を活動の軸に、この時代だからこそ自分にできること、としてOculusをパートナーに、また新しいLIVEに挑戦をする。ゲストアーティストとして、DJ演出する音楽空間に日本古来の伝統文化と最先端のテクノロジーアートを融合させ、世界で活躍するパフォーマンスチーム「HANABI」の出演が決定。

     

    日本と世界を繋ぐキズナアイのバーチャル花火ライブをお見逃しなく!

     

  • キズナアイとUSのシンガーアライナ・カスティーロがコラボソングを初披露

    08.June.2021 | ANIME&GAME / MUSIC

    YouTubeチャンネルから人気に火がついたUS出身の21歳シンガー、アライナ・カスティーロが2021年5月29日、自身初となるアルバム「parallel universe pt. 1」をリリース。そのアルバム収録曲では、バーチャルアーティストとしても幅広く活躍するキズナアイとのコラボ楽曲「down 4 u feat. Kizuna AI」が収録されている。

     

    アライナは、グラミー賞ノミネート・プロデューサーのRØMANS(アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド、デミ・ロヴァート、ルイス・キャパルディを手掛ける)の目に止まり、2019年より数々のシングルやEPを発表。2020年にはSpotifyがセレクトする新進気鋭のアーティストを宣伝するプログラム“RADAR”の米国初のアーティストに選出され、最大のヒット・シングル「just a boy」がBTSのV(キム・テヒョン)にV LIVEにて自身のお気に入りとして紹介されたりと、アルバム・デビュー前から注目を集めてきた。

    プライベートでは日本のアニメやキャラクターの熱狂的なファンを自称しており、昨年発表したシングル「wishlist」のミュージック・ビデオにはキズナアイが出演している。

     

    また5月30日にはキズナアイが3月から5月にかけて開催していた「Virtual US Tour」のツアーファイナルとなるNY公演がオンラインにて開催され、アライナ・カスティーロがゲストとして登場した。

     

    自身のオリジナル楽曲「just a boy」をしっとりと歌い、5月29日にリリースされたばかりのアルバム「parallel universe pt. 1」の中から、キズナアイとのコラボソング「down 4 u feat. Kizuna AI」を初めて披露。英語と日本語で歌われているこの曲に「言葉の壁を越えた」「歌声が綺麗すぎる」など日本や海外から多数のコメントが寄せられた。

    最後はキズナアイの代表曲「AIAIAI feat.中田ヤスタカ」でキズナアイとダンスコラボし、今回の公演は幕を閉じた。

    アライナ・カスティーロにとっては今回が自身初のコラボソングとなり、キズナアイとしても初のUSアーティストとのコラボ楽曲となった。

     

    アルバム「parallel universe pt. 1」にはコラボ曲の他にも、「pocket locket」、「parallel universe」「make it rain」「down 4 u」など計7曲が収録されている。

     

    キズナアイとコラボした注目のシンガー、アライナ・カスティーロの今後の活躍に期待しよう。

  • 品切続出!サンリオの「アイドル応援グッズ」はなぜ売れた?プランナーに聞く”共感を生むアイディア術”

    20.January.2020 | FASHION / FEATURES

    あなたはサンリオから発売されている「エンジョイアイドルシリーズ」なるアイドル応援グッズを知っていますか?

    うちわケース 全10種類 880円(税込)大切なうちわをかわいく保護できる上に壁に貼ったりできるケース!

    銀テホルダー 全10種類 各550円(税込)飛んできた銀テープを持ち運びできる!

    誰もが一度は目にしたことのある、アイドルの写真が付いたうちわ。あのうちわをサンリオキャラでデコるグッズや、ライブ中に飛んできた銀テープを飾るケースなど、アイドルファンならほしいかもしれないけど、そうじゃない人にはほぼ使いみちがないかもしれない・・・、そんなグッズがサンリオから「エンジョイアイドルシリーズ」として発売されています。

    記録ノート 全5種類 各550円(税込)アイドル応援活動の記録をわかりやすくまとめられるノート!

    このグッズ達、どれくらいアイドルファンに受け入れられているんだろう?と思い、アイドルヲタ歴10数年の友人にリサーチしたところ、ファンの間ではかなり人気アイテムだそう!オフィシャルサイトをチェックすると、品切れしているアイテムもチラホラあるようです。

     

    ニッチだけど、ある一定の層には大人気のアイテム、どんな人がどんな時に思いついて生まれたアイディアなのか、とっても気になる・・・・!ということで、今回は「エンジョイアイドルシリーズ」を考案したプランナーさんにインタビューさせていただきました。

     

    Q1:はじめまして。サンリオグッズはどれもかわいくて、MOSHI MOSHI NIPPONではよくニュースにさせてもらっています。数あるグッズの中でも「エンジョイアイドルシリーズ」の商品ラインアップは、ニッチな層に向けたアイテムだと思うのですが、どういった時にこのシリーズのアイディアが思い浮かんだのですか?

     

    プランナー:エンジョイアイドルシリーズは2人の企画担当者で開発した企画なのですが2人ともアイドルのファンです。コンサート会場でサンリオの商品を使ってくださっている方やSNSのアイコンや写真のスタンプがサンリオキャラの方をよく目にしており、アイドルファンとサンリオキャラの親和性を以前から感じていました。

    また、アイドルファン向けの商品は少しずつ増えてきてはいるものの可愛いものがほとんどないということで今回の企画に至りました。

    私達(企画担当者2人)は、普段から一緒にコンサートに行ったりDVDを見たりしていたので、そういった時にもアイディアが浮かんできて楽しみながら企画を詰めることができました。

    推しとサンリオキャラが合わさったら絶対に可愛すぎるものができる!という気持ちで開発しました。

     

    Q2:なるほど、お2人がアイドルファンなのですね。このアイディアが浮かんだ時に、このグッズはアイドルファンに受け入れられる、という自信はありましたか?

     

     プランナー:エンジョイアイドルシリーズで推しをさらに可愛くしたい!というワクワク感はアイドルファンの方に必ず伝わると思っていました。

    予想以上の反響をいただき、普段あまりサンリオショップに足を運ばない方もサンリオキャラクターに興味を持ってくれるきっかけになったことがとてもうれしかったです。

     

    Q3:グッズが品切続出している様子をみると、「推しを可愛くしたい」という2人のコンセプトはファンの方にすっと受け入れられたようですね!アイドルファンの方が自分の作ったグッズを使っているのを見ると、どんな気持ちになりますか?

     

    プランナー:大好きなアイドルや、大切なコンサートにエンジョイアイドルシリーズを使ってくださることは本当にありがたいことだなと感じています。

    また、みなさんそれぞれこのアイドルは○○だからこのサンリオキャラクター!という風にアイドルとキャラを紐付けてグッズを選んでくださるので、”なるほどこんな理由があって選んでくださったんだ”という発見があり、こちらも楽しく拝見しています!

    銀テコレクションケース 全7種 各660円(税込) 飛んできた銀テープを保存できる便利なBOX!

     

    Q4:アイドルファンの友人数名にリサーチしたところ色々なグッズを購入しているようで、次回作に期待している!とのことでした。まだ発売に至っていない、温めているアイディアはありますか?

     

    プランナー :まだ詳しくはお話できませんが、次の商品を企画中です。サンリオ商品らしい可愛さはもちろんのこと、企画担当者自身がアイドルのファンだからこそ機能面にもこだわり続けて行きたいと思います。

     

    Q5:新グッズの企画があること、きっと多くの人が喜びの悲鳴をあげているかと思います!それでは最後に、グッズを利用しているアイドルファン&サンリオファンの方へぜひコメントをお願いします。

     

    プランナー:ご愛用いただきありがとうございます!エンジョイアイドルシリーズによって皆様のファン活動がより楽しく、充実したものになれば嬉しいです!

     

     

    大好きなものがあると人生はとても充実します。アイドルファンの友人に話をきいて、みんなが新しいグッズの発売を心待ちにしているのを感じ、このグッズはアイドルファンたちにとって、その充実をさらにプラスオンしてくれるものなんだなと思いました。

    スケジュールシール 全7種類 各275円(税込)アイドルファン以外はなかなか使用機会のない言葉が並ぶステッカー!

     

    そして、ステッカーの「参戦服Get」「フラゲ」などの言葉を見て、ファンの方の推しに対する深い愛情を知り、心が熱くなりました・・・!

     

    「推し」への愛を軸にプランナー2名の”ファンならではの目線”で考えたアイディアのひとつひとつが、同じアイドルファンの共感に繋がり商品が支持されるー。今回のインタビューでは、ニッチなアイテムの裏側にある“共感を生むアイディア術”を追体験させていただきました。

     

    現に私はアイドルファンではないのですが、今回お話を伺い、それぞれのグッズをとても愛おしく感じています。次はどんなアイテムが発売されるのか、ファンの方と同じ気持ちで楽しみに待ちたいと思います。

     

    ⓒ’76, ’88, ’89, ’96, ’01, ’05, ’19 SANRIO. 著作(株)サンリオ

  • 未来茶レコードのコンピ「未来茶屋 vol.2」ジャケット&トラック公開!リリースパーティも開催

    01.October.2019 | MUSIC

    トラックメイカーのYunomi(ユノミ)とYUC’e(ユーシエ)が主宰をつとめる未来茶レコードが、2019年10月16日にリリースするコンピレーションCD「未来茶屋 vol.2」のジャケット及びトラック名と、 各クリエイターとフィーチャリングアーティストの組み合わせを公開した。

    本コンピのクリエイターは前作「未来茶屋 vol.1」にも参加したYunomi、KOTONOHOUSE、Neko Hackerの3名に加え、新たにTomggg、Peno、yuigot、Matcha Landが参加する。各楽曲のfeaturingアーティストとして、Yunomiに福原遥、KOTONOHOUSEにrinahamu、Neko HackerにYuNi、Tomgggにくいしんぼあかちゃん、Penoにドーラ&緑仙、yuigotに菅野真衣が担当している。

    そして、11月2日にリリースパーティ「未来茶会 vol.3 〜Third Future Tea Time〜」を渋谷 WOMBで開催することも発表。第一弾アーティストして「未来茶屋 vol.2」の参加クリエイターに加え、未来茶レコードとも親交が深い世界を騒がすガチマヂアイドルをコンセプトに活動する完全セルフプロデュース東京系アイドルユニット「CY8ER」も出演する。今後もコンテンツの追加発表が控えているようなのでファンは楽しみにしてほしい。

  • きゃりーぱみゅぱみゅ・中田ヤスタカが登場!Kizuna AIがサマソニ出演者にインタビュー

    27.August.2019 | MUSIC

    8月18日(日)に行われたSUMMER SONIC 2019(サマーソニック)RAINBOWステージにアーティストとして出演した Kizuna AI(キズナアイ)が公式インタビュアーとなり、サマソニ出演アーティストにインタビューを行った【SUMMER SONIC2019】Official Artist Interviewが19日(月)より随時YouTubeにて公開された。

     

    【SUMMER SONIC2019】Official Artist Interview vol.02【中田ヤスタカ&きゃりーぱみゅぱみゅ】

    2018年9月にリリースされた、きゃりーぱみゅぱみゅ4thフルアルバム「じゃぱみゅ」に収録された「キズナミ」のカバーを8月16日に公開したKizuna AI。中田ヤスタカときゃりーぱみゅぱみゅのステージにサプライズゲストとしてKizuna AIが参加し、原曲を歌うという、きゃりーぱみゅぱみゅとKizuna AIが共演するスペシャルコラボレーションステージが実現した。

     

    Kizuna AI      「初コラボ!私大丈夫でしたか?」

    きゃりー        「あんまり人とコラボしたことがなくて、一緒に歌うとかが珍しくてうれしかったです!」

    Kizuna AI      「中田さんが『王子』と呼ばれたきっかけは?」

    きゃりー        「異次元のあだ名多いですよね!笑」

    中田ヤスタカ  「電池食ってそうとかw」

    Kizuna AI  「『ちゅめて』ってどういう意味なんですか?」(中田ヤスタカプロデュース曲AIAIAI のサビパート歌詞)

    中田ヤスタカ  「秘密で!いろんな解釈がありますからね」

    Kizuna AI      「きゃりーちゃんの中で一番印象に残ってるワードやエピソードは?」

    きゃりー        「にんじゃりばんばんですね。タイトル(仮)ってなってて。ワールドツアーでも、みなさんもすごい一緒に歌ってくれたり、不思議な言葉って国境がない気がして。」

    Kizuna AI      「ファンのみなさんにメッセージをお願いします!」

    きゃりー        「中田さんと一緒にステージに立たせていただいてめちゃくちゃ楽しかったので、また何か二人でも一緒にできたらいいなと思いました!」

    Kizuna AI      「きゃりーちゃん、ぴょこぴょこつけてくれる?」

     

    この他にも、SHAED、SOFI TUKKER、Alan Walker、the telephones、AIらのインタビュー動画もA.I. Channelにて公開されているので、ぜひチェックしてみて。

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

  • SUMMER SONIC 2019 中田ヤスタカ&きゃりーぱみゅぱみゅのステージにKizuna AI参加!

    19.August.2019 | MUSIC

    今や世界中に多くの派生を生むKawaiiミュージックの創始者であり、プロデューサーとして“きゃりーぱみゅぱみゅ”や“Perfume”などのアーティストを世に送り出した中田ヤスタカ。

     

    米津玄師やCharli XCXなど国内外アーティストをft.したソロ名義での活動も活発であり、先日新曲「ぴこぴこ東京(ft.眞白桃々)」をリリースしたばかりだが、早くも8月16日に「キズナミ (cover)」が配信スタートしている。この楽曲は、中田が制作したきゃりーぱみゅぱみゅ4thアルバム『じゃぱみゅ』に収録されている「キズナミ」を、バーチャルタレントとしてチャンネル登録者数が世界最大数を誇るKizuna AIが新たにカバーした話題作。その発売を記念し、大阪・東京で開催されたSUMMER SONIC 2019の中田ヤスタカときゃりーぱみゅぱみゅのステージにサプライズゲストとしてKizuna AIが参加、原曲を歌うきゃりーぱみゅぱみゅとKizuna AIが共演する夢のスペシャルコラボレーションステージが実現した。

    RAINBOW STAGEは、前日の大阪に続き本日も入場規制がかかり、この様相からも尋常ではない注目度の高さがうかがい知れる。中田ヤスタカがステージに上がり、1曲目の「ファッションモンスター」のイントロをプレイすると、超満員のオーディエンスが冒頭からヒートアップ!そして中田ヤスタカとお揃いの白い衣装に身を包んだきゃりーぱみゅぱみゅが登場すると会場のボルテージは最高潮に!

    SS ver としてYSTK×KPPのLIVE用に新たに制作された攻撃的なマッシュアップや新アレンジを加え、次々とお馴染みのスマッシュヒット曲を畳み掛けていく。中田ヤスタカの真髄を改めて感じさせられる渾身のステージが披露されていく。「CANDY CANDY」では中田ヤスタカもDJブースの前に駆け出し、きゃりーぱみゅぱみゅの「左左左! 右右右!」の掛け声で超満員のオーディエンスを左右にコントロールしていった。その後も「インベーダーインベーダー」「PON PON PON」「にんじゃりばんばん」などを披露、その合間には今回ならではのアレンジも随所に交えながら、一気にステージ終盤へと駆け抜けていった。

    そして、いよいよ「キズナミ」のイントロがかかり、Kizuna AIのコーラスが入ってくると、きゃりーぱみゅぱみゅが「この声は誰だ??」と煽る。LEDにKizuna AIが映し出されると、オーディエンスは即座に反応!Kizuna AIも「サマソニ〜!」とオーディエンスを盛り上げ、中田ヤスタカ×きゃりーぱみゅぱみゅ×Kizuna AIによる奇跡のコラボレーションパフォーマンスが実現した!

     

    そして「もんだいガール」から、最後に「音ノ国」ではオーディエンス全員がタオルを振り回し、終わってみれば実に19曲にも及ぶ大盛況な宴が幕を閉じた。

    「キズナミ」のKizuna AIバージョンは絶賛配信中なので、こちらも是非チェックしてほしい。

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

  • Kizuna AI”バースデーパーティー”アーカイブがA.I.Channelメンバーシップ限定で公開中

    01.August.2019 | MUSIC

    Kizuna AIの新曲「Sky High(Prod. Yunomi)」を初披露したことでも大きな話題を呼んだ、キズナアイのバースデーパーティー「A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u? 〜」。本イベントのフルアーカイブが7月31日にA.I.Channelメンバーシップ限定で公開された。

     

    イベントでは、Kizuna AIのライブやゲストとのコラボステージ、Kizunerとのゲームコーナーなど、これまでの活動を一緒に体感できる様々な企画を実施した。

    さらに「Sky High (Prod. Yunomi)」MVが7月31日(水)0:00よりiTunes Store他各種音楽配信ストアにてリリース!iTunes Storeミュージックビデオ総合チャート3位を獲得し、エレクトロニックチャートでは「AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)」とともに1位・2位を独占した。いよいよ出演目前のサマソニに向けて、Kizuna AIのライブを予習しよう!

  • キズナアイ×Yunomi新曲「Sky High (Prod. Yunomi)」フルMV公開

    24.July.2019 | MUSIC

    Kizuna AI(キズナアイ)が6月30日(日)にリリースした新曲「Sky High (Prod. Yunomi)」のMVがA.I.Channelにて公開された。本楽曲は作詞・作編曲をYunomi(ユノミ)が担当しました。

    ​Kizuna AIの12th楽曲は、「future base」「new world」を手がけたYunomiと再びのコラボレーション。 9週連続楽曲リリースや2018年末に開催された自身初となるワンマンライブ「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」を経て、アーティストとして大きく成長したKizuna AIの新境地とも言える、力強いアンセム。 人間のダンサーとの共演で大きな話題を呼んだ「AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)」MVから一点、Kizuna AIたった一人で描き出されるエモーショナルなビデオとなっている。

    3歳の誕生日となる6月30日を目前に、2日間連続でティザームービーが公開され、注目を集めていた本楽曲。楽曲は6月30日にリリースされ、バースデーパーティー「A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u? 〜」にて初披露。幻想的かつ力強いサウンドがファンに響き、iTunes Storeエレクトロニックチャートでは1位を獲得した(6月30日付)。

    7月22日にフルMVが公開された直後からさらなる注目を集めている「Sky High (Prod. Yunomi)」。これまでKizuna AIと様々なサウンドを生み出してきたYunomiが、Kizuna AIの世界観に触れて表現した一曲を楽しもう。

  • キズナアイや初音ミク出演!音楽の祭典「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank」

    10.July.2019 | ANIME&GAME / MUSIC

    「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank(ダイブ エックスアール フェスティバル サポーテッド バイ ソフトバンク)」が2019年9月22日(日)23日(月・祝)に幕張メッセにて開催決定!

    「DIVE XR FESTIVAL」とは、アニメ・ゲームのキャラクターやインターネット空間で活躍するバーチャル・シンガー、VTuberやAIたちなどが1つの同じ空間に集結し、非日常的な世界を創りだすクロスオーバー型のミュージックフェスです。

    “xR“とは「Mixed Reality(複合現実)」「Augmented Reality(拡張現実)」「Virtual Reality(仮想現実)」などの総称

    Kizuna AI

    初音ミク

    第一弾出演者として、7月からTVアニメ化が決定しているアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!」よりTrickstar・UNDEAD・Knightsの3ユニット、LIVEを中心に活動し彼ら自身のアニメ化も果たしたARダンスボーカルグループ「ARP」、YouTubeチャンネル動画総再生回数が3億回を突破したバーチャルタレント「Kizuna AI(キズナアイ)」、世界で活躍するバーチャル・シンガー「初音ミク」が出演。

    HIMEHINA(田中ヒメ+鈴木ヒナ)

    洛天依(ルォ・テンイ)

    また、VTuber投稿動画のなかで再生回数No.1動画を有する「HIMEHINA(田中ヒメ+鈴木ヒナ)」、登録ユーザー数800万人(2019年6月現在)を誇るマイクロソフトのAIアーティストの「りんな」、さらに初来日となる中国No.1のバーチャル・シンガー「洛天依(ルォ・テンイ)」ら計25組となる幅広いラインナップが実現!また、xRフェスティバルならではの物販などが並ぶコミュニティエリアも展開予定です。

     

    キャラクターやAIが集う次世代の音楽フェスはこれからの音楽シーンを大きく変えること間違いなし!参加するための入場チケットは、各プレイガイドにて発売されているのでぜひチェックしてみて下さいね。

  • 日米ポップアイコン・きゃりーぱみゅぱみゅ × サブリナ・カーペンター対談 2人が感じる ”ポップミュージックの魅力” とは?

    09.May.2019 | FEATURES / MUSIC

    きゃりーぱみゅぱみゅが最新シングル「きみがいいねくれたら」をリリースする。この楽曲はTVドラマ「向かいのバズる家族」(読売テレビ・日本テレビ系)の主題歌。SNSを通して「いいね」をもらう瞬間の気持ちをポップなサウンドに乗せて、現代の「SNS迷子」たちの背中を押すような前向きなメッセージソングを完成させている。そんな彼女と同じく、現代のポップ・アイコンのひとりとして人気を集めるのが、ディズニー・チャンネルの「ガール・ミーツ・ワールド」のマヤ・ハート役などで知られ、自身も楽曲制作に積極的にかかわるアーティストとしても人気を集めるサブリナ・カーペンター。彼女が2018年のアルバム「Singular Act1」を引っ提げて来日した4月のタイミングで、日米のポップ・アイコンによる対談が実現した。

     


     

    ――サブリナさんはもともと、きゃりーさんのことが好きだったんですよね。

     

    サブリナ・カーペンター:そう、きゃりーさんのファンなの! 今日のネイルも可愛い!

     

    きゃりーぱみゅぱみゅ:わぁ、ありがとう!

     

     

    ――サブリナさんがきゃりーさんを知ったきっかけはどんなものだったんですか?

     

    サブリナ:もともとは、姉のボーイフレンドがきゃりーさんの大ファンで、3人で車に乗っていたときに「PONPONPON」がかかったの。それで「すごくいい曲!」と思ったのが最初だった。そのあと、自分で「PONPONPON」を歌った動画を、姉の彼氏に送ったりもして(笑)。それからどんどん、きゃりーさんの世界にのめり込んでいったんだ。

     

    ――以前、Instagramのストーリーズでもお気に入りの曲として「PONPONPON」を挙げていましたよね。

     

    サブリナ:そう。それが前回の来日のとき、1年ぐらい前の話かな。

     

    きゃりー:へえ、嬉しいなぁ。

     

     

    ――今回はそんな2人に「日米ポップ・アイコン対談」というテーマで話を聞かせてください。お互いに世界を舞台に活動していますが、海外のライブで印象的だった体験というと?

     

    サブリナ:たとえば、海外でパフォーマンスをする際には言葉の壁があるけれど、そこで逆に「音楽の力」を感じることが多いと思う。歌っているときに客席のみんなを観ると、中には泣いてくれている人もいたりして、「言葉を越えて音楽から伝わるフィーリングを感じてくれているんだな」って思えるのが、すごく嬉しい。今回の日本でのライブにも、前回より多くの人が来てくれて、出たばかりのアルバムの曲も歌ってくれたり、旗やポスターのような小道具を持ってきてくれたりして……。すごく嬉しい体験だった。日本のお客さんは、MCの時間はまるでピンが落ちる音も聞こえるんじゃないか、って思うくらい静かになるよね。最初に来たときはそれに少し驚いたけど、今回はずっと盛り上がってくれていてとっても楽しかった!

     

    きゃりー:私もこれまでアメリカや中国など色々な国を回らせてもらいましたけど、みんな日本語が喋れないはずなのに、日本語で歌詞を覚えてきてくれるんですよ。もちろん、いつも話している言葉ではないので微妙に違っている部分もあるんですけど、そこに愛おしさを感じてすごく感動しました。

     

    サブリナ:それきっと私のことだ! 私もきゃりーさんの歌を歌っているときは、上手く発音できていないと思うから(笑)。

     

     

    ――国や言語を越えて音楽で繋がったからこそのお話ですね。お互いに、自分の表現に向かうときに一番大切にしているのはどんなことですか?

     

    きゃりー:やっぱり、「自分のやってみたいことにチャレンジすること」は大切にしています。ソロなので、本当にたくさんのスタッフさんの力を借りて実現することですけど、曲ごとにコンセプトを考えて表現していくことはいつも大事にしていて。そのためにも、普段から映画を観たりして気になったところをメモしたり、色んなものを観に行ったりしますね。

     

    サブリナ:私も似てると思う。いつも大事にしているのは「2度と同じことはしない」ということ。やっぱり、曲ごとに成長していきたいし、曲を聴いてくれるファンの人たちにも、一緒に新しいことを体験してほしくて。みんなが私のやっていることに共感してくれたり、ロールモデルにしてくれているのなら、自分がリスクを背負って新しいことに挑戦する姿を見せることで、みんなにも色んなことにチャレンジしてもらいたいって思っているんだ。

     

     

    ――最近だと、それぞれどんなものに刺激を受けているんでしょう?

     

    きゃりー:最近だと、たとえば……私はティム・バートン監督の「ダンボ」。

     

    サブリナ:「ダンボ」! 私もすごく好き!!

     

    きゃりー:もともとオリジナル版も観ていたんですけど、ティム・バートン監督の作品は、その魅力を彼だけのフィルターを通して描いていて、それが本当に素晴らしいと思うんです。CGの表情も絶妙で、魅力的なファンタジーだと思いました。感動して泣いちゃった。

     

    サブリナ:可愛い(笑)。私の場合は、過去に旅行してきた場所かな。その土地ごとの色んな文化や風土にインスパイアされるし、そこで目にしたアートや写真にも刺激を受けてるよ。

     

     

    ――日本から刺激を受けることもあるんですか?

     

    サブリナ:もちろん! たとえば、原宿もそう。実はおととい、初めて原宿に行ったの。ずっと行きたかったんだけど、これまでは日本ではオフの時間がなかなか取れなくて。それで、今回初めて探検してみてすごく楽しかった。

     

    きゃりー:原宿のどのあたりに行ったの?

     

    サブリナ:裏原宿のヴィンテージショップ。あとは、原宿ではないけど、「teamLab」の展示も観に行ったよ。

     

    きゃりー:「teamLab」の展示、すごくいいよね。私も行った!

     

    サブリナ:とても楽しい展示だったね!

     

     

    ――今話に出てきた原宿は、そもそもきゃりーさんがかなり詳しい場所ですよね。サブリナさんに色んなオススメの場所を教えてあげられるかもしれません。

     

    きゃりー:サブリナさんはどんなファッションも似合いそうだから、たとえばロリータファッションにもチャレンジしてほしい(笑)。きっと可愛いと思います。

     

    サブリナ:うん、ぜひやってみたい! 実は「kawaii」系の服も色々と探してたんだ。

     

    きゃりー:ラフォーレ原宿の地下に、ロリータファッションやパンクファッションのようなものが揃っていてオススメだよ。そこに行くといいかもね。

     

    サブリナ:ぜひ一回、きゃりーさんにスタイリングしてもらいたいなぁ……!

     

     

    ――日々の中で刺激を受けたり、新しいものに出会ったりする場所と言うと、SNSの存在も大きいんじゃないでしょうか? ファンの人とも親密にコミュニケーションが取れますし。

     

    サブリナ:確かに、SNSを通じて、日常の中で「ファンのみんなが楽しみにしていること」に気づけた部分があると思う。昔は自分の目で見たものを通して、自分本位で生きていた部分もあったけど、今はSNSを通して、ファンのみんなと一緒に日常を過ごしているような感覚もちょっとあるというか。だからこそ「自分の日常をみんなにも見せたい」って思うかな。

     

     

    ――ある意味ではファンのみなさんと一緒に活動しているような感覚でしょうか?

     

    サブリナ:その通りだと思う。そもそも、たとえばライブをするにしても、来てくれるみんながいないと、私だけではライブができないから。

     

     

    ――きゃりーさんはどうでしょう?

     

    きゃりー:たとえば海外の公演でも、ライブが終わった後にSNSでタグを辿ると、海外の方も色んな感想を書いてくれていて。そういうものをダイレクトに見られるというのは、すごくいいツールだなぁと思います。自分のことを書いてくれたり、メッセージをもらったりして元気をもらうことは多いので、それがエネルギーになって頑張れる部分もありますね。

     

    サブリナ:もちろん、使い方次第ではいいことばかりが起こるわけじゃないかもしれないけど、世界にはお互いのよさや魅力をまだまだ知らない人同士の方が多いじゃない?だからこそ、お互いを尊重し合って、ポジティブなメッセージを伝えていきたいなって思う。

     

     

    ――きゃりーさんの新曲「きみがいいねくれたら」もSNSをテーマにした楽曲になっていますね。この曲を中田ヤスタカさんからもらったとき、どんなことを感じましたか。

     

    きゃりー:今回の「きみがいいねくれたら」はTVドラマ『向かいのバズる家族』の主題歌なので、その内容に寄り添った楽曲になっていますけど、やっぱり、最初に聴いたときに「今っぽい内容の曲だな」と思いました。今って本当に日常にSNSが入り込んでいる時代ですし、そういう意味でも2019年っぽい感じがしましたね。

     

    ――楽曲に「いいね」を押す動作を連想させる音が入っているのも、とても面白かったです。

     

    きゃりー:そうなんです。「ピュッ!」みたいな音が入っているんですよ。

     

    サブリナ:それ、すごく面白い!

     

     

    ――レコーディングの際に工夫したのはどんなことですか?

     

    きゃりー:歌う時に工夫したのは、Aメロの部分の歌い方ですね。この曲はAメロの音程が低いんですけど、私はもともと声が高いので、その部分はちょっと苦戦しました。

     

    サブリナ:そうなのね。私は逆に男みたいな声だから……。

     

     

    ――いえいえ、そんなことないですよ(笑)。

     

    サブリナ:きゃりーさんとは逆に、高音のパートでいつも苦戦してる(笑)。

     

     

    ――2人が日々の活動の中で、いつも心掛けているのはどんなことですか?

     

    サブリナ:自分の居心地のいい場所を抜け出して、普段ならやらないことをあえてやってみることだと思う。新しいインスピレーションを得るためには、私自身が色んなことを知る必要があって、その結果、ライブのアイディアもビジュアル面も含めて、自分の個性を出していくことを大切にしてる。私のライブにお金を払って来てくれるんだから、その人たちに思いきり楽しんでもらいたい。だからこそ、新しいことに挑戦してたいんだ。

     

    きゃりー:私は「女の子たちが夢見ているものを、現実世界で表現したい」ということをずっとコンセプトにしていて、テーマを考えたりするときに、ときには「今回はなかなかいいアイディアが思いつかないな……」と煮詰まってしまう瞬間もあるんです。でも、ひとりではなくて、周りのたくさんの人がいるからこそ、最終的にまとまるんだと思いますね。

     

     

    ――直近だと、出雲大社での野外ワンマンライブ『音ノ国ライブツアー2019 「まぼろしのユートピア 〜出雲大社の夜〜」』も、きゃりーさんらしいアイディアに溢れたものでした。

     

    きゃりー:ライブでは、夢のような世界を表現しつつ、同時に「もう終わりたくないな」という気持ちも大切したいと思っています。たとえば、遊園地に行って「まだ帰りたくないな」って感じるような、あの雰囲気を感じてもらえるようなものにしたい、と思うんです。

     

    サブリナ:うんうん。ポップ・ミュージックを表現することって、きっと誰もができる経験ではないと思うから、やるからには思いっきり楽しむことが大事よね。

     

     

    ――では、2人が「ポップ・ミュージック」に感じている魅力はどんなものだと?

     

    サブリナ:これはあくまで私個人が感じていることだけど、「ポップ・ミュージック」って色んな価値観を持った、大勢の人たちが同時に楽しめる音楽で、ひとりの人やひとりのスタイルに向けて作っているわけではない音楽で。だからこそ、世の中で一番難しい音楽なのかなって思う。そういうことを達成したときに、大きな充実感を感じるんだ。何か特定のジャンルの音楽ではないからこそ、言葉の壁を越えて多くの人と繋がれるものなのかなって。

     

     

    ――確かに、ポップ・ミュージックは「こういうもの」という答えが決まっている音楽ではないですよね。逆に言えば、「どんなものにもなれる音楽」と言いますか。

     

    サブリナ:そうそう。8万個ぐらいの色んなジャンルが集まったものなんじゃないかな(笑)。

     

    きゃりー:(笑)。私の場合、今こそポップ・ミュージックと言ってもらえていますけど、最初はむしろサブカルチャー的で、万人に好きになってもらえる音楽ではなかったと思うんですよ。でも、「つけまつける」の頃あたりからだんだんみんなに知ってもらえるようになって、そこから色んな人に楽曲が広がっていくのを経験させてもらったので、「ポップ・ミュージックってルールがないものなんだな」ということは私もすごく感じます。

     

    サブリナ:色んなことができる音楽だし、もし日々の中で落ち込む瞬間があったとしても、それを聴いているときは、なぜか気持ちがあがったりする――。ポップ・ミュージックって、そんな音楽なんじゃないかな。きゃりーさんのライブも、ぜひ観てみたい!

     

    きゃりー:ぜひぜひ! 今はアメリカのどこに住んでいるの?

     

    サブリナ:もともとはペンシルベニア出身で、今はLAに住んでるよ。

     

    きゃりー:あ!7月にイベント(「OTAQUEST LIVE」)でLAに行くよ!

     

    サブリナ:わぁ、7月はちょうどLAにいるから、きゃりーさんにLAのクールな場所をたくさん案内したい。予定が合えば、ロデオドライブに一緒に買い物に行こう!

     

     

    Interview & Text: Jin Sugiyama

    Photographer:MURA

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

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